式場選びは収容人数や設備といった点も重要ですが、“一生思い出に残る一日にしたい”と考えているのであれば内装や空間設計にこだわっている会場がおすすめ。洗練されたおしゃれな空間で結婚式を行えば、より特別なひとときとなるでしょう。
取材した「ザ・ヒルサイド神戸」は、神戸六甲の閑静な街に佇むゲストハウス。世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏が手掛けた建物を貸し切って結婚式が行えるとして話題です。
今回はそんな「ザ・ヒルサイド神戸」の建物の魅力や館内の設備などについてお話を伺ってきました。
(取材:トキハナ編集部/文:三島莉永)
目次
1.世界的建築家・安藤忠雄氏が手掛けた、ミニマルな佇まいのデザイナーズハウス
「自分たちにとっても、ゲストにとっても思い出に残る結婚式にしたい!」
「結婚式当日は、一生モノの思い出となるような一日にしたい」
そう考えているのであれば、会場選びにこだわるのがおすすめです。外観や内装が洗練されている結婚式場は、より結婚式当日の雰囲気を高めてくれます。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
今回お話を伺ったザ・ヒルサイド神戸は、建築家として世界的に有名な安藤忠雄氏が手掛けたデザイナーズハウス。余計なものをそぎ落としたミニマルな佇まいが特徴的な建物で結婚式を行えるとして話題のゲストハウスです。
1-1.コンセプトは“自然と光の融合”。自然との調和を大切にしたモダンな雰囲気の建物
建築する際に、安藤氏がコンセプトとして掲げたのは“自然と光の融合”。コンクリートとガラスを多用しつつも、自然との調和を大切にした空間になっています。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
ザ・ヒルサイド神戸の敷地は独特な三角形の形状で、高級石材として有名な天然石“御影石”を積み上げた塀に囲まれています。
塀の向こう側にあるのは、コンクリートの壁と大きなガラス窓が特徴的な建物。敷地内にはところどころに背の高い木々が植えられており、モダンな雰囲気ながら自然を取り入れた開放的な空間となっています。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
もちろん、外観だけでなく内装も洗練されたつくりになっています。
まるで美術館のような、シンプルながらアーティスティックなエントランス。大きめのソファをゆったりと並べたラグジュアリーな雰囲気のラウンジ。シンボルツリーが見える自然光の差し込むチャペル…etc。
無駄のないハイセンスな空間にて過ごす一日は非日常感たっぷり!結婚式をより特別なひとときに演出してくれることでしょう。
1-2.安藤氏が設計まで担当。唯一無二の建築に惹かれて訪れるカップルも多数!
安藤忠雄氏といえば、建築界のノーベル賞としても名高い“プリツカー賞”を受賞した日本人建築家。コンクリートを多用したモダンな建築が有名で、国内外を問わず多くの人から人気を集めています。
ザ・ヒルサイド神戸は、そんな安藤氏が設計から建築まで担当した唯一無二の建物。建築家として名を馳せるようになった今では、安藤氏自ら設計を手掛けることは少ないそうですが、ザ・ヒルサイド神戸の建物は安藤氏が手掛けた初期の作品のため設計にまで携わっています。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
そのため、“世界的建築家・安藤忠雄氏が設計まで手掛けた唯一無二の建物”という点に惹かれて会場見学に訪れるカップルも多いとか。
世界的に有名な建築家である安藤忠雄氏が手掛けた建物を貸し切って行う結婚式は特別感たっぷり!ゲストにとっても忘れられない体験となることでしょう。
2.一棟丸ごと貸し切れるので、空間装飾にもこだわれる!装飾の映えるシンプルな空間
近年では“二人らしさを表現したオリジナリティ溢れる結婚式”を希望するカップルが増加。館内に二人の思い出の品を飾るなど、装飾にこだわるカップルも多いです。
しかし、装飾の自由度は会場によって異なるもの。空間を自由に装飾できる会場もあれば、装飾品の持ち込みを禁止されている会場や、装飾できるスペースを細かく制限されている会場もあります。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
