【ドレススタイリストが解説】秋冬ウエディングに着映える“ハイネック”のクラシカルドレスおしゃれな着こなしアイデア3選

気品と優雅さを纏える「ハイネックドレス」は、秋冬のクラシカルウエディングにぴったりの一着。 首元まで包み込むデザインが上品な印象を与え、落ち着いた季節感と相まって、花嫁の美しさをより一層引き立てます。
今回は、秋冬ウエディングにおすすめの「ハイネックドレス」のおしゃれな着こなしアイデアをドレススタイリストが徹底解説! プロならではの視点で、似合う“骨格タイプ”や“パーソナルカラー”、会場までご紹介します。
秋冬ウエディングにぴったりなドレスを探している方は、ぜひ参考にしてみてください!
(文:立澤なつき)

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1.秋冬に纏いたい!“ハイネック×クラシカル”ドレスの魅力

端正なシルエットと上品な存在感を放つ「ハイネックドレス」。

出典:THE KNOT DESIGN

首元まで美しく覆うハイネックのデザインは、花嫁の気品を際立たせると同時に、肌の露出を抑えることで奥ゆかしさを感じさせます。

繊細なレースやシフォンを重ねた素材なら柔らかく女性らしい印象に、ミカドシルクやサテンのようなハリのある生地なら格式と華やかさをプラス。
秋冬ウエディングの澄んだ空気の中で、より洗練された美しさを引き立てます。

出典:Wedding Coordinate Salon M・AI・M

ハイネック特有の首周りの立ち上がりは、首をスラリと長く見せ、端正な表情を印象付けてくれるのも魅力。
クラシカルなパフスリーブや長袖と組み合わせることで、時代を超えて愛されるエレガントなスタイルが完成します。

また、背中にレースの透け感やくるみボタンをあしらえば、クラシカルの中にも女性らしい抜け感が加わり、後ろ姿まで印象的に。

出典:Lucy

重厚感あるバンケットホールやアンティーク調のチャペル、歴史ある洋館など、クラシカルな空間に自然となじむのが「ハイネック×クラシカル」のウエディングドレスです。

落ち着いたムードに気品あふれるその佇まいは、秋冬のウエディングにぴったりのスタイルです。

2. [Dress salon ituwa] リバーレース×ハイネックのケープドレス

出典:Dress salon ituwa

ドレスの特徴

シルク混タフタと繊細なレースを組み合わせたハイネックデザインのAラインドレス。

トップスには上質なレースを贅沢にあしらい、程よい透け感が肌をやわらかく包み込みます。
立ち上がりのあるハイネックは、首元をすらりと見せつつ、気品と格式を感じさせるポイント。

七分丈のスリーブにも同じレースを配し、手元の動きに合わせて優雅な表情を生み出します。

出典:Dress salon ituwa

ウエストからたっぷりとギャザーを寄せたタフタスカートが広がり、ボリューム感のあるロングトレーンへと続くドラマティックなシルエットに。

歩くたびにふわりと揺れる軽やかさがありながら、立ち姿には堂々とした存在感を与えます。

出典:Dress salon ituwa

バックスタイルには、繊細なくるみボタンとフラワーモチーフが施され、アクセントをプラス。
360度どこから見ても美しい構築的なデザインが印象的です。

大聖堂や格式あるホテルウエディングにふさわしい、王道のプリンセススタイルを叶えます。

出典:Dress salon ituwa

また、ボレロやバックリボンの着脱により、挙式と披露宴で印象を変えて楽しめるのも魅力。
クラシカルな雰囲気の中に現代的な抜け感を取り入れた、気品と華やかさを兼ね備えた1着。

おすすめの着こなしアイデア

繊細なハイネックレースとボリュームスカートが放つ存在感は、王道の気品を纏う「ロイヤルクラシック」なスタイルがぴったり。

■ヘアスタイル

上品なレース×ハイネックのAラインドレスには、きちんと感のある“クラシカルシニヨン”や“タイトローポニー”が好相性。
後れ毛を出さずにすっきりまとめることで、ネックデザインの美しさを最大限に引き立てます。

