結婚したら必要になる手続きの数々。役所や職場での手続きの他にも、銀行、クレジットカード、生命保険など、実はたくさんあるんです…!
そこで今回は、結婚後必要な民間事業者の手続きや、手続きに必要なものや期限、手続きの他にしておくとよいポイントをまとめて紹介します。
「一体何から始めたらいいかわからない」「抜け漏れがないか心配」という人は要チェックです!
(文:侑里子)
目次
1.役所以外にもたくさん!結婚したら必要になる民間事業者の手続き
結婚して名前(姓)や住所が変わったら役所や職場で様々な変更手続きを行いますが、実はそれ以外にも必要な結婚手続きが多数あります!
例えば、銀行口座やクレジットカード、各種保険など、民間事業者での名義や住所の変更手続き。
引っ越しの予定がある人は、電気やガス、水道、インターネット回線などインフラ関連の変更も必要です。
今回は、民間事業者での結婚手続きについて詳しく紹介します!
2.銀行口座
名前と住所、どちらか一方でも変更がある場合、銀行口座の変更手続きが必要になります。
この手続を忘れてしまうと、一定以上の金額を引き出すときに登録情報と身分証の情報が一致せず、手間がかかってしまうので要注意。
2-1.口座解約には旧姓の印鑑が必要
結婚を機に口座を解約する場合は、口座を開設したときに登録した旧姓の印鑑を用意しましょう。
使わないからといって放置してしまうと、変更した口座としていない口座がわからなくなったり、どれがどの印鑑で登録しているのか把握できなくなったりして後々困ることに。
後回しにせず、口座の変更手続きと一緒に整理しましょう!
3.クレジットカード/交通系ICカード/電子マネーカード
銀行口座同様、クレジットカードや交通系ICカード、電子マネーカードなども名義や住所の変更手続きが必要です。
この手続きを忘れてしまうと、通販サイトに登録している名前や支払いに指定している銀行口座の名義と、カードの名義が一致せず利用できなくなる場合もあるので要注意。
3-1.クレジットカードはカード番号が変わる!公共料金の変更や整理も忘れずに
クレジットカードは名義を変更するとカード番号が変わり、新しいカードが送られてきます。今まで使用していたカードは使えなくなるので、公共料金をクレジットカードで支払っている場合は公共料金の支払い内容も合わせて変更すると◎。
クレジットカードは種類によっては年会費がかかるので、この機会に整理して「知らぬ間に年会費がとられていた…」なんてことがないようにしましょう!
4.生命保険/損害保険などの各種保険
生命保険や損害保険などの各種保険では、名義や住所に加え、受取人や指定代理請求人、引落口座も変更しましょう。
これを忘れると何か起きたときに請求がスムーズにできず、すぐに保険金を受取ることができません。
独身時代に契約した保険の場合は、保険金受取人が親になっている場合があります。結婚後に変更手続きをしていないと、配偶者に保険金がおりないので要注意!
4-1.ライフスタイル設計に合わせて保険内容を見直す・整理する
各種保険の変更手続きを機に、保険内容を確認し見直すと◎。
結婚すると家族構成や世帯収入が変化し、家計状況や資金計画も変わります。独身時代に加入した保険内容だけでは不十分な可能性もあるので、ライフスタイル設計に合わせて見直しましょう!