その点、ザ・ヒルサイド神戸は、装飾の自由度が高いとして人気の会場。建物を一棟貸し切って結婚式を行えるので、空間を自由に装飾できます。
例えばエントランスに装花やウェルカムボードなどを飾ったり、チャペルへと続く階段の壁面にお気に入りの写真を飾ってギャラリー風に仕立てたりすることも可能です。
建物の中はシンプルで洗練された空間なので装飾が映えやすく、自分たち好みにコーディネートできます。
3.ドレスも和装も美しく映えるチャペル。夜景が楽しめるナイトウエディングも人気
チャペルは、永遠の愛を誓いあうセレモニーを行う特別な場所。そのため、式場選びの際に「チャペルには特にこだわりたい!」と考えているカップルも多いです。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
取材を行ったザ・ヒルサイド神戸のチャペルは、樹齢120年を超えるシンボルツリーの欅の木に寄り添うように設計された空間。正面がガラス張りになっており、祭壇の向こう側からたっぷりと木漏れ日が差し込むつくりになっています。
自然光に包まれる中で行う挙式も魅力的ですが、ザ・ヒルサイド神戸ではキャンドルの灯に包まれる幻想的なナイトウエディングも人気だとか。
壁や天井はコンクリート打ちっぱなし仕上げで、モダンな雰囲気の内装。どんな色の装花も合わせやすい、無駄のないシンプルなつくりになっています。
また、祭壇とゲストとの距離が近いので、アットホームな雰囲気の中挙式を行えるのも特徴の一つです。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
対応している挙式スタイルは、キリスト教式と人前式。ドレス姿も和装姿も美しく映えるスタイリッシュな空間なので和装にて人前式を行うカップルも多いといいます。
加えて、チャペルへと続くガラス張りの “ヴァージンブリッジ”を設けているのもザ・ヒルサイド神戸ならではの魅力。
ゲストはガラス張りのヴァージンブリッジを渡ってチャペルへと向かいます。そしてゲストが待ち受けるチャペルへ、ヴァージンブリッジを渡って入場してくる新郎新婦の姿は、とっても幻想的だとゲストからも評判!挙式前のゲストの気持ちをより高めてくれることでしょう。
4.開放的なパノラマウインドウのバンケット。室内にはオープンキッチンも併設!
披露宴を行うバンケットは、結婚式中にゲストと長い時間を共にする空間。そのため、「せっかく訪れてくれたゲストにはリラックスして過ごしてほしい」という想いから、式場選びの際には、バンケットの内装だけでなく“過ごしやすさ”を重視するカップルも多いです。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
ザ・ヒルサイド神戸のバンケットは、180℃のパノラマウインドウで開放感たっぷり!大きなガラス窓からは自然光が優しく差し込み、外の景色を楽しむことができます。
また、広々とした扇形の形状でゲスト一人ひとりの顔をよく見ることができるとして評判です。
もちろん、ナイトウエディングにも対応。夕方からの披露宴ではバンケット内にキャンドルやライトを設置し、幻想的なムードの中でパーティーを行えます。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
内装は装飾映えするシンプルなつくり。無駄のない洗練された空間を、自分たち好みにコーディネートすることもできます。
さらに、バンケット内にオープンキッチンが併設されているのも魅力。実際に調理している様子を間近で見ることができるので、シェフによるフランベサービスなどを披露宴の演出として取り入れるカップルも多いといいます。
このように開放的で過ごしやすい雰囲気のバンケットであれば、ゲストも肩ひじ張らずに過ごすことができるでしょう。
5.ブーケトス・お菓子まき…etc。挙式後のアフターパーティーが楽しめるセンターコート
結婚式場によって施設内の空間設計は様々。見た目だけでなく、スペースの使い方や導線もそれぞれ異なります。そんな中、近年特に注目されているのが、バンケットとは別に挙式後のアフターパーティーを楽しめる空間を設けている会場です。
従来の結婚式というと挙式後はすぐに披露宴を行うというスタイルが主流でしたが、最近では「挙式後にアフターパーティーを行うと、よりリラックスした雰囲気で披露宴を楽しめる」として、アフターパーティーを楽しめる空間を設けている会場が人気を集めています。