シニヨンの位置はやや低めに設定し、クラシカルなフォルムを意識して。

■アクセサリー

高貴な雰囲気を引き立てるなら、“パールのドロップイヤリング”や“ヴィンテージ調のカメオピアス”がおすすめ。

ネックレスはつけず、ハイネックの繊細な刺繍を主役にし、耳元のさりげない光が気品の中に女性らしい優しさを添えます。

出典:Hanaya Fukutaro Wedding

■ブーケ

凛とした上品さの中に自然のやさしさが感じられるスズランブーケは、クラシカルな雰囲気をより一層引き立てます。
丸みを抑えたゆるやかなシルエットがドレスのAラインを美しく見せ、甘くなりすぎず洗練された印象に。

おすすめの花材は「スズラン」「ホワイトライラック」「スノーベリー」

【このドレスが似合うのは】

◆骨格タイプ:骨格ウェーブ
◆パーソナルカラー:ブルベ冬、ブルベ夏
◆季節:冬、晩秋
◆会場:格式ある大聖堂、歴史あるクラシカルホテル

ドレスショップ:Dress salon ituwa(ドレスサロンイツワ)

3. [N_DRESS] リバーレース×ハイネックのケープドレス

出典:N_DRESS

ドレスの特徴

リバーレースで総仕立てしたドレスにハイネックのチュールケープがデザインされたスレンダーラインドレス。

立体感のあるコットンで作られた上質素材のリバーレースを贅沢に使用したドレスは、ラウンドネックに裾をテールカットに仕上げたシンプルなデザイン。

すっきりとしたスレンダーラインドレスには、ハイネックのチュールケープがふわりと覆い、とても幻想的な雰囲気を醸し出します。

ネック部分にはベースのドレスと同じレースをあしらい、洗練さをプラス。
ケープデザインのクラシカルな魅力と洗練されたモダンさがハイセンスな着こなしを叶えます。

出典:N_DRESS

レースドレスのウエスト部分にはフリンジがV字にあしらわれ、バックスタイルにはくるみボタンが連なり細かなディテールが抜群のバランスに。

目を惹くケープにシンプルでありながらモードなレースドレスとフォトジェニックなデザインは、シーンや空間によって多彩な表情を見せてくれるデザイン性の高いドレスです。

カジュアルなスタイルからクラシカルな式場、モードな空間まで様々なシチュエーションに似合います。

おすすめの着こなしアイデア

総レースの繊細さとチュールケープの軽やかさを掛け合わせたドレスは、「エフォートレスクラシック」な着こなしがおすすめ。

■ヘアスタイル

軽やかなチュールケープの動きには、“ゆるめのローニュアンスシニヨン”や“ナチュラルウェーブのまとめ髪”が好相性。
きっちりまとめすぎず、顔まわりに少し動きを残すことで、程よい抜け感を演出。

上品さとこなれ感を両立させたエフォートレスな雰囲気に仕上がります。

■アクセサリー

柔らかなケープの質感には、“繊細なゴールドイヤリング”や“リーフモチーフのヘアアクセ”など、光を受けて控えめに輝くアイテムが◎。
首元にデザインがあるため、ネックレスは省いて耳元と髪にポイントをもってくるのが正解。

トーンを統一することで、軽やかさと上品さが際立ちます。

出典:Tierra

■ブーケ

落ち着いたトーンのグリーンと柔らかなホワイトのコントラストが、ドレスの繊細なレースやケープの透明感を際立たせます。
縦に流れるフォルムが全体をすっきりと見せ、ハイネックの端正な印象と好バランス。

おすすめの花材は「ホワイトローズ」「スプレーバラ」「ユーカリ」「アカシア」

【このドレスが似合うのは】

◆骨格タイプ:骨格ナチュラル、骨格ウェーブ
◆パーソナルカラー:イエベ春、イエベ秋
◆季節:秋、冬
◆会場:モダンなチャペル、デザインホテル・ブティックホテルウエディング

ドレスショップ:N_DRESS(エヌドレス)

