2024最新【結婚式のおすすめBGM】シーン別にBGM選びのコツまでご紹介♪

結婚式準備のひとつであるBGM選び。BGMは結婚式の雰囲気づくりに欠かせないものです。
結婚式のBGMは、シーン別に切り替えて使用するため、細かく選曲しなければなりません。そのため、各シーンでどんな曲を選べばいいのか、ついつい迷ってしまいますよね。
今回は、結婚式のシーン別にBGMの選び方のコツをご紹介します。BGM選びはこれから！という新郎新婦はぜひ、参考にしてみてくださいね！
（文：tomoyo）

1.何曲必要？結婚式のBGM選び

結婚式や披露宴においてBGMは欠かせないアイテムのひとつ。
BGMは会場を盛り上げたり、感動的なムードに包みこんだりと雰囲気づくりに重要な役割があります。

▪結婚式で必要なBGM数は30～40曲

曲数だけ聞くと「多いな～」と感じるかもしれませんが、新郎新婦入場や乾杯、花嫁の手紙など、シーン別に曲を変えて使用するためこのくらいの数は必要になります。

具体的に必要な曲数は式場からリストが共有されるので、それに合わせて決めればOKです！

各BGMは基本的に、それぞれのシーンや演出の雰囲気に合わせて選曲しましょう。

出典: MAISON 8

▪選び方のコツは“具体的にイメージすること”

実際の結婚式を思い浮かべて、それぞれのシーン別にどんな曲がふさわしいかを考えていきます。
自分たちが作り出したい雰囲気やコンセプトも踏まえて選ぶとよいでしょう。

シーンごとの雰囲気を考えずに「好きな曲だから」「使いたい曲だから」という理由だけで決めてしまうと、場面のムードを壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。

BGMの選曲に悩んだら「人気・定番のウエディングソング」の中から自分たちに合うものを選んだり、それを参考にして似ている系統の曲を探したりするのもいいですね。

▪プランナーさんに相談してもOK

「BGMには特にこだわりがない」「BGM選びが大変」というカップルは、式場で準備されている曲を使うのもありですよ。

出典: MEDI

2.シーン別”結婚式のBGM”のポイント

BGM選びは楽しい作業でありつつも、数が多いため意外と大変な作業でもあります。

結婚式のシーン別にBGMを選ぶとは言っても、それぞれどんな曲を選べばいいのかあまり想像がつかない人もいるでしょう。

ここからは、結婚式のシーン別にBGM選びのポイントとオススメの曲をご紹介します。

2-1.開宴前・迎賓（4-5曲）

式場に入って、ゲストが最初に耳にするBGMです。
ここでは、ゲスト同士の会話の邪魔にならず、パーティの前触れにもふさわしい耳障りのいい曲を選ぶのがおすすめ！

クラシックやピアノ曲のような落ち着いた雰囲気の曲や、カフェミュージックのようなさわやかな曲もよいでしょう。また自分たちの結婚式のコンセプトやテーマに合わせて、作り出したい雰囲気の曲を選ぶのもおすすめです。

