結婚・出産でもらえる給付金や助成金をご存知ですか？
令和5年（2023年）度の結婚助成金の申請受付がスタートしたほか、政府の「出産・子育て応援事業」により、妊娠・出産で合計10万円が市区町村から給付されます。申請方法は自治体により異なり、予算がなくなり次第終了する市区町村もあるので、早めの申請がおすすめです。
この記事では、静岡県の結婚・出産でもらえる給付金と助成金を一挙ご紹介します。
（文：tomoyo）
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目次
1.結婚したら申請できる「結婚助成金（結婚新生活支援事業）」とは？
「結婚助成金（結婚新生活支援事業）」とは、新婚夫婦の新生活にかかる費用の一部を市町村から補助してもらえる制度です。
新婚生活をスタートするには経済的な負担がかかるのでありがたい制度ですよね。そうは言っても、自動的に支給されるわけではなく、受け取るには申請が必要。対象者にも制限があるため、自分が該当するかどうか事前にチェックが必要です。
ここでは「どんな場合に、どんな人が申請できるのか」を解説します。
＊本記事は2023（令和5）年6月時点、市区町村の公式HPに公開されている令和5年度の制度を元に作成しています。 最新情報と詳細は各市区町村に確認してください。
まず、結婚助成金の支給対象は以下の費用となります。
新居の購入費、家賃、敷金/礼金、共益費、仲介手数料、リフォーム代金、引越し費用
対象は新居の取得（賃貸・持家とも対象）と引越し業者に支払った引越し費用に限定され、結婚式や新居の家具購入費などは対象外なので注意が必要です。
また、令和5年度の支給には以下の条件を満たしている必要があります。
・居住する自治体が制度に参加していること
・婚姻日が令和5年3月1日～令和6年3月31日であること
・過去に同じ補助金を受け取っていないこと
・新居・引越しの支払いが申請する年度内に完了していること
・その他、市区町村が定める要件を満たしていること
・入籍日の年齢が夫婦とも39歳以下であること
・夫婦の所得の合計が500万円未満（世帯収入約670万円未満に相当）
内閣府は令和5年度より世帯所得の上限を従来の「400万円未満」から「500万円未満」に引き上げました。
ただし所得上限は自治体に決定権があるため、令和5年度も引き続き400万円を上限にしている自治体もあるので注意が必要です。
申請時はお住まいの自治体の情報をチェックしてくださいね。
▼こちらの記事で詳しく解説しています！
2.【静岡県】結婚新生活支援事業（令和5年度）
静岡県で結婚新生活支援事業を実施しているのは以下です。
静岡市
【結婚新生活スマイル補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年8/10/〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：子ども未来局 青少年育成課 育成係（電話 054-354-2614）
出典:静岡市ホームページ
浜松市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年7/3/〜令和6年1/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：浜松市こども家庭部次世代育成課（電話053-457-2795）
出典:浜松市ホームページ
沼津市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：政策推進部政策企画課（電話055-934-4704 ）
出典:沼津市ホームページ
熱海市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ(※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：健康福祉部 社会福祉課 子育て支援室（電話0557-86-6352）
出典:熱海市ホームページ
三島市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年2/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画戦略部政策企画課地方創生推進係（電話055-983-2698）
出典:三島市ホームページ
富士宮市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年2/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画部 企画戦略課 地域政策推進室（電話0544-22-1215）
出典:富士宮市ホームページ
伊東市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年2/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：子育て支援課 子育て支援係（電話0557-32-1581）
出典:伊東市ホームページ
島田市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：こども未来部子育て応援課子育て応援係（電話0547-36-7159）
出典:島田市ホームページ
富士市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は50万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年7/3〜令和6年2/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：福祉総務課（電話0545-55-2757）
出典:富士市ホームページ
磐田市
【結婚新生活支援事業助成金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年4/1〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：こども部 こども未来課 総務・給付グループ（電話0538-37-4896）
出典:磐田市ホームページ
