結婚式の衣装と言えば“ウエディングドレス”ばかりが注目されがちですが、二人の素敵な結婚式を実現するためには新郎の衣装選びも大切です。
今回は、意外と知られていない新郎のタキシードの種類についてご紹介。
彼が素敵に着こなせるタキシードの選び方と、選ぶ際の注意点をご紹介します。
(文:ameri)
目次
1. 結婚式で着るタキシードとは?
結婚式におけるタキシードとは、新郎が結婚式で着る洋装を総称して呼ぶことが多いです。
「タキシード」の本場である西洋には細かなドレスコードがあり、結婚式を挙げる時間帯により男性の正装も変わります。しかし、日本のルールはそれほど厳しくなく、ある程度フォーマルであれば良いとされています。
2. 【新郎衣装】の種類とは?
結婚式で新郎が着用する衣装には、次の4種類があります。
◉タキシード
タキシードとは本来、夜間の時間帯の正装を指し、夜でも着ることができる黒と白のフォーマルウエアのことを言うのですが、最近では色もデザインも多種多様です。
中には、ロング丈のタキシードを着用する新郎も。
これから紹介する「モーニング」や「燕尾服」と比べると礼装としてはカジュアルめですが、結婚式の衣装としてもっとも選ばれています。
◉フロックコート
前面も背面も丈が長いことが特徴的なフロックコート。
フロックコートは中世ヨーロッパにルーツがある装いで、元々は英国の貴族が着用していたと言われています。
フロックコートには着用する時間帯のルールはありませんので、昼の結婚式でも夜の結婚式でも選ぶことができます。
◉モーニング
モーニングは昼間の時間帯の正装とされ、正確には朝から夜6時、冬場は夜5時までに着用する衣装のこと。
背面の裾がV字に長くなっているのが特徴で、カラーはブラックかグレーを着用するのが一般的です。
ただし、新郎新婦の父親がよく選ぶ衣装ですので、新郎がモーニングを選ぶ際には、親族の男性陣との衣装被りがないか、事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
◉テールコート
テールコートは、燕尾服(えんびふく)とも呼ばれ、夜間の時間帯で最も格式が高いとされる正装です。
前面の裾が短く背面の裾が長くなっており、まるで“ツバメの尾”のように見えることからその名がつけられたと言われています。
こちらも、新郎新婦の父親がよく選ぶ衣装です。
3. 【新郎衣装】の正しい選び方
3-1. 自分のサイズにぴったりか
新郎衣装が大きすぎたり小さすぎたりすると、見た目の違和感が生まれてしまいます。
結婚式当日に自分のサイズに合わない衣装を着ることが無いよう、衣装選びは早めに進めていきましょう。
結婚式の6~4か月前には、余裕を持って衣装選びを始めたいですね。
ビシッと決まったかっこいい姿で、挙式に臨みましょう。
3-2. 花嫁のドレスとのバランスが良いか
新郎新婦の衣装のバランスがあっていないと、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
ファーストミーティングで初めて花嫁のウエディングドレス姿を見る予定の新郎もいると思いますが、新郎衣装を選ぶ際には、花嫁と一緒に行くのがいいかもしれませんね。
出典: 明治神宮 明治記念館
3-3. 会場の雰囲気と合っているか
ウエディングドレスにも同じことが言えますが、会場のイメージと新郎新婦の衣装がマッチしているかは非常に重要です。
例えば、ナチュラルなガーデンウエディングなのか、荘厳なチャペルでの挙式なのかでは、合わせる衣装の雰囲気が大きく変わってきます。
自分が着たい衣装を着るのも大切ですが、会場とのバランスを考えることも忘れないでくださいね。
出典: ATTIMO(アッティモ)
出典: OSAKA St.BATH CHURCH 大阪セントバース教会
4. 【新郎衣装】はどうやって手配するの?
新郎の衣装は、新婦のウエディングドレス選びが終わってから選ぶことがほとんど。ウエディングドレスと同じく、レンタルと購入、2通りの方法があります。
出典: ホテル雅叙園東京
◉タキシードをレンタルする
タキシードをレンタルする場合は、新婦が衣装を決めたあと、同じショップで新郎も衣装を探します。もしデザインや色などをさらにこだわりたいと思った場合は、新婦とは違うショップまで足を運ぶことになります。
新婦とは違うショップでレンタルする場合の注意点
新郎と新婦が同じショップで衣装をレンタルしない場合、それぞれの衣装のレンタル費用が上がる可能性があります。正確には「上がる」のではなく、セット割引などの特典が受けられないため、「定価に戻る」ということになります。
また、ドレスとタキシードのコーディネートを1つのショップのスタイリストに任せきれないため、自分たちで考えなくてはならない点にも注意が必要です。
◉タキシードを購入する
一生に一度の結婚式。せっかくだから、サイズ感やデザインにこだわってタキシードを購入したいという方もいるでしょう。体にぴったり合うサイズの一着を仕立ててもらい、挙式後にはスーツに仕立て直してもらうことで、結婚式の後もずっと着ることができます。
友人や親戚の結婚式に参列するときに着用するなど、普段使いとは違う特別な一着として持っておくのもよいでしょう。
タキシードを持ち込む場合の注意点
結婚式場の提携先以外のショップでレンタル・購入する場合には、結婚式場によっては“持ち込み料”がかかってしまうことがあります。そもそも、持ち込み自体を禁止している結婚式場もあります。式場の提携先以外でのレンタルや購入を考えている場合は、持ち込みが可能かどうか、事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
出典: Fairy Bridal
4. まとめ
結婚式はウエディングドレスだけでなく、新郎のタキシードもしっかり選んでこそ素敵な新郎新婦の姿が出来上がります。
選ぶ際のポイントや手配の仕方を押さえて、後悔のない衣装選びをしましょう!
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