【結婚コラム〜保険編〜】家族が安心して暮らすために考えたい。事故や災害に備える「損害保険」

結婚してパートナーと共に新生活をスタートする際、公的保険では補いきれない分をカバーするため、民間保険への加入を検討する方は多くいます。そこで、この記事では結婚を機に保険加入を検討している方々に向けて、民間保険の1つである“損害保険”について深掘り!火災保険や自賠責保険といった代表的な損害保険を加入目的別にご紹介します。それぞれの特徴をわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:三島 莉永)

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1. 損害保険とは?

まずは、損害保険の概要についてご紹介します。

損害保険とは、民間保険(民間の保険会社が運営する保険)の1つ。
保険を契約している本人が偶然の事故や災害によって、物的損害または賠償責任が発生した際のリスクに備えるための保険です。

健康保険や労災保険といった公的保険と異なり、加入必須というわけではありません。民間の損害保険は公的保険では補いきれない分をカバーするための保険で、加入は任意です。

なお、損害保険には幅広い種類があります。

火災や自然災害に備える“火災保険”や、交通事故で生じた損害賠償責任をカバーする“自賠責保険”など、補償対象や範囲は保険によって様々。

同じ損害保険でもそれぞれ内容が異なるため、損害保険への加入を考えている場合は自分に必要な保険かどうか補償対象や範囲を事前にチェックしておきましょう。

注)保険商品選びや解約については、個々の状況やライフプランに応じて慎重に検討する必要があります。保険を見直す際には、必ず各保険の特徴を理解した上で、必要に応じて専門家に相談してください。

2. 【家】にかける損害保険

前項でご紹介したように、損害保険には様々な種類があるため、保険選びには注意が必要です。

そこで、ここからは代表的な損害保険を加入目的別にご紹介していきます。

まずご紹介するのは、家にかける損害保険について。
火災や地震、自然災害などによる家の被害に備える損害保険は、主に以下の2つです。

◆火災保険

火災や自然災害(落雷・風災・雪災など)により、保険を契約している本人の住居および家財が被害にあった際の損害を補償する保険です。

結婚を機に同棲を始めた、もしくは実家を出てパートナーと共に新しく家を購入・借りた方には欠かせない保険といえるでしょう。

ひとくちに火災保険といっても種類によって補償内容・範囲は異なるため要注意。

“住宅火災保険”は火災や自然災害に備えるベーシックな補償内容に、“住宅総合保険”は火災や自然災害に加えて、水災や盗難、自動車の飛込み等による飛来・落下・衝突など幅広いリスクに備えられる仕組みになっています。

火災保険では、補償を受けたい対象(建物・家財など)を契約時に選択する必要があります。

たとえば、建物だけでなく家財も補償対象にしたい場合は、1つの契約で両方を対象とすることが可能です。ただし、契約内容や保険料はそれぞれ異なるため、しっかり確認しておくことが大切です。

ちなみに、火災保険は落雷などの自然災害も補償範囲内と解説しましたが、地震や噴火、津波を原因とする損害(火災・損壊など)は補償対象外です。

地震や噴火、津波を原因とする損害に備えるには、火災保険と地震保険の両方に加入していなければなりません。

◆地震保険

地震や噴火、津波を原因とする損害(火災・損壊など)による住居および家財の損害を補償する保険です。
地震保険は火災保険に付帯して加入する保険商品のため、単体での契約はできません。

火災保険と同様に、地震保険も補償対象は幅広いですが、建物と家財の両方に補償を付けたい場合は、それぞれ火災保険に加入し、その上で地震保険を付帯させる必要があります。

なお、地震保険の保険料はお住まいの都道府県や建物の構造によって異なるため、加入時に必ず確認しましょう。

地震大国として知られる日本では、火災保険に付帯して地震保険に加入している方も少なくありません。
実際に、筆者の家族も大地震が起こった際に地震保険による補償を受けられて自宅の家具や家財を買い直すことができました。

3. 【車】にかける損害保険

日常的に車を運転している方は、車にかける損害保険も知っておきたいところです。

車での事故に備える損害保険は、主に以下の2種類。
公道を走るすべての車両に加入が義務付けられている“自賠責保険”と、自分で加入するかどうか選べる“任意保険”があります。

