「結婚する意味ってなに?」
「夫婦と恋人ってどう違うの?」
結婚観も変化した近年では結婚に関してこのような疑問を持つ方も増えてきました。
そんな結婚に関する疑問を持つすべての方々へ向けて、この記事では結婚する意味についてクローズアップ。
男女別の結婚する理由や結婚したくない人の本音、夫婦と恋人の違い、結婚してからも自分らしさを保つ秘訣などを詳しく解説します。
(文:三島 莉永)
目次 open
1.なぜ結婚するの?男女別の“結婚する理由”も
多様性が認められ、様々な生き方が尊重されるようになった現代では結婚観も変化。結婚する理由や意味について悩まれる方も多いです。
実は、筆者も結婚する理由や意味について悩む独身女性の1人。今回はこの記事を通して、みなさんと一緒に結婚する理由や意味、夫婦と恋人の違いについて学んでいきたいと思います。
まずは、特に挙げられることの多い結婚する理由を調べてみました。
◆好きな人と一緒に生きていきたいから
シンプルに“好きな人と一緒に生きていきたい”という理由で結婚する方は多くいるようです。
恋人同士の頃は別々の家に住んでいても、結婚後は同じ家に帰るようになるため一緒に過ごす時間も増加。
お互いのことを深く理解できるようになるため、お互いへの信頼や絆も深まるでしょう。
◆経済的な安定がほしいから
恋人同士が別々に暮らすよりも、ふたりで夫婦となり同じ家に暮らした方が家賃や生活費などを抑えられます。
支出を減らすため、経済的な安定を求めて結婚を考える方も少なくないようです。
また、ふたりで暮らせば二馬力となるため収入も増えますし、出産や病気などでどちらかが働けない時期があっても収入が途絶える心配がありません。
支出・収入どちらにおいても結婚すると経済的な安定を得られます。
◆親を安心させたいから
1人で生活しているよりも、パートナーと一緒に生活している方が、親心としては安心するもの。
1人では対処できないことでも、信頼できるパートナーがいれば対処可能になるケースもあります。
「1人で本当に大丈夫?」「ちゃんと生活できているの?」「寂しいと感じるときはない?」といったわが子に対する親の不安を解消するために、結婚という選択肢を選ぶ方もいるそうです。
また、結婚する理由は性別によって多少傾向が異なりました。
【女性の多くが思う“結婚する理由”】
女性は好きな人と生涯を添い遂げたいと理由の他に、「将来孤独にならないため」「老後が不安だから」といった未来を見据えた理由で、恋人との結婚を考え始める方が多いです。
「自分の子供が欲しい」という理由で結婚を希望する女性も少なくありません。
その他にも、女性の場合は周囲の友人や知人に影響されて結婚を視野に入れる方も多いようです。
実際に、筆者の周りにも、自身の年齢を考慮して出遅れてしまわないよう結婚を希望している友人が何人かいました。
【男性の多くが思う“結婚する理由”】
奥さんとふたりで一緒に暮らしたり、休日を家族と過ごしたり…。
男性にとって結婚するということは、独身時代の生活スタイルを一変させる可能性がありますが、その一方で男性は“結婚して家庭を持つこと”をステータスと感じている方も多いようです。
また、「年齢を考慮して家庭を持って落ち着いた生活にしたい」「仕事に集中するため家事を担当してくれるパートナーが欲しい」といった理由で結婚を考え始める男性も少なくないようです。
2.結婚したくない人の本音って?
続いて、結婚したくない人の本音をご紹介します。男女共通で挙がった、結婚したくない主な理由は以下の通りです。
◆“今”が充実しているから結婚する必要性を感じない
男女ともに、今が充実しておりパートナーがいなくても寂しいと思ったことがない方は結婚する必要性を感じない傾向にあります。
独身で何にも縛られず自由に過ごせる今の生活を気に入っているため、現状を変えてまで結婚したいとは思わない方も。
◆結婚という形にこだわりたくない
パートナーと一緒に生活するためには、別に結婚しなくても問題ありません。籍を入れずに同棲を続けたり、事実婚というスタイルを選択する方も近年では増えてきました。
▼事実婚について詳しく知りたい方はこちら
◆結婚した人が幸せそうに見えない
周りの既婚者が結婚後幸せな様子に見えないというのも、結婚を躊躇する理由の1つ。友人や同僚から話を聞く限り、“結婚=幸せ”とは思えないという方も少なくありません。
周囲から影響を受けて、結婚に対してマイナスのイメージを抱く方もいるようです。
◆共同生活が負担に感じる
好きなパートナーでも、一緒に暮らすことに抵抗を覚える方はいます。生活リズムや習慣は人それぞれ異なるもの。共同生活ではストレスを感じてしまうため、結婚して一緒に住むことを躊躇してしまう方も多いです。
ちなみに、結婚したくない理由は男女によって異なる点もありました。
【結婚したくない男性の本音】
結婚したくない男性は、結婚せずに自由でありたいと考える傾向にあるようです。いつか結婚して家族をつくりたいと考えていても、いまは誰にも縛られることなく1人で自由を謳歌したいという方も。
また、男性の場合は結婚後にパートナーに財布を握られてしまうことに抵抗感があるという方もいると判明しました。
独身時代は自分のことにお金を好きなだけ使えますが、結婚後はそうはいきません。誰かを養うとなると金銭的な負担がかかるため、結婚を望まない男性もいます。
【結婚したくない女性の本音】
女性は、キャリアを築くために結婚を望まない方が多い傾向にありました。
現在では共働きの夫婦に向けた取り組みを行っている会社も多いですが、“結婚すると家事や育児の影響で仕事に専念できなくなる”というイメージを抱いている女性も多いようです。
加えて、結婚する意義を深く考えたことがないという方も。理由がわからないから結婚しないのではなく、未婚でも仕事や趣味が充実しているため楽しく生きられそうと考えている女性もいます。
3.結婚とは?夫婦と恋人は何がちがう?
