式場に装飾、料理など、結婚式をするうえで決めなくてはならないことは様々。
プランナーさんがきっちり段取りしてくれるものの、自分で何が必要かを理解しておいて損はありません。
ウエディングドレスを選んだら次は小物選び。
「ウエディング小物って、どんな種類があるのかな?」
この記事では、ドレスを引き立てるウエディング小物を詳しくご紹介します。
(文:ameri)
目次
1.ウエディングドレスと合わせて選ぶウエディング小物まるわかりリスト
1-1 ベール
ベールのデザインは、フェイスアップベールとマリアベールの2種類ありますので、その違いについて説明します。
また、ベールの長さも、ショート丈・ミディアム丈・ロング丈の3種類があります。
フェイスアップベール
出典: ベルクラシック神戸
ベールのデザインとしては、顔を覆う「フェイスアップベール」は王道のスタイル。
挙式の前に母親によるベールダウンセレモニーが行なわれたり、誓いのキスの時に新郎がベールアップを行なったりと、よく見る挙式での光景にはこのベールが使われています。
マリアベール
出典: Beacon Dress
顔周りを縁取るレースが上品でフェイスベールがないものが「マリアベール」。元々聖母マリア様がかぶっていたことから、その名がついたと言われています。
クラシカルな印象を与えてくれるベールですが、ベールダウンセレモニーやベールアップはできません。
そのため、儀式を重視するのか好みのデザインを重視するのかで選ぶ必要があると言えるでしょう。
また、ベールの長さは、ロング丈・ミディアム丈・ショート丈の3段階から選べます。
長くなればなるほど気品のあるエレガントな雰囲気に、短くなればなるほどカジュアルに近づきます。
ロング丈のベール
出典: 代官山 鳳鳴館
「ロング丈のベール」とは、床を引きずる長さのベールのことをいいます。
後頭部からベールの先端まで、約2〜3mの長さがあります。
広範囲に広がるゴージャスなものや、ベールの先に繊細な刺繍がほどこされているものなど、選ぶベールによって印象が大きく異なります。
ロング丈のベールは、最も大人っぽい雰囲気を演出できるベールなので、特に大聖堂や格式高い会場との相性がばっちりです。
ロング丈のベールを選ぶときには、ご自身の身長やヒールの高さも考慮して慎重に選びましょう♡
ミディアム丈のベール
出典: Q.E.D.CLUB
「ミディアム丈のベール」とは、お尻の近くまでの長さがあるベールのことをいいます。
ロング丈のベールと比べると、軽くて動きやすいベールになります。
ベールが床に付かないため、特にガーデンウエディングなどで好まれるベールです♪
ただし、ミディアム丈のベールがウエディングドレスの素敵なバックデザインを隠してしまうこともあるので、気をつけてくださいね。
ショート丈のベール
「ショート丈のベール」とは、肩あるいは二の腕が隠れるくらいのベールのことをいいます。
視点が上に集まるため、特に小柄な方であればスタイルアップ効果があるだけでなく、ベールの長さが短いことから軽やかで非常に動きやすいです。
最もキュートな雰囲気を持つ長さのベールであるため、カジュアルな会場や可愛らしいミニ丈のウエディングとの相性がいいですよ♪
1-2 ヘッドドレス
ヘッドドレスには、以下のようなものがあります。
・ティアラ
・リボン
・ビジュー
・レース
・お花で作られたヘッドアクセサリー
・カチューシャ
ヘアスタイルや会場の雰囲気、ウエディングドレスのスタイルとのバランスを考慮して選ぶのがポイントです。
ヘッドドレスは、アップスタイルに合わせるか、ダウンスタイルに合わせるかで、がらりとイメージが変化します。
なりたいイメージを想像しながら、ヘアメイクとの相性も一緒に考えてみましょう。
▶運命のヘッドドレスに出逢う!定番デザインから人気ブランドまで一挙公開
出典: bridal+LIM
1-3 ピアス・イヤリング
「ピアス・イヤリング」も、結婚式で花嫁がこだわるアクセサリーの一つになります。
ゴールドやプラチナ、大ぶりなものから小ぶりなものまで、様々な種類があります♪
最近流行りのピアス・イヤリングとしては、以下のようなものがあります。
・パール
・タッセル(紐や糸を束ねたもの)
・フラワーモチーフ
・小枝
最近のおしゃれ花嫁さんは、ネックレスをつけず、大きなピアスやイヤリングをメインとして身に付けるとのこと♪
「ピアス・イヤリングはウエディングドレスの美しさを引き立てる小物なので、ウエディングドレスが決まったあと、ドレスの雰囲気に合うピアスやイヤリングを見つけてくださいね♡
出典: Core&Coeur
出典: Core&Coeur
出典: Core&Coeur
出典: Core&Coeur
1-4 ネックレス
「ネックレス」は顔の近くに身に付けるアクセサリーであるため、慎重に選びましょう!
