この結婚式のプランニング事例は、30代半ば以降の成熟した大人だからこそ楽しめる結婚式。 この年代になると、数多くの結婚式に参列した経験があるでしょう。 また、現在に至るまでにたくさんの人々に出逢い、目標を掲げて歩み、社会的な実績を積み上げてきた日々を振り返ってみると、きっと20代の頃とは比べ物にならない経験値の高さで、人生の楽しみ方を心得ていらっしゃるのでは。 そんな今、いざ結婚式を挙げよう！となった時、現実とかけ離れた夢舞台は違う感じがするし、だからと言って大人ならではのおもてなしもするべき、でも！かしこまり過ぎて仲間と普段の距離感で関われないのは嫌だなぁ‥などと、メリハリ具合に悩んではいませんか。 このプランニング事例に登場する新郎新婦も同じことを感じ、自分たちだけがスポットライトを浴びる、ありきたりな結婚式は“らしくない”と考えています。 和やかながらも洗練された大人の魅力と遊び心でゲストと共に楽しめる、他にはないプランニング事例です。 （文：桑田千寛）
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目次
1.結婚式のテーマは「Rhythmic Wedding♪」
日常生活でも仕事でも、人との距離感、おしゃべりのテンポ感、オンとオフのバランスを無意識に調整できてしまうのが大人の身のこなしというもの。
しかし、結婚式ともなれば、どんなにパーティ慣れしたゲストでも、普段の距離感で寄り添っていいものか戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そこで、このプランニング事例では、音楽をいかしたメリハリのある時間演出で、ゲストが気兼ねなく楽しめる、そしていつの間にか一体感を増す、そんなアイディアを取り入れています。
テーマは、「Rhythmic Wedding♪」。誓いの儀式となる挙式、ゲストとのコミュニケーションを深めるパーティ、各シーンに合わせた“適切な間合いとテンポ感”で調和をはかることを大切に考えた、大人ならではのウエディングスタイルです。
出典: XEX 日本橋
2.このプランニング事例のポイント
この結婚式のプランニング事例のポイントは、次の３つです。
①ピアノとステージのあるBARでオシャレな大人の挙式
②ゲストの距離感を縮める自己紹介タイム
③ワンフロア貸切だからこそ叶う、動きのあるパーティ
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
①ピアノとステージのあるBARでオシャレな大人の挙式
好きな音楽を生演奏で堪能する大人の社交場、音楽BARのイメージを挙式に取り入れます。
BAR独特のムーディーな照明の中、ゲスト迎賓から奏でられるグランドピアノの艶やかな音色。
キリスト教式の選曲では、宗教性を伴う儀式にあたって、讃美歌などのある程度決まった音楽を利用しますが、ゲストの迎賓や新郎新婦退場後のアフターセレモニーでは、好きな音楽をリクエストしても良いですね！
人前式を行う場合は、プログラムも音楽も自由自在。ゴスペルシンガーによる合唱、ピアノとサックスのコラボレーション、ジャンルもクラシック、ジャズ、オルタナティブ…etc、演出したい雰囲気＆好みに合わせてピックアップすると一層ふたりらしくなります。
BARならではの挙式演出として、結婚の承認と祝福の意味を込めて、全員で乾杯！なんてアイディアも素敵ですよ！
②ゲストの距離感を縮める自己紹介タイム
これまで支えてきてくれたゲストは、どの方もふたりにとって特別な存在ですよね。
結婚式は、ふたりへの“祝福”の想いが中心となって、はじめて会ったゲスト同士でも同じ目的意識から一体感を生みやすいのが特別なポイント！
様々な魅力を持った仲間たちが、ふたりの結婚式をきっかけに仲良くなってくれたら素敵だと思いませんか？！
例えばおしゃべり好きなゲストが多いなら、マイクをまわして自己紹介タイムをとってみては♪控えめな方もいる、といったケースでは、お題に合わせて答えてもらったり、全員が対象！と見せかけて、お話好きなゲスト何名かにしぼった抽選BOXを用意するなど、ゲストの顔ぶれに合わせて自己紹介タイムを楽しんでも。
