3/26(金)に開催された増原英也さんと初音さんのClubhouseウェディング(クラハウェディング)をレポート!
この記事では、当日の模様を一挙ご紹介します。
(文:深澤 まな美)
1.クラハウェディング|開催の経緯
【音声型SNSのClubhouseでの出会い】
新型コロナウイルスによる影響の中、「結婚式はやっていい」という事実を伝える業界横断型同時多発イベント「#結婚式でつながろう」を通じて、1組のカップルとの出会いがありました。
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そのおふたりは、2021年3月26日に入籍予定であるものの、ご家族が遠方にいること、またご高齢の方の移動が難しいこと等の理由から、結婚式の実施は、新型コロナウイルスの影響が最低限に落ち着いてから、と苦渋の決断をくだしていました。
「結婚式は先延ばしだとしても、入籍して夫婦になったという、けじめと証の場を設けたい」
結婚式には、「ふたりのけじめ」、「家族になることへの承認」、「これからの人生の起点」という大事な役割があるにも関わらず、新型コロナウイルスを理由に、入籍後、やむなく結婚式の準備が出来ずにいる方も多くいるのではないでしょうか。
大切な人へ感謝を伝えるのは、いずれ行う結婚式の場で、
そして夫婦になった第一歩としての想いを伝えるのは、Clubhouseの場で。
このような背景から、Clubhouseウェディング(クラハウェディング)を実施する運びとなりました。
2.概要&新郎新婦のプロフィール
2-1.概要
3月26日19時より行われたクラハウェディングの概要はこちら。
(1)音声のみの配信特性を生かし「音」にこだわる演出
オペラ歌手である新郎増原 英也さんのご友人がオリジナルソングの歌唱を披露したり、演奏家の知人から余興のプレゼントなど配信。
(2) 双方向性の高さを活かした演出
リモートで参加できるので、移動負担が大きい方や通常の結婚式だと顔を出せない方も気軽に参加可能に。
突然ですが明日入籍します。
その夜にCLUB HOUSEで結婚式を開きます。どなたでも参加可能ですので、多くの方に駆けつけていただけると嬉しいです。 pic.twitter.com/XUI4xft2tL— 増原英也 (@HideyaMasuhara) March 25, 2021
2-2.新郎新婦プロフィール
1978年名古屋生まれ。バスケットボール、野球、サッカー等、球技に明け暮れる傍ら父の運営していたアマチュア劇団に通う。18才で沖縄に目覚め、琉球大学へ入学。医学部合唱団に所属し歌にハマる。
NHKのど自慢沖縄大会に出場し、今週のチャンピオンに。本気で歌の道を志す。
東京藝術大学に入学。大学院修士課程まで進む。
2010年から4年間イタリア留学。帰国後、数々のオペラ公演、演奏会に出演。東宝レミゼラブルに2017年から出演中。演奏活動とともに合唱指導、ヴォイストレーニング、歌唱指導等も精力的に行っており、初音さんとは合唱指導活動の中で出会う。
1993年名古屋生まれ。幼い頃から自分より小さい子のお世話をするのが好きで、小学生の時には保育士になりたいという夢を持つ。
中学の音楽の授業を通し合唱の楽しさに気づき、高校では合唱部に入部。この時に、英也さんと部活のボイストレーナーと生徒の関係で出会う。3年生の時には全日本合唱コンクールで金賞を受賞。
大学に進学し、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取得。その後愛知の保育園で勤務するが、2019年3月に退職し、東京に上京。現在は保育の経験を活かし、フリーでベビーシッターに従事。
3.当日の模様をレポート
3-1.オープニングトーク
お祝いセレモニー前に、まずはオープニングトークからスタート。
これから始まるお祝いセレモニーを前に、緊張されているおふたりへ参加されている方々からのお祝いのメッセージです。
ゲストの方がスピーカーに上がり、お祝いの言葉をかけられるその姿は、
まるで、挙式前のお支度部屋に親族の方々がお祝いの言葉を伝えに来るような感じでした。
通常は、声をかけてくれる人とのやりとりは聞こえないものですが、
その声まで聞けるのはClubhouseならでは。
おふたりと、参加者の関係性も垣間見えてまた新しい楽しみ方だなと感じました。
クラハ結婚式中に薔薇が届きました! pic.twitter.com/Xaan4UdUJg
— 増原英也 (@HideyaMasuhara) March 26, 2021
セレモニー間近となると、おふたのご自宅へ祝電のバラの花束が届き、ツイッター上でも
おめでとうの声が広がりましたよ!
3-2.セレモニー
「それでは新郎新婦の入場です!拍手でお迎えください!」
実際の挙式のように参加者をスピーカーにして拍手でおふたりをお迎えします。
100名以上の方がご参加され、拍手喝采に!
