ウエディングドレス選びで欠かせないのが「自分に似合うデザイン」がどんなドレスなのか知ることです。
実は、顔の形・輪郭によって似合うウエディングドレスのデザインが違うんです…！
自分の顔の形に似合う「ネックデザイン」を選ぶことがポイントで、それさえ知っていればコンプレックスをカバーしたり、小顔に見せることも可能です。
そこで、顔の形・輪郭【丸顔＆卵型・面長・四角＆ベース・逆三角】の4タイプ別に似合うウエディングドレス選びのポイントを解説していきます！
(文：立澤なつき）
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目次
1.小顔効果◎自分の“顔の形”に似合うネックデザインのドレスを選ぶ理由
ウエディングドレス姿をより美しく見せるには、自分の「顔の形」に似合っているネックデザインを選ぶのがポイント。
顔の形には大きく「丸顔/卵型」「面長」「四角/ベース」「逆三角」の４タイプあります。
なぜ顔の形とネックデザインが関係あるのかというと、ウエディングドレスのネックラインは顔に一番近いデザインポイントだからです。
顔の形に合っているネックのデザインならコンプレックスをカバーしたり、小顔に見せることができます。
反対に顔の形に似合っていない苦手なネックデザインを選んでしまうと、顔が大きく見えてしまったり、窮屈そうに見えてしまうことも…。
自分の顔の形を理解し、似合っているネックデザインのウエディングドレスを選ぶことで、より美しくスタイルよく着こなすことができます。
強調されてしまう「ウィークポイントと反対の要素をプラス」し、「視線を外すデザインをプラス」することで、自分の顔の形にぴったりなネックデザインを選ぶことができます。
それでは、顔の形４タイプ別にそれぞれの特徴とコンプレックスをカバーするネックデザインの選び方を解説していきます。
2.丸顔/卵型さんのドレス選び
日本人に一番多いと言われているのが「丸顔/卵型さん」です。
丸顔/卵型さんは顔のタテとヨコの長さが均等、あごがまるくふっくらとしたイメージが特徴。
丸みのあるフェイスラインで、親しみやすい顔立ちをしているのが丸顔/卵型さんが最大の魅力です。
反対に幼く感じられたり、顔が大きく見えてしまったりするのがお悩みポイント。
丸顔/卵型さんはデコルテを見せるネックデザインをチョイスするのが、ウィークポイントをカバーするコツ。
特にタテのラインを主張するネックデザインはフェイスラインをシャープに見せ、スッキリとした印象にしてくれます。
デコルテが広いドレスは、キュートなイメージを活かしつつも輪郭をすっきりと見せてくれます。
“Vネック”でフェイスラインをシャープに
フェイスラインをシャープに見せてくれるのが「Vネック」のデザイン。
デコルテをしっかりと見せ、タテのラインを意識させるVネックは、丸いあごのラインをカバーしてくれます。
首をすっきりと見せるデザインなので、小顔を印象付けてくれる効果も。
バスト位置まで深くカットされた大胆なVネックなら、可愛らしい印象の丸顔/卵型さんも
大人っぽく洗練された印象に着こなせます。
“ハートネック”でキュート×すっきり見え◎
丸顔/卵型さんの魅力であるかわいらしい印象を与えつつ、すっきりとしたフェイスラインに見せてくれるのが「ハートネック」のデザイン。
ハートのカッティングは、Vネック同様にタテを主張するシルエットなので顔まわりをすっきり見せます。
ハートカップのビスチェデザインならデコルテと肩のラインをしっかりと見せるので、小顔効果も抜群です！
ハートのくぼみを控えたソフトなハートネックなら、丸顔/卵型さんのナチュラルなムードにもぴったりなデザインです。
3.面長さんのドレス選び
出典:N_DRESS
大人っぽく上品な印象を与えるのが「面長さん」です。
面長さんは目と目の間が近く、ヨコよりもタテの方が長いのが特徴。
落ち着いているイメージを持たれやすく、かわいいと言うよりも美人・上品といった印象が魅力です。
反対にタテの長さが強調されるとオールドに見えてしまうことや、顔の長さが気になって見えてしまうのがお悩みポイント。
面長さんは顔まわりでヨコの長さを印象付けるラインやネックデザインをチョイスするのが、ウィークポイントをカバーするコツ。
特にデコルテのヨコ幅を広くとった露出の少ないデザインは、デコルテの見える面積が狭くなるので、よりタテ長の印象を和らげてくれます。
ウィークポイントをカバーしながらも落ち着いた雰囲気をしっかりと引き出してくれます。
タテ長の印象を和らげる“ストレートビスチェ”
面長さんの特徴でもあるタテ長の印象を和らげてくれるのが「ストレートビスチェ」のデザイン。
肩のライン、ビスチェラインがヨコの印象を強く与えてくれるので、タテの印象をカバーし、バランスよく見せてくれます。
ビスチェを選ぶ際には、デコルテを見せる面積が少ない深めのデザインが◎。
浅いビスチェのデザインは、デコルテのタテの長さに目が行ってしまうので、よりタテ長を印象付けてしまいます…。
深めのビスチェデザインならタテ長の印象を軽減できるのでおすすめです。
“ボートネック”でヨコ幅をプラス
ヨコ幅をプラス＝卵型に近づけてくれるネックラインが「ボートネック」のデザイン。
肩やデコルテのヨコ幅のラインを強調してくれるので、面長さんのタテ長感が和らいで見せ、さらにヨコ幅をプラスしてくれます。
