「結婚式をハック!テック系新郎新婦の結婚式場探し」トキハナ座談会レポート

様々なトキハナ新郎新婦の結婚式事例を共有!
今回は結婚式を分析しつくし、「自分たちはこうしたい!」という強い意思で、式場選びから結婚式まで我が道を貫き通した3組の新郎新婦との座談会を紹介します。
(文:深澤まな美)

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▼参加者
トキハナ:安藤まさき(MC)、神田裕子(ゲスト)
新郎新婦:
 酒本健太郎さん&村川みゆさん 
 ▶︎酒本さんの結婚式についてのnoteはこちら
 鹿熊健さん&鹿熊麻恵さん
 ▶︎麻恵さんの結婚式についてのnoteはこちら
 あつたゆかさん
 ▶︎あつたさんのTwitterhはこちら

今回の座談会では、結婚式を分析し尽くした皆様の式場探しの方法と、どんな結婚式になったのかなどをお話しいただければと思っています。
まずは、皆さまの挙式日はいつでしたか?

(酒本健太郎さん)
私たちは、19年の6月です。

(あつたゆかさん)
私たちはそのひと月前の19年の5月です。

(鹿熊麻恵さん)
私は、2020年の10月です。

皆さまはすでにお知り合いということですが、どういうきっかけで知り合ったんですか?

(鹿熊麻恵さん)
たまたま酒本さんのnoteをみていたんですけど、そしたら、あれ?この人って家の隣の人じゃない?この前、タコくれた人じゃないかなってなって。

(酒本健太郎さん)
ご近所さんと仲良くなりたいなって思っていて、、タコ配りしながらLINEを交換しました。笑

すごい偶然ですね!ちなみに健太郎さんとあつたさんは会社が同じでお知り合いなんですよね。

(あつたゆかさん)
そうです。
酒本健太郎さんといえば、効率化の人でして。全て仕組みで解決する。尊敬する方です。

では、結婚式の話を聞かせてください。皆さまはどんな風に結婚式決めていったのですか?

(酒本健太郎さん)
一つ目の式場は何も考えずゼクシィをみて決めたのですが、これでいいのかなって思っていました。
元々、何かあったらぐぐる癖があったので、結局結婚式についても調べ尽くしまして、結果結婚式は無料相談所に行くのがいいと知りました。
フェアに行ってしまうと、その式場の良さしか伝えられないからということで。
なので次に、無料の相談所へ行きました。

さらに、私たちはケーキカットならぬマグロカットをしたい要望があったので、その要件を満たすとなると割と絞られたんですが、相談カウンター行ってもやんわりそれは無理ですね(ナマモノだし)と言われることが多かったんです。
その中でトキハナの神田さんは、できる式場を一気に電話してリストアップしてくれて、
こんなにやってくれるんだと感動しました。

(神田さん)
いくつかできそうな候補はあって、そこを当たったという感じです。笑

マグロカットできることが結構キーだったんですね。

(酒本健太郎さん)
マグロカットは、僕にとってのウェディングドレスなので。笑
ドレスとマグロ同じ値段だし。

あと、もう一個よかったのが、THE BEACHが決めた式場なのですが、公式HPがオシャレすぎて、、普段ユニクロきている僕たちだと無理なんじゃない?と心配だったんです。
けど、神田さんがTHE BEACHの特色をちゃんと見せてくれて、安心しました。
見学してみたら、やっぱりドンピシャでしたね。

(村川みゆさん)
私たちの中で、常識に囚われない、格式ばった結婚式にしたくないっていうのもこだわりの一つでした。
招待するゲストも何回も結婚式に行っているので、同じ流れだとつまらないだろうなと思っていたので。そういう意味でもTHE BEACHに出会えてよかったです。

(酒本健太郎さん)
例えば、ファーストバイトの時に誰もカメラを持っていかないっていう現象が悲しいじゃないですか、、いつもとは違う結婚式にしたい思いは強かったですね。

あつたさんはどうですか?Twitterでバズったっていうお話しを聞きました。

(あつたゆかさん)
我が家は珍しくて、私が結婚式をしたくない派、夫が結婚式をしたい派だったんです。
結婚式といえば、ケーキカットや花嫁の手紙など、「しなきゃいけないこと」が決まっているイメージがあり、あまり気がすすみませんでした。
なので、そもそも結婚式をやるかやらないかで夫と話し合いました。
結婚式ってなんのためにやるかなって考えた時に、
夫:親に感謝を伝えたい
自分:伝統に縛られたくない
となったんです。
話し合いの結果、結婚式のプロセスを楽しくしよう!って奮起して結婚式をやろうと落ち着きました。
なので、結婚式を探す前にたくさん話し合ったおかげで、やるならなんでやるのか、どういう風にしたいかも決まっていた訳ですね。

要件が決まっていたこともあり、式場見学は、7件くらい行って、スプレッドシートでの採点形式で判断していきました。
あと、IT企業の夫婦なこともあり、できるだけ無駄な作業は省いていきましたね。
招待状をWEBに、クレジット決済OKとか、指輪交換ではなくアップルウォッチ交換にしたりとか。

アップルウォッチ交換って珍しいですね!