出典: Kelly’s collection(ケリーズコレクション)
ネックレスを選ぶ際には、ウエディングドレスやピアス・イヤリングとのバランスが、ちぐはぐにならないように注意してください。
特に、ウエディングドレスに合わせるネックレスの選び方は、ウエディングドレスのネックラインのデザインに大きく左右されますので、意識してみてくださいね♪
1-5 ブライダルインナー
「ブライダルインナー」は、なくてもドレスは着ることができますが、着用することで体のラインを綺麗に見せることができます。
せっかく一生に一度の機会ですから、とびきり綺麗な状態でウエディングドレスを着たいですよね。
ただし、基本的にウエディングドレス料金の中にブライダルインナー代は含まれません。
レンタルするか購入をする必要があります。
ほとんどの花嫁さんが購入しており、ドレスショップでもインナー専門店でも買うことができますが、インナーを購入する際にはウエディングドレスの背中の空き具合などを考えなくてはいけません。
ドレスショップ以外の専門店で買うことを検討している場合は、スタイリストさんに相談してから購入するようにしましょう。
1-6 パニエ
「パニエ」とは、ウエディングドレスのスカート部分を膨らませるために中に履くアンダースカートのこと。パニエを使用することで、ドレスのスカート部分をより美しく見せることができます。
パニエにも種類があり、ワイヤーなしタイプはスレンダーなドレスに合わせるのが◎。
ワイヤーありの中でも、1段・2段・3段と段が増えていくにつれてよりボリューミーになるため、段数が少ないものはシンプルなAラインなどに、段数が多いものはキュートに見せるプリンセスラインなどに合わせると良いでしょう。
出典: Fairy Bridal
1-7 ブーケ
続いて選ぶべき小物は「ブーケ」。代表的なウエディングブーケをご紹介します。
ラウンドブーケ
出典: ブライダル専門フラワーLeCher (ル・シェール)
「ラウンドブーケ」とは、お花が丸の形になるように作られたブーケです。Aラインやキュートなプリンセスラインなど、ドレス自体も可愛いものとの相性が特にピッタリ。ラウンドブーケ一覧はこちら
オーバルブーケ
「オーバルブーケ」とは、フラワーを楕円形にまとめた形がポイントで、ラウンドブーケよりも大人っぽさが強くなります。
Aラインやエンパイアラインのドレスと合わせることでキュートすぎず、柔らかい印象になります。
オーバルブーケの一覧はこちら
キャスケードブーケ
出典: YUKI YOSHIKAWA
「キャスケードブーケ」とは、流れる滝のようなフォルムが特徴的なブーケです。縦に流れる形のブーケなので、横に広がるプリンセスラインとの絶妙なバランスが実現します。
また、スレンダーなマーメイドラインともお似合い。ドレスもブーケも縦ラインのデザインで統一してみてはいかがでしょう。
キャスケードブーケの一覧はこちら
クレッセントブーケ
「クレッセントブーケ」とは、左右非対称で三日月のような形のブーケ。
横に流れるデザインのため、縦長に見えるAラインやマーメイドライン、エンパイアラインといったウエディングドレスのスタイルとの相性が◎。
クラッチブーケ
出典: SPOONBILL / HERBE DE CAMPAGNE
「クラッチブーケ」とは、花の茎をそのままレースやリボンで束ねたデザインのシンプルなブーケです。
ナチュラルな会場にとけ込みやすく、ガーデンウエディングにぴったり。ストレートラインが特徴の、エンパイアラインやマーメイドラインのドレスと相性抜群です。
クラッチブーケの一覧はこちら
そのほかに、フラワーをボール型やリース型にかたどるブーケもあります。キュートな印象を与えるため、プリンセスラインを選ぶ花嫁さんに人気ですよ。
選んだウエディングドレスとのバランスを見てブーケをチョイスしましょう!
