「IWAI OMOTESANDO」卒花レポート｜先輩花嫁はどんな結婚式をしたの？

自分がこれまでお世話になってきた人たちにとって、本当の意味で“いい時間”を届けられる会場だと思ったからです。

結婚式の内容を考える時に、ペーパーアイテムや装飾、演出ももちろん大事だと思うんですが、それ以上に大切にしたいことがあるなと、IWAI OMOTESANDOに出会った時に感じました。

それに、スタッフの皆さんが心から私たちの幸せを願ってくれているのが伝わってきて、真剣に向き合ってくれる姿勢にもすごく心を動かされました。
そこも、ここを選んだ大きな理由の一つです。

私はもともと素直な性格ではなくて、普段からパートナーに気持ちを伝えるのがあまり得意ではありません。

IWAIの式では、新郎新婦がそれぞれ手紙を書いて、誓いの言葉として読み合う時間があります。
せっかくの機会だから、勇気を出して伝えたいことを伝えようと思っていたんですが、正直ちゃんと受け取ってもらえるか不安でした。

でも、私が話しているときにパートナーの表情を見ると、一言ひとことを噛みしめるように聞いてくれていて。
「あぁ、本当の気持ちを伝えられてよかった。ちゃんと伝わるって、こんなに嬉しいことなんだな」と感じて、これまでの関係がより良い方向にアップデートされたような気がしました。

パートナーの想いを聞けたこともすごく嬉しかったし、その時の手紙は、これから先ずっと私のお守りのような存在になると思います。

それから、「はなむけの言葉」という、大切なゲストから言葉をもらうシーンもあるのですが、自分がこんなに周りから愛されていたんだと実感することができて、本当にかけがえのない時間になりました。

ホームパーティーのようなあたたかいスタイルの式です。

会場には大きな流しテーブルが2本あり、新郎新婦の私たちもゲストと一緒に着席します。
みんなの近くで、いつも通りに楽しめることが嬉しく、基本的には私たちからゲストのみんなのところに足を運び楽しむスタイルなのでみんなリラックスしてそれぞれの時間を過ごせていたと思います。

IWAI のお料理は「饗宴」といい、ゲスト同士が会話をしたくなるような、心あたたまるお料理ばかりです。

パーティーのコンテンツも歓談をメインにしたシンプルなもので、途中で私たちの人生を振り返る「ライフストーリー（担当のプロデューサーに綴ってもらう文字だけの映像）」を流したり、私たちからゲストを紹介するゲスト紹介をしたりするなど、私たちのことをより知ってもらったりゲスト同士のことを知ってもらうような時間が多かったです。

歓談を大切にしてくれているので、ゲストのみんなとゆっくり話すことができました。

両親とのファーストミートです。

私から両親へ、両親から私へ書いた手紙を読んでからファーストミートを行いました。
私の素直じゃないところは両親譲りで、ちゃんと受け取ってもらえるのか、どのような時間になるのか、少し不安もありました。

しかし両親からの手紙で、初めて両親の私への想いを噛み締め、ふたりのの顔を見た時自然と涙が溢れました。
感情を素直に表に出すことに苦手意識がありましたが、自分でも驚くほど自然に涙が出て感謝の気持ちを言葉にすることができました。

生まれて初めて両親とハグをしたことも大切な思い出です。

当日まで、私の気持ちに寄り添ってくれたプロデューサー、IWAI OMOTESANDOの会場の作りや、気持ちを届けやすくしてくれる雰囲気に背中を押してもらったように思います。

本当に、素晴らしい方ばかりでした。

最初に会場を案内してくださった方は、会場の魅力だけでなく、私たちがどんな人間で、何を大切にしているのかを丁寧に聞いてくださって。
その姿勢がすごく印象に残っていて、心が動かされたのを覚えています。

担当してくださったプロデューサーの方も、私たちの人生について深く丁寧に耳を傾けてくださって、「私たちだからこそ大切にしたいものって何だろう？」と一緒に考えてくれました。

準備の過程ではいろいろなことに向き合いましたが、常にそばにいて寄り添ってくれていたので、安心感がありましたし、「この人生でよかった」と思えるような時間を過ごさせてもらえたことに感謝しています。

他にも、会場ですれ違うスタッフの皆さんも本当に素敵で、当日一緒にパーティーをつくってくださった方たちも、心を込めてゲストと向き合ってくれているのが伝わってきました。
だからこそ、何の不安もなく、心から楽しめる1日になったんだと思います。

ただ笑顔が素敵というだけでなく、一人ひとりが「自分は何を届けたいのか」を日々しっかり考えているからこそ、あんなに人の心に届く接し方ができるんだろうなと感じました。

「結婚式」と聞くと、まずはどんな会場で、どんな演出をしようかと考える方も少なくないと思います。
でも、一度自分が大切な人の結婚式に参列するとしたら…と想像してみて、一番嬉しい瞬間や、心が動かされる瞬間ってどんな時だろう？と考えてみてほしいです。

そして、新郎新婦として、大切なゲストやパートナーとどんな時間を過ごしたいか、どんな想いを伝えたいか。
憧れの演出ももちろん大切にしながら、2人でたくさん話してみてほしいなと思います。
まだ自分たちが何を大切にしたいのかはっきりしていなくても、正直な気持ちを会場のスタッフの方に伝えてみたら、きっとより良い方向に導いてくれるはずです。

「流行っているから」「結婚式では当たり前だから」ではなく、2人が本当に大切にしたいものを一緒に考えてくれる、そんな会場やスタッフさんに出会えると、きっと特別な1日になると思います。

私たちの結婚式は、派手な演出こそなかったけれど、ずっと心に残り続ける宝物のような時間になりました。
そして今も、日々の中でそんな瞬間を大切にしたいと思えるようになりました。

結婚式の形は人それぞれだと思いますが、みなさんが「本当にやってよかった」と思える時間を、大切な人たちと過ごせますように。