「会場で提示された初期の見積りと、打合せ後の最終見積りが倍近く金額が違う!」と結婚式当日が近付くにつれて慌てる先輩カップルの声を多く聞きます。
その理由のほとんどが、結婚式場で提示された初期の見積りに入っていなかったアイテムが増えたということです。
初めから知っているのといないのでは、予算の考え方も変わるもの。あとで慌てないためにも、会場見学に行く前に、必要なアイテムを知っておきたいですよね。
今回は予算を考える上で大切な見積りにおいて知っておくべきポイント7選をご紹介します。
目次
1.見積りのチェックポイント①料理・ドリンクのグレードについて
結婚式でゲストが楽しみにしている料理だからこそ、こだわりたいと考えるカップルも多いですよね。まずは初期の見積りに入っている料理やドリンクがどのようなものか、プランナーさんに確認してみましょう。
また、その他にも追加料金でどのように変化するのか、どのグレードが1番人気なのかも確認することをおすすめします。特に、ドリンクはお得なプランだと種類が少ないこともあるので、きちんと確認してみてください。もちろん、最終決定は打ち合わせが始まってからですが、料理やドリンクはグレードが1つ上がるだけでも1人プラス1,000円なんてこともよくあります。追加料金×人数分になると一気に見積りが変わるので要チェックです!
【結婚式の見積もり、実は3種類あるって知ってた?】見落としがちな結婚式のリアル
出典: アルカンシエル南青山
2.見積りのチェックポイント②衣装について
たくさんのゲストにお祝いしていただく結婚式だからこそ、自分好みの衣装を選びたいですよね。ですが、選ぶものによって大幅に見積りが変わるのがこの衣装です。最大料金はいくらなのか、お色直しの衣装と合わせてレンタルをすると割引があるのかなど結婚式場によってプランが様々なので、式場見学の際にプランナーさんに確認してみましょう。
またウエディングドレスやタキシード以外にも、ドレスインナーやアクセサリー、ドレスを持ち込んだ際の持ち込み料など、別に料金がかかるものもあるので確認しておくと安心です。
【レンタル or 購入】ウエディングドレスの相場を元プランナーが解説
3.見積りのチェックポイント③会場装花・ブーケについて
結婚式場の空間装飾におけるこだわりも捨てられませんよね。「テーマに合わせたお花で会場をいっぱいにしたい」「ブーケの理想は譲れない」と考えている方も多いのではないでしょうか。ですが、見積りの中でも意外に追加料金がかかるのがお花の部分です。
どのようなものが初期の見積りに入っているのか、自由にお花が選べるのか、カタログ内から選ぶものなのかをプランナーさんに確認してみましょう。最近では、“会場の装花を入れ放題”というプランがある結婚式場も出てきているので要チェックです。
出典:rosarium
4.見積りのチェックポイント④写真・映像について
結婚式は一生に一度だからこそ、きちんと記録に残しておきたい!というカップルも多いでしょう。結婚式当日の写真・映像についても、カメラマンの人数やアルバム・映像の種類によって料金が異なります。
また、オープニングムービーやエンドロールなどの演出映像を結婚式場に依頼するか、自作するかは事前に考えておく必要があります。最近では演出映像作成を依頼できる会場がほとんどです。特にエンドロールは、事前に作成したものを放映するか、当日の映像を使用し編集したものを放映するかによって料金が変わってきます。
初期の見積りでは写真や映像は省かれていることも多いので、プランナーさんにどのようなものがあるか確認してみてください。自分たちで映像作成して放映する際にも、プロジェクター使用料がかかることもあるので確認しておくと安心です。
5.見積りのチェックポイント⑤ペーパーアイテムについて
結婚式場の見学時によく「手作りできますよ」と言われるのがペーパーアイテム。もちろん手作りをすれば節約できるアイテムですが、招待状・席札・席次表・メニュー表など作るべき種類が様々あることから結婚式場以外の業者にお願いをするカップルも多いです。
最近では、おしゃれなものや個性的なものもたくさん出てきているので選ぶのも楽しみになります。ただし、席札の代わりに飲み物やお箸などを置くといった演出をすると追加料金がかかることが多いため、会場見学時にそういった希望がある方は、初期の見積り段階で入れておくと安心です。
出典: THINGS Aoyama Organic Garden. dth
6.見積りのチェックポイント⑥持ち込み料金が入っているか
ウエディングドレスやブーケなどを結婚式場に持ち込む際には「持ち込み料」を請求されることがあります。
初期の見積りには持ち込み料まで含まれていないことが多いので、何かを持ち込む場合はあらかじめ料金を確認し、持ち込み料込みで見積りを出しておきたいものです。
ウェディングドレスだけでなく、カメラマンやヘアメイクなど、持ち込みに関しても様々な種類があるため、プランナーさんに確認しておきましょう。
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7.見積りのチェックポイント⑦時期や招待人数について
結婚式にかかる費用は、時期や招待する人数によって変動します。そのため、見積り時に結婚式を挙げる時期と人数について式場側に確認することを忘れないようにしましょう。
ところで、結婚式の日取りによってお得なキャンペーンを行なっているところがあることはご存知でしょうか。お得に結婚式を挙げるポイントとなるのは、まずは時期。結婚式では時期が近いほどお得になることが多く、気候も春や秋といった人気の季節を避けることでお得になることが多いです。もしかすると、少し時期を変えることで費用を抑えることが可能になるかもしれませんよ。
その他にも、土日か平日か、昼か夜か、仏滅でも構わないかなどによっても変わってきますので、初期見積りを出してもらう際にどれぐらい変わるのかを確認できているといいですね。
また、ゲストの中に子どもを連れてくる人がいる場合は人数が増えるかもしれません。そのため人数は招待する人の数よりも少し多めに見積もっておくと安心できます。
食事や引き出物のお菓子など、ゲストに用意するもの一式を余分に見積もっておくようにしましょう。人数が増えてもお金に余裕をもたせておくことが肝心です。
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8.まとめ
「結婚式の初期見積りから、気づいたら100万円上がってた」という話はよく聞きます。しかし事前に注意すべきポイントを押さえていれば、追加料金も比較的抑えることができます。また、自分がこだわりたい部分にのみお金をかけることもできますね。
結婚式はおふたりの人生で最初の大きなお買い物であるため、不安なく進めていきましょう。
「まだ結婚式場がはっきり決まっていなくて、見積りだけでも知っておきたいな…」
「結婚式場側の都合のみでトントン拍子に話を進められないように、事前に結婚式のプロに話を聞きたいな…」
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