結婚前後に漠然とした不安に襲われ、「本当にパートナーと結婚してもいいのか…」と悩むことはありませんか。
それは、もしかしたら【マリッジブルー】かも。
世の中の半分以上のカップルが、【マリッジブルー】を経験します。
この記事では、“マリッジブルー”の症状や原因、乗り越え方をご紹介します。
（文：Natsumi）
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目次
1.【マリッジブルー】とは？
“マリッジブルー”とは、結婚の前後に大きな不安や後悔を感じることで、ゆううつな気持ちになったり気分が安定しなかったりすることをいいます。
2人に1人が“マリッジブルー”を経験するといわれています。
「本当に、この人と結婚してもいいのか。」
「結婚式が楽しみだったはずなのに……。」
と頭を抱えている人はたくさんいます。
この記事では、“マリッジブルー”の症状や原因、今日からできる対処法を紹介します。
2.【マリッジブルー】の症状
“マリッジブルー”の症状には、例えば以下のようなものがあります。
■“マリッジブルー”の症状例
・ゆううつな気持ちになる。
・イライラする。
・なかなか眠れない。
・食欲不振／暴飲暴食。
・涙が出てくる。
・全身に疲労感がある。
・胃腸などが不調である。
“マリッジブルー”は、精神的なプレッシャーやストレスからくる身体の不調が多いです。
“マリッジブルー”は、上記に挙げた以外にも様々な症状があります。
また、身体の不調としては表れなくても、「一人になりたい。」「彼との未来に不安がある。」と思い悩むこともあります。
“マリッジブルー”の症状が酷い場合、婚約破棄に発展することも。
3.男性も【マリッジブルー】になる？
答えは〇です。男性、つまり新郎さんもマリッジブルーになります。
経済的に家庭を支えていけるのかという将来への不安や自分の自由な時間が無くなることから、マリッジブルーが引き起こされます。
また、女性側の結婚に対する強い意志に疲弊してしまったり、結婚準備がめんどうに感じて喧嘩してしまったりなど、精神的に追い詰められてしまいます。
男性側もマリッジブルーに陥ってしまうと、パートナーに会いたくない、しばらく距離を置いて一人になりたい、と感じるでしょう。
4.【マリッジブルー】の原因
“マリッジブルー”の主な原因は、以下の通りです。
4-1.パートナーへの不安
やはり一番多いのは、パートナーに対する不満。
パートナーとの結婚が現実的になるにつれ、結婚を夢見ていたときに感じた幸せがウソのように、不安や不満が大きくなってしまうことがあります。
時間を共に過ごすことが増えれば増えるほどパートナーとの価値観の違いや悪い部分が目立つようになり、
「この人と結婚しても、本当に大丈夫かな。」
「焦ってこの人と結婚する必要はないかも……。」
という暗い気持ちになることもあります。
4-2.パートナー家族への不安
パートナーの家族と上手くやっていけるかということに対する不安。
結婚とは二人だけの関係ではなく、家族と家族の間に新しいつながりが生まれるものですから、パートナー家族とも長い関係を築くことになります。
住んでいる場所や環境が違うと、生活スタイルや考え方にも大きな違いがあり、何度も驚くことがあるかもしれません。
あなたにとって常識であることが、パートナー家族にとって常識ではないこともあります。
特に、花嫁であればパートナーの母と仲良くなれるかを心配している方が多いようです。
実際に、パートナーの母との関係や相手家族の介護で悩んでいる方も多いことから、“マリッジブルー”を引き起こす一因となっています。
4-3.今後の人生に対する不安
自分の今後の人生に対して、将来起こりうるであろう問題を先回りして考えて、不安になっていませんか。
誰でも、未来でどんなことが起きるのか気になりますが、いつの間にかマイナスな未来ばかり想像するようになります。
「（まだ引っ越してはいないが、）新しい土地で、上手くやっていけるだろうか。」
「（まだ子どもはいないが、）子どもを育てられる金銭的余裕があるだろうか。」
など、現時点では誰にも答えが分からない問題について、一足先に悩んだり焦ったりすることで気持ちが落ち込んでしまいます。
4-4.結婚式準備のストレス
世の中の半数以上のカップルが、結婚式の準備中に喧嘩を経験していることから分かるように、結婚式の準備で大きなストレスを感じて“マリッジブルー”におちいることがあります。
パートナーが結婚式に対してやる気が無かったり、結婚式の準備が一方に任せっきりになってしまうことで、
「私のパートナーは何も手伝ってくれない。」という悲しい気持ちになります。
結婚式を挙げることが決まっている状態ですと、日程が迫ってくるため精神的に追い詰められることが多いです。
せっかくの結婚式だからこそ、スムーズに準備を進めたいですよね。
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5.【マリッジブルー】はどれくらいの期間続くの？
一般的に、“マリッジブルー”は、1週間～1か月ほどで落ち着くものです。