騒がしい曲ではなく、ゲストがゆったりとリラックスできる曲を選ぶと間違いないでしょう。

出典: 明治神宮 明治記念館

2-2.新郎新婦入場（1曲）

新郎新婦入場のシーンは、ゲストみんなが注目して盛り上がる場面です。

これから始まる披露宴の期待感を盛り上げるような明るい曲がおすすめです！

もちろん、落ち着いた大人ウエディングや和装で和やかな雰囲気にしたいというコンセプトがあるなら、テーマに合わせてしっとりと落ち着いた曲を選ぶのもよいでしょう。

曲の流し方は、会場のドアが開けられて新郎新婦が登場する瞬間に曲のサビ部分が来るようにするのがポイント！

新郎新婦の登場をまだかまだかと待っていたゲストの気持ちを最高潮に高める演出になりますよ！

プランナーさんに、曲のどの部分でドアオープンをして欲しいのかまで細かく伝えておくようにしましょう。

■新郎新婦入場におすすめの曲

2-3.乾杯の直後（1曲）

「乾杯」は披露宴の始まりの合図でもあるので、明るくワクワクするような曲がおすすめ！

乾杯のＢＧＭは一般的に「カンパーイ！」の発声直後に曲を流すので、出だしに勢いのある曲、サビにインパクトがある曲、テンポのいい曲を選ぶとよいでしょう。

多くの人が聴いたことのあるような定番曲も盛り上がりやすくていいですね。

サビや歌い出しが盛り上がる部分から曲を流してもらうように調整してもらいましょう。

■乾杯の直後におすすめの曲

出典: 東京會舘

2-4.ケーキ入刀（1-2曲）

披露宴の中でシャッターチャンスとなる、ゲストの注目が集まるシーン。

「ケーキ入刀です！」という司会者のアナウンス後からBGMが流れるパターンが一般的です。

演出をより盛り上げるために、明るくアップテンポな曲を選ぶとよいでしょう。

乾杯と同様、出だしから盛り上がる曲や、曲のサビ部分を頭出しで使うのがおすすめです。

ケーキ入刀は、新郎新婦ふたりの共同作業でロマンティックな演出なので、ラブソングや幸せ感あふれる選曲もおすすめですよ。

■ケーキ入刀におすすめの曲

出典: THE TOWER HOTEL NAGOYA

2-5.歓談（5-6曲）

歓談中のBGMは、会話を邪魔しない選曲が大切です。

料理やお酒を堪能しながら会話を楽しめる、ゆったりとした心地よい曲がおすすめです。

クラシックやジャズなど、落ち着いたレストランで流れているような曲をイメージして選ぶと間違いないでしょう。
また歌詞のない曲や洋楽などもおすすめです。

歓談中のBGMは、流す時間が長くなるのでアルバムを1枚選んでかけてもらうのもよいでしょう。

ゲストもあまり意識しないものなので、式場が用意しているものからチョイスするのもアリですよ！

■歓談でおすすめの曲

出典: ST.MARGARET WEDDING

2-6.お色直し退場（新婦1曲・新郎1曲）

お色直し退場はさまざまなパターンがありますが、新郎新婦それぞれが親族や友人などにエスコートを頼んで、ひとりずつ退場するケースが多いでしょう。

BGMは両親や祖父母、兄弟、友人など、エスコートをしてくれる人との思い出の曲を選ぶのがおすすめです。

明るくポップな曲とともに楽しい雰囲気で退場したり、心に響くような曲とともに感動的な退場シーンにしたりなど。

エスコート役に指名した相手との関係性やどんな風に退場したいかを考えて選曲するとよいでしょう。

BGMとともに、エスコートしてくれる人とのエピソードを司会者に話してもらうのもおすすめですよ。

■お色直し退場におすすめの曲

出典: IWAI OMOTESANDO

2-7.中座（5-6曲）

新郎新婦の中座中は歓談BGMと同様、会話の邪魔をしない曲がおすすめです。

静かすぎる曲もかえって会話がしにくいと感じることもあるため、ゲストがゆったりとリラックスでき、食事や会話を楽しめるような選曲が大切です。

自分たちの披露宴のテーマや作り出したい雰囲気に合わせた曲を選んでもよいでしょう。

ナチュラルウエディングならカフェミュージック、しっとりとした大人ウエディングならオルゴールやクラシックなど。

自分たちの好きな曲やゲスト層に合う曲を流してもOKですよ！

■中座におすすめの曲

出典: 東京會舘

2-8.お色直し後の入場（1曲）

お色直し後の入場シーンは衣装が変わり、場の雰囲気がガラリと変わるタイミングです。

BGMもそれまでの曲調から印象を変えたものにするのがおすすめ！

ゲストが盛り上がるような曲はもちろん、ふたりの好きな曲を取り入れて、個性を出すのもよいでしょう。

遊び心を取り入れるなら、アニメソングもおすすめです。

はじめの入場シーンと同様、扉の開くタイミングに合わせてサビが来るように曲をかけてもらうと盛り上がりますよ！

■お色直し後の入場におすすめの曲

出典: Central Terrace TOKYO（セントラル テラス トーキョー）

2-9.テーブルラウンド（5-6曲）

テーブルラウンドでおこなう演出は新郎新婦によって異なるため、演出に合ったBGMを選びましょう。