(あつたゆかさん)
アップルウォッチ=心臓の音記録できる=長生きするためにという意味合いで選びました。

一番最初に、式場から式場準備用のカタログなど段ボールで送られてきたんですけど、それが嫌だったので、書類はPDFでのお渡しややりとりはSlackにしてもらったりもしました。
そこも柔軟に対応してくれた会場さんには感謝してます。

当日も、自分たちらしい式にできたなと思いました。
結果、結婚式は最初したくなかったけど、夫婦でプロジェクト進行する機会になったのがよかったなと。
プロジェクトを進める上で夫のいいところも見れたし。してよかったと思っています。

今みたいな話を聞いた時に健太郎さんとかはそうだよね〜って感じなんですか?

(酒本健太郎さん)
そうですね、私たちもスプレッドシート作ってました。
なので、PDFじゃなくてエクセルでもらうようにしてましたし。

(鹿熊麻恵さん)
私も、特に見積もりとかは管理してましたね。

見積もりってフォーマットに当てはめてもらうようにした方がいいですよね。項目違うしその方が絶対いいですよね。

(神田さん)
大手になればなるほど、そこら辺の調節って難しいですよね。

なんでそのやり方が主流にならないのですかね。

(村川みゆさん)
麻痺していると思います「一生に一度」という言葉に。

結婚式前に価値観のすり合わせしているのがすごいなって。

(あつたゆかさん)
見学行ってから自分たちの価値観が分かる人もいると思うので、人それぞれだとは思います。

(酒本健太郎さん)
事前の認識合わせでいうと、私たちは結婚式の本を2人で読んで認識合わせしました。
あと、お金に関してだと、結婚式にいくら、新婚旅行にいくら、新生活にいくらと最初の段階で決められたのはよかったですよね。

(神田さん)
お互い探り探りの場合は、価値観合わせは難しいですよね。

あつたさんはそういったパートナーシップにおける価値観に関して事業されているんですよね。

(あつたゆかさん)
結婚前や同棲前のすりあわせがLINEでできる、「ふたり会議」というサービスを運営しています。
結婚前にした方がいい価値観合わせをわかりやすいヒアリングからできるようにと。
結婚式のすり合わせ項目も有料で用意しているので、ぜひ。

あつたさんは結婚式づくりは具体的にどのように進めたんですか?

(あつたゆかさん)
IT企業の夫婦なので、徹底定期にIT化しましたね。LINEで結婚式の出欠を聞いて、紙の招待状をさらに郵送して返事してもらうのって面倒だろうなと思ったので、招待状は完全オンラインで申し込み可能に。お祝儀も、銀行から綺麗な1万円札をおろして、そこからさらにコンビニでお祝儀袋を買うの面倒だろうなと思ったので、クレジット決済の選択肢を用意しました。

昔は電子ツールがなかったという経緯があるけど、それ何十前ですかということですよね。

(あつたゆかさん)
私はフォーム回答にして自動にスプレッドシートに落とされるようにしてました。Slackでそれをそのままプランナーさんに落とし込めるのですごい楽でしたね。

間違えやすい「サイトウさん」のサイの字とかもすんなり。

(酒本健太郎さん)
式場側でITオプションとしてそれやればいいのにって思っちゃいます。

ちょっとずつそういうことやる企業も増えているんですけどね。
でもそれができるかがわからないのが難ですよね。

式場見学〜決定まではどんな感じですか?

(鹿熊麻恵さん)
9月に初めて見学に行って、7件見学をし、10月には決定しました。

(あつたゆかさん)
私も7件みました。

(酒本健太郎さん)
ブライダルフェアでいうと、お世辞のおめでとうございますをもらいすぎて、、辛くなりました。
あとフェアって長いですよね。
ちょっと上司に相談してきますはやめてほしいです。笑
何度もヒアリングシート書かされるのも疲れました。

トキハナだと何度もヒアリングされることないのでね。

(鹿熊麻恵さん)
そうなんですよ!5件目以降トキハナだったんですけど、ヒアリングが伝わっていたのでストレスフリーでした。

(神田さん)
いや、お二人がすごい整理されていたので、それを会場さんに伝えただけです!

