「結婚式お呼ばれ、揺れるピアスは“家庭が揺らぐ”からNG?」
「冬の結婚式、ファーの小物は“死を連想させる”からダメって本当?」
「装飾のドライフラワー、“枯れている”から縁起が悪い…?」
結婚式の準備やゲストとしての参列を前に、こんな真偽の定かでない“マナー”や“迷信”を聞いて、不安になったことはありませんか?良かれと思って守ろうとすると、かえって準備が大変になったり、楽しめなくなったり…。
そんな結婚式に潜む「謎マナー・慣習」について、トキハナが20~30代の男女410名を対象に意識調査を実施しました。
その結果、多くの“謎マナー”に対して半数以上が「気にしなくてもいい」と考えている一方で、既婚者の64.4%が「ルールや風潮が理由で準備や参列を面倒に感じたことがある」と回答。多くの人が“マナー疲れ”を感じている実態が明らかになりました。
この記事では、調査結果を深掘りしながら、どのマナーが気にされていて、どれがそうでないのか、そして私たちがこの“謎マナー”とどう向き合っていけば良いのかを徹底解説します。(文:トキハナ編集部)
目次
結婚式の“謎マナー・慣習”、みんなはどう思ってる?
トキハナが20~30代の男女410名を対象に行った調査(※)で、様々な結婚式の“謎マナー・慣習”について、「気にしなくてもいい」と思うか、「配慮するべき」と思うかを尋ねました。
例:「結婚式に揺れるピアスを着けていくのは“家庭が揺らぐ”という意味でNG」という風潮について、あなたはどう思いますか?

その結果、多くの項目で「気にしなくてもいい」が半数を超える一方で、意見が割れるものもあり、若者世代の複雑な意識が浮き彫りになりました。
※調査概要
【自社サンプリング調査】
調査期間:2025年10月24日〜10月30日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:20~30代の男女
有効回答者数:410名
回答者の属性:【性別】男性35.1%、女性64.9%
【年代】20代:24.8%、30代:75.2%
「気にしなくてもいい」が多数派の“謎マナー”
■「気にしなくてもいい」が多数派の項目
⚫︎揺れるピアスはNG?
→ 未婚者52.4%、既婚者66.2%が「気にしなくていい」
⚫︎新郎新婦の招待人数に差があるのはNG?
→ 未婚者49.2%、既婚者62.6%が「気にしなくていい」
⚫︎ファーの小物はNG?
→ 未婚者46.1%、既婚者55.7%が「気にしなくていい」
⚫︎ドライフラワーはNG?
→ 未婚者44.0%、既婚者55.3%が「気にしなくていい」
⚫︎つま先の空いた靴はNG?
→ 未婚者47.6%、既婚者53.9%が「気にしなくていい」
特にアクセサリーや装飾、招待人数といった項目では、「気にしなくてもいい」という意見が優勢でした。
意見が割れやすい“マナー”
■意見が割れやすい“マナー”項目
⚫︎両親の席は末席であるべき?
→ 未婚者45.0%、既婚者52.1%が「気にしなくていい」
⚫︎ご祝儀は新札でなければならない?
→ 未婚者39.8%、既婚者50.2%が「気にしなくていい」
⚫︎ゲストは20~30分前に到着すべき?
