国際結婚カップルの結婚式のご祝儀はどうする?元プランナーおすすめ案3選

「ご祝儀」とは、結婚式のお祝い金をご祝儀袋に包んで渡す風習のこと。このご祝儀文化、実は金額相場まできっちり決まっているのは日本独自のものなんです。 そのため、国際結婚カップルが日本で結婚式をする場合、ゲストからご祝儀をいただくか悩むところですよね。
そこで今回は、国際結婚カップルの結婚式ではご祝儀をどうするべきか、元プランナーおすすめの案をまとめました。
また、気になる海外のご祝儀事情についてもご紹介いたしますので、これから結婚式をする予定の国際結婚カップルの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:MIKI NONAKA)

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1.海外にも「ご祝儀」はあるの?

海外にもご祝儀の文化はありますが、日本と同じように「お金」を包んで渡すのは中国や韓国などアジアならではの風習のようです。

それでは、アメリカやカナダなど欧米ではどのような形でご祝儀を贈るのでしょうか。それぞれの国のご祝儀事情を詳しく見ていきましょう。

1-1.中国・韓国などアジアの結婚式のご祝儀

中国や韓国などアジアの国の結婚式では、日本と同じように「お金」をご祝儀として用意します。

日本の結婚式におけるご祝儀の相場は、友人や会社の同僚の場合で3万円が一般的ですが、中国では200元から400元(日本円で3千円から6千円)、韓国では5万ウォンから10万ウォン(日本円で5千円から1万円)が一般的です。

日本は他のアジアの国と比較すると、ご祝儀が高額であることが分かりますね。

▼日本の結婚式費用についてはこちらの記事をCheck

また、日本のご祝儀では割り切れない奇数の金額が好まれますが、中国ではふたりが一緒になるという意味から偶数が好まれる傾向にあります。

韓国でも奇数の金額を包むことが一般的ですが、日本と考え方は異なります。

陰陽五行説という思想に「陽は奇数、陰は偶数」という考えがあるため、おめでたい席である結婚式のご祝儀では、陽の奇数の金額が好まれるとのこと。
ただ例外として、10万ウォンは奇数の3と7が合わさっている数字のため、奇数とみなされるようです。

同じ「ご祝儀にお金を贈る」という風習であっても、国によって金額や考え方が異なるため、パートナーの出身国のご祝儀文化について事前に調べておくとよいでしょう。

1-2.アメリカ・カナダなど欧米の結婚式のご祝儀

アメリカやカナダなど欧米には、日本のようなご祝儀文化はありません。

その代わりに、新郎新婦が新婚生活で欲しいものをリストアップし、ゲストがそのリストから事前にギフトを購入して贈る「ウエディングレジストリ」という風習が存在します。

2.欧米のご祝儀!?「ウエディングレジストリ」って?

ウエディングレジストリとは、新郎新婦の「欲しいものリスト」のこと。

ウエディングレジストリを作成する方法は、まず新郎新婦がデパートやギフトECサイトなどで、キッチン用品や家具などの新生活で欲しいものをリスト登録します。近年では、旅行券やギフトカードなどの実用的なアイテムを多く選ぶカップルも増えているそう。

次に、結婚式のゲストがそのリストから贈りたいものを選んで購入すると、新郎新婦にギフトが届くという仕組み。
既に購入されたアイテムはリストから消えていくので、品物がかぶってしまう心配もありません。

新郎新婦は自分たちの欲しい物がもらえて、ゲストは新郎新婦の望んでいる物を贈ることができる、欧米らしい合理的な風習ですね。

▼ウエディングレジストリについてはこちらの記事をCheck

3.国際結婚カップルの結婚式のご祝儀はどうする?おすすめ案3選

海外のご祝儀文化を理解したうえで、ここからは国際結婚カップルが日本での結婚式でご祝儀をどうするべきかを考えていきましょう。

国際結婚カップルの結婚式の場合、どちらかの家族や親族はふたりの結婚式のために海外から来日してくれるケースがほとんどです。
その際のゲストの交通費やホテルなどの宿泊費も考慮したうえで、ご祝儀をどうするか検討する必要があります。

以下に元プランナーのおすすめ案を3つリストアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

国際結婚カップルのご祝儀はどうする?|おすすめ3案
①会費制にする
②ご祝儀を受け取り、交通費は新郎新婦が負担する
③ご祝儀は受け取らず、交通費をゲストに負担してもらう

3-1.会費制にする

出典:MAISON ROSE

ゲストからご祝儀をいただく代わりに、一定の会費をゲストに支払ってもらう「会費制」の結婚式にするというアイデア。

ご祝儀よりもカジュアルな印象の会費制なら、海外から来日するゲストにとっても馴染みがあるため、受け入れてもらいやすいでしょう。

また、会費制の結婚式では受付で直接会費を手渡しするのが一般的。
わざわざご祝儀袋を用意する必要がないため、海外から来日するゲストの負担を減らすことができる点も喜ばれるポイントです。

3-2.ご祝儀を受け取り、交通費は新郎新婦が負担する

海外から来日するゲストの交通費や宿泊費は新郎新婦が負担し、結婚式のご祝儀は日本のしきたりに則って、他のゲストと同じように用意してもらうというパターンです。

こちらは海外から来日するゲストに、日本の結婚式の文化に親しんでもらえるというメリットがあります。

出典:東京大神宮マツヤサロン

一方でデメリットとしては、海外から来日するゲストは日本のご祝儀文化を知らない可能性が高いので、事前にパートナーから説明をしてもらう必要があるという点があげられます。

また、日本とパートナーの出身国の2国で結婚式を行う場合には、新郎新婦ではなくお互いの家族が交通費や宿泊費を負担する場合も多いため、両家で事前によく話し合っておくとよいでしょう。

3-3.ご祝儀は受け取らず、交通費をゲストに負担してもらう

先ほどとは反対に、交通費や宿泊費は海外から来日するゲストに負担してもらい、その代わりに結婚式のご祝儀は受け取らないというパターン。

ハワイなどで海外ウエディングを行う日本人カップルが、ゲストを招待するときにも多く見受けられる費用負担の方法です。

出典:THE MAKANA CHAPEL(ザ・マカナチャペル)

ふたりの結婚式のためにわざわざ海を渡って来てくれたゲストへの感謝の気持ちとして、少しでも費用面の負担が軽くなるよう配慮をした形となります。

3.まとめ|ご祝儀を含めた費用について事前の話し合いを

今回は、国際結婚カップルの結婚式ではご祝儀をどうするべきか元プランナーおすすめの案をご紹介いたしました。

これから結婚式を迎える国際結婚カップルの皆さんは、今回ご紹介した「ご祝儀」をどうするかをはじめ、海外からのゲストの交通費や宿泊費なども合わせて事前に新郎新婦と両家で話し合いをして、ゲストの混乱を招くことのないよう努めましょう。

日本文化に馴染みのない海外からのゲストにも、ふたりの結婚式を心から楽しんでもらえるよう最善策を考えてみてくださいね。


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