◆自賠責保険

自賠責保険とは、交通事故で被害者が負傷もしくは死亡してしまった際の損害賠償責任をカバーする自動車保険です。

交通事故を起こして損害賠償責任を負う事態になってしまった場合、相手の容態や状況に応じて支払限度額を上限とした保険金が支払われます。

自賠責保険の加入は必須ですが、月々支払う保険料は車種や保険期間などにより異なります。

◆任意保険

任意保険は、自賠責保険でまかないきれない分をカバーする自動車保険です。

自賠責保険は事故で負傷・死亡した相手への補償のみ受けられますが、+αとして任意保険に加入していれば保険を契約している本人の治療費や車の修理費などの補償も受けられます。

ちなみに、任意保険は基本保障にオプションとして特約を追加していく仕組みで、自分に必要な特約を選択することが可能です。

例えば、相手の車両やガードレールなどの修理費用をカバーできる“対物賠償保険”や、相手がケガ・死亡してしまった際の損害賠償責任を補償する“対人賠償保険”、自分が事故の被害者となった際の治療費などをまかなえる“人身傷害保険”などの種類があります。

特約によって補償内容や保険料は異なるため、特約を追加する場合は「自分に必要かどうか」「月々の保険料を支払えるか」なども考慮して選びましょう。

4. 【ケガや病気】に備える損害保険

日本には国が運営するケガや病気に備える公的医療保険がありますが、万が一の事態に備えて公的医療保険でまかないきれない分をカバーするため民間の損害保険に加入する方も少なくありません。

「ケガや病気を患った際のリスクに備えたい…」
「自分がケガや病気で働けなくなった場合のパートナーや家族の生活が心配」
という方は、以下の2つの損害保険への加入がおすすめです。

◆傷害保険

偶然起きた交通事故や日常生活でのケガに備える保険です。保険を契約している本人がケガによって通院・入院した場合や、死亡に至った場合に保険金が支払われます。

なお、損害保険の種類によって補償対象や範囲は様々。
中には、“家族傷害保険”や“ファミリー交通傷害保険”といった保険を契約している本人以外の、家族のケガも補償できる傷害保険もあります。

◆医療保険

病気やケガによるリスクに備える保険です。
保険を契約している本人が病気やケガを負って、治療および入院したときに保険金が支払われます。

民間の医療保険は医療費の自己負担分の補填だけでなく、入院や手術を余儀なくされた際、公的医療保険制度が適用されない費用(入院時の食事代・差額ベッド代など)をまかなえます。

5.【もしも】に備える損害保険

最後に、もしもの事態に備える損害保険“個人賠償責任保険”について解説します。

個人賠償責任保険とは、日常生活において、保険を契約している本人や家族が他人にケガをさせてしまったり、他人の所有物を壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の賠償金の支払いに備える保険です。

補償される対象は、事故による発生した治療費や修理費、自分が壊してしまったものの賠償金など様々。

不注意によりお店の商品を壊してしまった場合や、飼い犬が散歩中に他人を傷付けてしまった場合、子ども同士の喧嘩で相手にケガをさせてしまった場合など幅広いリスクに備えられます。

ちなみに、“個人”と記載されていますが、個人賠償責任保険は保険を契約している本人だけでなく、配偶者や同居している親族、別居している未婚の子も補償の対象としてみなされます。
家族が起こした事故を丸ごとサポートできる損害保険といっても過言ではないでしょう。

また、個人賠償責任保険は単独で加入することも可能ですが、火災保険や自動車保険、傷害保険などの特約として付帯させるのが一般的です。

特約として付帯させた方が保険料をリーズナブルに抑えられる場合もありますので、加入前に確認してみましょう。

注)保険商品選びや解約については、個々の状況やライフプランに応じて慎重に検討する必要があります。保険を見直す際には、必ず各保険の特徴を理解した上で、必要に応じて専門家に相談してください。

まとめ|損害保険を選ぶ際は補償内容や保険料を要チェック!

火災、地震、自然災害、交通事故、日常生活でのケガや病気…。
どんなに気を付けて生活していても、このようなトラブルはいつ発生するかわからないもの。
生きている限り、予測できないトラブルによる多大な出費が発生する可能性もゼロではありません。

そんな思いがけないトラブルに備えるのが、今回クローズアップした損害保険です。

結婚して家族になるということは、お互いを思い合い共に生きていくということ。
そのため、結婚したのをキッカケに自分だけでなく大切な家族やパートナーの生活を守るためにも、損害保険に加入する方も多いです。

しかし、ご紹介したように損害保険には様々な種類があります。
損害保険への加入を検討している場合は、必要性や経済状況などを加味した上で保険を選ぶようにしましょう。

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