焼津市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年7/3〜令和6年3/8（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：経済部誘致戦略課（電話 054-626-9411 ）
出典:焼津市ホームページ
掛川市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年6/15〜令和6年3/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：こども政策課 こども政策係（電話0537-21-1211）
出典:掛川市ホームページ
藤枝市
【新婚生活サポート補助金】
◾️支給金額：最大80万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は50万円まで / 29歳以下は80万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満（夫婦が29歳以下でいずれかが婚姻を機に藤枝市に転入した場合は600万円未満）
◾️申請期間：令和5年4/1〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：広域連携課（電話054-643-3229）
出典:藤枝市ホームページ
御殿場市
【結婚新生活支援事業費補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/10（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：子育て支援課（電話:0550-82-4124）
出典:御殿場市ホームページ
袋井市
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年2/29（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画政策課社会連携推進係（電話0538-44-3158）
出典:袋井市ホームページ
下田市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：福祉事務所（電話0558-22-2216）
出典:下田市ホームページ
伊豆市
【結婚新生活支援事業補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ(※予算がなくなり次第受付終了)
◾️問い合わせ先：地域づくり課（電話0558-74-3066）
出典:伊豆市ホームページ
御前崎市
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年4/1〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画政策課（電話0537-85-1161）
出典:御前崎市ホームページ
菊川市
【結婚新生活支援事業費補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ(※予算がなくなり次第受付終了)
◾️問い合わせ先：企画財政部企画政策課（電話0537-35-0900）
出典:菊川市ホームページ
牧之原市
【結婚新生活支援助成金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：都市住宅課（電話0548-53-2633）
出典:牧之原市ホームページ
東伊豆町
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ(※予算がなくなり次第受付終了)
◾️問い合わせ先：住民福祉課子育て支援係（電話0557-95-6204）
出典:東伊豆町ホームページ
南伊豆町
【結婚新生活支援補助金】
①新生活費用：夫婦のいずれかが49歳以下の新婚世帯に10万円を支給
②住居・リフォーム・引越し費用
◾️支給金額：最大50万円
◾️年齢制限：夫婦のいずれかが39歳以下は20万円まで / 29歳以下は50万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
※①と②の両方を申請可
◾️申請期間：要問い合わせ（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画課（電話0558-62-6288）
出典:南伊豆町ホームページ
松崎町
【結婚新生活支援事業】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：要問い合わせ（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：健康福祉課（電話0558-42-3966）
出典:松崎町ホームページ
小山町
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年4/1〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：おやまで暮らそう課（電話0550-76-6159）
出典:小山町ホームページ
吉田町
【新婚生活応援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：企画課（電話0548-33-2135）
出典:吉田町ホームページ
川根本町
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：経営戦略課 定住・移住推進室（電話0547-56-2221）
出典:川根本町ホームページ
森町
【結婚新生活支援補助金】
◾️支給金額：最大60万円
◾️年齢制限：夫婦ともに39歳以下は30万円まで / 29歳以下は60万円まで支給
◾️所得制限：令和4年1/1〜12/31の夫婦2人の所得が500万円未満
◾️申請期間：令和5年7/1〜令和6年3/31（※予算がなくなり次第受付終了）
◾️問い合わせ先：定住推進課 移住交流係（電話0538-85-6321）
出典:森町ホームページ
3.【静岡県】新婚カップルへの家賃・住宅補助（令和5年度）
静岡県では、新婚カップルへのサポート制度として、家賃や住宅の購入に関わる助成金を支給している自治体がいくつかあります。
藤枝市
新築住宅・新築マンションの取得費用と引越し費用、賃貸住宅の家賃や引越し費用が支給されます。
