プロポーズする人もされた人も、気になるのが「婚約指輪」の問題。
「みんなはどんな婚約指輪を選んでるの?」「お返しは必要?」などのギモンを持つ人も多いのでは?
そこで今回は、元ウエディングプランナーが運営する結婚式場紹介サービス「トキハナ」が、婚約指輪を買う時に押さえておきたいポイントをご紹介。
一生モノの高額な買い物なので、購入予定のある人はぜひチェックしてみてくださいね。(文:まゆ)
目次
1.婚約指輪は「二人で選んだ」が35.1%
婚約指輪は「サプライズが嬉しい」「自分で選びたい」など、受け取る側の意見が分かれるところ。贈る側は、相手がどっち派かわからず悩みますよね…。
では、先輩カップルはどのように婚約指輪を選んだのでしょうか?最新の調査データを見てみましょう。
・夫:47.1%
・妻:17.4%
・二人で:35.1%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
ゼクシィ結婚トレンド調査2024年では「夫が選んだ」の47.1%、「二人で選んだ」が35.1%という結果に。
「二人で選んだ」割合も高いことから、サプライズ派と同じくらい「受け取る側の好みも大事にしたい」という人が多いのがわかります。
ただ、二人で選ぶ時に悩むのが予算やお店。お互いモヤモヤしないように、ポイントを押さえて円満に進めたいですよね。
そこで、ここからは二人で婚約指輪を選ぶ際のポイントを解説します。
2.婚約指輪の購入方法
婚約指輪の購入で最初にしたいのがスケジューリング。
婚約指輪は買っても受け取りまでに時間がかかるため、「入籍日に指輪をつけて写真を撮りたい」などの場合は逆算してスケジュールリングが必要です。
そこで知っておきたいのが、指輪を渡すタイミングや受け取りまでの期間。
まずは先輩カップルのデータから傾向を見ていきましょう。
2-1.いつ購入した?
婚約指輪はプロポーズの時に渡す人と、一緒に選ぶ人の両派がいます。
ここで生じるのが、「プロポーズで渡さないならいつ渡すべき?」のギモン。
では、先輩カップルたちはいつごろ婚約指輪の準備に乗り出したのでしょうか?
調査では以下のような結果が出ています。
19ヶ月以上前:18.6%
18ヶ月前:3.0%
17ヶ月前:2.5%
16ヶ月前:5.5%
15ヶ月前:5.5%
14ヶ月前:8.4%
13ヶ月前:4.2%
1年前:12.7%
11ヶ月前:7.2%
10ヶ月前:6.3%
9ヶ月前:3.8%
8ヶ月前:4.6%
7ヶ月前:3.8%
半年前:2.5%
5ヶ月前:1.7%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
最も多かったのは19ヶ月以上前。次いで1年前、14ヶ月前の順に並びました。
「結婚式の1年半以上も前が多数派?」と意外に感じられますが、これは入籍時期の早期化も一因と思われます。
というのも、最近は結婚式の前に入籍し、同居しながら結婚式の準備をするカップルが増えています。
多くのカップルが結婚式の準備を始めるのは、結婚式の半年〜1年前。そのあたりに入籍をするとしたら、顔合わせはもっと前倒しになります。
一般的に婚約指輪の検討期間は3ヶ月ほどと言われているので、「顔合わせで婚約指輪を披露したい」「入籍までには用意したい」と考えた人は、1年〜1年半以上前に検討を始めたのも頷けます。
結婚式の準備が始まると忙しくなることもあり、早めに準備する人が多数派のようですね。
2-2.どこで購入した?
婚約指輪の購入には「そもそも婚約指輪ってどこで売ってるの?」「いきなりハイブランドのジュエリーショップに行っていいものか…」などのギモンやお悩みも。
では先輩カップルはどこで婚約指輪を購入したのでしょうか?
