ウエディングドレス選びを控えている花嫁さんが楽しみなのが、ドレスの試着。
無数にあるドレスから運命の一着を探し当てるには、効率よく試着を進めるのが大事になってきます。
そこで本記事では、ドレス試着にあたっての準備や持ち物、当日の服装・ヘアメイクなどを詳しく解説。
「式場探しはこれからだけど、早くドレス試着をしてみたい!」というプレ花嫁さんに嬉しい情報もあるので、最後までぜひチェックしてくださいね。
(文:まゆ)
目次
1.どんなことをするの?ウエディングドレス試着当日の流れ
じっくり選びたいウエディングドレスですが、結婚式までの日にちが決まっている場合は必ずタイムリミットがやってきます。
1日に試着できるドレスの数も限られているので、効率よく試着を進めるのは「運命の1着」に出会うためにとっても大事なことなんです。
そこで、これからドレス選びをする花嫁さんに知っていて欲しいのが試着のダンドリ。試着当日の流れや気を付けるべきポイントを把握しておけば、事前準備もバッチリで試着の日を迎えられるはずです。
・試着の日はどんなことをして、どれくらい時間がかかるの?
・1日に何着くらい着れるの?
・当日の持ち物や服装は?
・事前にやっておくといいことってある?
本記事ではこれらの疑問にお答えしながら、賢いドレス選びの方法を紐解いていきます。
まずは、ウエディングドレス試着当日の大まかな流れとポイントをチェックしていきましょう。ドレスショップによって異なりますが、一般的な流れは次の4ステップです。
STEP①カウンセリングシートの記入
まずは、二人の基本情報をカウンセリングシートに記入します。主に、記入する内容は以下のようなこと。
- チェックリスト
-
氏名
生年月日
連絡先
挙式予定日
挙式場所
挙式スタイル
洋服のサイズ
ドレスの希望(購入orレンタル)、好み
予算
このシートをもとに、スタイリストさんが「なりたいイメージ」やドレスの好みをヒアリングしてくれます。
それが終わったら、いよいよドレス選び。カタログやお店に並ぶドレスを見ながら、気になるドレスをピックアップしていきます。
「どんなドレスが似合うのかわからない」という人も、なりたいイメージをもとにスタイリストさんが似合いそうなドレスを提案してくれるので安心してくださいね。
STEP②試着
着たいドレスが決まったら、いよいよフィッティングルームへ。当日はスタイリストさんがずっと付いてサポートしてくれるので、気になることや困ったことがあればすぐ伝えましょう。
着替えが終わったら、1点ずつ全身を鏡でチェック。
撮影OKのショップなら写真も撮っておきましょう。あとで見比べたり、他の人に意見を求める時に役立ちます。
ここでの大事なポイントは、1着ごとにドレスの感想をスタイリストさんに伝えること。というのも、ウエディングドレスは着てみると「イメージと全然違う!」と感じることも多く、その後着てみたいドレスがガラリと変わることもあるんです。
スタイリストさんのオススメドレスも変わってくるので、思ったことは率直に伝えましょう。
STEP③見積もり
選んだドレス全ての試着が終わったら、その中で一番気に入ったドレスの見積もりをもらいます。
ここでのポイントは、ドレスのクリーニング料や保険料がレンタル料に含まれているかどうか確認すること。
その他、結婚式当日のドレス着用に必要なアイテムが見積もりに入っているかもチェックしましょう。
STEP④仮予約or契約
初回の試着では、なかなかドレスを決定できないことが多いもの。
「気になるけど決めきれない」という場合は、できれば「仮予約」をさせてもらいましょう。
仮予約の料金は一般的に無料ですが、期限が決まっていることがほとんど。
それを過ぎるとキャンセル料が発生するショップもあるので、仮予約期限や次に試着ができる日を確認しておくのも大事です。
もしドレスをその日に決定したい場合は、契約書を書いて内金や申込金を払います。
金額の相場は、ドレス代の20~30%ほど。残りは結婚式の1ヶ月ほど前に支払うことがほとんどです。仮予約と同じく、キャンセルポリシーをしっかり把握しておきましょう。
以上がドレス試着日の大まかな流れです。
所要時間は、だいたい2〜3時間が一般的。後に予定がある人は、予約時に終了時間の目安を聞いておきましょう。
▼こちらの花嫁さんの体験談も、ドレス選びに役立つ情報が盛り沢山。ぜひチェックしてみてくださいね。
【卒花体験記】ドレス迷子から抜け出せないプレ花嫁さんへ。私はこうして自分だけのウェディングドレスを発掘!
