結婚式は自由に選べる時代!定番スタイルからトレンドまで詳しく解説

結婚が決まって結婚式について調べてみると、その種類やスタイルの多さに戸惑っている人も多いのでは。
挙式・披露宴の定番スタイル以外にも、1.5次会、二次会、海外挙式など、知っておきたい結婚式のスタイルはたくさんあります。
そこでまずは、イマドキの結婚式スタイルからご紹介。気になる1.5次会や海外挙式費用についても詳しく解説します。 (文:桑田千寛)

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1. まずはここから!イマドキの結婚式スタイル10選

かつて日本の結婚式は、家と家のつながりを重視して挙式・披露宴を行うのが主流でした。しかし今はライフスタイルや働き方が多様化し、個性が尊重される時代。結婚式も新郎と新婦が自由に、自分たちらしいスタイルを選べるようになってきています。

「自由に、自分たちらしく」と言われても選択肢が多すぎて、何をどうやって選んだらいいのかわからない!という人はまず、イマドキの結婚式のスタイルをチェックしてみましょう。

《人気4大結婚式場のウエディング》
結婚式場には4つのタイプがあります。
①【ゲストハウス】
ガーデンやプール付きのオシャレな邸宅を貸切にできる。ゲストハウス全体を自分たちのオリジナルに演出でき、施設なども整っているためゲストからの満足度も高い。

②【ホテル】
優雅な空間と上質なサービス。正統派ウエディングが叶う。遠方からゲストや親戚が集まる場合は、結婚式後にそのまま宿泊できるため、ゲストから喜ばれる。新郎新婦の二人だけの時間をゆっくり過ごすことができるのもポイント。

③【レストラン】
料理のクオリティにこだわりつつも、アットホーム感が魅力。ゲストハウスなどに比べて費用を抑えることができ、自分たちがこだわりたい部分のみに費用をかけることができる。三つ星レストランでの結婚式はゲストからも喜ばれること間違いなし。

④【専門式場】
結婚式を専門に扱う施設で、準備がすべて式場内でできる。長年にわたり結婚式に携わってきたスタッフが多く在籍することから、安心して結婚式準備を進めることができる。

【結婚式場の基礎知識】ゲストハウスウエディングの魅力とメリット&デメリット
【結婚式場の基礎知識】ホテルウエディングの魅力とメリット&デメリット
【結婚式場の基礎知識】レストランウエディングの魅力とメリット&デメリット
【結婚式場の基礎知識】専門式場の魅力と知っておきたい注意点

《その他の主なウエディングスタイル》
続いて、次の6スタイルも、自分たちらしい結婚式を実現したい!というカップルの人気を集めています。

⑤ガーデンウエディング
海外のウエディングパーティのように、屋外で開放的に行う結婚式。日本では万一の雨天時に屋内が利用できるように、ガーデン付きのゲストハウスや専門式場が多くなっています。

⑥オリジナルウエディング
テーマパーク、公園、キャンプ場など、二人の思い出の場所で行う結婚式。ウエディングプロデュース会社の協力のもと、1から結婚式を作り上げる個性的なウエディングです。

⑦海外ウエディング
ハワイやバリなどのビーチリゾートや、ヨーロッパ各地で挙げる結婚式。新婚旅行を兼ねて二人だけで、家族旅行を兼ねて両家一緒に、という人が多く、友人へのお披露目パーティは別途行います。

⑧国内リゾートウエディング
沖縄、北海道、軽井沢のほか、関東近郊のリゾート地で行う結婚式。海外と比べて費用・日程のハードルが低く、友人を招待しやすいことから最近人気が高まっています。

⑨1.5次会
披露宴ほどかしこまらず、二次会ほどカジュアル過ぎない、ちょうど中間にあたるスタイルの結婚式。ごく親しい間柄のゲストのみを招待して、基本的にはご祝儀をいただかず会費制で行います。

⑩フォトウエディング
二人だけで行う、写真撮影だけの結婚式。ドレスとタキシードなど結婚式の衣装を着て撮影するので記念に残り、結婚報告ハガキにも活用できます。フォトプランが利用できる会場に申し込みます。

このように、イマドキの結婚式のスタイルはたくさん!また世間的にも“どのようなスタイルを選んでも新郎新婦の自由”という理解が深まってきているため、今後ますます、結婚式のスタイルは多様化していくことが予想されます。

ただ、「本当に自分たちだけで決めていいのかな」「家族の意見も聞いてみたい」という人も多いはず。そこで次に、親御さん世代の“一般的な結婚式のイメージ”を見てみましょう。

2. 結婚式ってどんなイメージ?トキハナ世代と親世代の違い

新郎新婦と親

トキハナ世代は、結婚式に対する価値観もさまざま。先に触れたように結婚式をする場所も自由に選ぶことができますし、結婚式の内容も自由。大切なのは“二人らしい結婚式”であることだから、必ずしも挙式と披露宴をセットで行う必要もありません。

一方、親世代にとっての結婚式は、「挙式+披露宴」というイメージが強いでしょう。
●挙式:神様や列席者の前で二人の愛を誓い合う儀式
●披露宴:二人と関わりの深い人と一緒に食事を楽しみながら結婚の報告を行うパーティ

というのも、親世代が経験してきた結婚式は、「家と家」「個人と社会」のつながりを重んじるもの。だから結婚式には両家の親族だけではなく、新郎新婦の職場の上司、友人、お世話になった方、今後お世話になる方など、様々な関係性・世代・価値観を持った人が集まります。

そのため、幅広い年齢層の価値観に合う「挙式+披露宴」のスタイルが定着したのです。“結婚=ふたりだけの問題ではない”と考える新郎新婦は参考にしてみてくださいね。

次の章からは、これから結婚式の準備を始めるみなさんが知っておきたい「1.5次会」と「二次会」はどんな人に向いているのか、また、「海外挙式」の費用について解説していきます。

3. 披露宴ほどかしこまりすぎない。1.5次会とは?