国内ブランドショップ:28.5%
海外ブランドショップ:16.1%
百貨店内の海外ブランド:15.7%
百貨店内の国内ブランド:10.3%
ジュエリーショップ:2.9%
ジュエリーデザイナー:1.7%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
調査では1位が「国内ブランドショップ」、2位は「海外ブランドショップ」という結果に。
注目したいのは、1つのブランドを専門で取り扱う”路面店”を選ぶカップルが多いこと。ブランド直営店は品揃えもよく、ラグジュアリーな空間で質の高いサービスを受けられるメリットがあります。中には個室へ案内してもらったり、お茶やスイーツのサービスがあるショップも。
「好きなジュエリーブランドがある」「指輪選びを特別な時間にしたい」という人が多かったのかもしれませんね。
対して百貨店は、複数のブランドを一度に見て回れるメリットがあります。「ブランドが決まっていない」「どんな指輪があるのか幅広く見てみたい」という人は、まず百貨店を一巡してみるのも◎。
百貨店の場合は店舗共通のポイントが付いたり、会員なら割引サービスが受けられるなどお得な点もあります。
2-3.購入から受け取りまでの期間は?
先に触れた通り、婚約指輪の購入から受け取りまでには時間がかかります。
「店舗にあるものを買えばすぐ受け取れるのでは?」と思うかもしれませんが、それはあくまで見本品。一生モノだけに、一人ひとりの指に合わせてサイズ直しが必要です。他にも名前や日付の刻印をする場合は一定の期間が必要に。
受け取りまでの期間はオーダー方法によって変わるため、それぞれ特徴を知っておきましょう。
一番早く受け取ることができ、最速で1週間ほどで用意してくれるショップも。
ですが刻印などの加工をする場合は3週間〜1ヶ月ほど見ておくのがオススメです。
海外ブランドの指輪は既製品でも取り寄せに1〜3ヶ月かかる場合があるので、早めに検討を。
アレンジの方法によって加工にかかる時間が変わりますが、オーダーから1ヶ月〜1ヶ月半ほど見ておくと良いでしょう。
フルオーダーは指輪の製作期間に加えて「デザインを決めるまでの時間」がかかります。
デザインが決まってからようやく製作をスタートできるため、どれだけデザインに時間をかけるかによりますが、3〜6ヶ月ほどは見て早めにショップに足を運びましょう。
それぞれのメリットやオーダーの際の注意点は、「5.婚約指輪の選び方」でご紹介します。
3.婚約指輪の人気ブランド
指輪の購入スケジュールが決まったら、いざショップ選び。
ブランドを迷っている人へ、ここでトキハナがオススメしたい国内・海外それぞれ人気のブランドをざっとご紹介していきます。
3-1.国内ブランド
華奢で繊細なデザインのジュエリーで人気のAHKAH。細身の指輪が好きな人にオススメのブランドです。
婚約指輪も70種類ほどとデザイン豊富で、中には14万円ほどのリーズナブルなものも。購入1年以内なら、初回無料でリングのサイズ直しをしてもらえます。
「レトロでありながらモダン。クラシックでありながらファッション」という哲学を持つagete。婚約指輪を「カジュアルに付けたい」「アンティーク感のあるデザインが好き」などの人にはオススメのブランドです。
17万円ほどから用意があるなど、リーズナブルな価格帯も人気の秘訣です。
20〜30代を中心に人気のI-PRIMOは、日本最大規模の店舗数を持つブライダルジュエリー専門店。中でも人気なのが、プロポーズで渡したリングを後日好みのデザインに変更できるという革新的なサービス!
