結婚式シーズンといえば、一般的には春と秋と言われていますが、冬でありながら春の息吹を感じる「2月」にも多くの魅力があり、実は結婚式の穴場シーズンです。
この記事では、2月ウエディングにおけるメリット＆デメリットをご紹介！元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
（文：aiiro_aiko）
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2月の結婚式のメリット5つ
結婚式のベストシーズンは春か秋と言われていますが、元ウエディングプランナー目線では冬シーズンにも魅力的なポイントが多く、一概にも春と秋シーズンがベスト！とは言えないことも。
出典:日比谷パレス
冬シーズンでありながら、春に向かっていく「2月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①いそがしくなる前の穴場シーズン
2月ウエディングの大きなメリットとしては、「いそがしくなる前の穴場シーズン」ということ。
結婚式において3〜4月の春シーズンは気候も良く人気のため、日程も１年以上前から埋まってしまうほど人気です。ですが、３月は社会的には決算や異動、卒業式があったり何かとバタバタするとき。
2月ウエディングであれば、いそがしくなる前に落ち着いて結婚式を迎えることができます。また、3,4月よりも希望の日程を押さえやすい傾向にあるので穴場の時期と言えるでしょう。
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メリット②結婚式費用がリーズナブルに
2つ目のメリットは、「結婚式費用が抑えられる」ということ！
費用面は結婚式をする上で、誰もが気になるところ。どこの結婚式場も人気のシーズン・日程はキャンペーンやディスカウントが無く、比較的費用が高くなります。
ところが、2月はさほど3月上旬と気候が変わらないにも関わらず、お得な割引があったりするのでリーズナブル。
同じクオリティの結婚式ができるなら、少しでもお得な方がいいですよね。賢く結婚式を挙げたい方には2月挙式がおすすめです！
▼参考記事
メリット③テーマ性のあるウエディングが可能
2月といえば、「節分」や「バレンタイン」といったイベントがありますよね。
ウエディングでは装飾や進行に季節のテーマを取り入れることで、ゲストがより楽しめる結婚式に。
おふたりの結婚式なので、テーマやコンセプトはふたりにちなんだものが素敵ですが、例えばプチギフトは節分の「お豆」や「ハートのチョコレート」といった季節に合わせたギフトであれば、老若男女いらっしゃる結婚式ではゲストに喜ばれておすすめです！
メリット④一足先に春の装飾を満喫
2月といえば世間一般的にはまだまだ寒くて冬のイメージですよね。
でも、ウエディング業界では「２月はほぼ春」という認識の人が多いです。なせなら、日本の春を象徴する「桜」は1月下旬あたりから入荷できるようになるから。
出典:フォレストテラス 明治神宮（FOREST TERRACE 明治神宮）
長い冬を越え、一足先におふたりの結婚式で「桜」を目にしたゲストは春の訪れを感じ温かい気持ちに。
ほかにもアネモネやチューリップなど春を感じるお花を使用できたり、春はお花のラインナップも幅広いので、装飾を楽しみたい方にも２月挙式はぴったりです。
メリット⑤実はゲストにも喜ばれやすい？！
3月や4月は世の中的には多忙なシーズン。卒業や入学、企業の決算や新年度が始まる時期で、ゲストはもちろん新郎新婦も忙しいときです。
さらに結婚式の準備ともなると、人によっては目まぐるしい日々になることも。
それに加えて、2月挙式の場合は１月の年末年始休暇を利用して大詰めの準備をしっかりと進めることができ、3、4月の忙しくなる前に結婚式も迎えることができるので、余裕を持ったスケジューリングが叶います。
出典:シングスアオヤマオーガニックガーデン（THINGS Aoyama Organic Garden. dth）
2月は忙しいゲストにとっても喜ばれる挙式月ですよ。
2月の結婚式のデメリット3つ
続いては、2月の結婚式におけるデメリット３つを解説していきましょう。大切なポイントになるので要チェックです！
デメリット①寒さ対策を忘れずに！
2月のイメージは、「もうすぐ春だけど、まだ寒い…」と思う方は多いのではないでしょうか。寒い中おふたりのために多くのゲストが集まってくださるので、結婚式当日は少しでも暖をとっていただける「寒さ対策」が必須です！
もし進行の中で、屋外での演出がある場合は事前にゲストへお伝えしておくと喜ばれます。
特に女性は薄着のドレスではなく「着物」で華やかにコーディネートしたり、脱ぎ着がしやすい羽織ものを持参したりと準備がマスト。
出典:京都セントアンドリュース教会（KYOTO St.ANDREWS CHURCH ）
かさばるコートを預けられるクロークが完備された式場を選ぶのも、２月挙式のおもてなしの1つでもありますよ。
