近年人気を集めている結婚式のスタイルといえば、 “二人らしさを活かした自由な結婚式”。しかし、式場によって規約やサービス内容は様々。中には装飾や演出が限られている会場もあるため、式場選びの際には気をつけなければなりません。
今回取材した、神戸六甲エリアに佇むゲストハウス「ザ・ヒルサイド神戸」は、建物を一棟貸し切って二人らしい結婚式を行えると評判です。
今回は、そんな「ザ・ヒルサイド神戸」の装飾や料理、演出などサービス面について取材してきました!
(取材:トキハナ編集部/文:三島莉永)
目次
1.貸し切り制ならではの魅力。建物を一棟丸ごと使って理想の結婚式が実現できる
ひと昔前までの結婚式というと新郎新婦が主役となる結婚式が主流でしたが、最近では結婚式の多様化に伴い「ゲストと一緒に結婚式を楽しみたい」「既存の概念に囚われない、二人らしい結婚式にしたい」というカップルも増加。このようなニーズに伴い、結婚式場も徐々に変化しつつあります。
そんな中、近年特に人気を集めているのが貸し切り制の結婚式場です。会場を丸ごと貸し切れるスタイルの会場は、自分たちらしい演出や装飾が叶うとして支持されています。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
今回取材したザ・ヒルサイド神戸も、そんな最近話題を集めている貸し切り制の会場。なんと世界的建築家である安藤忠雄氏が手掛けたデザイナーズハウスを貸し切って結婚式を行えるとして注目されています。
貸し切り制のザ・ヒルサイド神戸は他のカップルの結婚式とバッティングしないため、プライベート感たっぷり!空間や時間の使い方も自由自在で、より理想に沿った結婚式が叶えられます。
1-1.事例①ゲストと一緒に沖縄の伝統的な踊り“カチャーシー”を楽しんだことも♪
過去には、広々としたラウンジにて新婦の故郷である沖縄の伝統的な踊り“カチャーシー”をゲストたちと楽しんだ事例もあります。
結婚式の参列者が新郎新婦を含めると計100名くらいいたため、料理などは2階のバンケットで楽しみ、その後1階のラウンジに移動。広々とした空間にてゲストと共に“カチャーシー”を踊り、そのままラウンジにてお開きにしたとか。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
このように1階と2階を自由に行き来して演出を行えるのは、貸し切り制ならではの魅力といえるでしょう。
1-2.事例②おもちゃ屋で出会った新郎新婦の結婚式では、マスコットキャラクターのぬいぐるみトス!
また、空間を自由に飾り付けできるのも貸し切り制ならではの魅力の一つ。
“おもちゃ屋で共に働いていた”という新郎新婦の結婚式では、二人の出会いのエピソードをもとにプランナーがウエディングテーマを設定し、会場内にレゴブロックやカラフルなおもちゃを飾り付けたり、ブーケトスの代わりにマスコットキャラクターのぬいぐるみトスを提案したりしたそう。
「飾り付けが自由にできますよ」と言われても、実際にはアイディアが浮かばなくて困る…という新郎新婦も多いはず。その点、ザ・ヒルサイド神戸では二人の生い立ちや出会いから提案してくれるので、一緒に楽しみながら飾り付けを考えられるでしょう。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
貸し切り制で結婚式中は他の利用者がいないので、エントランスやゲストを迎え入れるバーカウンター、バンケットなども二人らしく自由に装飾できます。
2.料理で二人らしさを表現することも可能。メニューにも見た目にもとことんこだわれる
披露宴で提供する料理はゲストへのおもてなしポイント。ゲストへの感謝の気持ちを込めて、料理には特にこだわりたいというカップルも多いです。
しかし、披露宴で提供する料理がおいしいのは今や当たり前。近年では料理にこだわりたいカップル向けに、二人らしい料理をコースに取り入れたり、結婚式の雰囲気に合わせてオリジナルメニューを作り上げたりといったサービスを提供している会場も増えています。
ザ・ヒルサイド神戸も、料理に二人らしさを反映できるとして人気のゲストハウスです。
スタンダードなメニューとしてフレンチのフルコースを提供していますが、リクエストに合わせてメニューの内容や料理の味付けを工夫することもできます。
2-1.コース内容をアレンジしやすく、価格も調整しやすいプリフィックススタイル
ザ・ヒルサイド神戸では、メニューごとに1品ずつ好きなものを選べる“プリフィックススタイル”を採用。好みや予算に合わせてメニュー内容を自由に組み合わせることができます。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
選べるプリフィックスメニューのバリエーションは、なんと2,500通り!オードブルからスープ、魚料理、肉料理、デザートに至るまで豊富なメニューの中からお選びいただけます。
2-2.叶えたい結婚式のテイストやリクエストに合わせてメニューを提案!
