【花嫁BOOK|02】自分も相手も大切にしたい!円満なコミュニケーションを学べる、おすすめ本3冊

結婚式では「お互いを大切にする」と誓ったはずなのに、いざ新婚生活が始まると「私ばかりガマンしてる気がする」「ケンカになるのがイヤで言いたいことが言えない」そんな悩みを持つ二人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、結婚7年目の筆者が発見した「円満な結婚生活」に必要な3つの知識と、”夫婦円満でいられるためのコミュニケーション方法”を学べる3冊をご紹介。
自分も相手も大切にする夫婦生活のヒントが見つかるはずですよ!
(文:まゆ)

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1.円満な結婚生活に必要な3つの知識とは?

「いつどんな時でも、お互いを大切にする」

結婚式では誰もがそう誓うはずなのに、結婚生活のスタートと同時にその難しさを痛感する人は多いのではないでしょうか。

結婚式場の決定、家や車の購入、出産育児…結婚すると人生の大きな決断が増えるもの。
結婚当初はまだお互い「二人で決める」ことに慣れていないのもあり、

「付き合っている時は全然ケンカしなかったのに、結婚するとケンカが増えた…」

というケースもよく耳にします。

先の長い結婚生活。うまくいっている人もそうでない人も「円満な結婚生活のコツがあるなら知りたい!」と誰もが思うのではないでしょうか。

そこで紹介したいのが、筆者がたくさんの夫婦喧嘩を経て発見した「夫婦円満のために知っておくべき3つの知識」。それがこちらの3つです。

夫婦円満のために知っておくべき3つの知識
1. “愛すること”の本質
2. 円満でいるためのコミュニケーション方法
3. 男女の脳の違い

この3つを全部知って初めて円満な結婚生活が手に入る…というのが筆者の見解。最初からこれを知っていればどれだけ楽だったか…!

本記事では日々の生活に”即”活かせる2.円満でいるためのコミュニケーション方法 をピックアップしてご紹介します。

2. “夫婦円満なコミュニケーション”を知るための、おすすめ本

前回の記事【花嫁BOOK|01】では、円満な結婚生活に必要な3つの知識の1つ目である「”愛すること”の本質」をテーマに取り上げました。

▼取材記事はこちら

記事で紹介した3冊のうち、どれかを読んだ人の中には「愛の本質を知ることで気持ちに変化があった」という人もいる反面、こんな風に感じた人も多いのではないでしょうか?

「実際に日々の行動に落とし込むのが難しいんだよ〜!」
「概念論もいいけど、具体的な方法論が知りたい!」

確かに、大事なのはいかに「愛」を具体的な行動に変換するか…ですよね。実は、多くの人が挫折感を味わうポイントがこの「実践」です。

そこで、ここからは「愛」を実践するための具体的な方法を説いて反響を呼んだ3冊の名著をご紹介。

「これ、まさに自分のケースだ!」「この方法は使えるかも!」という発見がきっとあるはずですよ。

3.『仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術』

おすすめ本

仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術
あつたゆか(著) / クロスメディア・パブリッシング

今や全体の約7割が共働き世帯。夫婦のどちらも大事なキャリアがある中で、

「家事分担に納得できない」
「仕事が大事なのは私も同じ。でも子供のお迎えはいつも私ばかり」

こういったお悩みは、本当によく耳にします…。

まさにそんな悩みを抱えている人にオススメしたいのが、『仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術』。

著者は、夫婦のためのオンラインコミュニティやアプリを提供している株式会社すきだよ代表・あつたゆか氏。

「共働きのふたりは家庭の「共同経営者」になろう」

— 『仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術』あつたゆか(著)・36ページより引用

と語り、会社のようにチームワークを強化したり、ビジョンを共有するための経営会議を開くことを提案しています。

本書では心理学やビジネスシーンで使うスキルを組み合わせた「夫婦が建設的に対話するための技術」を紹介。

ほとんどの人が誤解している「対話すること」の真意、「伝え方」「マインド」「自分との向き合い方」など、共働き夫婦が「対話」する上で必要な要素を網羅的に取り上げ、「そもそも対話に応じてもらえない」「すでに関係が悪化している」などのお悩みもカバーする内容です。

話がスリムで理解しやすいため、忙しい人や男性でも内容がすっと入ってくる点もグッドポイント。モヤモヤの種類やお悩み別にパート分けされていて、自分の悩みについて書かれた部分が見つけやすい構成も魅力です。

忙しい共働き夫婦でも、どちらかが何かを諦めたりガマンする必要はない。二人とも理想の人生を叶える方法はきっとある!そう思わせてくれる一冊。

パートナーと一緒に読めば、新たな気持ちで話し合いができるかもしれませんよ。

4.『夫婦・カップルのためのアサーション』

おすすめ本

夫婦・カップルのためのアサーション
野末武義(著) / 金子書房

最近、次のように感じたことがある人は『夫婦・カップルのためのアサーション』もオススメ。

「結婚式の準備、頑張ってるのは私ばかり。察してくれなくてイライラする」
「結婚式場に本当は納得できていないけど、自分さえガマンすれば丸く収まる」
「いつもつい感情を相手にぶつけてしまう」