→ 未婚者34.0%、既婚者45.2%が「気にしなくていい」
ご祝儀やゲストの行動に関するマナーについては、賛否がより拮抗し、配慮すべきだと考える人も根強くいることが分かります。
【深掘り解説①】既婚者ほど「気にしない」?! 経験が変える価値観
今回の調査で非常に興味深いのは、全ての項目において、結婚式を経験した「既婚者」の方が、未婚者よりも「気にしなくてもいい」と回答する割合が高かったことです。
これは、実際に結婚式を準備・実施する過程で、「形式的なマナーよりも、ゲストが楽しんでくれることや、お祝いの気持ちそのものが大切だ」と実感する人が多いことを示唆しています。
一方で、未婚者の間では「マナーが多くて大変そう」「何が正解か分からず不安」という声も多く、こうした“謎マナー”が「結婚式=面倒くさい」というイメージを助長し、結婚式へのハードルを高めている可能性がうかがえます。
【深掘り解説②】“マナー疲れ”のリアル。既婚者の64.4%が「面倒だった」
そのハードルの高さは、具体的な数値にも表れています。
結婚式実施者(既婚者)の64.4%が、「ルールや風潮が理由で準備や参列を面倒に感じたことがある」と回答。
未婚者でも48.2%が「面倒」と答えており、多くの人が“マナー疲れ”を感じている実態が明らかになりました。

「ゲストに失礼がないように」と気を遣うあまり、準備の楽しさが半減してしまったり、「批判されたくない」というプレッシャーから、本当にやりたいことを諦めてしまったり…。
そんな“気遣い疲れ”が、結婚式そのものから人々を遠ざけてしまう一因になっているのかもしれません。
“謎マナー”とどう向き合う?これからの結婚式で大切なこと
調査結果から見えてきたのは、“古い”と一概に切り捨てるのではなく、大切にしたい部分と手放してもいい部分を自分たちで見極めようとする、20~30代の賢明な姿勢でした。
では、これから結婚式を考えるおふたりは、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
まずは「なぜ?」を考えてみる
気になるマナーがあれば、その由来や意味を調べてみましょう。
中には大切な意味が込められたものもあれば、単なる語呂合わせの迷信であることも。
背景を知ることで、自分たちがそれを守りたいかどうか判断しやすくなります。
優先順位を決める
おふたりにとって、またゲストにとって、最も大切なことは何ですか?
「形式を守ること」よりも「ゲストがリラックスして楽しめること」が優先なら、細かいマナーは気にしすぎなくても良いかもしれません。
迷ったら、ゲストに伝えてみるのも手
例えばドレスコードなど、ゲストが迷いそうな点については、招待状で「堅苦しいマナーは気にせず、楽しんでいただける服装でお越しください」と一言添えるだけで、ゲストの不安は大きく軽減されます。
新しい選択肢を知る
従来の形式にとらわれず、もっと自由な結婚式の形があることを知るのも大切です。
トキハナでは、“定番演出を無理に取り入れない「令和型ウェディングパーティ」も推進しています。
これは、ふたりが“主催者”として自然体でゲストと過ごすパーティ形式で、堅苦しいマナーから解放されたいカップルにぴったりのスタイルです。
▼「令和型ウェディングパーティ」の関連記事
とはいえ、「自分たちだけで判断するのは不安」「どんな選択肢があるのか、もっと具体的に知りたい」と感じるのが、結婚準備中のカップルの正直な気持ちですよね。
トキハナは、今回の調査で明らかになった若い世代の価値観の変化に寄り添い、おふたりが形式や慣習にとらわれず、心から納得できる結婚式を創り上げるためのお手伝いをしたいと考えています。
「このマナー、本当に気にするべき?」「ゲストに失礼にならないかな?」
そんな小さな疑問や不安から、「もっと自由な結婚式にしたいけど、どうすればいい?」といった大きなご相談まで、ぜひ私たちに話してみませんか?
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まとめ:「ふたりの納得」が、最高のマナーになる
結婚式にまつわる“謎マナー・慣習”。
調査結果からも分かるように、その賛否は人それぞれで、絶対的な「正解」はありません。
だからこそ、一番大切なのは、おふたりが何を大切にし、どんな一日を創りたいのか、という「納得感」です。
正しいマナーを学ぶことは大切ですが、根拠の曖昧な迷信や“縛り”に、おふたりの自由な発想が奪われてしまうのは本末転倒。
おふたりでしっかり話し合い、時には「私たちは気にしないことにする!」と決める勇気も、最高の結婚式を創るための立派な“マナー”の一つです。
この記事が、おふたりを悩ませる“謎マナー”から少しでも解放され、自分らしく心地よい結婚式をつくるきっかけとなれば幸いです。
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