結婚式のウェディングドレス選びは女性にとっての憧れ!結婚式当日とびっきり美しい花嫁になるために、体型や式場の雰囲気に合ったウェディングドレスの選び方をしたいですよね。
少し体型が気になる花嫁さんや年齢を気にしてドレス選びに躊躇してしまう花嫁さん、難しく考えなくても大丈夫。
ドレスの選び方を勉強しておくだけでコンプレックスを気にすることなく、楽しいドレス選びをすることができるはず!今回はそんなドレスの選び方(コツ)をいくつかご紹介していきます。
目次
1. ウェディングドレスの種類について
理想の花嫁像は人それぞれ違うもの。
誰からも愛されるような可愛いテイストや少しエッジがきいた辛口なテイスト、なりたいイメージはいろいろありますよね。
まずは代表的なドレスのラインをさらっとご紹介していきます。
♠Aライン
ウエストの位置が高く、上半身から裾にかけて徐々に広がっていくシルエットが、アルファベットの「A」の形にみえることが名前の由来です。
シンプルで上品なシルエットで、特に体型を選ばないことから、人気の高いライン。
ウエストの切り替えがないことで「縦」の流れを強調してくれるので、身長が高く見える効果があります。
さらにヒールをはけば、身長が低い花嫁でもスタイルよく見せられるのが大きな魅力です。
♠プリンセスライン
ウエストでラインの切り替えがあり、スカート部分が裾に向かって大きくふくらんだ、正統派デザイン。
スカートのエアリー感によって、華やかで可愛らしい印象をもたせることができます。
ドレス自体にボリューム感があって、遠くからもラインがしっかりと見えるため、広い宴会場でもドレス姿が映えること間違いなしです。
♠スレンダーライン
出典: Nuance
スカート部分に膨らみがなく、ストンとしたシルエットが特徴のデザイン。
ウエスト部分の切り替えにより、すっきりと着こなせることができ、身体のラインを強調しすぎないドレスです。
シルエット自体がシンプルなので、大人っぽく着こなしたい方にピッタリです。
より自然に、花嫁の上品さを引き出してくれるウエディングドレスです。
♠マーメイドライン
マーメイド(人魚)のように、上半身から腰までは身体にぴったりとフィットし、裾へむけての部分は魚の尾びれのように広がっているデザイン。
メリハリのあるデザインのため、女性らしい自然でしなやかな曲線美を見せることができます。
長身の花嫁さんは、そのスタイルを活かすにはうってつけのドレスです。
♠エンパイアライン
出典: Bride & Groom
ウェディングドレスの多くがウエスト切り替えのデザインですが、エンパイアラインは胸下からの切り替えで、スカート部分が多いのが特徴。
すっきりとしたデザインなので、年齢を問わず着られるデザインと言えます。すらっと見えるスタイルアップに効果的なドレスです。
♠ミニライン
出典:preparage
二次会で着用される花嫁さんが多いですよね。こちらのドレスも動きやすいことが魅力。一般的に可愛いイメージをよく持たれますが、ドレスのブランドやデザインによってはかっこよいスタイルのものも多くあります。
2. ウェディングドレスの選び方①:ドレスのイメージを決める
まず1番はじめにやるべきことは、自分がなりたいイメージをしっかり掴むことです。
どんなウエディングドレスのデザインや雰囲気が好きか、自分自身でイメージしましょう。
ドレスショップにはたくさんの衣裳があります。イメージせずにショップに行くと、あまりの数の多さに何を着たら良いか迷ってしまうはず。
ぼんやりでも良いのでイメージしておくと、比較的スムーズに試着をすることができます。
出典: atelier shiro
簡単なイメージでもその好みに合わせてよりイメージが沸くようなドレスをショップのスタッフさんが提案してくれるので、心配しなくても大丈夫!
可愛いもの、綺麗なもの、シンプルなもの、ゴージャスなもの、カジュアルなもの、ナチュラルなもの、と自分の好きなイメージを考えておくと良いです。
自分の好きなイメージにはぜひ、トキハナのサービスを活用してみてください。イメージがしっかり膨らむはずです!