今回取材したザ・ヒルサイド神戸も、バンケットとは別にアフターパーティーを楽しめる空間を設けている会場の一つ。1階の屋外にセンターコートというスペースを設けており、挙式後のアフターパーティーやフラワーシャワー、集合写真の撮影などが楽しめます。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
センターコートは2階のバルコニーから覗けるようなつくりになっているので、2階からブーケトスやブーケプルズを行うカップルも多いとか。また、過去には“お菓子まき”という日本に古くから伝わる婚礼行事に因んで、階段上からゲストへ向けてお菓子を撒いたカップルもいたといいます。
1階と2階を自由に行き来できて演出に活かせるのも、貸し切り制の会場ならではの魅力。他とは被らないオリジナリティあふれる演出が叶えられますよ。
6.付帯設備も充実。訪れたゲストが寛ぎやすいように工夫されたつくりに
式場選びの際には、付帯設備にも着目したいところ。敷地内に付帯設備が充実しているかや、待合室として使われるラウンジが過ごしやすい空間かどうかなどはゲストの満足度に大きく関わります。
お話を伺ったザ・ヒルサイド神戸は、付帯設備も充実しているのでゲストへのおもてなしもばっちり。ゲストにもリラックスして過ごしていただけるでしょう。
6-1.エントランスやバーカウンターも二人らしく装飾してOK!
エントランスは洗練されたシンプルなつくり。ウェルカムボードや装花などで二人らしく飾りつけられます。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
エントランスの大きなガラス扉から進んだ先には、ゲストへウェルカムドリンクを振る舞えるバーカウンターを設置。カウンターの上や壁面には二人の思い出の小物や写真を飾ることもできるので、結婚式までの待ち時間もゲストを退屈させることもありません。
6-2.広々としたラウンジは、アペリティフパーティーや披露宴の演出にも活用できる◎
1階には、ワンフロアにわたり広々としたラウンジスペースを設けています。
その広さは、関西最大級といわれるほど!ラウンジ内には大きめのソファがゆとりを持った間隔で並べられているので、ゲストも寛ぎやすいでしょう。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
ラウンジはゲストの待合室として使うのはもちろん、挙式後にアペリティフパーティーを行ったり、披露宴中にケーキ入刀やデザートブッフェなどの演出を楽しむ場所として利用することも可能です。ソファの他にグランドピアノやスクリーンも設置されているので、生演奏や動画の上映もできます。
例えば、デザートブッフェのときだけ広々としたラウンジに移動して、食事と歓談を楽しむといった使い方もOK!貸し切り制なので、スペースの使い方も柔軟にアレンジできます。
7.まとめ│理想の結婚式を叶えるためには、“式場選び”がターニングポイントに
ひとくちに結婚式場といっても、外観や内装、空間設計は会場によって様々。どんな結婚式を叶えたいかによって、最適な会場は異なります。
そのため、式場選びは理想の結婚式を叶える上でターニングポイントとなるといっても過言ではないでしょう。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
もし、「他の人とは被らない結婚式を叶えたい」「ゲストの記憶にも残るような結婚式にしたい」と考えているのであれば、今回取材を行なったザ・ヒルサイド神戸のように設計から建築、内装までとことんこだわった会場がおすすめです。
有名建築家が手掛けたデザイナーズハウスで結婚式を行えば、より特別なひとときとなることでしょう。
また、「ゲストとアットホームな雰囲気で過ごしたい」と考えている場合は、記事内でもご紹介したように付帯設備などにも着目したいところ。ザ・ヒルサイド神戸のようにゲストにドリンクを提供できるバーカウンターが設置されていたり、広々としたラウンジなどが設けられていたりと付帯設備が充実している会場であればゲストもリラックスして過ごせるはずです。
式場選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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