叶えたい結婚式のテイストやリクエストがある場合には、メニュー内容をシェフが提案してくれることも!
例えば、「新郎新婦の地元の食材を使った料理を提供したい!」というリクエストには、シェフがお茶漬けブッフェを提案した事例も。それぞれの地元の食材を盛りつけたお茶漬けを振る舞い、ゲストからも評判を集めたといいます。
他にも、「アメリカンテイストの結婚式にしたい」というリクエストに対しては、レインボーカラーのケーキを作ったり、デザートブッフェにグミを飾り付けたりといった提案を行ったこともあるとか。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
もちろん、「そこまで具体的なリクエストはないけれど、何か特別感のある料理でおもてなしがしたい」という新郎新婦もいるでしょう。そんな時は、春の結婚式なら「桜」や「お花見」を、夏なら「夏祭り」や「屋台」をイメージしたメニューや、秋から冬のイベントに合わせて「ハロウィン」「クリスマス」「バレンタイン」をテーマにしたメニューを提案するなど、二人らしさをとことん追求しています。
新郎新婦ごとに異なるリクエストに合わせて柔軟に対応してくれるので、より理想的な結婚式が実現できます。
2-3.会場側が希望のドリンクや食材を手配!世界のビールを振る舞ったことも♪
ザ・ヒルサイド神戸では、衛生上の観点から飲食物の持ち込みはできませんが、新郎新婦のリクエストに沿ってドリンクや食材を会場側が手配してくれます。
例えば、ビール好きな新郎新婦が結婚式を行った際には、世界のビールを多数取り寄せてゲストに振る舞った事例もあるとか。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
リクエストに応じてドリンクや食材を調達してくれるので、手間をかけずに二人らしい演出を叶えられますよ。
2-4.シェフが料理のイメージデッサンを描くことも◎希望に合わせて打合せも実施
料理は味付けも大切ですが、見た目にもこだわりたいところですよね。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
ザ・ヒルサイド神戸では、料理の見た目にもこだわるべくシェフが色鉛筆を使って料理のイメージデッサンを描くこともあるのだとか。当日の調理を担当するシェフ自らデッサンを手掛けるのでイメージを共有しやすく、結婚式当日に「こんなはずじゃなかった……」という想いをする心配もありません。
また、希望に合わせて事前にシェフと直接打合せすることも可能です。
3.スムーズに結婚式づくりを行えるようサポート。フルオーダーウエディングにも対応
理想の結婚式を実現させるためには、式場選びだけでなく、成約後の打合せも大切です。
ウエディングプランナーは共に結婚式を創り上げる大切なパートナー。ヒアリング力はもちろんのこと、柔軟な対応力なども必要となります。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
今回お話を伺ったザ・ヒルサイド神戸では、打ち合わせは挙式の約4ヵ月前からスタートし4回程度実施。ヒアリング内容を元に結婚式のテーマを設定した上で、テーマに沿って装花や料理の提案を行っています。
また、ザ・ヒルサイド神戸ではフルオーダーウエディングにも対応。こだわりが強い方もより理想的な結婚式を実現できます。
初回の打ち合わせまでに“スタートアップセミナー”と称して、動画を配信しているのもザ・ヒルサイド神戸ならではの特徴の一つです。
スタートアップセミナーとは、本格的な打合せが始まる約1ヵ月前に「打合せでは具体的にこんなこと決めていきます」という内容の動画を配信。新郎新婦に結婚式に対するイメージやリクエストをある程度明確化してもらいます。
