結婚式節約術 | お金がかからない演出アイデアやお花コーディネート

結婚式は、「おしゃれで可愛くて、ゲストが沢山喜んでくれる空間を作りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、細かい部分にまでこだわると、予算もあがってしまい、どこの部分に力を入れたら良いのかわからないと、迷っていませんか？
実は、結婚式の演出やお花には、節約できるポイントがたくさんあるんです！
結婚式の費用が予想以上に高くなっている人や、予算の問題で演出や装飾を諦めようと思っている人、おしゃれなものを揃えるにはお金がかかると悩んでいる人は必見！
工夫ひとつで理想空間が出来上がる、結婚式の演出の節約アイデアをご紹介します。 （文：深澤 まな美）

1. 挙式から披露宴まで！お金をかけない演出アイデア5つ

結婚式の費用は高額な印象があるかと思いますが、実は、小さな金額が積もり積もって大きな金額になっているだけ。つまり、その小さい金額の項目を少し工夫すれば、総額費用は抑えることが可能なのです。

そのなかでも、まずは工夫次第で大きく変わる演出を中心にご紹介します。

①挙式のブーケをゲストと一緒に作る
チャペル挙式や人前式で、新郎がゲストから花を１輪ずつ受け取って束ね、新婦の持つブーケにするという演出。ブーケ作りにゲストが参加できるため盛り上がりますし、作り込み過ぎないブーケならでは、ラフ感のある可愛い仕上がりになりますよ。

②お色直しのドレスにも合うブーケを選ぶ
ブーケは、ひとつで2～3万円はかかるもの。ウエディングドレスからカラードレスにお色直しする場合、ブーケが2つで4～6万円という計算に。ブーケ2つは予算的に厳しいと考えている方はウエディングドレスとカラードレス兼用で、どちらにも合うスタイルにしてみるのはいかがでしょうか。

または、バルーンなどのアイテムを持ってお色直しの入場をすれば、ブーケが同じでもガラリと印象が変わります。

出典:クラシカ表参道

③お金をかけずにテーブルラウンドするなら
披露宴のテーブルラウンドではキャンドルサービスが定番ですが、この項目を節約するなら、「フォトラウンド」に。新郎新婦がゲストのテーブルを挨拶しながら周り、一緒に写真を撮るというシンプルな演出で、カメラマンさえ手配しておけば叶う演出です。

写真を撮る際にフォトプロップス等を自分で手作りして用意しておくと、楽しみながら撮影ができます。

出典:クラシカ表参道

④ドリンクやデザートを新郎新婦がふるまう
ドリンクやデザートなど、もともと用意されているものを活用する、というのも節約ポイントになります。

例えば、披露宴でサービスしているドリンク類を新郎新婦が持ってゲストを回る演出や、デザートブッフェであれば、新郎新婦がエプロンをつけてゲストへサーブするという演出も。どちらも追加費用がかからないのに、ゲストが盛り上がる演出になります。

出典:トースト（TOAST）

出典:トースト（TOAST）

⑤式場のスタッフに協力してもらう
料理がゲストの元に運ばれる際に、シェフが登場する演出。ゲストの目の前でお肉を焼いてもらったり、お酒と合わせて炎が上がる大迫力のフランベ演出も会場のゲストを盛り上げてくます。この他にも、ゲストに料理コースの食材や、こだわりの調理法などをシェフ自らが説明してくれるという本格演出も。

最近では、サービスをしていたスタッフが急に踊り出すフラッシュモブも流行っており、ゲストにサプライズ演出をすることができます。会場内も一体感が生まれ盛り上がること間違いなし。打合せなどの時間を作れれば費用はかからないことがほとんどです。

フラッシュモブを得意としている会場もあるのでトキハナのオンラインプランナーに相談してくださいね。

出典:ザ･ヒルサイド神戸

2. 装花にかかる費用を抑えるための秘訣って？

結婚式のコーディネートをする上でとても大事な”装花”。

実は、ここもお見積もりが一気に高額になってしまった要因の一つとして挙げられます。それは、お花を豪華にすればするほど、金額が加算される仕組みになっていることが多いためです。でも、お金をかけたくないからといってお花を少なくするのも寂しいですよね。