他にも真似したい卒花嫁さんのSNSに投稿されている写真を保存しておいて、試着のときにショップのスタッフさんに見せてみるのも効果的です。
3. ウェディングドレスの選び方②:肌の色に合うドレスを選ぶ
ウエディングドレスの色といえば「白」。
白には「純潔・無垢・純真」という意味があり、結婚式にふさわしい色とされています。
ウェディングドレスのカラーは白が定番ですが、ひとくちにに白と言っても一般的に「純白」と呼ばれるものから、やや気色味がかった温かみのある「アイボリー」と呼ばれるものまで、白の中にもさまざまな色味があるんです。
♠ホワイト
出典: Nuance
一般的な純白のイメージの「白」は、3種類の中ではホワイトとなります。しかし実は真っ白のホワイトドレスは意外と少なく国内ドレス全体の2割程度なのだそう。
ホワイトは一般的には、ブルーベースの強い白肌の人が似合うといわれています。
また反対に色黒の方でも、白さが際立つホワイトだからこそ、肌とのコントラストをおしゃれにいかせると人気があるんですよ。
♠オフホワイト
白色の中間色でもあるオフホワイトは、黄色人種の日本人の肌に一番馴染みやすい色です。
そのため現在のウエディングドレスのほとんどがオフホワイトで作られているんです。
オフホワイトは肌の色で好き嫌いをしない万能な色なので、その分デザインやシルエットの種類も豊富に揃っています。
試着をするならまずはこの色を選べば肌色で悩む心配はありません。女性らしい柔らかい雰囲気の印象なので、多くの方に選ばれています。
♠アイボリー
黄色みがかったホワイトのことをアイボリーといい、肌の色の黄色みがより強い人にはアイボリーが肌に馴染みやすく似合います。
ドレスを見た印象としては色味が強いと思われがちですが、身にまとってみると、不思議と肌が明るく見える優秀な色なんですよ。
また、素材そのままの色を使っていることが多いのでナチュラルで優しい雰囲気になり、ガーデンウエディングなどにとってもおすすめ。
日本人は一般的にオフホワイトが似合うとされていますが、当日のヘアメイクで印象がガラリと変わるので、ドレスをいくつか並べてみて自分に似合う色を探してみてくださいね。
1人で分からないときは、ぜひ家族を連れて試着に行ってみると良いですよ。
4. ウェディングドレスの選び方③:体型に合うドレスを選ぶ
沢山好きなウェディングドレスがあるのに、自分の体型が気になって好きなドレスが選べない、と諦めてしまっているプレ花嫁さんはいらっしゃいませんか?
身長が気になったり、身体のラインが気になるからダイエットしなくちゃと焦っているプレ花嫁さんは多いはず。
ドレス選びで重要なのは、自分の体型に合ったドレスを選ぶこと。
上手にドレスを選ぶことで悩み部分をカバーでき、ボディラインを美しく見せることができます!
それでは、体型別におすすめなウェディングドレスをいくつかご紹介していきます。
♠背が高い人
出典: Cli’O mariage
長身の花嫁におすすめなのは、マーメイドラインやスレンダーラインなど、背の高さを活かせるドレス。
シンプルにバランスよく着こなすことができるはずです。
逆に高身長を目立たせたくないプレ花嫁さんもいらっしゃいますよね。
そんなときは、プリンセスラインなどスカートがボリューミーのあるドレスを選ぶと良いです。
身長が目立たなくなるのに加え、ボリュームがあるので華やかな印象になります。
♠背が低い人
出典: Maria et Mariee
小柄な方には、エンパイアラインのドレスがオススメ。
エンパイアラインは、通常ウエストにあるドレスの切り替え部分が胸下にあります。そのため腰の位置が高く見え、脚長効果が期待できます。
新郎と並んだ時のバランスを考えるとウエストがすっきりと見え、縦のラインが強調されます。
♠おしりが気になる人
おしりの大きさが気になる人は、スカートにボリュームのあるAラインやプリンセスライン、またはヒップラインを覆うような装飾のあるドレスを選ぶと良いです。
ですが、お尻の大きさが気になるからといって、体型にピッタリ合うタイトなウェディングドレスを諦める必要は全くありません!
リボンやレース、コサージュなどのヒップラインにワンポイントがあればお尻の大きさをカバーすることができて目立ちません。
おしりの部分を縦に覆うようなデザインであれば、縦長効果も期待できます。
体のラインが強調されるマーメイドラインやスレンダーラインはヒップの張りが目立つことになり気になると避けられがちですが、実はマーメイドラインやスレンダーラインはヒップがないと綺麗なシルエットが出にくいラインでもあり、華奢な方はヒップパットを入れて着用するほど!
