国際結婚カップルが結婚式を迎えるにあたり、最初に直面するのは「どこの国で挙げる?」というお悩み。国際結婚の場合、結婚式を挙げる国や回数などに多くのパターンがあり、迷ってしまうことも多いでしょう。
結婚式は、ふたりにとっても家族にとっても新しいスタートの場となる大切なイベント。そのため、お互いの国のゲストに楽しんでもらえて、親睦を深めることのできる場所を選びたいですよね。
そこで今回は、国際結婚カップルの結婚式はどこの国でするべきか、おすすめの3つのパターンを徹底解説いたします!
パターンごとのメリット・デメリットも合わせてご説明いたしますので、これから結婚式を迎える国際結婚カップルの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(文:MIKI NONAKA)
目次
1.国際結婚カップルの結婚式はどこでする?3つのパターンを解説
国際結婚をするカップルが結婚式をどこで挙げるか検討する場合、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。
- 国際結婚カップルの結婚式はどこでする?|3つのパターン
- ①日本とパートナーの出身国で2回結婚式をする
②日本もしくはパートナーの出身国のどちらかで結婚式をする
③どちらの出身国でもない別の国で結婚式をする
それぞれのパターンで結婚式にかかる費用や時間も異なります。
ふたりやお互いの家族にとって、どのパターンがベストなのかを見極めるためにも、3つのパターンのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
1-1.日本とパートナーの出身国で2回結婚式をする
1つ目は、お互いの出身国で2回結婚式を挙げるというパターンです。
出典:THE GARDEN PLACE SOSHUEN(蘇州園)
国際結婚カップルがそれぞれの国で結婚式を挙げる最大のメリットは、ふたりの家族だけでなく、親族や友人、知人など、これまでの人生でお世話になった方みんなに結婚式に参加してもらいやすいという点にあります。
海外での結婚式は、金銭的な理由やスケジュールの都合などで参加したくてもできない方が少なくありません。
その点、お互いの出身国で2回結婚式を挙げる場合は、それぞれのゲストがそれぞれの国で結婚式に参加してもらえるので、多くのゲストにふたりの結婚を祝福してもらうことができます。
また、お互いの出身国で異なるスタイルの結婚式を楽しむことができる点も大きなメリットと言えます。
出典:明治神宮 明治記念館
例えば衣装ひとつとっても、日本での結婚式では白無垢と紋付袴、パートナーの出身国ではウエディングドレスとタキシードというように、違ったスタイルを楽しむことができます。
一方でデメリットは、時間や費用、労力面での負担が大きいことがあげられます。
結婚式は一度挙げるだけでも多くの労力を要する人生の一大イベント。
新郎新婦のスケジュールや体力を考慮して、やむなく1回という選択をする方も多いです。
「結婚式を2回挙げたいけれど、続けて行うのは難しい」という場合は、時期や年をずらしたり、家族だけの少人数婚を選択するなど、ふたりにとって何が最善かを話し合い、いろいろな案を検討してみるようにしましょう。
1-2.日本もしくはパートナーの出身国のどちらかで結婚式をする
2つ目は、どちらかの出身国で1回のみ結婚式を挙げるというパターン。
出典:ルーキス(LUCIS)
国際結婚カップルの現在の生活拠点が同じ国の場合、この方法を選択することが多いようです。
このパターンのメリットは、2回結婚式を挙げるときと比較して、時間や費用、労力面の負担が少ないという点があげられるでしょう。
その一方で、お互いの出身国の文化の違いを受け入れて歩み寄りができなければ難しいというデメリットがあります。
例えば日本で結婚式をする場合でも、すべて日本式でという訳にはいきません。
結婚式はその国ごとにタイムスケジュールやしきたりなどが大きく異なります。
日本のように開宴時間にゲスト全員が集合し、正確にプログラムを進行する国もあれば、結婚式の大まかな時間枠だけ決まっていて、ゲストが好きなタイミングで参加する国もあります。