デメリット②交通機関が乱れる恐れも
結婚式を行うエリアにもよりますが、2月のウエディングであれば天候によっては「積雪」の可能性もあるかもしれません。近年、都心でも大雪が観測されるのは2月が多いことも。
また、遠方のゲストが都心にいらっしゃる場合も同様で、雪の多いエリアからお越しになる方も考慮して、日程や時間帯を選ぶことがおすすめです。
万が一悪天候の場合でも、スムーズに会場までお越しいただけるように、駅近や送迎バスがあるなどアクセスのいい会場であることも大切なポイントです。
デメリット③体調管理に気をつけよう
このシーズンに流行するのが、「インフルエンザ」。体調管理はどのシーズンでも気をつけなければいけませんが、特に注意したいのがこれらのウイルス。
インフルエンザの予防接種やマスクでの感染対策など、日常から気をつけておくことが大切です。体調不良では楽しい結婚式も思いっきり楽しむこともできなくなるので、意識しておきましょう。
ゲストが体調不良になり急遽欠席することも考えられるので、2月挙式の場合は直前のキャンセルを頭の片隅に置いておくことが大切です。
2月の結婚式におすすめ！元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、2月の結婚式におすすめな特別な演出アイディアをご紹介します！このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①バレンタインウエディング
結婚式では季節のテーマに合わせて装飾をすると、オリジナル感のあるウエディングに。2月といえば、「バレンタイン」ですよね。
「バレンタインウエディング」をテーマに、装飾に赤い“リボン”を用いてラッピング感を出してみたり、ペーパーアイテムや装飾にハートが刻まれていたりするとテーマ性のあるウエディングに。ほかにもプチギフトは「ハートのチョコレート」などにするのも、おふたりからゲストへのバレンタインギフトになり喜ばれますよ。
出典:ラ・グランターブル ドゥ キタムラ（La Grande Table de KITAMURA）
結婚式のテーマにこだわりが無い方にとっても、バレンタインのような季節のイベントを活用すると一気にオシャレ感も出るのでおすすめです。
演出②春を先取りした装飾
２月下旬の結婚式であれば、街ではまだ咲いていない「桜」を一足先に使用することができます。「春」はスタートを意味する門出の季節でもあるので、春を連想させる桜は結婚式にはピッタリ。
会場の装飾に使用するのはもちろんのこと、ブーケで用いるのもこの季節ならではなのでおすすめです。特に、桜は真っ白なウエディングドレスにも合いますが、和装にもピッタリのお花。
ゲストにとっても2月はまだまだ冬のイメージも強く、「桜」を見られると思っていない方も多いため、サプライズにもなりますよ。
演出③SNS映えするお料理でおもてなし
２月のウエディングでは他のシーズンでは味わえないSNS映えするお料理でゲストをおもてなしすることができます。
例えば、パイ包みのスープなどは、SNS映えするだけでなく、食べる体験としても楽しんでいただけたり、デザートブッフェであれば、チョコレートファウンテンなど、アイコニックで見た目の迫力もあるアイテムも人気。
お料理のほかにも、ホットチョコレートやホットワインなどのドリンクも写真映えするこの季節限定のラインナップ。
おしゃれなウエディングを叶えたい方は、2月挙式であればお料理やデザート、ドリンクも楽しめますよ。
演出④ロマンティックなサプライズ演出
まだまだ寒さの残る2月はデイタイムの結婚式でもナイトウエディングでも、キャンドルやイルミネーションの演出はとても相性がいいです。
キラキラとした輝きが温かさを演出してくれるので、キャンドルサービスやキャンドルリレーなどロマンティックな演出を挙式や披露宴の中で取り入れるのもおすすめ。
「バレンタイン」にちなんでサプライズプロポーズの演出を行うのもおすすめです。プロポーズをしていない方はもちろん、すでにした方のセカンドプロポーズもロマンティックで印象的なウエディングになりますよ。
まとめ｜可愛く春を先取りした結婚式を挙げるなら、２月ウエディングがおすすめ！
ここまで2月の結婚式におけるメリット＆デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか？ほかのシーズンでは叶えることのできないことばかりで、可愛く春を先取りした結婚式を挙げるなら2月はとてもおすすめ。
この時期にしかできない特別な装飾や演出もたくさんあるので、これから結婚式の日程を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
出典:イワイ オモテサンドウ（IWAI OMOTESANDO）
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