結婚式の準備でイライラしてしまったり環境の変化に不安を感じてしまったり、様々なストレスが重なったときにおちいる感情が、“マリッジブルー”なのです。
2人に1人が“マリッジブルー”を経験するともいわれており、自分の感情の変化や結婚に対するストレスと上手く向き合っていくことが大切です。
しかし、“マリッジブルー”があまりにも長く続くようであれば、ふたりの未来について真剣に話し合う必要があるかもしれません。
6.【マリッジブルー】になりやすい人
6-1.環境の変化が苦手な人
生活スタイルがガラッと変わったり新しいことに挑戦したりなど、環境が変化することに対して苦手意識やストレスを感じることが多い人は、“マリッジブルー”になりやすいです。
結婚を機に、知らない土地に引っ越したり新しい仕事を始めたりする方も多いはず。
それだけでなく、自宅においてもパートナーとの新しい生活がスタートするため、毎日が目まぐるしく過ぎていくかもしれません。
連続して起こる環境の変化によって、大きなストレスを感じざるを得ないですよね。
環境の変化が苦手な人にとっては、かなり厳しい瞬間かも。
6-2.何事も考えすぎてしまう人
何事も思いつめて考えてしまう人は、“マリッジブルー”になりやすいです。
普段の生活でも、一つ気になることがあると次から次への様々な不安が思い浮かび、気付いたらそのことで頭の中がいっぱいになっていませんか。
人の性格や考え方を変えることはできませんが、「自分は“マリッジブルー”になりやすい人なのかも。」と自己理解することで、少し気持ちが落ち着くかもしれません。
7.【マリッジブルー】はこう乗り越える！
- 今日からできるマリッジブルーの乗り越え方
-
パートナーと真剣に話し合う
結婚している友人に相談する
現状と将来を分けて考える
過去の思い出を振り返る
気分転換をする
7-1.パートナーと真剣に話し合う
まず向き合わなければいけないのは、やっぱりパートナー。
あなた自身が解決したいと思っている悩みやパートナーの気になることを、まずはきちんと伝えて話し合いましょう。
今後の人生においても、夫婦で乗り越えねばならない山がたくさんあるため、思っていることを素直な気持ちで話し合うことは非常に大切です。
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7-2.結婚している友人に相談する
“マリッジブルー”で悩んでいるときは、誰にも会いたくないと思ってしまうかもしれませんが、何事も一人で抱え込まないことが大切です。
精神的に落ち込んでいるときも、人と会話したり気持ちを聞いてもらうだけで、意外と心が楽になることがあります。
結婚経験のある信頼できる友人に、恥ずかしがらず色々と話を伺ってみましょう。
客観的なアドバイスがもらえるかもしれません。
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7-3.現状と将来を分けて考える
まだ起こっていない問題に対して、必要以上に思い悩むのをやめましょう。
理想とかけ離れた未来になってしまうことに、恐怖や不安を感じてしまうことは当たり前ですが、誰も理想の未来を確約することはできないのです。
例え、今のパートナーと別れて新しいパートナーと結婚したとしても、結局何が起こるか分からないというのが人生。
必要以上に思い悩むことは自分で自分を追い詰めていくことになりますので、気を付けてくださいね。
しっかりと、現状の問題・将来の問題を分けて考えてみましょう。
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7-4.過去の思い出を振り返る
どうしてもパートナーとの結婚に不安を感じるときは、目の前の問題だけでなく、過去の思い出を振り返りましょう。
■振り返ってほしい過去
・あなたはパートナーと一緒にいるときに、笑顔でしたか？
・パートナーの存在に感謝したことはありますか？
・あなたが辛いとき、パートナーはどんな言葉をかけてくれましたか？
あなたとパートナーが築いてきた過去を振り返ったあとに、もう一度、パートナーとの結婚を真剣に考えてみてください。
少しだけ、不安や後悔が落ち着くかもしれません。
7-5.気分転換をする
“マリッジブルー”の原因は、精神的なプレッシャーやストレスがほとんど。
したがって、思い切って自分の好きなことをして気分転換をしてみましょう。
あえて目の前の不安や悩みから離れる機会を設けることで、改めて冷静に向き合う心構えができたり暗かった気持ちが少し明るくなったりします。
何事も頑張りすぎては上手くいきませんので、まずは自分の体調や心の健康を保つことが大切です。
8.まとめ｜プロがあなたの結婚式を全力でサポート
今回は、世の中の多くの人が経験している“マリッジブルー”について、症状や原因、乗り越え方をご紹介しました。
結婚とは、幸せそうに見えて、想像以上にたくさんの準備や不安がつきものです。
“マリッジブルー”は、世の中の半分以上の方が経験しますので安心してください。
1人で抱え込まずに周囲を頼り、自分自身の気持ちと丁寧に向き合っていきましょう。
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