5.携帯電話(スマートフォン)
携帯電話(スマートフォン)の名義や住所、支払い方法の変更手続きも忘れずに。
クレジットカードから引き落としている場合は、カード番号の変更が必要になります。
6.引越しにともなう各種手続き
結婚後に引っ越した場合、インフラ関係の変更手続きも必要です。
インターネット回線や固定電話回線、電気、ガス、水道、郵便物の転送、新聞、NHKについて、いつまでに・どこで・どんな手続きが必要か、注意点などを解説します。
6-1.インターネット回線
引越し後も引き続き同じインターネット回線を使用するなら、変更手続きが必要です。
アパートやマンションに引っ越す場合、まずは管理人に回線設備が導入されているかを聞き、されているなら回線の種類を確認しましょう。回線設備によっては契約中の回線を使用できないので、解約して他のプロバイダーや回線事業者で新規契約する必要があります。
戸建ての場合は、基本的に工事が必要です。時期によっては工事日程を調整するのに時間がかかるので、早めに連絡すると◎。
6-2.固定電話回線
固定電話を使用しているなら、引っ越しに伴う変更手続きが必要になります。手続きが遅れると、引っ越し初日から電話が使えなかったり、余計な料金が発生したりするので注意しましょう。
例えばNTTの場合、現在住んでいる市町村内で引っ越しするなら電話番号をそのまま利用できますが、住所や契約者の名前を変更する場合は手続きが必要です。
さらに、回線対象エリア内での引っ越しなのか、エリア外への引っ越しなのかによって契約内容が変わるため、事前に確認しておくと安心です。
設置工事は一般的に必須。集合住宅では電話線が引かれている場合がほとんどですが、新築戸建では作業員立ち会いの電話線工事が必要です。
6-3.電気
電気やガス、水道も引っ越しに伴う変更手続きが必要です。電気は引っ越し当日まで使用し新居でもすぐに使うので、しっかり準備してスムーズに利用できるようにしましょう。忘れてしまうと、余計な費用が発生したり引越し当日に電気が使用できなくなったりするので要注意です!
6-4.ガス
電気と一緒にガスの変更手続きも行いましょう。
ガスは電気と違って、新居の使用開始日に立ち会いが必要になります。
また停止時も、オートロック付きの建物でガスメーターまでガス会社が立ち入りできない場合は立ち会いが必須です。希望日に停止・使用開始できるように、なるべく早く申し込みを済ませておくと安心です。
6-5.水道
水道も電気やガスと同様、使用開始と停止の両方の手続きが必要です。
旧居の手続きを忘れてしまうと、使用していなくても料金が発生してしまうので要注意。
6-6.郵便物の転送
郵便物の転送手続きも忘れずに。この手続をしておくと、旧住所宛に届いてしまった郵便物を新住所へ無料で届けてくれます。
引っ越したばかりだと通販の住所を変更し忘れたり、家族や友人に新住所を伝え忘れたりすることもあるので、手続きしておくと便利。サービスが適応される1年の間に、住所変更の手続きやお知らせをすべて済ませるようにしましょう。
手続きする場所は郵便局(または郵便局のWebサービス)で、役所での転居届や転出・転入届を提出するのとは別なので要注意!また手続きからデータが反映されるまで約一週間かかるため、なるべく早めに済ませておくと安心です。
6-7.新聞
引越し後、新聞の購読を継続する場合は変更手続きを、解約する場合は購読停止手続きが必要です。
購読を継続する場合は、配達地域が限られている新聞もあるので、購読している新聞が新住所でも対応しているのかを確認しましょう。その後、新聞を配達してくれている販売店のホームページや電話で住所の変更手続きをすると◎。
解約する場合は、ホームページでは対応していないので電話で停止手続きをしましょう。年間契約だと途中解約の対応が新聞社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
6-8.NHK受信料
テレビを持っている場合は、NHKの受信料を支払うための住所変更手続きが必要です。
NHK受信料は世帯ごとに支払う必要があるので、一人暮らしから同居になる場合はどちらか一人が住所変更手続きをし、もう一人が解約します。
7.結婚後の変更手続きはなるべく早めに済ませましょう!
役所での変更手続きの他にも、実はたくさんある民間事業社での手続き。
ついつい後回しにしてしまいますが、忘れてしまうと後々困ることになってしまいます…!
新生活を気持ちよく過ごすためにも、解説した手続きはなるべく早く済ませましょう。今はWebで対応しているサービスが多いので、想像しているより簡単に済みますよ。
解説した民間事業者での変更手続きを参考に、結婚後の変更手続きを進めましょう!
*本記事は2021年11月時点の情報をもとに作成しています
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