そして、入場後は、おふたりのご友人であるオペラ歌手の又吉秀樹さんからスペシャルな歌のプレゼントが届きます。
オペラ歌手の素敵な歌声は、目を閉じると挙式会場にいるようでした。
その後は、誓いの言葉、誓いのキス、そしてお互いにお手紙という進行で進みます。
そして、結婚の承認。
「本日は私たちのクラハウェディングにご参加くださり 誠にありがとうございます。
私たちはご参加の皆様を証人とし、結婚の誓いを交わします。
これからも仲良く夫婦として歩んでいくことを誓います。
2021年3月26日 新郎英也 新婦初音」
すると、司会からこんな声がかかりました。
「お二人の結婚を承認をされる方はルームをスワイプしてみてください!
こんなにもたくさんの方がお二人のご結婚を祝福してくださっています!
改めておふたりご結婚おめでとうございます!!」
スワイプすると、たくさんのハートでいっぱいに!
そして、その後記念写真撮り、スピーカー全員からの「英也さん!初音さんご結婚おめでとう!」という声で結びとなりました。
セレモニー後は、Twitterでも祝福の声がたくさん。
#ひでやはつねのクラハウェディング
ひでやさん、はつねさん!ご結婚、おめでとうございます。
今日の横須賀は快晴、とってもいい天気でした。そちらは、いかがでしたか?
お2人で歩まれるこれからの人生も、この晴れやかな空のように、明るく輝きに満ちたものとなりますよう!
— ばばっち♪こころを調律するピアノの先生 (@babacchi_now) March 26, 2021
ひでやさん、はつねさん!
㊗️ご結婚おめでとうございます👏🏼👏🏼心から祝福と末永いお幸せをお祈り申し上げます✨
— Saku (@saku_piano39) March 26, 2021
ひでやさん、はつねさん、ご結婚おめでとうございます!
日本全国、また国境を超えて色んな国からお祝いの言葉が届くことに感動🥺
ほんとに素敵な結婚式で、新しいおふたりの門出に乾杯🥂#ひでやはつねのクラハウェディング— Kanon Ikeuchi (@1862Canon) March 26, 2021
ひでやさん、はつねさん、ご結婚おめでとうございます!
幸せそうなお二人の震えるような緊張感と、同時に溢れ出す幸せ感が直接伝わってきます。末永くお幸せに!
🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️
🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️🎉㊗️#ひでやはつねのクラハウェディング— SINSKE (@SINSKE_marimba) March 26, 2021
素晴らしい試み!
素晴らしい試みをカタチにした多くの皆様と、
その真ん中にいる、ひでやサンとはつねサンに、
心からの感謝と敬意と祝福を!!
(お会いしたことないのに一方的なお祝いです笑!)— 栗原 数人@泣き虫ウェディングプランナーがふたりらしさを誰よりも表現します (@kurikazz) March 26, 2021
おふたりの知人の方だけでなく、通りすがりで偶然roomを見つけて入られた方、結婚式に携わる方など多くの方が参加され、祝福の声が集まりました。
セレモニー後のアフターパーティは24時まで、二次会形式で行われ、
おふたりのご家族がいらしたり、Clubhouseで出会った方から贈られたウエディングケーキのセレモニーなどが行われたようです。
そのroom内では、ゲストの方々のアイコンが代わり祝福のメッセージになるこんなサプライズも。
英也さん&初音さんからのコメント
—「今世紀最高の結婚式でした!2人だけならここまでできなかったと思いますし、
みなさんに助けていただいて、
たくさん案をいただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさん本当にありがとうございました!
みなさんのおかげで無事に企画を成功させることができてホッとしています。
本当にありがとうございます!」
株式会社FOOL代表 川久保雅隆さんからのコメント
—「おふたりとも本当に本当におめでとうございます!」
出典: (株)FOOL 公式サイト
ChangeWedding代表 タケウチ ミサトさんより
—「おめでとうございましたこんなにも多くの人から愛されるお二人を尊敬いたします。
これを機に結婚式の可能性をより感じました。いろんな結婚式の形をつくりあげていきたいです。」
出典: @happy_wd_misa
対面することのないこのクラハウェディングですが、多くの祝福に包まれた特別な結婚式となりました。
改めて、英也さん、初音さん、本当におめでとうございました!
4. まとめ
たくさんの祝福と優しい想いがつまった、Clubhouse内で最もハッピーなroomだったことでしょう。
史上初の試みとなった、クラハウェディング。
音声特化型での結婚式は、顔が見えない分、温かい言葉の数々で心が繋がり、
通常の結婚式では味わえないような体験が詰まっていました。
これからも結婚式で多くの人が繋がることができるよう、トキハナは全力で結婚式を応援していきます。
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