ここでは、お花を豪華に使わずともおしゃれにコーディネートできる術を紹介します♪

●視覚的効果を上手く使おう！
人が華やかさを感じるのは、素材感だけでなく、色による効果が大きいと言われています。披露宴会場のテーブルコーディネートを例に考えてみましょう。

披露宴会場のスペースで最も広い範囲を占めているのは、ゲストテーブルです。そして、ゲストテーブル上で“最も目立つ色”はテーブルクロスです。

例えば、赤いテーブルクロスを選んだ場合、基本的には全テーブルに赤いクロスがかかりますので、ゲストが披露宴会場に足を踏み入れた際、最初に目に飛び込んでくるカラーは“赤”でしょう。

次に、口元をふくナフキンを白にした場合、赤いテーブルクロスとの対比により、かなりはっきりとナフキンが目に入るのではないでしょうか。

ナフキンは折り方を選べますので、バラ、扇、王冠など立体的な形を選べば、会場全体に奥行き感が出て華やぎます。

このように、お花以外のテーブルアイテムで視覚効果を使って華やかさを出す方法もあります。

コーディネート全体のバランスを上手く取れば、必要な花の量もわかってきますし、生花だけでボリュームを出すよりも、洗練された雰囲気を創り出すことも出来ますよ。

出典:ザ･ヒルサイド神戸

●アートフラワーを取り入れる
ウェディングDIYにチャレンジしたい花嫁は、ペーパーフラワーを取り入れてみては？

ペーパーナフキンで作ったお花をゲストのナフキンに飾ったり、受付やウェルカムコーナーに飾れば華やかさがアップします。

また、ペーパーフラワーの応用編として最近注目の“ペパナプリース”にもぜひチャレンジしてみて！

ペーパーフラワーを円いリースにしたもので、メインテーブルの生花と組み合わせてワンポイントにしたり、ゲストテーブルの中央に置いて中に生花をアレンジした花器を飾れば、お花のボリュームがアップしたように見えますよ。

出典:KIYOMIZU京都東山

＊生花以外の他の花材も知りたい！

3. 装飾演出をおしゃれに効率的に♪ウエディングDIYのポイント2つ

ウエディングのDIYは、時間と手間さえかけることができれば費用を抑えられます。ウエルカムボードやリングピロー、メッセージ席札等を手作りするカップルは多いですし、作り方や簡単に作れるキットもネットなどで見つけられるでしょう。

ただし、注意したいのは、手作りをしすぎると逆に費用がかさむ場合もあるということ。次のポイントを確認してからDIYを始めるといいですよ。

①テーマカラーを決める
DIYの前に、2人の結婚式のテーマカラーを決めておくのがおすすめです。受付で飾るアイテムに100円ショップなどで手作り素材を選ぶときも、テーマカラーに沿って見つける事ができます。

テーマカラーを決めておくことで、時間の無駄もなく、安い商品でも統一感があり、おしゃれさがぐっとアップしますよ。

②2人の家にあるアイテムを飾る
結婚式の受付は2人らしさが表れるスペース。

お金をかけなくても、家でいつも使っているお気に入りのマグカップや、家に飾っているフォトフレーム・ぬいぐるみ・マスコット、また、大切にしている花瓶を持ち込んでお花を飾れば、新郎新婦のストーリーが表現できて一石二鳥！一度、家にあるものを見渡して見てくださいね。

4. 「持ち込み自由」な会場を選んで、カシコくオシャレに！

こういった節約術は、”持ち込み”自由な会場であることが条件となります。

特に、お花の部分に関しては、提携先のフラワーショップからしかコーディネートするしかないところが多々です。

トキハナでは、自由にオシャレに結婚式が実現できるよう、お持ち込み自由の会場を紹介しています。

「お持ち込み自由」な会場の一覧はこちらから
トキハナのコンセプトはこちらから

5. まとめ｜「節約」が目的にならないよう気をつけて！

節約をする事はとても素晴らしいことですが、節約ばかりを意識すると、ゲストが窮屈に感じたり、我慢しすぎて楽しい気持ちが薄れてしまったりと、結婚式へ向けて頑張ってきた事が台無しになってしまいます。

シンプルに2人らしいアイテムを選び、バランスをうまくとりながら上手に楽しく節約していきましょう。

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結婚式のお金のことも、もちろん結婚式当日も、不安なく楽しみたい！という方はぜひ利用してみて下さいね。

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