ウエディングドレスの最旬トレンドは、上品で洗練された「ニュアンスピンク」のドレス。
柔らかな色味が女性らしさを際立たせる一方で、着こなし次第で印象を自在に変えられるのが魅力です。
今回は「ニュアンスピンク」のドレスをおしゃれに着こなすアイデアをドレススタイリストが徹底解説！
プロならではの視点で、似合う“骨格タイプ”や“パーソナルカラー”、会場までご紹介します。
色選びに悩む方も、自分らしいスタイルを探している方も、ぜひ参考にしてみてください！
(文：立澤なつき）
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目次 open
1.ニュアンスピンクのウエディングドレスの魅力
ウエディングドレスで人気のカラーといえば「ピンク」。
その中でも、トレンド最前線なのが「ニュアンスピンク」のウエディングドレスで、その絶妙な色味で上品さと女性らしさを同時に叶えるカラーです。
淡いピンクやくすみピンクといった柔らかな色調が肌を美しく見せ、花嫁に優しい印象を与えます。
出典:JUNO
また、ニュアンスピンクはどんな会場の雰囲気にもマッチしやすく、ガーデンウェディングやクラシックなホテルウェディングにもぴったり。
さらに、アクセサリーやブーケ次第で可憐にも、大人っぽくもスタイリングできるのもニュアンスピンクの魅力。
華やかな中にも落ち着きがあり、トレンド感を取り入れたい花嫁に特に人気の万能カラーです。
2.ペールピンクのソフトチュール×プリンセスラインドレス
出典:Fairy Bridal
ドレスの特徴
肌馴染みの良いスモーキーなペールピンクのソフトチュールで仕立てたプリンセスラインドレス。
贅沢なほど使用したソフトチュールにしっかりとギャザーを寄せ、スカートのボリュームシルエットを生み出します。
ボリュームたっぷりのシプリンセスラインドレスは一見愛らしいイメージですが、くすみをプラスしたスモーキーなペールピンクの色味とシンプルなデザインが大人な印象に仕上げます。
出典:Fairy Bridal
ビスチェは自然なハートカップにねじりリボンのディテールをプラスし、デコルテを美しく見せるデザイン。
視線を引き上げたスタイルアップ効果も期待できます。
ウエストに添えられたブラウンのリボンベルトは、ふんわりとしたドレスにメリハリを効かせるアクセントに。
ペールトーンのピンクカラー、シアーなチュール素材で仕立てたドレスは、コーディネート次第で甘めスタイルもナチュラルなスタイルも楽しめる主役ドレスです。
おすすめの着こなしアイデア
ペールピンクのビッグシルエットなチュールドレスは、クラシカルにもナチュラルにも着こなせるドレスですが、オシャレ見えを叶えるなら「フェミニン×ナチュラル」な甘すぎないコーディネートがおすすめ！
■ヘアスタイル
程よい抜け感を印象付けるコーディネートなら、“ゆるふわローポニーテール”や“ルーズシニヨン”でふんわりとまとめるのがポイント。
気張りすぎず、ビッグボリュームやギラギラとしたヘッドアクセサリーは避け、ベロアやサテン生地のリボンでさりげなくまとめるのがおすすめ。
ウエストリボンとリンクしたカラーアイテムなら、全体のまとまりもGOOD。
■アクセサリー
小ぶりなモチーフデザインや１粒パールなど、あえて主張しすぎないアイテムが好相性。
ドレス自体もビッグシルエットなので、アクセサリーはさりげなさをキーワードにセレクトすると全体のバランスが調和します。
ブーケ
ドレスの雰囲気に合わせたふんわりシルエット、カラーを合わせたくすみのあるペールピンク系をセレクト。
サイズは広がりのあるボリュームデザインながらも、スモークツリーや草花など軽やかなイメージの花材で仕立てているので、重くならず繊細なチュールドレスにぴったり。
【このドレスが似合うのは】
◆骨格タイプ：骨格ウェーブ
◆パーソナルカラー：ブルベ夏、イエベ春
◆季節：春、夏
◆会場：ガーデン付きゲストハウス、歴史あるラグジュアリーホテル
ドレスショップ：Fairy Bridal（フェアリーブライダル）
3.［ANNE BARGE］ベビーピンクのリボントレーン×オーガンジードレス
ドレスの特徴
NY発のドレスブランドANNE BARGE（アン・バルジ）の微光沢が美しいオーガンジー生地を贅沢に使用したAラインドレス。
胸元のハートカップのラインに合わせて流れるドレープ、少し高めの位置でマークされたウエストライン、流れるようなシルエットは無駄なデザインを削ぎ落とした至極の1着。
優しさを印象付けるフェミニンなベビーピンクのカラーや、シルクオーガンジー特有の上質でなめらかな素材感によって、優しく洗練されたスタイルに。
バックスタイルは4つのくるみボタンが並び、腰にはリボンをモチーフにしたトレーンがほどこされています。
リボントレーンは結び目やハリをなくし、流れ落ちるようなシルエットに仕上げているので幼い印象や甘すぎる印象を与えません。
シンプルなフロントスタイルと心くすぐられるバックデザインとのギャップ、そして軽やかな着心地が大人のピンクカラードレスにぴったり。
