結婚式は、会場が決まらないと日取りが決まらない、日取りが決まらないと何から準備を始めていいのかわからない。そう、結婚式準備は式場が決まって初めてスタートすると言っても過言ではありません。
会場によってもできることできないこと、ロケーションが素敵だったりお食事がおいしかったりと、印象に残るポイントも異なります。そんな大事な結婚式場だからこそ、なかなか決められないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、卒花のアドバイスを元に会場の選び方をご紹介します。(文:Miyo)
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目次
1. 下調べの前に、イメトレが意外に大事
どんな写真が撮りたいかとか、どういうイメージの結婚式にしたいかで、会場が7割がた決まってくると思います。だからまずは漠然とでもいいからイメージを頭で描きましょう。
結婚情報誌や結婚情報サイトが山ほどあることからもわかるように、式場の数は山ほどあります。
どれも良さそうに見えるので(もちろん迷って当然です、式場も宣伝のための一番いい写真を用意しているので。笑)、決まらない上に余計に迷って混乱してしまう、ということになると思います。
そこでまず、最初は頭の中でイメトレを。
「スレンダードレスでガーデンウェディングがいいなー」
「海がいっぱい広がるガラス張りの教会があったらいいなー」
「おもてなしを一番大事にしたいからレストランで美味しいご飯を出したいなー」など。
漠然としたイメージでいいので、どんな1日にしたいか想像してみてください。またその時は、夢を膨らませる形で色々と考えてみてください。
まだ彼とは話さずに自分一人のイメージで大丈夫です。二人の結婚式でもありますが、まずは自分が納得するような、人生最良の1日にするにはどんな結婚式にしたいかを、誰の意見にも左右されずに思い描いてみてください。
2. ネットや雑誌で片っ端から探してみよう
とにかく端から端まで見てみる!だんだん自分のやりたい雰囲気のところが感覚的にわかってくるようになります。
イメージができたら次に、ネットや雑誌を片っ端から見てみましょう。
コツは、最初にもったイメージにとらわれ過ぎないこと。
ある程度のイメージを持ちながらネットや雑誌を見ていると、自分のピンとくるところと全くこないところがわかるようになってきます。
当初思ってたところは広いトラディショナルな重厚感のある会場だったけど、ゲストハウスのようにアットホームなところも好きかも、と思ってきたらそれはそれでありです。
このように、自分のイメージを持ちながら探していくと比較対象が見えてくるので、決めやすくなってくると思います。
またこの時、費用面や会場の規模などもチェックしておきましょう。
呼びたいゲストが会場の規模的に全く呼べないなんてことがないように。
自分の中で絞れてきたら、彼にもイメージを聞いてみましょう。自分の譲れないポイントをわかってもらいつつ、最大限彼の意見も聞きながら、二人でどんなところでやりたいかを相談し、ブライダルフェアに行ってみたい会場を探してみてください。
3. 結局この目で見ないと結局わからない。ブライダルフェアに参加しよう
ブライダルフェアがやっぱり一番結婚式場を理解できる場。デートがてら1ヶ月毎週行ったりして楽しんでました!
自分たちのやりたい式場の雰囲気が見えてきたら、ブライダルフェアに行ってみてください。
会場側も、会場が一番魅力的に見えるように気合いを入れて装飾しています。
その際にスタッフの雰囲気はどうか、試食会であれば味はどうかなど、写真では伝わりきらないところを感じ取るようにしましょう。
モダンなのかクラシックなのか、例えば同じホテルでもひと足踏み入れただけで全然違う雰囲気を感じ取ることができます。
出典: The Okura Tokyo
またこの時に見積もりを作ってもらえますので、何人規模の式にしたいかのイメージなども事前に持っておくのがおすすめです。会場の見積もりの出し方はそれぞれだったりもするので、ある程度同じ条件で伝えられるようにしておくと、後で比較がしやすくなります。
会場の装飾は際限なく豪華にしているケースも多いので、自分たちの見積もりが会場の装飾の花の何分の一かを把握しておくのも、準備を進める上でのギャップが少なくなって良いですね。
4. 当日割引に騙されない。二人の意見をじっくり出し合おう
当日だけの割引と言ってたのに、別の日に再度行ってみたら今度は違う項目を同じくらい、もしくはそれ以上に割り引いてくれた。即決せずに、じっくり考えた方がいいですよ。
ブライダルフェアはいわばウィンドウショッピングのようなものです。
一番気分も高揚もしますし、どこの会場に行ってもここで挙げたいなんて思ってしまいがちです。
そんな時に当日割引などの甘い言葉で誘う式場もありますが、少し冷静になる時間をおいてください。
行く前から彼とも絶対にここにすると決めていて、二人で会場を実際に見てみて、その通りと合意ができたのならいいですが、そうでなければ一度きちんと二人で意見を交換する時間があったほうがいいです。
少しでも他に気になる会場があったら見に行っておきましょう。
また、実際に準備を進めてみると思っていたことと違った、なんてことがないように、持ち込みたいモノなど希望があれば、契約前にきちんと確認するようにしましょう。
もしも気になる会場があればそこは何回でも足を運んでいいでしょう。
自分たちの一生に一度の思い出の場所になるので、後悔ないように吟味してください。
5. 「二人はどうしてそこに決めた?」卒花たちの決め手
上記を踏まえて結婚式場を探し始めたけど、絞れてもやっぱりまだ迷う!というプレ花嫁さんたちに、最後の決め手が何だったのか、卒花さんたちからいくつか聞いてきました。
ぜひご参考にしてみてください。
◆「年配の方から『自分の結婚式場がもう潰れてしまって悲しくなった』という話を聞いて、ホテルは絶対にこの先も潰れないだろうなと思い、ホテルにしました。」
◆「偶然にも両家の親が同じ結婚式場で挙げていたことが発覚。何かの縁を感じて自分たちもそこにしました。」
◆「バージンロードを歩くのがとにかく夢だった私。チャペルのバージンロードが一番長く、小さい頃から思い描いていた夢と一番似ているところにしました!」
◆「二人のオフィスが入っているビルの式場にしました。思い出の場所だし立地も便利で打ち合わせに通うのがとても楽。」
◆「プロポーズされた思い出のレストランで」
◆「自分たちの呼びたい人数が入る会場がそこしかなかった(笑)」
◆「どうしても着たいドレスがあり、ガーデンウェディングにしたくて。ガーデンが広くて一番ドレスが似合うと思った会場にしました」
◆「新しくオープンした会場はまだ周りにそこで挙げたという人がいなくてそこにしました」
◆「見開きの広告に一目惚れして行ってみたらイメージに通りでそこ以外考えられなかった」
6. まとめ | 早とちりは禁物、じっくり考えて後悔のないように
卒花さんたちのアドバイスを元に、結婚式場の選び方をまとめてみました。
結婚式場は自分たちの式の型となる場所です。会場をどこにするかで結婚式の内容は180度変わりますので、ぜひじっくりゆっくり何がしたいのか彼と二人で話し合って、慌てず二人の納得のいく素敵な式場を選んでくださいね。
出典: ソラ 神戸(SOLA KOBE)
一度しかない結婚式、会場探しは素敵な1日を彩るための第一歩です。
困ったり迷ったりしたらなんでも会場の人に聞いちゃいましょう。この先、式までの準備期間お付き合いのある会場になります。事前にスタッフの方の雰囲気を感じ取るのも大事ですよ。
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