1.5次会とは、会費制で行う結婚披露パーティのこと。披露宴ほど豪華ではなく、二次会ほどカジュアルではない、その間の良いとこどりができる結婚式のスタイルです。そんな1.5次会について詳しく見ていきましょう!

●披露宴とどう違う?
いちばんの違いは、ご祝儀をいただかない「会費制」が選べること。結婚式に招待されたゲストは新郎新婦との関係性によってご祝儀を持参しますが、このご祝儀の負担をゲストにかけたくない場合、会費制にすることができます。

●1.5次会はどんな人が選んでいる?
・ゲストのご祝儀の負担を減らしたいから会費制にする
・海外挙式後のお披露目パーティとしてカジュアルな形でする
・家族や親族だけで挙式と会食をして、友人は1.5次会に招待する

●会費の金額によって何が変わる?
会費をいくらにするかによって、料理とギフトの内容が変わります。
・会費1万円:立食のビュッフェスタイルが多く、引出物は付けずプチギフト程度
・会費1.5~2万円:着席のオンテーブルビュッフェ(テーブル内で取り分け)、または、披露宴より控えめのフルコース。引菓子1品とプチギフトを用意する新郎新婦が多い様子

●披露宴でやるようなことはできない?
ウエディングドレスを着たり、ケーキカット・キャンドルサービス・映像上映などの演出、その他ウエディングアイテム全般は披露宴と同じように、自由に選ぶことが出来ます。ただし会費制にする場合、選ぶ内容によって新郎新婦の自己負担額が上がるので、予算とのバランスを見て選びましょう。

●二次会とどう違う?
二次会幹事代行サービスを利用しない限り、二次会は、友人が幹事となって準備や司会進行をします。一方、1.5次会は結婚式と同じ。つまり新郎新婦が主催者となって、パーティの内容や進行プログラムをプランナーと打ち合わせし、準備を進めていきます。

おもてなしはきちんとしたいけど、自分たちの結婚式のスタイルに合うかたちを見つけたい。そんな人は1.5次会を検討してもよさそうですね。

【参考記事】

4. 二次会って必要?

前章でも触れたように、結婚式は新郎新婦がゲストを招待し、おもてなしをする場。対して二次会は、新郎新婦の友人が主催者となって、二人をお祝いするパーティです。

結婚式と二次会の参加者がほとんど違う場合はともかく、呼びたいゲストはほとんど結婚式に招待する、という場合にも、二次会は開催したほうがいいのでしょうか?

必ず開催したほうがいい、という決まりはありませんが、次のような人は二次会もぜひ検討しましょう。

*結婚式には久しぶりに会う友人が来てくれるから、二次会でゆっくり話したい
*披露宴の人数が限られているから、招待できない人には二次会に参加してほしい
*挙式・披露宴は家族と親族のみでする予定だから、友人には二次会に来てほしい
*海外挙式を考えているけど、1万円以下の会費の二次会でお披露目パーティがしたい

二次会はしたいけど、友人に幹事の負担をかけたくない…という人は、二次会幹事代行サービスを使うのも手ですよ。

【参考記事】

出典: THINGS Aoyama Organic Garden. dth

5. 予算を抑えたいから海外挙式。それってホントに安い?

1.5次会や二次会は、海外挙式後のお披露目パーティとして開催するカップルが多くいます。その海外挙式ですが、選ぶ理由としては「家族だけで挙式したいから」「新婚旅行を兼ねて」などさまざまですが、多いのは「費用を抑えたいから」。

そこで、海外挙式+1.5次会をした場合の費用相場を見てみましょう。

①海外ウエディングの総額:201.2万円 (挙式費用と二人分の航空・宿泊費の平均総額)
②アフターパーティの費用:211.6万円 (平均62.7人招待した場合)

(出典 | ①はゼクシィ 海外ウエディング調査2020/②はゼクシィ 結婚トレンド調査2017)

①+②を合計すると、総費用は412.8万円になります。
ところが、ゼクシィ結婚トレンド調査2023首都圏によると、国内での挙式+披露宴の総額は平均356.3万円(平均招待人数49.8人)と、海外挙式+アフターパーティの費用より約60万円低くなっています。

もちろん、海外挙式の行き先や1.5次会の規模にもよりますが、費用を抑えるなら海外挙式、とは一概に言えないことがわかります。費用重視の方は、よく比較検討して結婚式のスタイルを選んでいきましょう。

海外挙式

6. まとめ|大好きな人たちに感謝を伝えられる。だから結婚式って素晴らしい!

挙式、披露宴、1.5次会、二次会。さらに海外での挙式など、自分たちに合った結婚式のスタイルを自由に選んでカスタマイズできる時代。二人が何を大切にしたいかを基準に選べる幅が広がりました。

どんなスタイルの結婚式を選んでも、共通して言えることがあります。それは、二人の大好きな人たちに感謝を伝えられること。

楽しいことも辛いことも分かち合ってきた親友。
仕事を通じて成長することを教えてくれた仲間たち。
いつもお世話になっている職場の先輩や上司。
そして何より、これまで支えてくれた家族。

そんな大切な人びとが二人のために集まってくれる場で、ありがとうの気持ちをきちんと伝えることができる、それが結婚式です。ぜひ、二人らしい結婚式のかたちを見つけてくださいね。

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