結婚式場を選ぶうえでまず考えるべきは、結婚式場のエリア。地元で挙げるべきなのか、現在住んでいるところで挙げるべきなのか、遠距離の場合はどうしたらいいのか…人それぞれに疑問が浮かんできますよね。今回はそんな二人のために、エリアの決め方をご紹介します。 (文:ameri)
目次
1. 新郎新婦の現住所が近距離の場合:住んでいる場所で結婚式を挙げるのがスタンダード
結婚式を挙げるエリアを考える際、いくつかの選択肢が浮かんできますよね。二人が同じ地域に住んでいる場合は、今住んでいるところにするのか、どちらかの地元で挙げるのか。
また、遠距離の場合は、お互いの現居住地どちらかにするのかという選択肢も入ってきます。選択肢が増えれば増えるほど、どんなことを基準に選べば良いのかわからなくなってしまうはずです。
最もスタンダードなのは、現在住んでいるところで結婚式を挙げるパターン。打ち合わせのしやすさや勤め先がある関係からも、現在の居住地で挙式をするカップルが多いです。
居住地と地元が近ければ1番決めやすいのですが、住んでいるところと地元が遠い場合は、親族は遠方から来てもらう形になります。その場合は宿泊施設などの準備も一緒に進めていきましょう。
ちなみに、遠方からの招待客が多いカップルは、泊まる場所と結婚式場が一緒にあるホテルウエディングを選ぶことが多いです。最近ではホテル以外の結婚式場も、提携しているホテルを紹介してくれるので、事前にチェックしておくといいでしょう。
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2. 遠距離カップルの場合:避けたほうがいいのは「中間」の場所を選ぶこと
遠距離カップルの場合、どちらの居住地で結婚式を挙げるかが悩ましいところですよね。ここで避けた方がいいのが、中間地点を選ぶこと。
お互いの間をとりたくなる気持ちもわかりますが、中間地点の場所は本人たちにとってもゲストにとっても縁もゆかりもない土地。しかも、全員にとってアクセスしづらい場所になります。
遠距離の場合は、親族が行きやすい方または、付き合いがある人が多い方など、基準を設けて考えてみましょう。
また、二人の地元が同じである場合、親族のアクセスのしやすさから地元の結婚式場を選ぶカップルもいます。二人の地元のどちらかを選ぶ場合は、親族の人数によって、多い方で結婚式を挙げるのもひとつの手です。
複数のエリアが候補に上がる場合は、新郎新婦の準備のしやすさと招待客の列席しやすさをポイントに考えることをおすすめします。あまりにも遠方ゲストの割合が増えてしまうのも考えどころ。
遠方ゲストの割合が増えすぎてしまった場合、お車代や宿泊費など、遠方ゲストのための手配で新郎新婦にコストがかかってしまうことや、天候や交通機関に乱れが起こった際、少ない人数の中で定刻にはじめなければいけなかったり、結婚式のスタート時間を遅らせなければいけなかったりというリスクが生じてしまいます。
「このエリアに決めた場合、招待客が遠方になってしまう割合はこの程度かな」と考えてみて、多すぎる場合は考え直した方が良いでしょう。
3. 遠方でも結婚式準備は進められる!
結婚式には、「地元で挙げるべき」「今の居住地で挙げるべき」といった正解はありません。二人にとって1番準備を進めやすいエリアを選ぶことが最適です。もし、地元や相手の居住地などの遠方で挙式をすることになっても、無理せず効率的に準備を進める手段が増えてきています。
例えば、打ち合わせの回数を減らし、1回で数回分をまとめて行なったり、Skypeでミーティングを進めたり、会わずにできることをWeb上でしたりという方法を使えば、離れていても効率的に準備を進行することができますよね。
最近では、新郎新婦専用ページで24時間いつでもどこでも担当のプランナーさんとの情報共有ができたり、スケジュール管理ができたりという結婚式場もあります。遠方挙式でも安心できる、手厚いサポートが整った結婚式場で満足できる結婚式を挙げましょう。
4. まとめ
二人が住んでいるエリアやどちらか一方が住んでいるエリア、どちらで結婚式を挙げるにしても、まずは両家の親御さんへ一度相談することをおすすめします。なぜなら、どちらかの地元で結婚式を挙げることになった場合、遠方になる家族・親族は時間をかけて会場まで行かなければならないことになります。
勝手に決めたことによって後々親戚付き合いが気まずくなる可能性も…。事前に相談することで、納得したうえでエリアを決めることができるはずです。二人だけでなく、お互いの親族やゲストが納得する形で結婚式の場所を決めてくださいね。
「結婚式を挙げるエリアのことで悩んでいる」「遠方でも打ち合わせがしやすい結婚式場が知りたい」という方は、トキハナのオンラインプランナーまで気軽に相談してくださいね。