ビスチェやキャミソール型のようにデコルテの肌見せも少ないので、タテを印象付ける要素もなく面長さんのウィークポイントを完璧にカバーしてくれます。
レースやチュールなど透け感のある素材なら、肌を覆うデザインでもすっきりと見せてくれるので、大人っぽく上品な面長さんのイメージにぴったりです。
4. 四角/ベース型さんのドレス選び
出典:Beacon Dress
知的でクールなイメージを持っているのが「四角/ベース型さん」です。
四角/ベース型さんは骨格がしっかりとしていて、顔のラインがはっきりとしているのが特徴。
クールでかっこいいイメージ、マニッシュな印象が魅力です。
反対にエラが張って見えてしまうことや顔のラインががっしりと強く見えてしまうのがお悩みポイント。
四角/ベース型さんは、丸みのあるデザインで顔のラインをソフトに見せるのがウィークポイントをカバーするコツ。
特にデコルテは広く開いた顔まわりの肌見せが多いデザインは、顔のラインや骨格から視線を外してくれます。
さらにあごからデコルテまでの距離を長く見せ、首のラインを強調するので小顔効果も抜群です。
“ハートネック”で顔立ちをソフトに
四角/ベース型さんのフレーム感や骨格感をソフトに見せてくれるのが「ハートネック」のデザイン。
ハートカップの丸みのあるラインが強調されるので、顔立ちをソフトに見せてくれます。
さらにハートのくぼんだラインがあごからビスチェライン、デコルテまでの長さを強調するので、顔まわりをすっきりと見せてくれます。
顔立ちを柔和に見せ、小顔効果にも期待できる四角/ベース型さんに嬉しいポイントが詰まったデザインです。
“ワンショルダー”でフェイスラインから視線外し
四角/ベース型さんが気になる骨格感やエラ張りから視線を外してくれるのが「ワンショルダー」のデザイン。
ワンショルダーのネックラインはアシンメトリーなデザインなので、ネックラインが視線を集めてウィークポイントを目立たなくしてくれます。
ハートカップ×ワンショルダーのデザインならさらに効果倍増◎。
四角/ベース型さんの良さでもあるマニッシュでクールな魅力を活かしつつ、小顔に見せてくれるデザインは、四角/ベース型さんだからこそ素敵に着こなせるデザインです。
5.逆三角さんのドレス選び
出典:BERRY STUDIO
シュッとした顎のラインがシャープな印象を与えるのが「逆三角さん」です。
逆三角さんは顎のラインがはっきりとしていて、キリッとした直線的な輪郭が特徴。
シャープでクール、凛とした強さを感じさせる印象が魅力です。
反対にはっきりとした輪郭や顎のシャープなラインがきつい印象に見えてしまうのがお悩みポイント。
逆三角さんは、輪郭を目立たせない「丸み」や「ヨコ幅」を強調するデザインでウィークポイントをカバーするのがコツ。
丸みのあるデザインなら柔らかく優しげな印象に、ヨコ幅のあるデザインなら視線をヨコに広げてくれるので印象を変えて見せてくれます。
シャープな魅力を活かしたクールなスタイル、エレガントなスタイルにも見せることができます。
“ラウンドネック”でソフトな印象に
出典:mutin
逆三角さんのシャープな顎のラインや輪郭をソフトに見せてくれるのが「ラウンドネック」のデザイン。
ラウンドネックは丸みのあるラインが強調されるので、輪郭のシャープな印象を和らげ、やわらかく優しいイメージを与えてくれます。
首が詰まったラウンドネックもレースやチュールなど透け感のある素材なら、顔まわりはすっきりと軽やかに見せてくれます。
シャープな印象からナチュラルなムードの着こなしが叶うので、逆三角さんのクールな印象とバランスの良いデザインです。
視線をヨコ幅に外す“オフショルダー”
シャープな輪郭から視線を横に広げてくれるのが「オフショルダー」のデザイン。
ヨコ幅・ヨコのシルエットを印象付けてくれるオフショルダーは、逆三角さんのはっきりとした顎のラインから視線を外してくれます。
オフショルダーはデコルテをしっかりと見せるデザインなので、小顔＆首を長く見せスタイルアップを叶えてくれるのも嬉しいポイント。
凛とした強さを印象付けるシャープな魅力を持つ逆三角さんは、オフショルダーでエレガントなムードとも好相性です。
6.まとめ｜ウエディングドレスの小顔効果を狙うなら「顔の形にあったネックデザイン」が大切！
自分の顔の形・輪郭に合ったウエディングドレスの選び方を４タイプ別に解説してきました。
ウエディングドレス姿をより美しく見せるには「自分の顔の形」に合っているネックデザインを選ぶことが大切です。
顔の形は大きく分けて「丸顔/卵型」「面長」「四角/ベース」「逆三角」の４タイプになり、それぞれの顔の形に合ったネックデザインを選べばコンプレックスをカバーしたり、小顔に見せることができます。
どのタイプにも共通しているのが、強調されてしまう「ウィークポイントと反対の要素をプラス」すること。
さらに「視線を外すデザインをプラス」することで自分の顔の形にぴったりなネックデザインを知ることができます。
まずは自分の顔の形がどのタイプなのかを知り、コンプレックスカバー＆小顔効果を叶えてくれるドレス選びの参考にしてみてくださいね！
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