【多人数の式場選び】100名規模の結婚式を成功するために注意するべきポイント

本当に大切な人との繋がりを感じられる“少人数婚”もいいけれど、「やっぱり沢山の人たちに囲まれて結婚式がしたい!」と願う花嫁も少なくありません。
家族・友人・職場の人々。人生に深く関わる人達と晴れの日を迎えるとなると、多人数の結婚式になることは一般的。この記事では、100名規模の結婚式が叶う“式場探しのポイント”をご紹介。
元プランナーがプロ目線で、100名規模の“結婚式準備のポイント”なども解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
(文:aiiro_aiko)

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1.多人数の結婚式のメリット&デメリット

時代の変化と共に、少人数婚やリゾートウエディングなどの家族婚(親族婚)が注目を集める昨今の結婚式スタイル。

しかし、コロナも明けてきた今、多くの人々とお祝いする100名規模の多人数結婚式を選ぶ新郎新婦さんも少なくありません。

ただ、100名規模の結婚式にはメリットとデメリットがあるので、希望する方は事前にポイントをしっかりと把握しておきましょう。一度きりの結婚式だからこそ、最高の1日を迎えるために、メリットとデメリットを解説。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

1-1.一番のメリットは結婚式費用の自己負担が少なくなること

100名規模の結婚式においてメリットは沢山ありますが、1番のメリットは「自己負担の費用が少なくなること」。
結婚式を挙げるカップルにとって、費用は心配ですよね。それが、100名を超えるとなると、式場からの見積もりもかなり高額になるので、びっくりすることもあるでしょう。

しかし、ご祝儀制の披露宴の場合、参加人数が多い分、ご祝儀としてゲストからいただく金額も多くなります。
さらに、ゲストの内訳が友人よりも親族や職場の上司、恩師といった目上の方の割合が多ければ多いほど自己負担額は下がります。友人と親族が包むご祝儀の金額に差があるためです。

ですが、ご祝儀を多くいただけるからといって、演出や衣装などにお金をかけすぎると、負担額は下がらないのでバランスが大切。

出典:ホテルニューグランド

また、あくまでもいただいたご祝儀は「ゲストへのおもてなし」として還元するものなので、引出物やお料理などのグレードアップを心がけると、ゲスト満足も高まる結婚式になるでしょう。

バランスを工夫することで、自己負担額よりもご祝儀の方が多くなり黒字になることも“会場によって”はあるので、どこで結婚式を挙げるかも大切なポイントです。

会費制のパーティーも同様に、人数が多い分、会費としていただける金額も多くなります。そのため、より多くの演出やゲストへのおもてなしのクオリティも高くできるので、一目置かれる結婚式が叶いますよ。

1-2.一番のデメリットは選べる結婚式場が限られていること

多人数の結婚式を検討する上で、「選べる結婚式場が限られてしまうこと」は大きなデメリット。
100名以上のゲストをお招きするとなると、その分の広さや開放感がある会場が必要です。

ただ、エリアにもよりますが、なかなか100名以上を収容できる式場は多くないため、選べる式場は限られてしまうでしょう。

オシャレで洗練された1軒家型の式場は、数百名収容できるようなバンケットルームよりも、比較的アットホームなデザインが主流。

出典:アルカンシエルluxemariage大阪

一方で、昔ながらの専門式場やホテルは、数百名を招くパーティの実績も多くあるため安心です。

気に入った会場の収容人数によっては、100名以上の結婚式は難しい可能性もあるため、式場選びの制限は避けることはできないでしょう。

最終的に気に入った会場に合わせて、招待するゲストの人数を変更することもあるので、必ず招待したいゲストは何名なのか事前に把握しておくのがおすすめです。

2.多人数の結婚式を成功するために注意するべきポイント(式場選び編)

100名規模の結婚式を盛大で素敵な時間にするためには、次の3つのポイントが大切になります。
式場探しの段階で見落としがちなことばかりなので、詳しく解説していきますね。

2-1. 1年前など早めに動きはじめよう

出典:ホテルニューグランド

100名規模の結婚式のデメリットとして、「選べる式場に限りがある」と前述しました。
それは、収容人数100名以上の会場が多くはないということです。

特に、ゲストハウスやレストランでの結婚式をイメージしている場合、100名以上に対応できる会場はごくわずか。そのため気に入った会場に出会えたとしても、希望の日程が「埋まっている」可能性が高いです。

結婚式の日取りが、「平日」や「ナイトウエディング」、「仏滅でもOK」ということであれば希望する会場の予約は取りやすいかもしれませんが、人気のシーズン、時間帯、お日柄を希望する場合や、明確な希望日がある場合は、1年以上前から結婚式場探しをスタートしましょう。

2-2. 会場の広さは「招待人数+30名」が目安

出典:グランドニッコー東京 台場

招待人数が100名だからといって、収容人数100名の会場を選ぶのは「NG」です。

結婚式場を見学しているときは、実際の人数が会場に入っていないため広々とした開放的な空間に見えがちですが、実際に100名の収容人数の会場に100名の人が入ったら、とても圧迫感があり窮屈に感じます。