先に紹介した『仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術』/あつたゆか(著)では、自分も相手も大切にする「アサーティブ」なコミュニケーション方法が取り上げられています。

本書はその「アサーション」というテーマをより詳しく、家族心理学の側面から解説した一冊。

著者は、アサーショントレーニングと夫婦・カップルセラピーを長年研究・実践してきたベテランの臨床心理士・野末武義氏。
本書を読む時の注意点として次のように語っています。

「パートナーの問題を分析し、パートナーを変えようという気持ちで読まないで」

— 『夫婦・カップルのためのアサーション』野末武義(著)viiページ「はじめに」より引用

あくまで相手を「尊敬」することが、アサーションの基本スタンスだということがわかります。

見どころは、「夫婦」という関係の特異性に触れ、その関係がどんな段階を経て変化し、どんな危機に直面していくのかを解説する第一部。
結婚前〜老年期までに夫婦が直面する課題の一覧表が載っていて、「夫婦が陥りやすい危機」を予習することができます。

夫婦関係が悪化すると、つい自分たちのケースを特別視してしまいがち。
ですが本書を通じて、夫婦のあらゆる問題は「よくあること」と知っていれば、いざ危機に直面しても冷静に受け止めることができるでしょう。

第二部以降は「アサーションとはどういったコミュニケーションなのか?」に始まり、パートナーや子供の「人としての尊厳」の守り方、自分との向き合い方も学べる内容。
自分のモノの見方や思い込みなど、パートナーとの関係に必要ないものを手放すことの大切さが語られています。

夫婦関係について語られた本ではありますが、「なんだか生きづらい」と感じている人が重い荷物を下ろせる可能性を秘めている点でもオススメの一冊。

パートナーだけでなく、自分自身のことを今よりずっと理解し、大切にすることができるようになるかもしれません。

5.『マンガでやさしくわかるアサーション』

おすすめ本

マンガでやさしくわかるアサーション
平木典子(著) / 星井博文(シナリオ制作) / サノマリナ(作画)/ 日本能率協会マネジメントセンター

「アサーション」について詳しく知りたいけど、じっくり本を読む時間がない…
そんな人は、「アサーション」の入門書として『マンガでやさしくわかるアサーション』を読んでみるのもオススメです。

「言ったら関係が悪くなりそうで、言いたいことをはっきり言えない」

本書は、そんなお悩みにわずか1時間で解答をくれる一冊。
漫画なので手に取りやすく、「アサーション」という言葉を知らなかった人や「アサーションってよく聞くけど何だっけ?」という人にぴったりの内容になっています。

著者は、日本におけるアサーションの第一人者である平木典子氏。
先に紹介した『夫婦・カップルのためのアサーション』/野末武義(著)にも、推薦図書として彼女の文献が多数掲載されています。

漫画の主人公は、地方エアラインで働く26歳のキャビンアテンダント。
上司や先輩の理不尽な言動に不満をもちながらも、言いたいことを言えずモヤモヤ…。そんな主人公が職場でアサーションを実践し、「自分も相手も大切にする」方法を体得していくストーリー。
主人公が自分らしさを取り戻すと共に、その姿勢は職場の雰囲気まで変えていきます。

漫画一色ではなく、合間にはきちんと内容を整理する解説文があるのもグッドポイント。
漫画に出てくるエピソードを取り上げ、図解も交えつつ、わかりやすく「アサーション」の要点を網羅的に説明してくれています。

結婚や夫婦といったテーマにドンピシャではないものの、人間関係のあらゆるシーンに応用できる知識が満載。
「こういう場面、自分にもあったな〜」と思えるポイントが必ず見つかるはずです。

「自分がガマンすれば丸く収まる」「頼まれたら断れない」「なんだか自分ばかり損してる…」などに心当たりがある人には、きっと響く内容ですよ。

6.まとめ|どちらも犠牲にならず”二人で”幸せになろう

今回は、円満な結婚生活には絶対に必要な「自分も相手も大切にするためのコミュニケーション」を学べる3冊をご紹介してきました。

これまで日本では、結婚するにあたって「相手を大切にすること」の大事さは語られても、「自分も大事にすること」の重要性はあまり触れられてこなかったように思います。
今回ご紹介した3冊は、「自分の気持ち」「相手の気持ち」の両方に同等の価値があり、どちらも大切にすることがいかに大事かを再認識させてくれます。

夫婦はどちらかが犠牲になっていると、いつか必ず行き詰まるもの。何より、好きで結婚した相手が自分との結婚で辛い思いをしている…なんて、やっぱり悲しいですよね。

目指したいのはどちらも犠牲にならず、二人ともがハッピーな夫婦。もしそうありたい!と願うなら、ぜひ今回ご紹介した本を役立ててくださいね。

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