その演出、本当に必要?結婚式の定番に潜む「ジェンダーバイアス」への違和感【トキハナ調べ】

「バージンロードは父と歩くもの?」
「花嫁の手紙って、絶対読まなきゃダメ?」
結婚式の定番と言われるセレモニーや演出。感動的なシーンも多いけれど、中には「なんだかモヤっとする」「これって性別で役割を決めつけてない?」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
実は、トキハナが行った調査によると、結婚式の定番演出に対して、性別による固定的な役割(ジェンダーバイアス)を感じ、違和感を覚える人が少なくないことが分かりました。
この記事では、調査結果をもとに、具体的にどの演出に、どのような理由で違和感が持たれているのかを探りながら、”常識”にとらわれず、おふたりが心から納得できる結婚式を創るためのヒントをご紹介します。
(文:トキハナ編集部)

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20代の約半数が結婚式に「ジェンダーバイアス」を感じている

トキハナが実施した調査(※)によると、20代の約半数にあたる48%が、結婚式で性別に関する偏見(ジェンダーバイアス)を感じたことがあると回答しました。

結婚というおめでたい場面でありながら、少なくない割合で性別による固定的なイメージや役割分担にモヤモヤを感じている実態が明らかになりました。この結果は、結婚式の”当たり前”を見直すきっかけになるかもしれませんね。

※調査概要

【結婚式・結婚に関する不満を教えてください!アンケート】

調査期間:2024年2月22日〜4月3日
調査方法:Xによるアンケート調査
調査対象:Xユーザー
有効回答者数:374名

【自社サンプリング調査】

調査期間:2024年5月14日〜5月21日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:20代〜40代男女
有効回答者数:324名
回答者の属性:【性別】男性30.5%、女性69.5%
【年代】20代:34.4%、30代:32.0%、40代:33.6%

「変化させるべき」の声も多数!特に20代では約6割が支持

さらに、「家父長制(男性優位の考え方)や男尊女卑が染みついた結婚式のプログラムは変化させるべきだと思いますか?」という問いに対して、20代では58%が「変化させるべき」と回答しました。

伝統的な形式や、性別によって役割が固定化された演出に対して、特に若い世代を中心に、見直しやアップデートを求める意識が高まっていることがうかがえます。

どんな慣習に「ジェンダーバイアス」を感じる?

では、具体的にどのような慣習に対して、ジェンダーバイアスが強いと感じられているのでしょうか?アンケートから集まった声(※Xアンケートの結果より)として、以下のようなものが挙げられています。

花嫁の手紙: なぜ新婦だけが読むことが多いのか?
バージンロードを父と歩く: 花嫁は父親から新郎へ「受け渡される」存在なのか?
ファーストバイトのスプーンの大きさ: なぜ新婦から新郎へは小さく、逆は大きいのが定番なのか?
ブーケトス: なぜ花嫁が投げ、未婚女性だけがキャッチするのか?
新郎の父による両家代表謝辞: なぜ新郎側の父が代表なのか?
夫婦別姓を選べないこと、女性だけが名字を変えること: 制度そのものへの疑問。

これらの例を見ると、「花嫁だから」「新郎だから」「女性だから」「男性だから」といった、性別に基づく固定的な役割やイメージに対して、疑問や違和感の声が集まっていることが分かります。

“当たり前”を見直し、ふたりらしい結婚式を創るヒント

「みんなやっているから」「昔からこうだから」という理由だけで、違和感のある演出を取り入れる必要はありません。大切なのは、おふたりがその意味を理解し、心から納得して行うことです。

定番演出、ふたりらしくアレンジ&選択するヒント

■意味を理解し、二人で話し合う

なぜこの演出があるのか?自分たちはどうしたいか?を話し合い、やる・やらない、アレンジする、を決めるのが第一歩。

■役割をフラットに

手紙: 新郎も読む、手紙ではなく別の形で感謝を伝える(記念品贈呈など)
バージンロード: 大切な人と歩く、二人で歩く、新郎が入場をエスコートする
ファーストバイト: 同じ大きさのスプーンで、二人同時に、サンクスバイト(親へ)など
ブーケトス: 性別・未婚既婚問わず全員参加のプレゼントトス(お菓子や小物など)に
謝辞: 新郎新婦二人で行う、新婦側の父や母が行うなど、両家の考えに合わせて柔軟に

■演出自体をなくす選択も

無理に定番演出を詰め込まず、ゲストとの歓談時間を大切にするなど、シンプルなプログラムにするのも素敵な選択です。

「定番の演出はやらないことにした」「自分たちらしいオリジナルの演出を入れたい」そんな時、会場によっては制限があることも。

トキハナは「持ち込み無料」の式場もたくさん紹介しているので、アイテムや演出の自由度が高く、おふたりのこだわりを実現しやすいのがメリットです。
「こんなことできる?」とぜひプランナーにご相談ください。

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まとめ:違和感を大切に、納得できる選択を

結婚式にまつわるジェンダーバイアス。もし準備中に「あれ?」と思うことがあったら、その気持ちを無視しないでください。調査結果が示すように、同じように感じている人は少なくありません。

大切なのは、世間の”当たり前”ではなく、おふたりにとっての”心地よさ”と”納得感”です。二人でしっかり話し合い、時には伝統にとらわれず、自由な発想で、心から満足できる一日を創り上げてくださいね。

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本記事でご紹介したトキハナの調査データを引用・転載される際は、出典元として本記事タイトルとURLを明記いただけますようお願い申し上げます。


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