リゾートウエディングに招待すると、「どんな服装で行ったらいい?」とゲストに聞かれることも多いでしょう。
ビーチリゾート、高原リゾート、和リゾートといった挙式エリアによって、求められる服装はさまざま。この記事では、リゾート挙式の元ウエディングプランナーがリゾート婚のゲストドレスコードについて詳しく解説します。
これを読めば、どんな場所でも安心しておしゃれに参加いただけるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:aiiro_aiko)
目次 open
1.リゾートウエディングでおすすめのゲストドレスコードとは?
通常の結婚式の参列経験はあっても、リゾートウエディングの参列はしたことない!というゲストも多いことでしょう。
だからこそ、どんな服装で行くといいのか?ゲストも悩まれます。
そのため、新郎新婦から「こんな服装がおすすめ!」と一言伝えるだけでもゲストにとってはイメージがしやすいので、さまざまなリゾート挙式のシーンに合わせてぴったりのゲスト衣装を解説していきましょう。
ビーチリゾート編
沖縄挙式であれば、だんぜん「かりゆし」がおすすめです。
かりゆしは沖縄では「正装」とされているので、リゾートホテルのスタッフも着用するほど一般的なものです。
両家で色味を変えたりするだけでも、統一感もあり華やかなリゾートらしい雰囲気になるので、写真映りもフォトジェニックな印象に。
もちろん、かりゆし以外のドレスコードもOK。
男女それぞれにおすすめのドレスコードをご紹介しましょう。
【女性ゲストにおすすめのドレスコード】
パステルカラーなどの軽やかなワンピースがおすすめです。
長さはミディ丈からマキシ丈がリゾートにぴったり。
足元にはウェッジサンダルやフラットサンダルがよく合います。
帽子やサングラスをアクセサリーとして取り入れるのも良いでしょう。
出典:白の教会
【男性ゲストにおすすめのドレスコード】
リネンやコットン素材の軽やかなシャツとスラックスが理想的です。
ビーチというカジュアルなシーンに合わせて、ノーネクタイでもOKです。
ただし、男性の場合は、ビーチだからと言って「サンダル」などは避けましょう。
女性のサンダルに比べてとてもラフな印象になってしまいます。
神聖な挙式に参列するので、デッキシューズなどが爽やかな印象もあり素敵です。
注意点: ビーチでは風が強いこともあるため、スカートの裾やヘアスタイルが崩れにくいよう工夫すると安心です。ゲストへも一言添えてあげるといいでしょう。
高原リゾート編
軽井沢や北海道などの高原リゾートウエディングは、カジュアルでありながら、品やエレガントさを兼ね備えた結婚式です。
そのため、ゲスト衣装も少し落ち着いた印象のドレスコードがおすすめ。
【女性ゲストにおすすめのドレスコード】
エレガントなミディアムドレスやクラシカルなワンピースが高原の自然にマッチしておすすめです。
長袖や袖のあるデザインを選ぶと、気温が下がっても安心。
アクセサリーは控えめにして、全体的にシックなスタイルを心掛けると素敵です。
【男性ゲストにおすすめのドレスコード】
基本的にはスーツでもO Kですが、おしゃれなリゾートウエディングを演出するならば、上品なジャケットとチノパンやウールパンツの組み合わせがおすすめ。
気温が下がることを考慮して、レイヤードスタイルやライトなウール素材を選ぶと良いでしょう。
革靴やブーツを合わせると、洗練された印象になります。
注意点: 高原エリアでは天候が変わりやすいので、羽織り物やストールを持参することをおすすめします。気候面など、ゲストはわからないことも多いので事前に伝えておいてあげましょう。
和リゾート編
京都や鎌倉などの和リゾートでは、伝統や風情を感じる結婚式になるため、ゲスト衣装もカジュアルすぎないものがおすすめ。
もちろん新郎新婦の結婚式のイメージによりますが、色味も抑えたモノトーンなお召し物であれば、建築美を引き立て統一感のある雰囲気に。
出典:鮒鶴京都鴨川リゾート(FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT)
【女性ゲストにおすすめのドレスコード】
シンプルで品のあるドレスやワンピースが和の情景にぴったりです。
着物や和装モチーフのアクセサリーを取り入れると、会場の雰囲気と統一感が生まれます。
色味は白や淡い色が主流ですが、落ち着いた色味の装いも上品で素敵です。
ゲストに和装の方がいると、グッと華やかになり、かつ品のある雰囲気を演出できるので、和リゾートにおすすめです。
出典:桜鶴苑
【男性ゲストにおすすめのドレスコード】
落ち着いた色合いのスーツや、シンプルなジャケットスタイルが適しています。
ネクタイも伝統的な柄や無地のものが和の雰囲気に調和します。
足元には革靴や、季節に応じたフォーマルな靴を選びましょう。
注意点: 和のリゾートでは格式が高い会場も多いため、派手すぎない控えめな装いを心掛けていただきましょう。
2.親族はどんな服装をするべき?
一般的な結婚式の場合、ご両親やご親族は留袖やモーニングなどの正装をお召しになりますが、沖縄などのビーチリゾートに関しては、これらの服装はあまりおすすめしません。
ご両親の中には「しっかりとした服装で参列したい」という希望の方もおられるため、ご意向に沿うのが1番いいですが、やはりビーチリゾートは「暑い」です。
そのため、留袖やモーニングなどはビーチには適しません。色味も「黒」になるので、爽やかな青い海、青い空、白い砂浜のビーチリゾートでは重い印象にもなってしまいます。
出典:サザンチャペル キラナリゾート沖縄(SOUTHERN CHAPEL KIRANAH RESORT OKINAWA)
ビーチリゾートでは軽やかなかりゆしやアロハ・ムームーなどのお召し物がおすすめ。
こちらもしっかりとした正装であることをお伝えいただくと、抵抗なく着ていただきやすいですよ。
高原リゾートや和リゾートにおいては、一般的な結婚式のお召し物と同様でも違和感なくお過ごしいただけますが、「カジュアルに過ごしたい」という希望のもとリゾートエリアを選んでいる場合は、親族の衣装も前述のように軽やかに演出する方がいいでしょう。
3.ドレスコードって決めるべき?
リゾート挙式において、「ドレスコード」は絶対決めないといけないものではありませんが、決めた方が統一感も出るのでおすすめです。
特に、リゾート挙式の醍醐味の一つは「美しいロケーションに囲まれた写真撮影」でもあります。
その際に、ゲスト衣装がちぐはぐしていると、思い描いていたリゾート挙式の写真とは違ったものになることも。
出典:宮古島チャペル
沖縄などのビーチリゾートでは、現地でかりゆしのレンタルを行なっている会場も多いため、新郎新婦側で事前に用意してあげるのもいいでしょう。
レンタルであれば、ゲストの荷物の負担も少なくなるためおすすめです。
引出物などを用意しないリゾート挙式なので、おもてなしの一つとしてご準備されると喜ばれますよ。
4.まとめ|リゾートウエディングはドレスコードが大切!
ここまでリゾート挙式におけるゲストのドレスコードについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
結婚式はマナーを伴うものなので、ゲストも「どんな服装で行けばいいか?」と悩まれるはず。各リゾートエリアの雰囲気に合ったスタイルがあるので、招待する際にぜひこれらのアドバイスを沿えてあげるといいでしょう。
参列者としてのマナーも守ることができ、安心してお2人の結婚式を迎えていただけるはず。またお2人もイメージに近いリゾートウエディングを叶えることができるので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
出典:白の教会
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