【婚姻届の提出方法】どの役所に行けばいい?受付時間は?ありがちなミスを防ぐポイントも解説!

結婚をすることが決まったら、「入籍はいつにする?」「婚姻届ってどこの役所に出せばいい?」と初めてのことが多く疑問がいっぱいになるかたも多いのではないでしょうか。
ここでは、婚姻届の提出方法について詳しく解説!正しい知識を持っていれば、間違いがなくスムーズに入籍の手続きができるので安心です。
先輩花嫁さんたちがしがちな婚姻届の記入ミスなどもご紹介しているので、ご自身の入籍の際にぜひ参考にしてみてくださいね*
(文:aiiro_aiko)

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1.どこに婚姻届は提出するべき?

多くの先輩花嫁さんが疑問に思う、“婚姻届の提出先”。

「婚姻届は本籍地に出すの?」「本籍地と今の所在地は遠いからどうしよう・・・」など、わからないことが多いと
準備も心配になりますよね。

不安解消のためにも、まずは婚姻届の提出先から詳しくご紹介していきましょう!

1-1.全国どこの役所でもOK

基本的には届出人(夫・妻)の所在地または、本籍がある土地の役所に提出するとされています。

“所在地”とは本籍地ではない現在住んでいる場所や、今現在いる場所も含まれるので「全国どこの役所でもOK」ということです。

お近くの役所に届けるのも良いですし、中には思い出の土地や、結婚式を挙げた場所の役所で婚姻届を出すカップルもいます。

これから新しい人生を共に歩んでいく大切な一歩を踏み出す場所になるので、ふたりで相談しながら婚姻届の提出先を決めるのもいいですね*

1-2.開庁時間内は「戸籍担当課」へ

どのエリアの役所へ婚姻届を提出するかが決まったら、次は、役所の中でのどこに提出するのかも把握しておきましょう。

役所が開いている平日の開庁時間内は、「戸籍担当課」へ提出します。
開庁時間内であれば、窓口には担当者がいるので、不明点などを聞くことが出来ます。書き損じが無いかも一緒に確認してくれるので、安心ですよ。

普段役所に出向くことが無い方は、「戸籍担当課」の場所もわかりづらいかもしれませんので、その場合は受付の係員に聞けばすぐ教えてくれるので声をかけてみてくださいね。

1-3.閉庁後は「時間外窓口」へ

平日の役所が開いている時間に、戸籍担当課の窓口へ行くことが難しい方もいますよね。

その場合は、「時間外窓口」に婚姻届を提出するという方法があります。

土日や夜間などに利用できる窓口になるので、平日の開庁時間に役所へいくことが出来ない方に便利です。

ただし、一部の出張所や支所では夜間休日受付がない場合もあるので、前もってご自身が婚姻届を提出したい市町村の役所のホームページを確認しておいてくださいね*

1-4.提出物と持ち物

婚姻届の提出の際には、必ず必要書類も併せて準備をしておきましょう。

持ち物の印鑑に関しては、万が一書き損じなどがあった場合に訂正印として使用することもできるので持って行っておくと安心です。
ただし、婚姻届に使用する印鑑はスタンプ印やゴム印は不可になるので朱肉を使う印鑑を持参するようにしましょう!

2.婚姻届の受付時間は?

ここまで婚姻届を提出する役所の窓口や、曜日や時間帯によって異なる窓口を紹介してきましたが、より詳しい受付可能時間や提出するうえでの注意点をご紹介いたします。

2-1. 24時間365日受付可能!

婚姻届の提出は、平日の開庁時間内(※各役所に準ずる)であれば「戸籍担当課」へ、土日祝や閉庁時間は「時間外窓口」へ提出しますが、簡単に言うと24時間365日受付可能と言うことです!

もちろん一部の出張所や支所では夜間休日受付がない場合などもあるので、一概には言えませんが多くの役所の場合、いつでも婚姻届の提出が叶います。

そのため、「希望の日にふたり揃って提出したい!」や「仕事の都合で何時に役所に行けるかわからない」といった場合でも安心して手続きができると言うことです。

ただし、時間外窓口への提出の場合は次のように注意が必要です。

2-2.時間外窓口では「受付のみ」なので注意

土日祝や平日の閉庁後などは「時間外窓口」へ婚姻届を提出します。
ただし、時間外窓口ではその場で「受理」はされず「受付のみ」となるので「入籍日」にこだわりがある方は要注意です!