ヒップラインを活かせるドレスなので、一度試着してみると良いかも。
♠二の腕が気になる人
出典: N_DRESS
プレ花嫁さんで、一番多い悩みが二の腕の太さ。
そんなプレ花嫁さんには、パフスリーブやフレンチスリーブのように、ふんわりとした立体的なデザインの袖がおすすめです。
また、ロングスリーブを着用する場合は、腕の中でも最も細い手首部分が露出する、7分袖にするのがとても効果的です。
手首の細さが際立ち、腕全体を華奢に見せることができますよ。
そして、二の腕に関してはグローブ選びも重要です。
グローブをはめたときに締め付け感や食い込み感があると、腕が太くなって見えるものです。
その場合はグローブを少し下げ、手首にギャザーをもたせましょう。少しでもゆとりがあるとスッキリ見えます。
♠脇肉が気になる人
出典: THE KNOT DESIGN
脇肉の原因は姿勢・インナー・ビスチェの高さ、この3つが原因と考えられます。
姿勢に関しては、どんなに綺麗なドレスでも猫背だと脇肉が出てしまい、ドレスの着崩れの原因にもなるので気をつけましょう。
インナーは自分に合ったカップの形をしっかり調べること、ビスチェの高さについては、ビスチェの高さが低いものを選ぶとバストを潰してしまうので、脇下までしっかりと高さのあるタイプのウェディングドレスを選ぶようにしましょう。
♠背中のお肉が気になる人
出典: THE KNOT DESIGN
背中のお肉が気になる人は、背中がVカットのドレスや背中にフリルがついているドレスを選ぶのがおすすめ。
Vカットは背中を袖でカバーしてスッキリと見せてくれますし、フリルのデザインは立体感があり背中のお肉の食い込みも気にならなくしてくれるはず。
結婚式当日までに、肩回しなどの簡単なストレッチを行い、日頃から肩周りの筋肉をほぐしておくことも効果的です。
5. ウェディングドレスの選び方④:会場に合うドレスを選ぶ
ウェディングドレスを選ぶときは、会場との相性も大事なポイント。
結婚式を挙げる会場によっては着用するウェディグドレスにも規則があったり、会場の広さによってはドレスが大きすぎて身動きが取れなくなったりすることもあるようです。
会場の雰囲気、構造に構わず着たいものを着てしまうと、花嫁姿が浮いてしまい、せっかくのドレス姿が美しく感じられなくなってしまう事も。
ウェディングドレスを選ぶときは、以下に挙げた挙式会場ごとのポイントにも注目して探してみると良いですよ。
♠教会式でのウェディングドレス
出典: innocently
教会で挙式を行う場合は、肌の露出が控えめなウェディングドレスが良いでしょう。
チャペルや大聖堂で行われる教会式では、ウェディングドレスらしい存在感のあるものを選びましょう。
トレーンが長いものだと、とっても美しい花嫁姿を演出することができます。
教会はそもそもが神聖な場所であり、教会によっては挙式にも宗教的な制約を設けている場合があるので、ウェディングドレスを選ぶ前に、教会側に確認を取っておくとよいでしょう。
後ろ姿も沢山見えるので、ドレスのバッグデザインやロングトレーン、ベールも工夫してみると良いかも。
♠ホテルや披露宴会場でのウェディングドレス
出典: THE KNOT DESIGN
ホテルや披露宴会場で挙式を行う場合は、華やかなウェディングドレスが良いとされています。
照明の当たり方でキラキラと光るビジューやラインストーンによる装飾があるとより映えますよ。
また、広い会場でも存在感をアピールできるよう、スカートのボリュームは大きいものスレンダーなラインでもトレーンが長めなものがおすすめです。
♠レストランやガーデンでのウェディングドレス
出典: Beacon Dress
レストランやガーデンで挙式を行う場合は、動きやすさに配慮したウェディングドレスがベスト。
レストランやガーデンは、あちこちと動き回ることが多いタイプの会場なので、ドレスのボリュームは抑えた方が困ることが無いと思います。
その分ゲストとの距離が近いため、至近距離で見ても美しさを損なわない、レースの重ね使いや金刺繍、ラインストーンなど細かな部分にまで装飾の施されたウェディングドレスがおすすめ。
6. まとめ
いかがでしたか。今回はウエディングドレスの選び方のコツについてご紹介しました。
自分の好きなドレスと自分に似合うドレスが違うことが多くて、どうしたらよいか分からないプレ花嫁さんも多いかと思います。
コンプレックスがあるからといって好きなドレスを諦めなきゃいけないということは全くありません!重要なのは自分の体型に合うドレスを探すこと。自分には似合わないと思っているラインのドレスが逆に一番似合うということも少なくはありません。
まずは、いろんなテイストのドレス、自分の好みとは違うドレスもどんどん試着してみて!まずは試着をしてからどうするか考えましょう。
ドレス選びの参考にトキハナをぜひ使ってみてくださいね。