婚約指輪のデザインは200種類以上あり、コストに対するクオリティの高さや、サイズ直し永久無料など充実のアフターケアが口コミでも高評価。こちらも、17万円ほどから用意があります。
3-2.海外ブランド
世界5大ジュエラーの1つである、フランスの宝飾ブランド「カルティエ」。プラチナを初めてジュエリーに用いたブランドとしても知られています。
世界16ヵ国から「王室御用達ジュエラー」に認められるなど、品質とデザイン性は確かなもの。デザインはシンプルなものから個性的なものまで用意があります。
かねてから憧れを持つ人も多い、アメリカの宝飾ブランド「ティファニー」。同じく世界5大ジュエラーの1つで、婚約指輪には独自にダイヤモンドの鑑定書を発行するなど、石のクオリティも保証してくれるブランドです。
「飽きがこないデザインで、普段でも付けやすい」「つけ心地がいい」などの口コミ評価も。シンプルな婚約指輪を探している人には特にオススメです。
ニューヨーク発の宝飾ブランド「ハリーウィンストン」も、世界5大ジュエラーの一つ。中でも希少なダイヤモンドや石にこだわりを持つブランドで、「キングオブダイヤモンド」と称されたことも。ダイヤモンドを最大限引き立てるデザインにも定評があります。石やダイヤモンドの品質にこだわりたい人にはオススメのブランドです。
4.婚約指輪の相場はいくら?
婚約指輪への夢は膨らむものの、パートナーに買ってもらうからには費用の相場が気になるもの。
「欲しい指輪はあるけど、一般的に見て高すぎないかな…?」「どれくらいの値段が妥当?」など、お願いする側としては知っておきたいですよね。
ではここで、先輩カップルが婚約指輪にかけた費用の相場を見てみましょう。
10万円未満:3.5%
10〜20万円:7.0%
20〜30万円:18.1%
30〜40万円:25.7%
40〜50万円:14.0%
50〜60万円:9.4%
60〜70万円:8.2%
70〜80万円:2.3%
80〜90万円:3.5%
90〜100万円:2.9%
100万円以上:5.3%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
まず、平均相場は432,000円という結果に。ボリュームゾーンは20万〜60万円と、「婚約指輪にどれだけかけるか」の価値観は幅広いことが伺えます。
婚約指輪の値段を決定づけるのは、主に以下5つのポイント。
- 婚約指輪の値段を決定づける5つのポイント
- ①ブランド
②オーダー方法
③指輪の素材
④ダイヤモンドのランク「4C」
⑤デザイン
①ブランドについては前述の通り。ここからは②〜⑤のポイントについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
5.婚約指輪の選び方
値段や受け取りまでの期間を左右するのが、婚約指輪のオーダー方法。
先に触れた通り、既製品・セミオーダー・フルオーダーと3つのオーダー方法がありますが、先輩カップルはどんな方法を選んだのでしょうか?
セミオーダー:28.9%
フルオーダー:9.5%
既製品:59.5%
手作り:1.2%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
調査では半数以上のカップルが「既製品」を選んだことが明らかに。続いてセミオーダー3割ほどで、フルオーダーは少数派でした。
既製品は早く入手できる上、現物をショップで試着できるメリットもあります。
「前から欲しい指輪があった」「実際につけて気に入ったものを買いたい」「早く受け取りたい」という人が多かったのかもしれませんね。
セミオーダー・フルオーダーにもそれぞれ以下のメリットが。ぜひ二人が指輪選びを楽しめる方法を選んでくださいね。
セミオーダーは、いくつか決まったパターンから素材やデザイン、石を組み合わせて指輪を作る方法。手軽にオーダーを楽しめる上、出来上がりもイメージしやすいのがメリットです。
フルオーダーはデザインから素材まで全て自分たちで考えて指輪を作る方法。まさに、世界に一つだけの二人らしさ溢れる指輪ができるのがメリットです。
地金の種類や幅・石の留め方・厚み・仕上げの方法など、細部にわたる打ち合わせとデザイン画チェックが必要なので、製作には時間とエネルギーが必要。
オリジナリティを追求したい人にオススメです。
5-1.デザインは主に4つ
ショップに足を運ぶとわかりますが、婚約指輪にはいくつか王道のデザインがあります。
婚約指輪の主なデザインは以下の4つ。
