「私たちの結婚式のコンセプト、これで本当にいいのかな…」
「費用がどんどん上がっていくのが心配だけど、言い出しにくい…」
「もっと自由な形で結婚式をしたいけど、式場のフォーマットと違うかも…」
一生に一度の結婚式だからこそ、プログラムの内容にはこだわりたいし、不安も尽きないもの。でも、その大切な想いや悩みを、担当の式場プランナーにうまく伝えられず、一人で抱え込んでしまうカップルは少なくないようです。
トキハナが行った調査によると、結婚式のプログラムで悩んだ経験がある人のうち、実に76.8%もの人が「式場には言えなかった・話せなかった」と回答しました。
この記事では、調査結果をもとに、具体的にどのような悩みを式場に伝えられずにいるのか、その理由と背景、そして後悔しない結婚式を挙げるために大切なことについて、詳しくご紹介します。
(文:トキハナ編集部)
目次 open
多くのカップルが抱える「言えない悩み」の実態
トキハナが行った調査(※)によると、まず、結婚式を実施した20〜30代の男女445人のうち、59.2%が「結婚式のプログラムについて悩んだことがある」と回答。
半数以上のカップルが、結婚式の進行や内容について何らかの悩みを経験していることが分かります。
そして、この「悩んだことがある」と回答した人たちの中で、さらに76.8%もの人が「その悩みや希望を式場に言えなかった・話せなかった」と答えています。
これは、結婚式のプログラムに関して悩みを抱えた人のうち、4人に3人以上が、本音を式場側に伝えられずにいたという、見過ごせない実態を示しています。
※調査概要
【自社サンプリング調査】
調査期間:2025年2月19日〜2月20日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:結婚式を実施した20代〜30代の男女
有効回答者数:445名
回答者の属性:【性別】男性50.1%、女性49.9%
【年代】20代:50.0%、30代:50.0%
式場に”言えなかった悩み”トップ3は「コンセプト」「費用」「フォーマット」
では、具体的にどのような悩みを式場に伝えられずにいるのでしょうか?
「式場に言えなかった・話せなかったことがある」と回答した人に対し、具体的な悩みについて質問したところ、以下の項目が上位を占めました。
多くのカップルが、結婚式の全体的な方向性や、金銭的な問題、そして式の進行や内容の自由度といった、結婚式の根幹に関わる部分で悩みを抱えつつも、それを式場側に伝えきれていない実態が明らかになりました。
【実際に寄せられた結婚式のプログラムについての悩み】
■結婚式のコンセプトについて
「自分のセクシャリティは女性だが、結婚式で女性的な態度で臨まなければならないことが嫌だった」(女性 30代後半)
「コンセプトをしっかり考える時間もないまま、色々と決定していってしまったこと」(女性 20代後半)
「こうしたいと言う希望はあったが、強引に勧められて希望とは少し違った式になったこと」(男性 30代前半)
■費用が増えることについて
「最初に見積もってた費用から大幅に値上がりしたこと」(男性 20代後半)
「参加人数が増えるたびに費用がかかること」(女性 20代後半)
■結婚式のフォーマットについて
「マニュアルばかりでアレンジがきかなかったこと」(女性 20代前半)
「考えていたプランが式場の都合で出来なさそうだったこと」(男性 30代後半)
「使用したい曲が使えなかったこと」(女性 30代前半)
これらの声からは、自分たちらしさを表現したいという想いと、現実的な制約や式場側の提案との間で葛藤するカップルの姿がうかがえます。
なぜ式場に「言えない」の?「私だけかも」「形式的なものだから」
では、なぜこれらの大切な悩みを式場に伝えられないのでしょうか?