おすすめの着こなしアイデア
ベビーピンクのオーガンジー生地で仕立てたAラインドレスは、モードでスタイリッシュな雰囲気にエレガントさをプラスしたコーディネートがハイセンスな着こなしに。
■ヘアスタイル
クールな印象にフェミニンなムードを添えたスタイリングなら、シックでタイトな“ローシニヨン”や“ストレートダウンスタイル”がおすすめ。
しっかりとヘアオイルで艶をだし、ヘッドアクセサリーは省いたシンプルでモダンなスタイルがドレスの雰囲気にベストマッチ。
■アクセサリー
ミニマルで洗練されたデザインを選ぶのがおすすめ。
ノーネックレスで耳元に1点豪華主義なアイテムがスタイリッシュ・フェミニンなコーディネートのポイントです。
幾何学的なメタリックデザインやモダンなアレンジパールなど、シンプルでありながら“ひと癖”プラスしたデザインが上級者。
出典:浪漫花店
ブーケ
すっきりとしたシルエットながら花や葉の形状を活かしたブーケがバランス◎。
珍しい花材に加え、モダンな印象を与えるダークトーンを基調にしたデザインは、あえてドレスと同色にしないことで新鮮さをプラスします。
薄みのベビーピンクとメリハリの効いた組み合わせは、オシャレ見えを叶えるスタイリングに。
【このドレスが似合うのは】
◆骨格タイプ：骨格ストレート
◆パーソナルカラー：ブルベ冬、ブルベ夏
◆季節：春・夏・冬
◆会場：外資系ラグジュアリーホテル、ハイセンスなレストランウエディング
ドレスショップ：PRINCESS GARDEN YOKOHAMA（プリンセスガーデンヨコハマ）
4. ［ituwa］コーラルピンクのダブルカラーミカド素材のストレートラインドレス
ドレスの特徴
ダブルカラーのミカド素材で仕立てたストレートラインドレスにチュールのスリーブベールを組み合わせた1着。
コーラルピンクにベージュゴールドのダブルカラーが印象的な生地は、イタリア製の上質なミカド素材。
ミカドらしい上品な艶とハリを最大限に主張し、スレンダーラインのドレスはあえて装飾を省いたシンプルなシルエットです。
バックスタイルの大胆なフリルデザインは、エッジを効かせつつも愛らしさをプラス。
オフショルダーには、甘くキュートな印象のモチーフのフラワーレースをあしらっています。
ダブルカラーのミカド素材にシアーで繊細なホワイトのチュールを重ね、相反する魅力を存分に印象付けます。
花・葉・茎と色彩のはっきりしたデザインは、ショルダーから繋がるトレーンにも同じ生地を使用し、クラシカルなスタイルにモダンな要素をプラスします。
様々な表情を見せてくれる大人の女性がときめくニュアンスピンクドレスです。
おすすめの着こなしアイデア
ストレートラインにチュールのスリーブベールをデザインしたコーラルピンクのドレスは、モダンエレガンスなコーディネートがベストマッチ。
■ヘアスタイル
後毛を残したナチュラルな“ルーズアップシニヨン”やサイドに流す“サイドスイープロール”が、ドレスが持つ優美な雰囲気をより引き立てます。
バックスタイルに個性的なディテールをあしらったドレスなので、背中をしっかりと見せ、美しさを強調するヘアが好相性。
■アクセサリー
光沢のあるミカドサテンのドレスなので、アクセサリーも上品な煌めきをプラスするのが吉。
ドレスの色に合わせた“ローズゴールド”の華奢なピアス、ドレスの刺繍に合わせる繊細な“フラーモチーフ”のピアスは、ドレスとリンクしたアイテムでおすすめ。
出典:Tierra
ブーケ
ブーケは、ドレスのカラーにマッチしたピンクローズと刺繍の白花を組み合わせたクラッチブーケをセレクト。
すっきりとしたスレンダーラインなので、広がりのあるオーバルシルエットがよく合います。
上品でありながらモダンな要素がプラスし、ボリュームのバランスが取れたブーケは洗練されたスタイルをより引き立ててくれます。
【このドレスが似合うのは】
◆骨格タイプ：骨格ナチュラル
◆パーソナルカラー：イエベ秋、イエベ春
◆季節：春、秋
◆会場：歴史的建築のクラシック洋館、森のリゾートウエディング、ガーデンウエディング
ドレスショップ：Dress salon ituwa（ドレスサロンイツワ）
5.まとめ｜ニュアンスピンクのドレスをオシャレに自分らしく着こなしましょう！
最旬トレンド“ニュアンスピンク”のウエディングドレスをオシャレに着こなすアイデア3選をお届けしました。
ニュアンスピンクのドレスは、淡いピンクやくすみピンクといった絶妙な色味が上品さと女性らしさを同時に叶えるカラー。
一方で着こなし次第で印象を自在に変えられるところも魅力のカラーです。
オシャレな着こなしのポイントは、シルエットや素材、ディテールなど「ドレスのデザイン」、自分の「なりたいイメージ」の組み合わせによって決まります。
色選びに悩む方や自分らしいスタイルを探している方は、ぜひ今回の解説を参考に、特別な一日にふさわしいスタイルを見つけてみてください！
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