4. [Claire Pettibone] ハイネック×ロングスリーブのレースガウンドレス

出典:Beacon Dress

ドレスの特徴

ヴィンテージ感漂うレース使いとボヘミアンムードが特徴のLA発ブランドClaire Pettibone(クレア・ペティボーン)のフローラルレースで仕立てた、ハイネック×ガウンスタイルのマーメイドラインドレス。

ドレス全体を覆うレースは、まるで肌に柄が浮き上がっているかのように見せるデザインが特徴のヴィンテージレース。

甘くなりがちなフローラルレースですが、最大限に肌見せを控えたハイネックとロングスリーブ、そして大きめの柄感と網目がスタイリッシュな印象に見せてくれます。

出典:Beacon Dress

深めにカットされたハートネックのインナードレスに、ヴィンテージレースのガウンを羽織っているように見せるデザイン。

バックスタイルは、ウエストから背中にかけて肌を覗かせる大胆なカッティングや袖口のスリットなど、エッジを効かせたディテールはマーメイドラインと相性抜群です。

出典:Beacon Dress

高め位置で切り替えたマーメイド部分にレースのスカラップを利用することで、クールな中にも女性らしいエレガントさを取り入れています。

ハイネックにロングスリーブ、タイトなシルエットのマーメイドラインはモードでありながらクラシカルな着こなしを楽しめます。

おすすめの着こなしアイデア

肌に溶け込むように馴染むフローラルレースに、自然体でリラックスしたムードをかけ合わせたマーメイドラインドレスは「クラシカルボヘミアン」な着こなしが似合います。

■ヘアスタイル

繊細な総レースが印象的なマーメイドラインドレスには、自然体の美しさを引き出す“ルーズウェーブヘア”や“ナチュラルダウンスタイル”がおすすめ。
毛先を軽く外巻きにして動きを出し、抜け感のあるラフな質感に仕上げて。

ゆるやかな編み込みを加えても、ボヘミアンムードがより引き立ちます。

■アクセサリー

ゴールドベースの“リーフモチーフイヤリング”や“アンティークパールピアス”など、自然を感じるデザインが好相性。
繊細なレースを引き立てるため、装飾は最小限に抑えるのがポイント。

小さなドライフラワーをあしらったヘッドピースで、クラシカルな中に自由な空気をプラス。

出典:YUKI YOSHIKAWA

■ブーケ

やわらかなピンクベージュとグレイッシュなトーンでまとめたブーケが、レースの繊細な質感と透明感のあるシルエットを引き立てます。
くすみカラーのローズやスモークツリーが、クラシカルな雰囲気に“ボヘミアン”の抜け感を添え、全体を軽やかに見せてくれるのが魅力。

おすすめの花材は「ダスティピンクローズ」「スモークツリー」「アストランティア」

【このドレスが似合うのは】

◆骨格タイプ:骨格ストレート、骨格ナチュラル
◆パーソナルカラー:ブルベ冬、ブルベ夏
◆季節:秋、冬
◆会場:緑あふれるガーデンウエディング、邸宅レストランウエディング

ドレスショップ:Beacon Dress(ビーコンドレス)

5.まとめ|秋冬花嫁を美しく引き立てる“ハイネックドレス”でクラシカルな美しさを纏いましょう!

クラシカルなムードと上品な存在感が魅力の「ハイネックドレス」を、おしゃれに着こなす3つのアイデアをご紹介しました。

首元まで包み込むデザインは、秋冬の挙式にぴったりなあたたかみと格式を兼ね備え、気品ある花嫁姿を印象づけます。
繊細なレースで柔らかくまとめればナチュラルで可憐に、構築的なシルエットを選べばモードで洗練された印象にも。

また、クラシカルな素材やアクセサリーを組み合わせることで、アンティークのような奥行きあるスタイルが完成します。
季節感や会場の雰囲気に合わせて、シルエット・素材・小物を上手に取り入れれば、ハイネックドレスならではのエレガントで印象的な装いが叶います。

自分らしさを大切にしたい花嫁は、ぜひ「ハイネック×クラシカル」スタイルで秋冬の特別な一日を彩ってみてください。

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