③ワンフロア貸切だからこそ叶う、動きのあるパーティ
よく見る結婚式では、チャペルなどの挙式会場で儀式を行ったあと、披露宴会場へ移動したら、その後のプログラムはすべて１つの会場内で行うのが一般的です。
しかし、席に座ったままだとゲストが観客化してしまい、自然な一体感が生まれにくくなってしまう…。
そこでこのプランニング事例では、ワンフロアに挙式を行うBARスペースと披露宴をおこなうパーティルームを設け、貸切利用することでBARスペースを効果的に使います。
挙式で利用したBARスペースは、パーティの後半でデザートビュッフェとして再オープン！ステージから聴こえはじめるシンガーの歌声、ピアノの音色。デザートを楽しみながら賑やかなLIVEで締めくくります。
出典: XEX 日本橋
3. このプランニングが叶う結婚式場のチェックポイント
このプランニング事例の結婚式を叶えるためには、式場選びで以下のポイントをチェックしましょう。
Point①貸切利用できる自由空間？
ゲストの動きをスムーズにして自然な盛り上がりを演出するには、空間を隔てず貸切利用できて、スペースの利用方法やテーブル・イスの配置に自由度の高い式場を選ぶと良いでしょう。
候補としてレストランを選ぶ場合には、挙式・披露宴の利用スペース以外にも気をつけたいポイントが。ゲストが安心して過ごせるよう、更衣室、クロークなども完備してあるとベストですね！
Point②型にハマらないオリジナルプログラムがつくれる？
どの式場でも、利用頻度の高い“一般的な結婚式”をイメージした、スタンダードな挙式進行や披露宴演出のメニューを用意しています。
スタンダードにアレンジを加えて新郎新婦らしさを演出することに長けている式場は多くありますが、挙式スタイルのオーダーメイド、音楽構成や楽器編成のリクエスト、パーティスペースの利用パターンまで完全オリジナルに対応できる式場ばかりではありません。
また、自由なプログラム設定には、お決まりのスケジュールでは測れない、ある程度の時間が必要となりますので、貸切利用時間の確認も行いましょう。
トキハナおすすめの会場
この結婚式のプランニングにおすすめの会場は、「XEX 日本橋」。
ワンフロア貸切で、チャペルやブライズルーム、クロークまで完備し、パーティルームは趣の異なるふたつの会場から選ぶことができます。
料理は、結婚式の趣向に合わせてコース・ビュッフェのどちらでも対応可能で、様々なパーティースタイルを実現できます。
披露宴後には、引き続き友人との二次会を催すなど、昼と夜で違ったスタイルを楽しむのも素敵ですよ。
▼この会場についての詳しい記事はこちら
【XEX】一流の巨匠たちがプロデュースするレストランウエディング！そのこだわりとは？
出典: XEX 日本橋
4. まとめ｜大人ウエディングの真骨頂
遊び心をスパイスにした、自由でオシャレな大人ウエディングのつくり方をプランニング事例よりご紹介しました。
年齢を重ねると、“～するべき”などの窮屈さを感じるシーンもありますよね。けれど、結婚式は、ふたりにとって大切な門出の日ですから、肩の力を少し抜いてみてもいいかもしれません。
というのも、この事例のようなプランニングを20代半ばで叶えようとしても、ゲストもそれほど場慣れしていない年代でもあり、自然な一体感や躍動感が生まれにくいことが多いから。
成熟した大人は、かしこまった場面でも絶妙なタイミングでツッコミが出来たり、盛り上がりを求めたいシーンで進んで一歩踏み出してくれたかと思えば、耳をかたむけるシーンでは一歩下がって見守ってくれる…このように場の空気を読んだ身のこなしが出来るもの。
だからこそ自由な発想で遊び心を取り入れて、型にハマらないふたりらしい結婚式を叶えてくださいね。
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出典: XEX 日本橋