その理由について質問したところ、以下のような回答が寄せられました。
「自分だけが特別気にしているのかもしれない」「結婚式とはこういうものだから仕方ない」といった諦めや遠慮、そして「こんなことを言っていいのだろうか」という戸惑いが、本音を伝えることを難しくしているようです。
この背景には、「結婚式はこうあるべき」という固定概念が式場側にも世間一般にも根強く、自分たちらしさを出すことに遠慮してしまう傾向があると考えられます。
また、多くの人にとって結婚式は初めての経験であり、全体像が見えないまま式場側に任せきりになってしまい、その結果、後悔するケースも少なくないことが明らかになりました。
「言わなくても伝わる」?式場の対応と新郎新婦の期待
式場に言えなかった場合の対応については、「雰囲気を察して対応してくれた」が48.6%(90名)と半数近くあった一方で、「言わなくても伝わるかなと思ったが、対応してくれなかった」も34.1%(63名)、「何も言わなかったので対応してくれなかった」も17.3%(32名)という結果でした。
言わずとも意図を汲み取る式場の対応力の高さが評価されるケースもあるものの、やはり「言わなくても伝わるはず」という期待だけでは、理想の結婚式を実現するのは難しいようです。
本来は、新郎新婦自身が率直に式場へ相談できることが理想ですが、それが難しい場合もあるため、式場側と新郎新婦双方が歩み寄れるような、より相談しやすい結婚式準備の環境づくりが求められます。
後悔しないために知っておきたい!「ふたりらしい選択」をするためのヒント
多様な価値観がある中で、従来の結婚式の形式に悩み、言い出せずに我慢したまま当日を迎え、後悔する人がいるという事実は、見過ごせません。
では、おふたりが心から納得できる「ふたりらしい選択」をするためには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか?
「当たり前」を疑ってみる勇気を持つ
「結婚式とはこういうもの」という固定観念に縛られていませんか?
まずは、世間一般の「普通」ではなく、おふたりが「本当にやりたいこと」「大切にしたいこと」は何かを話し合ってみましょう。
「みんなと違う選択をしていいのかな?」と迷う必要はありません。
情報収集は幅広く、でも取捨選択も大切に
インターネットやSNSには、結婚式に関する情報がたくさん溢れています。
様々なアイデアに触れることは大切ですが、情報が多すぎると逆に混乱してしまうことも。
「自分たちの軸」をしっかり持ち、本当に共感できる情報を選び取っていくことが重要です。
遠慮せずに「相談する」習慣をつける
「こんなこと言ってもいいのかな?」と一人で抱え込まず、まずはパートナーに、そして式場プランナーさんに、正直な気持ちを伝えてみましょう。
言葉にすることで、意外な解決策が見つかったり、共感してもらえたりすることもあります。
「伝える力」を磨くことも意識して
漠然としたイメージだけでなく、具体的な写真や事例を交えたり、「なぜそうしたいのか」という理由を添えたりすると、おふたりの想いがより伝わりやすくなります。
時には「第三者のサポート」も賢い選択
どうしても式場に直接言いにくいことや、客観的なアドバイスが欲しい場合は、式場とは独立した立場の相談サービスを頼るのも有効です。
おふたりの希望を整理し、式場との橋渡しをしてくれる存在は心強い味方になります。
まとめ:「本音で話せる」関係性が、後悔しない結婚式への鍵
結婚式のプログラムに関する悩みは、多くのカップルが抱えるものです。そして、その悩みを「式場に言えない」と感じてしまう背景には、遠慮や諦め、そして「結婚式はこうあるべき」という固定概念があるようです。
大切なのは、おふたりが抱える想いや希望を、正直に、そして具体的に伝えられるパートナーを見つけること。そして、式場プランナーとも信頼関係を築き、二人三脚で理想の結婚式を創り上げていくことです。
もし、直接式場に伝えにくい悩みがあるのなら、トキハナのような第三者のサポートを上手に活用することも考えてみてください。「このカタチだったら結婚式をやりたい」と心から思える、最高の結婚式を実現しましょう!
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【本記事の調査データ引用について】
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