打ち合わせ前にイメージやリクエストを固めておくことは、理想の結婚式を叶える上で大切なこと。スムーズに、より満足度の高い結婚式になるように準備段階も工夫しています。
4.衣装・フローリスト・カメラマン…etc。提携先は厳選されたハイクオリティなショップのみ
ドレスや装花、カメラマンなどは一般的にそれぞれの結婚式場が提携しているショップやクリエイターを利用することが多いです。
提携先の数は会場によって様々ですが、大切なのは数よりも質。提携先が品揃え豊富なショップかどうかや、質の高いスタッフが在籍しているかどうかが重要となります。
取材したザ・ヒルサイド神戸は、ハイクオリティなショップやクリエイターのみと提携。既に厳選されているので、提携先選びに悩むこともなく安心してお任せすることができます。
ドレスショップは、関西・芦屋に本店を構える「アンテリーベ」と提携。アンテリーベは品揃えが豊富なだけでなく、“日本人の体型に合ったドレス”をわざわざ海外にオーダーするほどドレスのフィット感にもこだわっています。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
装花を担当するフローリストは、ザ・ヒルサイド神戸での実績が豊富なショップと提携。会場のことを知り尽くしているショップなので、会場を活かしたコーディネートを提案してくれます。
また、装花をフルオーダーで頼めるのも嬉しいポイント。より理想に沿った会場コーディネートを実現できますよ。
カメラマンの提携先は1社のみですが、好きなテイストに合わせてフォトグラファーを指名することもできます。
5.思い出の場所に帰れる機会も。年に1~2回、結婚式当日を振り返れるイベントを開催
結婚式場というと結婚式の際にのみ利用する場所というイメージが強いかもしれませんが、最近では結婚式後に利用者向けのイベントを行っている会場も多いです。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
ザ・ヒルサイド神戸も、結婚式を行った新郎新婦向けに毎年イベントを行っている会場の一つ。普段は結婚式専用会場として営業していますが、年に1~2回だけザ・ヒルサイド神戸にて結婚式を挙げた新郎新婦が帰ってこられる機会を設けています。
今年2020年に開催されたイベントでは、シェフによる絶品ディナーが振る舞われるだけでなく、結婚式当日の写真をチャペルに展示。美術館に並ぶ展示物のように、写真の下に担当プランナーからのコメントを記載したプレートを添えるなどして、より結婚式当日の想いを振り返りやすいよう工夫を凝らし、新郎新婦から大好評を博しました。
「結婚式当日の気持ちを思い出せた」「結婚当初の初心に帰る良い機会になった」という声も多く寄せられたといいます。
6.まとめ│二人らしい結婚式を叶えたいのなら“自由度”や“対応力”もチェックしましょう
結婚式場によって外観や内装がそれぞれ異なるように、自由度の高さやサービス内容、スタッフの質なども様々です。
出典: ザ・ヒルサイド神戸
もし、「二人らしい結婚式を叶えたい」と考えているのであれば、今回取材したザ・ヒルサイド神戸のように自由度の高い貸し切り制の会場がおすすめ!空間も時間も自由にアレンジできて、リクエストにも柔軟に対応してくれる会場ならきっとより理想的な結婚式が叶えられるはずです。
また、リクエストに合わせて柔軟に対応してくれるスタッフがいるかどうかも重要なポイント。ザ・ヒルサイド神戸のように叶えたい結婚式のテイストに合わせて最適なアイディアを提案してくれるウエディングプランナーやシェフがいる会場ならば、満足度の高い結婚式が実現できるでしょう。
式場探しの際には、ぜひ会場の“自由度”や“スタッフの対応力”にも着目してみてくださいね!
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