では次に、試着当日の服装や持ち物をチェックしていきましょう。
2.着脱しやすいのが一番!ドレス試着当日の服装
試着当日は、カウンセリングシートを記入したりスタッフさんから説明を受けたりと、ドレスのフィッティング以外にやることがたくさん。
しかも2〜3着は試着するため、当日の服装はワンピースやスカート、前開きの服など、ヘアが崩れにくく脱ぎ着しやすい服装がスムーズです。
3.ブライダルインナーは持っていくべき?
花嫁さんのよくある質問に、「ブライダルインナーっているの?」「いつ用意するべき?」などが挙げられます。
結論から言うと、試着日には用意しなくてもOK。
ほどんどのドレスショップが試着時にはブライダルインナーを貸してくれます。貸りられない場合でも、ストラップを外せるチューブトップなど、普段の下着で代用が可能。
以下のような理由から、できればドレスが決まってからの購入がオススメです。
●ドレスのデザインによって身に着けるインナーも変わるため
●結婚式当日までに試着時からサイズが変わることもあるため
多くのドレスショップでは、ドレスをレンタルするかどうかが決まった時点で「ブライダルインナーは当店で購入しますか?」と確認してくれます。
不安な人は、どれくらい前までにお願いすれば購入が可能なのかドレスショップに確認し、それまで購入を待つのも一手です。
4.アレンジする前提で!ドレス試着当日のヘアメイク
試着当日はドレスショップのスタッフさんが、ドレスに合わせて簡単なアレンジをしてくれることも。ハードスプレーなどでのヘアセットは避け、ダウンヘアで試着に臨むとスムーズです。
また、試着する日は結婚式当日をイメージしやすいような、しっかりめのメイクがベスト。
SNSや雑誌などで理想の花嫁メイクの写真をチェックし、試着当日はそれに寄せたメイクで臨むのもオススメです。
5.持っていくと便利!ドレス試着当日の持ち物9つ
1日の流れと当日の服装がわかったところで、ここからはドレス試着当日に持っていくと便利&安心なアイテムをご紹介。
限られた時間で最大限イメージを掴むために、役立つアイテムを見ていきましょう。
カメラ
写真を撮って改めて見返したり、人に意見を求めたい場合に便利です。
正面全身・バストアップ・後ろ姿の3つを撮っておくのがオススメです。もちろんスマホのカメラでも大丈夫ですが肝心な時に電池切れ…なんてことにならないよう気をつけましょう。
まれに撮影NGのドレスショップもあるので、前もってドレスショップに確認をしておきましょう。
ナチュラルカラーのストッキング
ドレスを試着したら、1着ずつパンプスを履いて広めのスペースで確認するドレスシップがほとんど。
その際に、当日の足下のイメージも掴みやすいようにナチュラルカラーのストッキングを用意しておきましょう。
ドレスの画像や切り抜き
好きなドレスの雰囲気を伝えるには、ビジュアルでのイメージ共有が一番。
SNSや雑誌などで、理想のドレス写真を事前に集めておくとスムーズにイメージが伝えられます。
出典:N_DRESS
2軒目以降のドレスショップなら、それまでの試着で気に入ったドレスの写真を見せるのも◎!