▶ウエディングドレスの種類別!ブーケの相性とおすすめブーケを紹介♡
1-8 ウエディンググローブ
ドレス着用時には、「ウエディンググローブ」を必ず付けます。
ウエディンググローブにはいくつか種類があり、各特徴を捉えた上でウエディングドレスのスタイルと合わせて選ぶのが良いでしょう。
タイプとしては、
・指先を全て覆うグローブ
・指先が出るフィンガーレスタイプ
の2種類があります。
また、長さの種類は主に3種類。
・肘上まで覆うロング丈
・肘下のミディアム丈
・手首までのショート丈
です。ウエディングドレスの袖の長さや素材を意識して選びましょう♡
出典: BERRY STUDIO
1-9 シューズ
ウエディングドレスと合わせる「シューズ」。
少し前まで、ドレス用のシューズはレンタルする花嫁が多かったのですが、ここ数年でシューズのデザインやブランドにこだわる花嫁が急増中!
10センチヒール以内のシューズであれば、結婚式後にも使える可能性が高いですよ。
シューズを選ぶポイントとしては、ドレスの丈とマッチすること、そしてグラグラせず安定して歩けるかどうかです。
レンタルという選択肢もありますが、おしゃれなウエディングシューズがたくさん出ていますから、シューズ選びも楽しんでしまいましょう!
1-10 花嫁ハンカチ
意外と準備を忘れがちなのが、「花嫁ハンカチ」。
結婚式の感動的なシーンで涙が出てしまったとき、花嫁ハンカチで涙をそっと拭きとることでメイク崩れを防ぐ効果があります!
花嫁ハンカチの素材としては、シルクやコットンが一般的です。
ウエディングドレスとあわせて、白系の花嫁ハンカチを選ぶことをおすすめします。
最近では、刺繍をオーダーしてオリジナルの花嫁ハンカチを作る花嫁さんもいますよ♪
デザインを重視してもよし、コスパを重視してもよし。ご自身の好きな花嫁ハンカチを選んでくださいね♡
1-11 ブライダルネイル
最後に、ウエディング小物ではありませんが、「ブライダルネイル」も大切です。
花嫁さんの手元は、指輪をはめてもらったりマイクを持ったりするときなど、意外と目立つのです。
ブライダルネイルの種類としては、ジェルネイルやブライダルネイルチップがあります。ご自身のウエディングドレスが決まったら、ドレスの雰囲気に合うブライダルネイルを選びましょう♡
とはいえ、爪のコンディションができるだけ良い状態で結婚式を迎えようという意識をお忘れなく。
結婚式の直前、遅くても挙式の1週間前にブライダルネイルを仕上げましょう。
▶結婚式は爪の先まで美しく!卒花嫁さんのこだわりブライダルネイル6選
2. まとめ|結婚式の準備はプロに相談して早めに進めるのがおすすめ!
今回は、忘れてはいけないウエディング小物について、ひととおり説明しました。
ドレスのデザインが華やかであればアクセサリーはシンプルなものを、ドレスがシンプルであればアクセサリーは華やかなものを選んだ方が、バランスよく見えるでしょう。
しかし、ウエディング小物以外にも、ウエディングドレス、結婚式の会場選び、費用の計算など、結婚式の準備はたくさんあって不安…。
とはいえ、
「細部までこだわって、ふたりで最高の結婚式を迎えたい!」
「もはや結婚式の準備も楽しみたい!」
という想いは変わらないはず♪早い時期からプロに相談し、時間に余裕を持って結婚式準備を進めていけたら安心ですよね。
そんな方に是非オススメしたいのが、トキハナの無料相談。
元ウエディングプランナーのトキハナスタッフが無料で花嫁の不安に寄り添います。
What’s トキハナ
トキハナは、持ち込みNGの式場も無料でOKになり、好きなドレスを着ることができる業界初(*1)の結婚式場の見学予約サービス。
持込可能な式場数はNo.1(*2)
*1,2:自社調べ
- トキハナで結婚式場を探すメリットとは?
-
トキハナから式場を予約すると、式場が提携していないショップのドレスを持ち込むことができる(対象外の式場あり)
「気に入ったドレスがない…」というモヤモヤから解放され、予算も自分で把握できるから節約にも
ドレス最大50%OFFクーポンがもらえる!
といった、多くのプレ花嫁さんに嬉しいポイントが満載!
LINE相談のほか、zoomでのオンライン相談会も随時開催しています(いずれも無料)。
「何から始めたら良いかわからない」「まずはダンドリを知りたい」という方も、元プランナーのスタッフが丁寧にご案内しますので、ぜひ気軽にご利用ください。