(あつたゆかさん)
神田さんに質問なんですけど、要件決まっていないおふたりの方が多いんですか?

(神田さん)
全体で見ると、そういったお二人の方が多いですね。

(村川みゆさん)
同僚に神田さんをおすすめしたことあるんですけど、この夫婦の場合、考えが全く違って、神田さんに相談したらいい折衷案をくれたようですごい満足していました。

僕的には、皆様よりなので、どうやったら(この要件定義した方がいいよが)伝わるのかなって思っています。
式場さんごとに得意不得意、ひいては担当による違いもあるので、拘りたいならとことん伝えていくのが絶対いいんです。個人的には、皆様の考えが広まってほしいなと。一方で式場側もその受け皿を作れるといいなと。

結婚式終えて、今どんなお気持ちですか?

(鹿熊麻恵さん)
1年くらいかけて準備したので、終っちゃって寂しい感じです。

(鹿熊健さん)
結婚式の準備を通じて、カメラマンさんとかお花屋さんとか、その道のプロフェッショナルと出会えたのも面白かったです。
結婚式をきっかけにこういう働き方もあるんだなと。
打ち合わせも楽しかったですし。

ずばり結婚式通して楽しかったことは?

(鹿熊麻恵さん)
式場選びが楽しかったです。
当時、私は経営コンサル、夫はメーカーの調達(バイヤー職)をやっていたこともあり、ブライダル業界構造が気になって勉強したんですけど、それが面白かったですね。

結婚式当日はどうでした?

(鹿熊麻恵さん)
めっちゃ楽しくてあっという間でした。

(鹿熊健さん)
事前に一瞬ですよって言われていたけど、想像以上に一瞬でした。
その後も映像見返しながら、友達と打ちあげもできてよかったです。

IT系の人たちって結婚式やらなくてよくない?って透かして言われがちなんだけど、今みたいな話も伝わると考え方も変わるのかなって。周りに結婚式やらない選択をしている人います?

(あつたゆかさん)
結婚式やらないかはわからないですが、
予定調和すぎるファーストバイト嫌い説は強いかもしれませんね。
あと、その意味合いも(女性が美味しいご飯を作るよとか)考えが古くて。

(鹿熊麻恵さん)
そうですね。わたしたちも代わりに鏡開きにしました。やってみたかったので。

(あつたゆかさん)
私は大道芸にしました。夫ができる人だったので。笑

大道芸って何やったんですか?

(あつたゆかさん)
糸でコマを投げてみたいなやつです。

僕があつたさんに特に共感しているのは結婚式の誓いの言葉を自身で考えたってところなのですが、具体的に聞いてもいいですか?

(あつたゆかさん)
誓えないことを誓うって不誠実じゃない?ってなって。そもそも、「愛する」って状態じゃないですか。
例えば私が浮気して夫を傷つけてしまったとして、それでも夫に愛することを求めるのって傲慢だなと思って。なので「一生愛せるか」は誓えないけど、でもお互いのことを尊重するとか、不満があったらオープンに伝えるとか、具体的な行動は約束できると思ったので、そのへんを誓いました。

ドレスが広まったのはダイアナ妃。それで、ドレスだったら教会式がいいよねってなってなんちゃって教会式になった経緯がある。意味合いや歴史は薄い。なので、みなさんの指摘は正しいですよね。

(酒本健太郎さん)
選択肢を出してくれるといいですよね。ファーストバイトはこんな感じにされた方もいますとか言ってほしいです。
だいたい、型が決まっていて、それにずれるとびくっりされるので。

(神田さん)
何を大事にしたいとか、どこに気持ちが悪いと感じるかはそれぞれなので、それに合わせてできるといいですよね。
プランナーさんの育て方も会社単位で変わるので、会社単位でそう言ったことを尊重できるようにしていけるといいですよね。

準備においてはストレスかかることなかった?