【仲良し夫婦移住定住促進事業】
◾️対象者：結婚後3年以内の子育て前の夫婦世帯で、転入・転居時点で夫婦とも40歳未満の世帯
◾️申請期間：住民票の異動の日から1年以内(※予算がなくなり次第受付終了)
①【新築住宅】新築住宅の建築又は購入の助成：最大50万円
◾️助成額：市外からの転入世帯は50万円まで / 市内賃貸住宅からの転居世帯は30万円まで
②【新築住宅】引越し費用の助成：最大50万円
③【賃貸住宅】家賃、敷金等の賃貸借に要する費用及び引越し費用の助成：最大50万円
◾️問い合わせ先：住まい戦略課（電話054-631-5750）
出典:藤枝市ホームページ
牧之原市
牧之原市内のアパートなどに住む新婚夫婦に対して、家賃が24ヶ月間助成されます。
【しあわせ新婚さん家賃助成金】
◾️対象者：令和5年4月1日～令和6年3月31日の間に婚姻届を提出された新婚世帯で、民間の賃貸住宅に住み家賃を支払っており、住居手当を差しい引いた家賃が45,000円を超えているもの
◾️助成額：毎月の家賃（共益費、管理費、駐車場使用料等）のうち、45,0000円を越えた金額から住居手当を差しい引いた分を上限10,000円まで助成
◾️申請期間：婚姻届の受理日又は、賃貸住宅の入居日のうちどちらか遅い方から起算して2か月以内
◾️問い合わせ先：建設部 都市住宅課（電話0548-53-2633）
出典:牧之原市ホームページ
4.【静岡県】出産・育児の給付金やサポート（令和5年度）
出産・育児へのサポート制度もまた、新婚さんが気になるポイントではないでしょうか。
ここからは、全国および静岡県が実施する令和5年度の出産・育児についての給付金やサポートについてご紹介していきます。
静岡市の出産・子育て応援事業
令和4年11月、厚生労働省は少子化対策として全国の自治体へ「妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施（出産・子育て応援交付金）」の通達を出しました。
これはつまり、これからは各自治体を通じて妊娠期〜出産・子育て期世帯への相談支援・経済的支援を今までより手厚くおこなっていく…という取り組みです。
例えば静岡市の出産・子育て応援事業は以下の通りです。
【出産・子育て応援給付金】
◾️出産応援金： 対象となる妊婦1人あたり現金5万円
◾️子育て応援金： 対象となる新生児1人当たり現金5万円
◾️支給対象者：住民票がある区に妊娠・出生の届出をし、保健師等の面談や家庭訪問を受けた妊婦
◾️問い合わせ先：子ども未来局 子ども家庭課 母子保健係（電話054-354-2647）
出典:静岡市ホームページ
上記に加えて静岡県では、市区町村独自の出産・子育て応援事業も行っています。ここからは、令和5年度の事業をご紹介します。
熱海市
【あたみっ子出産応援金支給事業】
◾️対象者：熱海市に住所があり、妊娠22週～出産日前日までに申請した妊婦
◾️助成内容：胎児1人につき2万円を支給
◾️問い合わせ先：健康福祉部 健康づくり課 健康づくり室（電話0557-86-6294）
出典:熱海市ホームページ
三島市
【みしまっ子すくすく祝金】
◾️対象者：出生した児童および保護者が申請日において、三島市の住民票に記録されている方
◾️助成内容：第1子1万円、第2子5万円、第3子以降15万円
◾️問い合わせ先：社会福祉部子育て支援課（電話055-983-2712）
出典:三島市ホームページ
伊東市
【誕生祝金】
◾️対象者：子の出生日に伊東市に住民登録がある方
◾️助成内容：子ども1人につき 5万円
◾️問い合わせ先：子育て支援課 子育て支援係（電話0557-32-1581）
出典:伊東市ホームページ
伊豆市
【出産準備手当】
◾️対象者：妊娠22週を迎えた方
◾️助成内容：赤ちゃん（胎児）1人につき10万円
◾️問い合わせ先：子育て支援課 母子保健スタッフ（電話0558-72-9850）
出典:伊豆市ホームページ
5.「出産育児一時金」と「出産手当金」の申請も忘れずに！
子どもを持つことを検討している、もしくは妊娠中の新婦さんには「出産費用って高額なの？」「出産前後は働けないから収入がなくなって困る」という人もいるかもしれませんね。
そんな不安を解消してくれる制度が「出産育児一時金」と「出産手当金」。
これらは健康保険協会から支給されるお金ですが、一言で言うと以下のような制度です。
【出産育児一時金】
通常40〜50万ほどかかる出産費用の大部分が支給されます。
(令和5年4月1日より従来の42万円→50万円に引き上げての支給がスタート)
■受給できる人： 健康保険の加入者
■申請先
・勤務先の健康保険に加入している人→該当の健康保険の窓口へ申請
・会社員・公務員の夫の扶養に入っている人→夫の職場の担当部署or健保・共済組合の窓口へ申請
・国民健康保険に加入している人→各市区町村に申請
■申請期限：出産翌日から2年以内
【出産手当金】
出産によって会社を休み、給与が出ないor減る場合、約3ヶ月間（出産日の前42日から出産日の翌日以降56日目まで）は1日あたり通常の日給の約2/3が支給されます。
■受給できる人： 社会保険の加入者で出産のために仕事を休み、給与の支払いがないor給与額が出産手当金よりも少なく、妊娠4か月（85日）以上で出産した人
■申請先： 勤務先または勤務先が属する健康保険の窓口
■申請期限：産休開始の翌日から2年以内
少子化の今、出産は経済的負担がかからないよう十分な社会的サポートが受けられます。 子どもを授かった場合には、必ず申請してくださいね。
＊本記事は2023（令和5）年6月時点、市区町村の公式HPに公開されている令和5年度の制度を元に作成しています。 最新情報と詳細は各市区町村に確認してください。
6.まとめ｜結婚したらまず自治体のHPのチェックを！
今回は静岡県に住む人が結婚・出産・育児に際してもらえるお金について解説してきました。
国全体で子育て支援が活発化している中で、各自治体が若年・子育て世帯を誘致しようといろんな支援策を打ち出していることがわかります。
こちらに掲載のなかった自治体に住む人も、調べてみると何らかの支援制度を行っているかもしれません。
「結婚してから●年間」や年齢の制限があることも多いので、新婚さんは新居が決まったら、ぜひ自治体のホームページをチェックしてみてくださいね。
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