さらに、もし新婦さんがボリュームのあるドレスを選んだ場合、テーブルラウンドや入場時にゲストに椅子を引いてもらわないと通れなかったり、ゲスト同士がすれ違う際や会場スタッフのお料理提供がスムーズに出来ないということも。

そのため、「希望人数+30名」くらいのキャパシティを持ち合わせた会場を選ぶようにしましょう。
また、希望人数が入った場合の、テーブル数や配置、何名掛けのテーブルかなども事前にプランナーさんへ確認すると当日をイメージしやすくなりますよ。

実際に100名以上の人が入ったときの写真や映像を見せてもらうのも◎。
収容人数ギリギリの会場選びは避けるように心がけましょう。

2-3. 挙式会場の収容人数も必ずチェック

会場見学の際に注意すべきポイント3つ目は、披露宴会場だけでなく、「挙式会場の収容人数」もしっかりとチェックするということ。

例えば、同じ結婚式場にあるチャペルが披露宴会場よりも収容人数が少なくなることはよくあります。
また、和婚の神前式ともなると、会場によっては20〜30名くらいの挙式の規模となり、家族や親族中心のスタイルになることも。その場合、友人や同僚は披露宴から招待することになります。

挙式から全ゲストを招待したい場合は、「チャペル内の着席人数が何名なのか」、しっかりと確認をしておきましょう。

出典:リストランテASO

「100名収容可能」と記載があっても、「着席は80名で20名は立ち見」という会場もあるので、どのくらいのキャパシティーになるのか事前に把握することが大切。

披露宴は多少狭くて人が多く感じたとしても、ワイワイした雰囲気で楽しく過ごすこともできますが、挙式は神聖な時間となるため、余裕を持った空間創りが可能な会場を選ぶ方がいいでしょう。

特に、着席できず立ち見のゲストがいる場合、カメラマンは挙式中に移動しづらくなってしまい、セレモニーのベストショットが撮りづらくなってしまうことも。

100名を超える多人数の結婚式の場合は、挙式会場の大きさもしっかりとチェックしておきましょう。

3.多人数の結婚式を成功するために注意するべきポイント(結婚式の準備編)

続いて、多人数の結婚式準備において注意すべき3つのポイントを解説していきましょう。

3-1. 招待状や引出物の準備は早めに

結婚式場が決まり、日程も決まったら次にすることは、招待状や引出物の準備です。
実際に招待状を発送するのは、挙式日の2ヶ月前ですが、準備はもっと早めの半年くらい前から始めると余裕もあっていいでしょう。

招待状の準備で多くの時間と手間がかかることは、招待客の「名前と住所」を確認すること。
特に名前に関しては「正式な漢字」を要するため、結婚のご挨拶とともにご本人からお名前の漢字書きを確認しましょう。

たとえば、「高橋さん」のお名前が正式には「髙橋さん」ということもあるので、正しいお名前と招待状をお送りする住所の情報集めが人数分必要になります。
ただし、招待状を「手渡し」する方においては、住所は不要です。

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また、引出物はいただくご祝儀によってランクや品数も変える必要があるため、ゲストの顔ぶれを考えながら商品を選定することになります。
100名規模の結婚式を行うには、余裕を持ったスケジューリングをすることが大切です。

3-2. 席次表は大きめの紙に見やすくデザインする

出典:明治神宮 明治記念館

当日ゲストにお渡しする「席次表」は大きめの紙に余白スペースのあるデザインにする方が喜ばれます。

A4サイズくらいの席次表に100名以上の名前が書かれていると、文字が小さく見づらくなることも。
特に席次表は、ゲストのお名前だけでなく「肩書き」も記載するので、会社関係の方で肩書きが長い人がいる場合は、かなり窮屈になってしまいます。

3-3. すべてのゲストとコミュニケーションができるプログラムを考える

100名を超える多人数の結婚式の場合、プログラムは余裕のある進行にして、極力歓談の時間を多く取れるようにすることをオススメします。

出典:アイネスヴィラノッツェ大阪

ゲストが30名であっても100名を超える多人数の結婚式であっても、披露宴に要する時間は決まっています。
人数が少ない披露宴であれば、比較的余裕があるので、余興やスピーチなど進行をたくさん組み込んでも問題はありませんが、多人数の場合は注意です。

テーブルラウンドも、あえてシンプルに「フォトラウンド」などにすると、会話も楽しめて写真も残せるのでおすすめです。さらに演出代もかからないので費用面でも安心。

出典:エルダンジュナゴヤ

ゲストはお二人の晴れ姿を見に来て下さっているのはもちろんですが、やはり新郎新婦とコミュニケーションをとって「おめでとう」と、お話ししたいと思っているので、極力ゲストと交流が出きる進行を取り入れるようにしましょう。

4.まとめ|100名規模の結婚式成功の秘訣は“正しい知識と”早めの準備“

ゲストが100名規模になりそうな場合は、すべて早めに行動することが大切です。
盛大で、感動的な結婚式を成功させるために、参考にしてみてください。

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