これぞオリジナルウェディング!「石巻ウェディング」の最新事例をご紹介

前編に引き続き、後編でも東北の宮城県を中心に活動しているウェディングチーム「石巻ウェディング」のインタビューについて紹介します。
今回は、実際に「石巻ウェディング」が手がけた『ツアーウェディング』、『歴史的建造物での立食パーティー』についてそれぞれ詳細をお伺いしました。
新郎新婦がこだわったポイントなども合わせて紹介します。ぜひご覧ください。
(文:廣田伶愛)

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▶︎前編の記事はこちらから

1. コロナ禍で始まった『ツアーウェディング』とは?

出典:石巻ウェディング

Q 『ツアーウェディング』とはどんな結婚式?

ツアーウェディングとは、「石巻ウェディング」が独自に開発した新しい結婚式のスタイルです。通常の挙式や披露宴などのセレモニーはなく、車で直接ご家族や友人の元へ“想い“を伝えに行きます。

結婚式当日は、ご自宅でウェディングドレスやタキシードに着替え、車に乗り込み、お二人のご実家や親戚のお家、職場などに向かいます。玄関先で手紙を読んだりプレゼントを渡したり、写真などを撮ることもあります。

出典:石巻ウェディング

Q コロナ禍で始めた新しいスタイルなのですか?

そうですね!地方だと同じ県内でも何時間もかけて式場に来てもらうため、新郎新婦が「わざわざ遠くまで来てもらうのが申し訳ない」と考えることも多いです。特にこのご時世でご高齢の方に遠方から来ていただくのは不安だ、と心配する方も少なくありません。

「来てもらえないのなら、こちらから行こう!」という考えからこの『ツアーウェディング』が生まれました。自分たちが感謝を伝えたい人に直接会いに行けるのが一番のポイントですね。

出典:石巻ウェディング

Q 今回手がけた『ツアーウェディング』ではどのような演出があったのですか?

ご実家や親戚のお家を巡るのはもちろん、高齢者施設にも行き、おばあちゃんに“感謝の気持ち“を伝えました。施設の入り口まで介護者の方に連れて来てもらい、おばあちゃんに日頃言えない「ありがとう」を伝え、みんなで写真を撮りました。

そして計6箇所の目的地を巡り、最後は大きな公園に新郎新婦の友人たちに集まってもらいました。生まれ育った町の空に向かって、全員でバルーンリリースをしました!

出典:石巻ウェディング

Q 『ツアーウェディング』を今後どのように広めていきたいですか?

式場にゲストを呼ぶことだけが「おもてなし」ではないと思います。
自ら会いに行き、一緒に過ごすことで昔の思い出を懐かしんだり、普段伝えられない感謝の気持ちを伝える場にもなります。いろんなおもてなしの形の一つとして、これからも続けていきたいですね。

あと、個人的には結婚式とフォトウェディングの間のような形かなとも思います。通常フォトウェディングは新郎新婦のみで行われることが多いのですが、「ツアーウェディング」は大事な人たちと一緒に記念撮影もできるので、良いとこ取りですね(笑)

出典:石巻ウェディング

2.「歴史的建造物での立食パーティー」とは?

出典:石巻ウェディング

Q『歴史的建造物での立食パーティー』とはどんな結婚式?

この結婚式では、まず「場所」にこだわりました。
今回使用した場所は、石巻市指定文化財にも登録されている、石巻で一番古いデパート「旧観慶丸商店」です。
レトロ感溢れる建物と、プロジェクションマッピングを利用した現代風な空間を上手に調和させた、世界に一つだけの結婚式です。

出典:石巻ウェディング

Q 新郎新婦がこだわった演出は?

まず、このデパートは石巻で初めてカレーを提供したことで有名ということもあり、「ウェルカムドリンク」ならぬ、「ウェルカムカレー」を配りました。

そしてこの建物をふんだんに演出したい、という新郎新婦の思いから、まるでデパートに買い物をしに来たかのような「ウェディングショップ」を作りました。
ゲストの方にもウェディングドレスを着てもらったり、新郎新婦の席をあえて設けず、気軽にお話ししたり歩き回れるような空間づくりをしました。

出典:石巻ウェディング

Q プロジェクションマッピング!? 現代アートなお色直しって?

お色直しの際に、とっておきの演出をしました!
ご新郎さまがエンジニア関係のお仕事をされていたこともあり、ゲストの方にもっと喜んでもらえるようにと、「ライブペインティング×お色直し」のプロジェクションマッピングを披露しました。

通常ご新婦さまは白いウェディングドレスとカラードレスの2枚を着るのが一般的ですが、この時はウェディングドレスにゲストの方が自由にライブペインティングを施して、みんなでドレスを完成させるという特別な演出をしました。

出典:石巻ウェディング

3. まとめ

出典:石巻ウェディング

いかがだったでしょうか。
「石巻ウェディング」が手がけるオリジナルウェディングの良さが伝わってくる、暖かい結婚式2つをご紹介しました。

彼らが手がける結婚式は、決して自分たちのためではなく、必ず“相手”が存在します。
その人に何を伝え、どうしたら笑顔になってもらえるのか時間をかけて考え、0から作っていきます。

最後の質問で代表の豊島さんに、「結婚式とは何か?」とお聞きしました。
すると「一生かけたプロジェクト」というご返答が。

結婚式はその場限りのものではなく、これからの人生の始まりとなるいわば“0地点”です。新郎新婦らしさの溢れるオリジナル性を大事にして、参加する全員の想いに寄り添った結婚式の大事さを改めて実感しました。

これから結婚式を挙げられる方は、是非「誰に何を伝えたいのか」という想いを大切にしながら、結婚式準備を進めてみてはいかかでしょうか。

▶︎前編の記事はこちらから

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