多くの人が「婚約指輪」と聞いて一番に思い浮かべるのがソリティアのはず。一粒石をあしらった指輪で、石の留め方には立て爪で留めるパターンと、埋め込むパターンの2種類があります。立て爪は華やかで婚約指輪らしい反面「引っかかりやすいから」と埋め込みを選ぶ人も。指輪そのものはシンプルで、石が引き立つので高級感あるデザインです。
0.1カラット以下の小さな石をセンターストーンの周りにあしらったデザインのこと。メレの輝きによって、センターストーンが小ぶりでも華やかに見えるメリットがあります。メレのあしらい方によって印象が変わるため、選ぶ楽しみがある指輪です。
フランス語で「石畳」という意味で、メレダイヤを指輪のアーム部分に敷き詰めたデザインのこと。メレダイヤだけで仕上げる人もいれば、センターストーンと組み合わせたゴージャスなデザインを選ぶ人も。石が敷き詰められていることで、指輪の傷が目立ちにくいメリットもあります。
英語で「永遠」という意味で、指輪全体にぐるりと同じサイズの石を埋め込んだデザインのこと。石の主張が控えめでありながら華もあり、「日常&特別な日の両方に使える」「結婚指輪との重ね付けがしやすい」などのメリットがあります。石をぐるりと1周分敷き詰めたデザインは「フルエタニティ」、指輪の半周に敷き詰めたデザインは「ハーフエタニティ」と言います。
では、デザイン別の人気度をデータで見てみましょう。
ソリティア:43.0%
メレ:36.4%
パヴェ:13.6%
エタニティ:5.7%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
結果は約半数が「ソリティア」と、やはり王道が群を抜いて人気を集めました。続いて3~4割ほどが「メレ」を選び、「パヴェ」と「エタニティ」は少数派という結果に。
とは言っても、ブランドや素材、ディテールによってもガラリと印象は変わるもの。実際にショップで試着して、自分の手や付けたいシーンに合うものを選んでくださいね。
5-2.ダイヤモンドは「4C」で価値が決まる
「婚約指輪はやっぱりダイヤモンドで!」という人に知っていて欲しいのが、ダイヤモンドの「4C」。
4Cとは、ダイヤモンドの価値を表す4つの基準のことです。値段を左右するものなので、ダイヤの婚約指輪を選ぶ人はチェックしておきましょう。
ダイヤモンドの重量のこと。1カラットは0.2gで直径6.5mmで、重くなるほど価値が高く値段も上がります。
カット=ダイヤモンドの形と思われがちですが、実は研磨のクオリティと、煌めきの美しさのこと。婚約指輪で代表的な「ラウンドブリリアントカット」だけは、カットグレードという総合的な評価基準があります。緻密にカットされ、美しい輝きを放つダイヤモンドはカットグレードが高いとされ、価値も高くなります。
文字通り、ダイヤモンドの色のこと。ダイヤモンドは色の濃度で23段階の評価があり、その差が品質を決める基準になっています。無色透明なほど価値が高く、婚約指輪で理想とされるのも「無垢」「純粋」をイメージさせる無色のダイヤモンド。ただし、ブルーダイヤモンドやピンクダイヤモンドなど、色があることで希少価値が上がるダイヤもあります。
ダイヤモンドの透明度のこと。ダイヤモンドに含まれる不純物や、表面の微細な擦れや欠けがどれだけ少ないかを評価するものです。原石に欠点のないダイヤほど希少価値があり、高価になります。
各グレードは職人でないとわからないほど微細な差のものも。どれくらいダイヤの質にこだわるのか、中でも譲れないものはあるか、などを決めておくと選びやすくなります。
では、一番よく耳にするカラットについて、先輩カップルたちの婚約指輪の相場を見てみましょう。
0.2ct未満:8.3%
0.2〜0.3ct:31.6%
0.3〜0.4ct:26.8%
0.4〜0.5ct:7.5%
0.5〜0.6ct:8.3%
0.6〜0.7ct:2.6%
0.7〜0.8ct:3.1%
0.8〜0.9ct:0.9%
0.9〜1.0ct:1.8%
1.0ct以上:3.1%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
調査のボリュームゾーンは、0.2〜0.4カラットでした。
0.1カラットの差でもはっきり大きさの違いを感じるため、どんなシーンで付けたいかイメージしておくと選びやすいでしょう。
目安は、0.2〜0.3カラットはオフィスでも馴染む存在感、0.4カラットなら特別感ある指輪に。0.5カラットは日常使いにはインパクトが強すぎるほど華やかな指輪になります。
