7月の結婚式のメリット&デメリット。7月におすすめの演出アイデアも!

春や秋が人気の結婚式においては、夏の7月ウエディングはオフシーズンで魅力が少ないと思われがち。「どんな結婚式ができるのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、7月のウエディングのメリット&デメリットをご紹介!元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。7月だからこそ叶うウエディングの魅力がたくさんあるので必見です!
(文:aiiro_aiko)

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7月の結婚式のメリット5つ

結婚式においてはオフシーズンのため、魅力が少ないように思われがちな7月。実は元ウエディングプランナーのプロ目線では、年間を通してもメリットが多いおすすめのシーズンです。

まずは、おすすめの「7月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。

メリット①希望の会場・日程が選びやすい

結婚式のハイシーズンは春や秋と言われ、最も予約が取りづらい時期となります。
その点7月は人気シーズンと比べて、希望の会場・曜日・時間・お日柄を選ぶことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

出典:セントラルテラス東京(Central Terrace TOKYO)

人気シーズンはどの式場も1年や1年半前から予約が埋まる傾向にありますが、7月であれば、大安や土曜日の午後といった人気の日にちを抑えやすいでしょう。

「半年以内に結婚式を挙げたい!」と急いでいる方にとっても、希望の会場で希望の日程が押さえやすいのは嬉しいポイントですね。

メリット②結婚式費用が比較的安い

7月ウエディングは、春や秋のハイシーズンに比べると結婚式の総額がリーズナブルになる可能性が高いです。

結婚式の費用は、旅費と同じようにハイシーズンはディズカウントの無い定額での案内になることがほとんど。

出典:アニヴェルセル 表参道

オフシーズンの7月であれば、お得な割引プランがあったり、期間限定のキャンペーンなどを行う会場も多いため、他の月に比べて結婚式にかかる費用がリーズナブルになる傾向にあるといえます。

お得に結婚式を挙げたい!と希望の方には7月はピッタリのシーズンです。

メリット③季節の演出やテーマが楽しめる

3,4月は桜、10月はハロウィン、12月はクリスマスなど、結婚式はその季節ならではの演出やテーマを用いると、オリジナル感や特別感が出て印象深いものになります。

7月であれば、「七夕」や「海」といったキーワードから、たくさんの演出やコーディネートを展開することができるので、おすすめです。

出典:THE VOYAGE by T-LOTUS M

イベントや個性があるシーズンに結婚式をすると、ゲストにとっても思い出深く記憶に残るウエディングになりますよ。

メリット④ゲスト衣装が華やか

7月のウエディングはゲストの衣装も軽やかで鮮やかなものが多くなります。
そのため、会場全体に明るい色味が広がり、写真映りもカラフルな色彩に彩られ明るい華やかな雰囲気に。

特に、日本の結婚式では、親族の男性は黒スーツ、女性は留袖といった「黒」の衣装をお召しになることが多く、全体的に少し重たい印象になることも。

出典:アマンダンブルー鎌倉

ですが、7月の結婚式であればパッと明るいウエディングが望めます。

リゾートウエディングをイメージしてアロハシャツやムームーのような軽やかな衣装をドレスコードにするのもオシャレなウエディングになるのでおすすめです。

メリット⑤式場の融通が効きやすいことも

春や秋のハイシーズンは、1日中結婚式がフル回転している式場も少なくありません。
そのため、式場としては料理や進行などにおいて、イレギュラーな対応を許容することが難しくなります。

ですが、7月のオフシーズンの結婚式であれば、式場によっては予約状況に余裕があることもあり、イレギュラー対応してくれる場合があります。

出典:アイドル(IDOL)

結婚式にこだわりやオリジナリティを出したいと思っているカップルにとっては、式場の融通が効きやすい7月を選ぶのもおすすめです。

7 月の結婚式のデメリット3つ

続いては、7月の結婚式におけるデメリット3つを解説していきましょう。

挙式日程を選ぶにあたり、デメリットも把握しておくことは大切です。招待するゲストにも関わるポイントになるので要チェックしておきましょう。

デメリット①上旬はまだ雨の心配が拭えない

7月上旬は、場所によっては梅雨が明けていないこともあり、まだまだ「雨の心配」が拭えないことも念頭においておきましょう。
演出や進行を考える際には、雨が降った場合のことも考慮したプランニングをしておくことが大切。

空調完備の全天候型の会場などを選ぶと、暑さや雨にも備えることができるのでおすすめです。

▼全天候型の会場まとめ記事はこちら


デメリット②夏休みシーズンの日程選びには注意

7月は「夏休み」が始まるシーズンです。ゲストにお子様がいらっしゃる場合は、7月下旬ごろから夏休みに入り予定が多くなったり、旅行の計画を立てる方もいるでしょう。

最近は会社の休暇も分散して取る傾向にあるので、7月下旬に長期休暇を取る方も。
7月に結婚式を検討している場合は、早めに日程をゲストへ確認するなど十分に考慮した上で選ぶのがおすすめです。