基本的に、書類などのミスが特になかった場合は窓口に婚姻届を提出した日が「入籍日」となります。

ただし、万が一婚姻届の記入ミスや記入漏れ、提出書類の不備などがあり「再提出」になった場合は提出日が入籍日にはなりません。

再提出をして受理された日が入籍日となるので、記念日や大安などの日柄にこだわりがある方などは十分気をつけてくださいね。

再提出にならないように、記入例をしっかりと見て正しく記入することを心掛けましょう!
この後も、「婚姻届のミスを防ぐ6つのポイント」についても書いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

入籍日にこだわりがあったり、提出方法に不安がある方は平日の開庁時間に戸籍担当課の窓口へ直接出向くことをおすすめします。

不備があっても役所の方が丁寧にチェックしてくれたり、問題がなければその場で受理してくれるので安心ですよ。

3.「婚姻届受理証明書」をもらうのを忘れずに

婚姻届を提出したら、「婚姻届受理証明書」をもらうようにしましょう。
「婚姻届受理証明書」とは、婚姻届が正しく受理されたことを証明するもの。

婚姻による戸籍の変更は、新しい戸籍に反映されるまでに時間がかかります。
反映されるまでの間は、婚姻届受理証明書が「2人が結婚した証」になるので、新姓で何らかの手続きを行う場合は、この証明書を持参するようにしましょう。

ただし、土日祝や夜間の時間外窓口では、婚姻届受理証明書をもらうことはできませんので、注意が必要です。

証明書は婚姻届を提出した役所でのみ受け取ることが出来ます。
基本的にきちんと婚姻届が受理をされた場合、普通の用紙タイプであれば即日発行が可能です。
もし書類に不備があればその場での発行は難しくなるので、気をつけましょう。

また、上質紙のオリジナルデザインや賞状タイプの婚姻届受理証明書は、申請から発行まで約1週間かかることもあるので、早く欲しい方などは事前に確認をしておくと安心です。

普通用紙に比べて上質紙タイプの発行となると料金も少々高くなりますが、入籍の記念にもなるので新居に飾るカップルも多いようですよ♪

4.希望日に入籍したい!婚姻届のミスを防ぐ6つのポイント

記念日や希望の日に入籍をしたい方にとって、婚姻届の記入ミスは大敵!ということがここまでの記事でわかってきましたね!

ここからは、先輩カップルにもありがちな婚姻届にまつわるミスを参考に、6つの防止策ポイントをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪

4-1. 住民票・戸籍謄本の通りに記入する

先輩カップルもよく間違えがちなのが「住所」。普段使っている住所と住民票の住所は、微妙に記載方法が異なります。正しい内容は住民票に記載されているので、間違いがないように、住民票や戸籍謄本に記された内容をそのまま書き写すようにしましょう!

氏名も要注意です。
例えば「高橋さん」の場合、普段は「高」を使用していても、戸籍上は「髙(はしごだか)」だったと言うことや、「渡辺さん」も同様に「渡邉」、「渡邊」など戸籍上の漢字はさまざまです。

簡略化しやすい苗字や名前のかたは戸籍謄本や住民票を確認し、相違がないようにしておきましょう。

4-2. 書き間違い・記入漏れ・チェック漏れ

婚姻届は記入事項が多い他、証人に記入をお願いする項目などもあるので、未記入や記入漏れといった書類の不備が生まれがちです。

【先輩カップルもしがちのよくある記入ミス・記入漏れ事項】
・婚姻後に夫と妻のどちらの氏を名乗るかチェックされていない
・婚姻届では「二男」「二女」と記載するが「次男」や「次女」となっている
・婚姻後の夫婦の新本籍欄の記入がない
など

【証人記入欄の記入ミス・漏れ】
・証人が父母の場合、母親(父親)の氏が省略されている
・証人欄に氏名の記入しかなく、生年月日・住所・本籍の記入がない
・そもそも証人欄の記入がない
など

▼関連記事
婚姻届の証人って誰にお願いすればいい?!記入ミスのポイントも詳しく解説!