結婚式場の画像やパンフレット
自分が式を挙げる会場に合うドレスを選びたい場合は、スタイリストさんにイメージ共有する場合に役立ちます。
こちらは、式場が提携しているドレスショップであれば必要ありません。
マスク
コロナ対策のため、入店時は着用がマストに。ショップによって異なりますが、ドレス姿の撮影時だけ外せることが多いようです。
デオドラントグッズ
脇汗が気になる人は、お店に着いた時に制汗スプレーをしておくと安心。汗拭きシートなども持っていると万全です。
ヘアピンやクリップなど
用意があるドレスショップがほとんどですが、自分でさっとアレンジしたい場合などは持っておくと便利です。
出典:Beacon Dress
コンタクトレンズ
普段メガネの人は、結婚式当日はコンタクトレンズで過ごすことに。当日をイメージしやすいように、試着の日もコンタクトレンズをつけて臨むのがオススメです。
持ち込み予定のアクセサリー
試着の段階で、身に着けるアクセサリーや小物が決まっている場合は持参しましょう。それに合うドレスの提案が受けられるはずです。
以上が、トキハナがオススメする試着グッズです。
多くのドレスショップが予約の段階で必要な持ち物は伝えてくれますし、全部絶対に準備していかないと…!と思う必要はないので安心してくださいね。
「持ち物は準備OK!でももし当日までにできる準備があれば、しておきたいんだけど…」ここからはそんな花嫁さんへ、さらにドレス選びを効率化する方法をお伝えします。
6.ドレス試着は平均1回2〜3着。効率化したい花嫁のための事前準備5つ
ドレスの試着には、結構時間と体力がいるもの。
1回の試着で着られるドレスは、平均2〜3着と決して多くはありません。しかも、人気のドレスショップは予約が1ヶ月先まで埋まっていることも多く、思うようにドレス選びが進まないことも…。
だからこそ、1回の試着を有効に使って理想のドレスに出会える確率を上げたいものですよね。
ここでは、ドレスの試着前に考えておくとスムーズなことをピックアップ。
効率の良いドレス選びにぜひ役立ててくださいね。
好きなドレスのイメージは?
まずは、ピンとくるドレスをピックアップすることから始めましょう。ネットやSNS、結婚情報誌などでイメージを集め、自分の好みを探ります。
試着前に好みがはっきりした場合は、予約の段階で伝えておくのがオススメ。
前もって好みに合いそうなドレスを準備してくれるため、効率アップが叶います。
自分に似合うドレスを見極めるためのポイントや、どんなウエディングドレスが人気なのかを知りたい人は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
- 【ウエディングドレスの選び方|徹底解説】骨格&体型・肌の色・コンプレックスからぴったりのドレスをご紹介
- 【ウエディングドレスランキング2022最新】トキハナ花嫁が選んだ人気TOP10発表!
- 【カラードレスランキング2022最新】トキハナ花嫁が選んだ人気TOP10発表!
挙式スタイルは?
挙式スタイルによって花嫁さんの動線が違うため、映えるドレスも変わってきます。
キリスト教式ではゲストに背中を向けることが多く、トレーンが長いドレスなどバックスタイルにポイントのあるドレスがよく映えます。逆に、人前式では正面がよく見えるので、正面のデザインを重視する人も。
出典:THINGS Aoyama Organic Garden. dth
挙式スタイルを加味したドレス選びをしたい人は、試着前に検討しておくと良いでしょう。
お色直しはする?しない?
もしお色直しをする場合は、限られた試着日で2着の衣装をダンドリよく決める必要が出てきます。
予めするかどうかが決まっていれば、2回目以降の試着で好みのドレスを準備してもらうようお願いできるので安心です。
さらに結婚式全体の予算が決まっている場合、お色直しの有無によって1着ごとのドレス予算も変わってくるはず。予め決めておけば、お色直し用のドレスだけでなく、ウエディングドレスも選びやすくなります。
レンタル?購入?