キャンドルサービスや光を使った幻想的な演出なら、しっとりとしたバラードやロマンティックな曲、ゴージャスな曲がおすすめです。

フォトラウンドやゲストとちょっとした会話を楽しむなら、会話を妨げずに明るい雰囲気にさせてくれる軽快でポップな曲をチョイスするといいですね！

ビールサーブの演出なら、会場全体を盛り上げてくれるような曲をセレクトするといいでしょう。

■テーブルラウンドにおすすめの曲

出典: RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE（レストラン ルーク）

2-10.花嫁の手紙（1曲）

花嫁が両親へ感謝の気持ちを伝える演出。披露宴において感動を誘うシーンですよね。

ここでは、手紙の朗読の邪魔にならないBGM選びが大切です。
実際、歌詞の入っていない曲を選ぶ新郎新婦が多いです。

使いたい曲がボーカル入りならオルゴールバージョンを選ぶのもおすすめ！
歌詞が気になりにくいという点では、洋楽もいいでしょう。

家族や絆をテーマにした曲や感謝を伝えられるようなBGMがぴったりです。

■花嫁の手紙におすすめの曲

出典: IWAI OMOTESANDO

2-11.花束贈呈（1曲）

花束贈呈は花嫁の手紙のあとにつづく演出です。
曲の長さが間に合うなら、そのまま同じBGMを流し続けるのもありでしょう。

花嫁の手紙はしんみりとした雰囲気になりやすいので、雰囲気を少し変えたいなら、激しすぎない、明るく爽やかな曲を選ぶのもおすすめです。

花束贈呈は両家両親へ感謝を伝えるシーンなので「ありがとう」という言葉が歌詞に入っていたり、感謝の気持ちを伝えられたりするようなBGMをチョイスするのがよいでしょう。

■花束贈呈におすすめの曲

出典: mothers

2-12.新郎新婦退場（1曲）

披露宴のクライマックスとなる退場シーン。
新郎新婦はゲストからの祝福を受けながら、会場をあとにします。

ここでは、これからのふたりの明るい未来を象徴するような、明るくポジティブな曲がおすすめです。

また、クライマックスにふさわしいインパクトのある曲やふたりのお気に入りの曲を選んでもよいでしょう。

退場シーンの動線によっては、曲が流れる時間が短い可能性があります。

サビや流して欲しい部分がかかる前に退場してしまった……ということのないように、あらかじめ退場の動線を確認しておき、流すタイミングをプランナーさんに伝えておくと安心ですよ。

■新郎新婦退場におすすめの曲

出典: シェラトン都ホテル大阪

2-13.お見送り（5-6曲）

新郎新婦と両親が一緒に並び、ゲストを見送るシーンです。

来てくれたゲストに感謝の気持ちを伝えたり、プチギフトを渡しながらちょっとした会話をしたりする場面なので、明るく心地のよい曲がおすすめです。

ゲストがゆったりと立ち止まりすぎず、スムーズに進めるよう、テンポのいい曲を選ぶのもポイントです。

ゲストが最後まで楽しめて「素敵な結婚式だったな」と余韻に浸れるような曲が選べるといいですね！

■お見送りにおすすめの曲

3.”結婚式のBGM”は著作権に気をつけて

音楽には“著作権”があり、結婚式でその音楽を利用するには、作曲家への著作権料や実演奏するアーティストへの著作隣接料の支払いが必要となります。
用途や利用する楽曲の長さ、利用曲数によって料金は異なります。

結婚式会場がJASRAC（ジャスラック）などの著作権管理業者や、ISUM（アイサム）という音楽の複製利用代行を行う機関に加盟していれば違法性なく利用することができます。
著作権の対応方法は会場によって異なり、プランや見積もりの「音響使用料」に組み込まれている場合もあるので、新郎新婦が支払いをする必要があるかどうか必ず確認をしておきましょう。

出典: 代官山 鳳鳴館

ただし、以下の場合は注意が必要です。

このような場合は、別途手続きが必要な可能性もあるため、音楽を使う時は「著作権」を念頭に置き、必ずプランナーさんに相談するようにしましょう。

4.まとめ｜結婚式のBGMはシーンや演出に合わせた選び方が大切！

結婚式のシーン別にBGMの選び方のコツをご紹介しました。

BGMは雰囲気づくりに大きな役割があるため、演出やシーンに合わせたセレクトが大切です。

出典: Los Angeles balcony Terrace Restaurant & Moon Bar

感動的なシーンなのに激しい曲調だったり、逆に盛り上げたい場面なのにおとなしい曲調だったりなど、選曲を間違えるとチグハグな印象を与えてしまう可能性もあります。

また、会場の装飾などと同様にＢＧＭもふたりらしさを出せるポイントです。
ふたりの結婚式のイメージやコンセプトに合った曲をチョイスすることで、より自分たちらしさを発揮できるでしょう。

BGM選びは曲数が多いので、意外と大変な作業です。
結婚式場が決まったら、なんとなく使いたい候補の曲を考えておくと、焦らずに決められますよ！

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