結婚に関して考える際、夫婦と恋人の違いについて悩まれる方もいます。
そもそも夫婦とは、婚姻関係を結んだ男性と女性のこと。夫婦になるとふたりで同居する義務が生じるほか、お互いに協力し合う義務も法律で定められています。
法律に認められた関係性のため、夫婦になるには恋人同士と違って手続きが必要です。しかし、法律で認められた関係性になれば以下のようなメリットがあります。
◆法的なサポートを受けられる“しくみ”がある
婚姻関係を結んだ夫婦であれば、以下のような法的なサポートが受けられます。
●夫婦として新生活を始める方々をサポートする“結婚助成金”の支給対象になる
●ペアで住宅ローンを組みやすくなる
●どちらかが緊急搬送された際、保証人として認められる
恋人同士や事実婚の場合は、いくら長く付き合っていても同棲していても法的に家族・世帯とみなされないため、上記のサポートは受けられません。
例えば、恋人同士や事実婚の状態でどちらかが緊急搬送された際、保証人としてみなされず手術や入院の同意書の提出に手間取る可能性があります。
◆夫婦になると社会的ステータスを得られる
世間一般的に“未婚”よりも、“既婚”である方が仕事をする上で周囲から信用を得られます。
年齢や人柄、経歴などにもよりますが、一般的には既婚者の方が責任をもって仕事をしてくれると認識されやすいです。特に、男性の場合は“1つの家庭を守っている”という点で社会的ステータスにもなります。
◆子供をもてば最高の親孝行になる
夫婦になれば信頼できるパートナーが出来たとして親を安心させられますし、さらに子供を持てば最高の親孝行になります。
「子供が元気に過ごしていてくれればそれでいい」と考えている親御さんは多いものの、やはり自分の孫を持てればより嬉しいもの。孫が成長していく姿を楽しみにしてくれるはずです。なかには孫を通して今まで疎遠になっていた関係性が改善するというケースもあります。
4.結婚しても自分らしさを保つために
最後に、結婚してからも自分らしさを保つために気を付けるべき大切なポイントを調べてみました。結婚を迷っている方や、結婚後も自分らしさを保ちたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
◆自分の時間をつくる
四六時中パートナーと一緒にいるのではなく、時にはお互いに1人の時間を確保することも大切です。
夫婦でも、人それぞれ価値観や育ってきた家庭環境などは異なるもの。毎日いつでも一緒に過ごすと、窮屈に感じてしまう可能性があります。
そのため、ふたりの時間も大切にしつつ、適度に距離をとって自分の趣味ややりたいことに没頭したり、リフレッシュしたりする時間も必要です。
◆相手を思いやり感謝を伝える
相手の考えを尊重して、思いやりをもって接しましょう。
例え結婚して一緒に暮らしている相手であっても、思いやりや感謝の気持ちは必要不可欠です。“やってもらって当たり前”という考えだったり、自分の理想を押し付けたりするだけでは夫婦関係はうまくいきません。
夫婦円満に過ごすためには、日常的に相手を思いやりつつ、なにかしてもらった際には「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることを忘れないようにしましょう。
5.まとめ|相手の気持ちに寄り添って、ふたりにとってベストな選択をしよう
筆者は独身のため、執筆前までは正直結婚する意味を疑問に思っていましたし、結婚後に自分らしさを失うことに対して不安も感じていました。
しかし、執筆を通して夫婦になってからでしか得られないメリットについて知り、結婚に関するイメージが少しポジティブに変化しました。
結婚後の生活に関しても、プライベートの時間を確保したり、日常的に相手へ感謝を伝えたりと、ちょっとした工夫を凝らせば、きっと自分らしさを保てるはず。結婚に関するリアルな情報を知って、人生の選択肢が広がったように感じています。
読者のみなさんはいかがでしたでしょうか?
記事内でもご紹介したように、結婚したい・したくない理由は人によって様々。もしいま結婚を迷っているのであれば、自分にとってベストな“結婚する意味”を見つけるところから始めることをおすすめします。
また、パートナーが結婚を迷っている状態の方は、焦らずに、その人自身が“結婚する意味”を見出せるように寄り添ってみましょう。
夫婦に大切なのはお互いを思いやり、寄り添うこと。この記事が少しでも、結婚や今後のライフプランの方針を決める参考になれば幸いです。
出典:神戸北野サッスーン邸
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