(あつたゆかさん)
ノーストレスでした!
やりたいことを尊重していただいたので。
天井につるしものもしたくて、お願いしたら、やったことないけどやってみます!って言ってやってくれたのは嬉しかったです。
何しても柔軟にフラットに対応してくれて嬉しかったです。

(酒本健太郎さん)
式場には満足してるけど、準備自体はストレスはありましたよ。
プランナーさんすごい頑張ってくれてたけど、もっと効率よくできそうだなーって思うことはあって。まぁトラブルがある中でも楽しみながらできました。

(村川みゆさん)
そうですね、私もプランナーさんみんな若いなって思っていて。これって働き方が厳しいからなんだろうなって思っていて。
もっとブライダル業界が働きやすくて、長く続けれられる仕事になったらいいなと。

それは業界の課題なんですよね。ITで解決できそうですよね!Kintoneとか!笑

(酒本健太郎さん)
打ち合わせの時、僕が仕事の都合で出れなくなった時ビデオ会議で参加したんですけど全然問題なかったですよ。
対面で行くべき打ち合わせとそうじゃないので分けて効率化もできそうですよね。

あさえさんは結婚式を分けて行ったとお伺いしました。

(鹿熊麻恵さん)
家族には家族が想像している結婚式を、
友達には友達の結婚式で、分けて行いました。
それぞれが楽しんでもらえた式になったのでよかったです。

(あつたゆかさん)
結婚式が難しいのってターゲットがいくつもあることも起因していますよね。
そのターゲットに応じて式を組んであげるのはとてもいいですよね。

(酒本健太郎さん)
僕たちは結婚式ではないけど家族の会食で、
コンテンツを作って(プロフィールとか、アメトーーク的なテーマ談義したり)
なるべく盛り上がるようにしました。
(おかんがよく話すからそれを止める意味もありますけど)

共通のことに向かうようにするのが大事なんですね。

(ゲスト:衣川さん)
すごい勉強になりました。ファーストバイトが予定調和というのが衝撃的で。
おふたりにとって何が大事かを考えるって大切だなと。

初めてケーキカットをみたときはどんな感想でしたか?

(鹿熊麻恵さん)
4回目くらいまではOKだったけどそれ以降は、またやるんだって思いました。

(あつたゆかさん)
私は2回目でもうダメでした。それよりもっとお二人のこと知りたいというか。

(鹿熊麻恵さん)
新婦友人の立場で参列した時とか特に、新郎さんってフォーマット通りの挨拶しかしないこと多いから、その人がどんなひとか知りたいですよね。

もっと体温知りたいってことですよね。

(ゲスト:衣川さん)
引き出物ってどんなものにされました?

(あつたゆかさん)
ひきたくにしました。重いもの持たせたくなかったので。
一人一人中身をカスタマイズできるものだったので、お肉が好きな上司にはお肉をみたいな感じで。
フォームで管理していたので、住所もひきたくに応用できてすごく楽でした。

(酒本健太郎さん)
僕たちはカードのカタログギフトにしました。結(ゆい)っていうところです。
読み込むとすぐカタログ表示ではなくて、私たちの挨拶が出てくるのと、内容も少しカスタマイズできたのがよかったです。

(鹿熊麻恵さん)
私は会費制にしたので、プチギフトのみにして会費を下げました。

(ゲスト:衣川さん)
席次表はどんなものにされました?

(鹿熊麻恵さん)
ラクスルで注文して安く済ませました。
元々結婚式用にLINE公式アカウントを作っていたので、当日カルーセル方式でゲストのプロフィールをサプライズで届けました。
それが、席次表代わりになったかなと。
ゲストの方々がどんな方も知って欲しかったのですし。
*noteにやり方あり

確かにデジタル使って参加者同士のことも知れるっていいですよね。

(鹿熊麻恵さん)
LINE公式アカウントを使うっていうのは、酒本さんからの受け売りです。

(酒本健太郎さん)
あ、でも一人一人のプロフィール作成とかはしていなかったので、そこまでできてないです。
「場所」って打つと、式場の場所が出てくるようにしたりはしてました。
自分が招待状なくしがちだったので、、

(ゲスト:衣川さん)
会話の全てが群発な商品になりそうですよね。ゲストのこともきちんと考えられたうえで、テクノロジーで解決できているので、周回遅れと言われているブライダル業界にとって大事なことだと思いました。
神回です、、

最後神田さんから何かありますか?

(神田さん)
去年の秋くらいかな、まさか皆さまがつながっているとは知らなかったので、びっくりしました。
まだまだブライダル業界でいうと、考え尽くして結婚式を作り上げる人は少ないですが、今後増えていくと思うので、皆さまのお声を参考にさせていただければなと思いました。

結婚と結婚式をつなげていくのは大事なので、パートナーシップにもいい影響があるので、引き続き宜しくお願いします!

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