5-3.素材はプラチナが主流
婚約指輪のアーム部分の素材で人気のツートップはプラチナとゴールド。中でも圧倒的に人気なのはプラチナです。
ポイントは宝石との相性・希少性・何より変質のしにくさです。
プラチナを1年に採掘できる量は金の20分の1ほど。原鉱石1トンから採れるのはたったの3グラムほどで、加工も難しいので値段も高価です。
ですが、変色・変質のしにくさではピカイチ。花嫁の純粋無垢をイメージさせる白色や、ダイヤモンドとの相性の良さ、アレルギーの起きにくさなど、婚約指輪にぴったりの条件が揃った素材です。
指輪は強度をプラスするために、プラチナと他金属の合金で作られます。「Pt900」「Pt950」などの表記はプラチナの純度を表すもので、数字が上がるほど純度は高く、値段も上がります。
次いで人気のゴールドは比較的リーズナブル。ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドなど種類も豊富です。
「日本人の肌に馴染みやすい」「カジュアルに付けられる」などでも人気ですが、多少の変色は否めないので、気になる人はお手入れやリペアが必要です。
5-4.刻印の内容も考えておこう
結婚指輪と同じく、婚約指輪にも刻印ができます。
多いのは交際記念日やプロポーズの日、メッセージなどの刻印。
ただ指輪のサイズ・素材・デザインによっては文字数が限られたり、刻印ができないことも。刻印にこだわりたい人は購入前に確認しましょう。
5-5.サイズ選びは慎重に
サプライズで指輪を渡したい人に多いのが「指輪のサイズがわからない!」というお悩み。
さり気なさを装っても、指輪のサイズを聞くとほとんどの人は感づいてしまうはず…。でも高価なものだけに、ぴったりのサイズで贈りたいですよね。
ここでは、婚約指輪のサイズ選びで知っておきたいポイントと、サイズを把握するのにオススメの方法をご紹介します。
①指輪のデザインによってつけ心地は変わる
号数は同じでも太い指輪はきつく、細い指輪だとゆるく感じられる傾向があります。太めの指輪の場合は、ややサイズに余裕を持たせるのがオススメです。
②指の形によってフィットする号数は変わる
「水かきが大きい」「関節が太い」など、指の形は人それぞれ。ショップで試着する場合は指を曲げ伸ばししながら指輪が留まる位置を探し、そこが指の中で一番太いならそのサイズが号数になります。
関節が太い人は、指輪が無理なくはめられることを重視して、少しゆとりのあるサイズを選ぶといいでしょう。
③体調によって指のサイズは変化する
指輪選びを難しくしているのが「むくみ」の問題。体調や季節によってむくみレベルも変わり、人によっては1号~0.5号も差が出るため、時間帯を変えて何度か測るのがオススメです。
これだけ慎重に測る必要があるなら、「サプライズにしたいから、相手が寝ている間に糸で測る」などの方法はちょっと無理があるように感じてしまいますよね…。
そこでオススメなのが、以下の方法です。
①リングゲージのレンタルを使う
ショップで指のサイズ測定に使う「リングゲージ」は、オンラインでレンタルできるショップがあります。
1~30号までのリングのセットを実際に指にはめて試せるので、相手が熟睡中にいくつかはめてみるのも◎。
②相手の友達に聞いてもらう
相手とよく会う友人に聞いてもらうのも一つの方法。
例えば、本屋でジュエリー雑誌を見ながらさり気なく聞いてもらう…など、自然な流れを一緒に考えてみては。
③他の指輪を一緒に買いに行く
事前にクリスマスや誕生日がある場合は、リーズナブルな指輪を一緒に買いに行くのも一つの方法。サイズを正確に知るには一番オススメの方法です。
デザインによってはサイズ直しが難しかったり、刻印が消えてしまうこともあります。サプライズで渡す場合は、ショップにサイズ直しができる指輪か確認して購入を。
不安な人は、プロポーズリング(プロポーズ専用のリング)を贈って後日一緒に選んだり、ダイヤモンドだけを渡すダイヤモンドプロポーズもオススメですよ。
6.婚約指輪のお披露目は「顔合わせ」がベスト!彼への婚約記念品も用意しよう
婚約指輪は、二人の家族も「どんな指輪か早く見たい!」と思うもの。
家族にお披露目するタイミングとしては、顔合わせ食事会が一般的。その場合、婚約指輪のお返しとして贈る「結婚記念品」も一緒に披露するパターンが多いようです。
結婚記念品の相場は、婚約指輪の半額ほどが目安。では、先輩カップルは結婚記念品にどんな物を選んだのでしょうか?