気に入ったのがオーダードレス(購入が必要なドレス)の場合、気をつけたいのが購入の期限。
オーダーを受けてからドレスを手がけるため、レンタルドレスよりも早めの決定期限があります。購入も視野に入れるかどうか予め検討しておくと、慌てずに済みますよ。
オーダードレスは、リーズナブルなものから100万円近くの高額なものまで値段は様々。
購入・レンタルそれぞれの費用感やメリットについては、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。
【レンタルor購入】ウエディングドレスの値段って?元プランナーが教えるドレスの費用比較
予算はどれくらい?
ドレス選びで大きな基準となるのが予算。
気に入ったドレスが見つかってから値段を聞き、「無理だ…」とガッカリするのは避けたいですよね。予算をスタイリストさんに予め伝えていれば、最初から予算内のドレスだけを集めてくれるので、効率化につながります。
式場提携外のショップのドレスを持ち込む場合は、式場によっては「持ち込み料」がかかるため、それも加味して決めましょう。
試着日の予約やドレスの予約など、ドレス選びをする中ではどうしても「早い者勝ち」のシーンもあります。
これらの事前準備をしていればパッと判断できることも増え、スムーズなドレス選びにつながるはずですよ!
7.式場探しより先にドレス試着したい!そんなプレ花嫁に嬉しいお知らせ
ここまでの話でも出てきた通り、ドレスを試着する段階では「もう式場は決まっている」という花嫁さんがほとんど。というのも、「まだ式場が決まっていない」「結婚式が1年以上先」という人は、試着予約が難しいケースも多いんです。
ですが、「ドレスを決めてから、それに合う式場を選びたい」「枠にとらわれずにドレスショップを検討したい」という花嫁さんもいるはずですよね。
そんな人にオススメしたいのが、トキハナのドレス試着イベントです。
トキハナでは、式場未決定のプレ花嫁さんに向けてドレスの無料試着イベントを毎月開催。
例えば2022年1月には次のような試着イベントを開催し、大好評でした!
トキハナのドレス無料試着イベントにはLINEで応募できるので、気になるドレスショップがあればぜひ気軽にご応募くださいね。
▼こちらの記事で毎月のイベント情報を随時アップデート中!!
【プレ花嫁必見】無料ウエディングドレス試着イベント開催中!式場未定でもドレスの試着ができる?
「式場を決める前に運命のドレスに出会ってしまったら…?」「先にドレスを決めたとして、持ち込める式場はどう探せばいいの?」という人も、安心してください。
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(*)2020年トキハナ調べ
実際に、持ち込みには結婚式を挙げる二人にとってメリットがたくさん。
ドレスをはじめ、枠にとらわれずに結婚式作りがしたい人はトキハナでの式場選びが便利&オトクです。
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ウエディングドレスの”持ち込み”って何?運命のウエディングドレスを確実に着る方法
なお、通常は持ち込みNGの式場でも、トキハナを通じて予約すれば持ち込みOK&無料になることも。
*一部、持ち込みに制限のある式場もあります。
ドレスの試着から式場選びまで責任を持ってお手伝いしますので、安心してお任せくださいね。
ドレス試着イベントのお知らせは、トキハナ公式インスタグラムで随時お知らせ。他にも結婚式に役立つ情報をたくさん配信しているので、興味のある方は、ぜひフォローしてくださいね!
8.まとめ|運命のドレスとの出会いは事前準備とリサーチありき!
星の数ほどあるウエディングドレス。心から「これこそ運命の一着!」と思えるためには自分の中の「やりきった感」も大事になってきます。
今はレンタルの他にも、オーダーやセミオーダーのドレスをリーズナブルに扱うショップも増え、ドレスの入手経路も以前よりバリエーション豊富な時代。ドレスを決めた後になって「もっと色々調べて決めればよかった」という後悔は避けたいですよね。
今回ご紹介したリストや参考記事をもとに、ぜひ楽しく悔いのないドレス選びが進められるように願っています!