これらの書き間違いや記入漏れがないように、「記入例」をお手本にしながら記入をするとミスを防ぐことができるはず。自治体のホームページをご覧いただくと記入例の紹介があるので参考にしてみてくださいね!

4-3. 婚姻届や法的書類!消せるボールペンは絶対NG!

会社でも契約書や請求書のサインなど、正式な書類に署名をする場合、消せるボールペンの使用はNGとされていますよね。
婚姻届も“公的文書”なので消せるボールペンは絶対NGです!

基本的に消せるボールペンは「熱」に弱く、摩擦や温められると消えてしまいます。法的な文書となるので、記載情報が消えてしまうのはダメですよね。

また、消せるボールペンは改ざんの危険性もあるため、公的書類である婚姻届には使用できません。これは、夫婦となるふたりが気を付けるだけでなく、証人が記入する際にも十分注意をしていただくように一言添えると良いでしょう。

4-4. 書き損じの為に!予備の婚姻届はもらっておこう

多くの人が初めて記入する婚姻届。夫婦となる大切な書類なだけに、記入する際は緊張もするかもしれません。

普段は間違わないことでも、緊張や書き慣れないあまりに書き損じを起こす可能性も考えられますよね。そのために、婚姻届は予備を数枚もらっておくことをおすすめします。

婚姻届は市区町村の戸籍を担当する窓口でもらうことが出来ます。市区町村で配布される婚姻届は全国共通のもの。入手する場所にこだわる必要はありません。

中には、結婚情報雑誌に可愛いデザインの婚姻届が付録としてついていたり、自作やインターネットでダウンロードすることも可能です。

自作する場合は、さまざまな制約があるので間違いがないように自治体のホームページを良く読んでから制作するようにしましょう。

4-5. 提出日に旧姓の印鑑を持参する

平日の開庁時間に窓口へ婚姻届を提出する場合、その場で担当の方によって書き損じがないか、書類に不備がないかなどチェックをしてくれます。

その際に、万が一記入ミスがあった場合はその場で訂正ができるので、「訂正印」として旧姓の印鑑を持参しておくようにしましょう。

シャチハタなどの簡易的な印鑑はNGなので、朱肉をつけて使用する印鑑の準備は必須です。

結婚をすると新姓の印鑑も作成することになるので、シャチハタの旧姓印しか持っていない方は、この機に正式な印鑑を作るのもいいかもしれませんね*

▼関連記事
婚姻届を出す前に作るべき!新しい姓の印鑑(実印・銀行印・認印)について解説

4-6. 提出日より前に役所窓口に持参してチェックしてもらうのも◎

大切な入籍なので、婚姻届はふたり揃って提出したい!という方も多いでしょう。

ただ、「ふたりのスケジュールを合わせると、土日祝や平日の時間外窓口を利用するしかない。」という方や、「平日にふたり揃って仕事を休めるのは入籍日となる1日だけ」といった、提出する日が限定的なカップルもいるでしょう。

その場合は特に、平日に動ける方が役所へ出向いて、婚姻届や必要書類を事前にチェックしてもらうことをおすすめします。

「記入漏れ」や「記載ミス」、「必要書類が揃っていない」となると婚姻届を提出しても、受理されない可能性もあります。

希望する日程で入籍ができるように、事前に担当の方に確認してもらうことで確実に婚姻届を受理してもらえるので、少々面倒かもしれませんが役所に持参するといいでしょう。

5.まとめ

ここまで、婚姻届の提出方法についてさまざまな角度からご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

平日の開庁時の提出先や、閉庁時の時間外窓口。
入籍の確認や、戸籍が反映するまでに活用できる婚姻届受理証明書など、初めて知ることも多くあったのではないでしょうか。

一番気をつけなければならないのは、「書類等の不備がないようにすること」なので、しっかりと“ありがちなミスを防ぐ6つのポイント”を押さえておきましょう!

自治体のホームページが出している「記入例」も必ず参考にしながら、間違いがないようにご自身の婚姻届の準備を進めてくださいね*

*本記事は2021年11月時点の情報をもとに作成しています


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