「コロナ禍でも安心して結婚式を挙げたい！」と考えているプレ花嫁さんはきっと多いはず。しかし、式場がどのような新型コロナウイルス対策をしているか気になりますよね。
そこで本記事では、以前トキハナがコロナ禍に関する調査をした結果をもとに、コロナ禍でも安心して結婚式を挙げる条件をご紹介します。
現在結婚式の準備をしている人はもちろん、コロナ禍で結婚式を挙げるか迷っている人もぜひ参考にしてみてください！
（文：表歩美）
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1.調査結果について
2020年3月～2021年9月に結婚式へ列席した全国の20～60代の男女297名を対象に、コロナ禍の結婚式の実施条件をアンケート調査しました。
ワクチン接種に関する項目では、列席予定の結婚式場のスタッフが新型コロナウイルスを予防するワクチン接種済みだと安心する人が全体の84.2%を占めています。
また、新型コロナワクチン未接種の列席者に対して、PCR検査サービスがあると安心だと答えた人は80.9%にものぼりました。
酒類の提供に関する項目では、酒類の提供がない式場でも満足だったと答えた人は76.6％。さらに、新型コロナウイルス収束後でも、結婚式の酒類提供は必要ないと答えた人は52.8%とおよそ半数を占めました。
コロナ禍において結婚式の考え方は徐々に変容しているのがわかるでしょう。
次の章ではワクチン・酒類提供のアンケート結果について、より詳細に解説します。
2.ワクチン接種について
冒頭でもお伝えしたとおり、結婚式場のスタッフが新型コロナワクチンを接種済みだと安心すると答えた人は84.2%を占めています。
特に、50～60代がワクチン接種済みだとわかると、安心感を抱いているという結果になりました。
エリアごとに見ていくと、四国地方・関東地方の回答者が多い傾向です。
特に関東地方は感染者が比較的多いため、ワクチン接種をより重視していると考えられます。可能であれば、式場スタッフがワクチン接種をしているか確認し、ゲストに伝えてあげると喜ばれるでしょう。
また新型コロナワクチン未接種の列席者に対して、PCR検査サービスがあると安心すると回答した人は80.9%です。こちらも同様に、50～60代が最も多く回答していました。
エリアとしては、北海道が90.9%・四国地方90.0%・関東地方83.3%となり、平均よりも高い水準となっています。
3.結婚式のアルコール提供について
先述したとおり、酒類の提供がない結婚式に列席して満足だったと回答した人は76.6%にものぼります。意外なことに、男性のほうが酒類の提供がない結婚式に満足しているという結果になりました。
エリアとしては、北海道と四国地方における満足度がより際立っています。
酒類の提供がない結婚式に列席しても満足度が高い理由として、会場に一体感が生まれていたため（52.1%）・結婚式に集中することができたため（41.7%）・和やかな雰囲気だったため（41.7%）が挙げられます。コロナ禍でゲストに酒類が提供できなくても、さほど悲観的にならなくて良いことがわかりますね。
また新型コロナが収束しても、結婚式における酒類の提供はなくてもよいと答えた人は52.8%を占めます。特に20～30代の回答者が多く、年齢があがるにつれて結婚式の酒類提供を求める声が強まる結果になりました。
なお、エリアごとに見ていくと、北海道（63.7%）・関東地方（60.0%）・近畿地方（54.4%）が平均値よりも高い傾向です。実際に結婚式で酒類の提供がなくても満足度が高い地域と比較すると、相関関係は得られませんでした。
▼参考情報
詳しい調査結果についてはこちら
4.まとめ
今回は、コロナ禍で結婚式に列席した人を対象に行ったアンケート結果を中心に、コロナ禍でも安心して結婚式ができる条件をご紹介しました。
コロナ禍でも安心して結婚式を行うためには、ゲストの不安要素を取り除く必要があります。そのためにも、式場スタッフのワクチン接種状況や酒類の提供などを掘り下げて考えなければなりません。
感染状況は日々変化しているため、何が正解なのか迷ってしまう人も多いでしょう。そんな時はこの記事を思い出しながら、ゲストにとって何が大切なのかを意識して結婚式準備を進めてくださいね。