出典:ロサンジェルス バルコニー テラスレストラン&ムーンバー
また、パートナーの出身国の文化によっては、宗教上の理由で食べられないものや参加できないイベントがあるかもしれません。
その事実を知らずに、すべて日本の結婚式の進行に合わせてしまっては、ふたりの門出を祝うためにはるばる遠い国から来てくれたゲストに居心地の悪さを感じさせてしまうことになりかねません。
国際結婚カップルがどちらかの出身国で結婚式を挙げる場合は、事前にしっかりと文化の違いについてのリサーチを行うことが大切です。
もちろんすべてを海外からのゲストに合わせる必要はありませんが、結婚式に参加してくれる方全員が心から楽しめるよう、それぞれの国の文化に配慮したおもてなしを心がけましょう。
1-3.どちらの出身国でもない別の国で結婚式をする
3つ目は、どちらの出身国でもない第三国で結婚式を挙げるというパターンです。
出典:THE MOANA CHAPEL(ザ・モアナチャペル)
こちらのパターンのメリットは、新婚旅行と結婚式を一緒にすることができるので、時間と費用の負担軽減が期待できる点にあります。
また、結婚式のスタイルをどちらかの出身国の文化に合わせる必要がないため、お互いの家族の公平性を保てるところも嬉しいポイントです。
国際結婚カップルが出身国とは別の国で結婚式を挙げる場合は、2国の中間地点やふたりの憧れのリゾート地などを選ぶのがおすすめです。
出典:THE MAKANA CHAPEL(ザ・マカナチャペル)
それぞれにとって異国の地なので、ゲストと一緒に観光をしてゆっくりと親睦を深めることができるでしょう。
デメリットとしては、ゲストの旅費や滞在費等を新郎新婦が負担する場合、国際結婚カップルの結婚式のどのパターンよりも費用が高額になる可能性がある点があげられます。
2.国際結婚カップルがどの国で結婚式を行うか決めるときのポイント
国際結婚カップルがどの国で結婚式を挙げるか迷ったときは、以下の3つのポイントをチェックしながら、ふたりでじっくりと話し合ってみるのがおすすめです。
- 国際結婚カップルの結婚式はどこでする?|3つのポイント
- ①お互いの家族の希望を聞く
②新郎新婦が現在生活拠点としている国
③招待したいゲストの集まりやすさ
2-1.お互いの家族の希望を聞く
例えばふたりが「日本で結婚式を挙げたい!」と思っていても、パートナーの家族は自国での結婚式を強く望んでいることも。
事前にお互いの家族からどの国で挙げたいか希望を聞いてみて、それぞれの意見をすり合わせることが大切です。
両家の家族にとって最善の国を決めることができれば、お互いが納得のいく最高の結婚式になるでしょう。
2-2.新郎新婦が現在生活拠点としている国
結婚式の準備では、衣装の試着や料理の試食、挙式や披露宴の内容についてウエディングプランナーとの打ち合わせなどで、何回か式場に足を運ぶ必要があります。
その度に毎回海外に行くわけにはいきませんし、オンラインでの打ち合わせでも時差などを考慮しないといけないですよね。
そのため、新郎新婦が現在生活拠点としている国で結婚式を挙げることは、時間と労力の面で大きなメリットがあると言えます。
2-3.招待したいゲストの集まりやすさ
ふたりの出会いの場所が留学先の国だったら、そのときのクラスメイトや先生をぜひ結婚式に招待したいと思うもの。
お互いの家族以外にどうしても招待したいゲストが参加できる場所という視点で結婚式をする国を考えてみるのもひとつのポイントです。
3.まとめ|ふたりにとっての正解の国を見つけよう
今回は、国際結婚カップルの結婚式の3つのパターンと決めるときのポイントをご紹介いたしました。
国際結婚カップルの結婚式の形はまさに千差万別。どこで結婚式を挙げたいか、どういうスタイルで行いたいかをじっくりと話し合い、ふたりにとっての正解を見つける必要があります。
これから結婚式を考える国際結婚カップルの皆さんは、今回ご紹介したポイントを参考に、ふたりの理想に一番近い結婚式にするためにはどこの国が最適かを考えてみてくださいね。
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