さらに、夏休みに入ると交通費や宿泊費も高額になるので、遠方ゲストが多いカップルはできるだけ7月上旬の挙式がおすすめ。
下旬に挙式を上げる場合は、お車代をしっかりと用意するなどおもてなしにも気を配るようにしましょう。

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デメリット③夏到来!屋外の演出は配慮が必要

温暖化の影響により、7月はかなり暑いことも予想されますよね。屋外での演出を希望される場合は、ゲストへの配慮が必要です。

特に女性は結婚式参列のために、ヘアメイクや着付けなど時間をかけてきてくれたにも関わらず、屋外の演出で汗をかきメイクが崩れる、日焼けをしてしまう、といったベストなコンディションではなくなってしまう場合もあるので注意が必要です。

出典:アマンダンテラス

ご年配の方やお子様がゲストにいる場合は、熱中症などの体調不良も考えられるので、水分補給や冷却シートなども含めたおもてなしをしっかりと準備しておきましょう。

7月の結婚式におすすめ!元プランナーが教える演出アイデア

ここからは、7月の結婚式におすすめな特別な演出アイディアを元プランナー目線でご紹介していきます!

「夏」は楽しめるコンテンツが盛りだくさん!このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

演出①テーマに合わせたウエディング

結婚式において、季節ならではのテーマに合わせたウエディングは、オリジナリティが溢れゲストの記憶にも残る結婚式になるのでおすすめです。

7月上旬のウエディングであれば、「七夕」が結婚式のテーマにぴったりです。

七夕自体がロマンティックなストーリーを持っているので、新郎新婦やゲストの願いをそれぞれ書いてもらって笹などに飾りつける演出や、「星」をモチーフにしたペーパーアイテムやコーディネートなどを用いて七夕を演出するのも7月ウエディングならでは。

出典:福岡 天神モノリス

「七夕といえばあの2人の結婚式!」というようにゲストの印象にも残りやすくなり、結婚式の後も忘れることなくずっと記憶が続いていくので、唯一無二の結婚式がしたい!と思う方にはおすすめです。

演出②ドレスコードを楽しむオシャレウエディング

センスのひかるオシャレなウエディングが希望の方は7月挙式がおすすめ。夏に合わせたドレスコードを設定すると、結婚式自体が華やかでオシャレがランクアップします。

例えば、「海」をテーマにしていたら、「ブルー」や「ホワイト」のドレスコードを指定して、衣装からも海を連想させるようなパーティーにしたりするのも個性があって素敵です。

出典:ザ・ギノザリゾート 美らの教会

昔は、花嫁と同じ色味の「白」をゲストが着るのはNGとされていましたが、オシャレさを優先して、あえて新郎新婦からドレスコードとして「白」を指定する分には特に問題はありません。

冬服の場合はお値段も高価であることや、鮮やかな色味が市場に出回っていないこともあり叶えることは難しいでしょう。ドレスコードを楽しめるのも7月挙式だからこその演出です。

演出③夏ならではの演出

結婚式では季節に合わせた演出でゲストをおもてなしすると、楽しめるポイントが増えるのでおすすめです。
7月の「夏」シーズンでは、冷たいドリンクで「涼」を感じてもらったり、花火を使って夏らしさを楽しむことができます。

例えば、ウェルカムドリンクは「フローズンカクテル」を用意したり、風鈴を飾って耳からも涼しさを感じてもらったり。

出典:ザ ビーチ(THE BEACH)

夕方から夜にかけてお開きになるパーティーは、花火でフィナーレを迎えるのも最高な演出に。
完全貸切やゲストハウスといった会場であれば火器を扱う演出も豊富にあったりするのでおすすめです。

演出④ロマンティックなナイトウエディング

夏のウエディングは、比較的涼しい午前中の結婚式やナイトウエディングがおすすめです。

屋外でも比較的過ごしやすい夏の夜。結婚式においても夏のナイトウエディングは人気があります。夜景が見えるガーデンで、キラキラ輝くイルミネーションに囲まれてロマンティックなパーティーを楽しむことができますよ。

テラスや屋外パーティーが叶うような式場であれば、夏の夜風を感じながら開放感のあるパーティーが叶います。

出典:姫路モノリス 旧逓信省姫路電信局別館

電飾やネオンライトで明るく華やかにガーデンを彩ったり、手持ち花火などで文字を書いてフォトジェニックな写真を残すことも夏らしいウエディングで素敵です。

会場によっては花火などの使用が不可のところもあるので注意が必要ですが、過ごしやすい夏の夜だからこそ、とっておきの演出で写真やゲストとの思い出を残すのも7月ウエディングならでは。

まとめ|オリジナリティあふれる結婚式を挙げるなら、7月ウエディングがおすすめ!

ここまで7月の結婚式におけるメリット&デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

オフシーズンと思われがちな7月挙式ですが、メリットや魅力も多く、演出の幅も広いウエディングが楽しめます。ほかのシーズンとは一味違った個性やオリジナリティあふれるウエディングをのぞむ方にはピッタリの季節です。

花火のようなこの時期にしかできない特別な演出や装飾もたくさんあるので、これから結婚式の日程を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。

出典:横浜モノリス

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