腕時計:29.0%
スーツ:13.8%
カバン:9.7%
財布:9.0%
電化製品:4.8%
洋服:4.1%
靴:3.4%
ネクタイピン:2.8%
カフスボタン:1.4%
アクセサリー:1.4%
筆記具:0.7%
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
調査によると、圧倒的に多かったのは「腕時計」。
婚約指輪と同じく、長く愛用できて毎日身に付けられるものをと考える人が多いのは頷けます。
どれくらいお返しするかは、婚約指輪の値段によっても変わるもの。
「4.婚約指輪の相場はいくら?」で見た婚約指輪の相場から、お返しの相場を推測すると以下のようになります。
●婚約指輪の平均相場=432,000円
→半額=216,000円
●婚約指輪のボリュームゾーン=20〜60万円
→半額=10〜30万円
10〜30万円を目安に長く愛用できるものを贈る…となると、自分ではなかなか買えないスーツや腕時計に照準が合うのも納得ですね。
顔合わせまでに用意したければ、婚約指輪の申し出があった時点で、お返しは何がいいか聞いておきましょう。
7.まとめ|婚約指輪選びは、予算や準備期間の共通認識を持つのが大事
今回は、婚約指輪の選び方をご紹介してきました。ここでもう一度ポイントをおさらいしましょう。
- 婚約指輪選びのポイント
-
婚約指輪は受け取りまでに時間がかかる
オーダー方法によって受け取りまでの期間が違う
ダイヤモンドのランクでも値段が変わる
値段の相場は20万〜60万円と幅広い
指輪の素材はプラチナが主流
サイズは実際にはめないとピッタリ合わせるのは難しい
顔合わせで婚約記念品と一緒に披露する人が多い
オススメは、この記事のような先輩カップルのデータを一緒に見ながら”目線合わせ”をすること。予算や準備期間の共通認識を持てば、スムーズかつ円満に準備を進められるはずですよ。
婚約指輪は、選ぶ時間そのものも大切な思い出。ぜひ二人で楽しみながら指輪を選んでくださいね。
トキハナでは、すべてのカップルに心から満足できる結婚式を挙げてほしいから、新郎新婦の不安をトキハナてるように、心をこめて式場選びをサポートしています。
- トキハナで結婚式場を探すメリットとは?
-
結婚情報誌ではわからないリアルな見積りや評判がわかる
元プランナーが厳選した結婚式場のみで安心
持ち込み自由な結婚式場多数(対象外の式場あり)
LINEで夜22時まで何でも相談OK!様々な診断を通してぴったりの式場が手軽に見つかる
トキハナのフェア予約で「即決不要の最低価格保証」付き
元プランナーの見積りチェックも◎
式場決定後は、準備ノートや振り返りムービー&個別サポートで準備期間も楽しめる
▼詳しくはこちら
トキハナの式場予約が【どこよりもお得&安心】な理由
結婚式や式場の気になることを「ちょっとだけ聞いてみたい」という方は、LINE相談がおすすめです。LINEで質問すると、AIではなく元ウエディングプランナーのスタッフから回答が届きます。
結婚式をするか迷っている場合も、お悩みに合わせて元プランナーがお応えいたします。ぜひ気軽にご利用ください。