「インスタグラムやSNSでオシャレな前撮り写真を見るけど、どこでやるんだろう?費用はどのくらい?」と、前撮りについて“あれこれ”疑問がある方も多いのでは?
近年、人気を集めている結婚式の「前撮り撮影」。
結婚式当日では撮れない素敵な写真が残せる!と多くの新郎新婦が注目しています。
この記事では、前撮りの費用や、衣装、撮影場所ランキングなどを詳しくご紹介!
節約ポイントも解説しているので、知ってるだけで賢く結婚式準備が叶うはず*
気になる方は、トキハナ無料相談へ!ぜひチェックしてみてくださいね!
(文:aiiro_aiko)
目次
1.結婚式の「前撮り」とは
「前撮り」とは、結婚式前の準備期間中にウエディングドレスや和装を着て写真を撮ることです。
結婚式当日は忙しく、スナップ写真以外はなかなか撮ることができないから。結婚式当日と別の衣装を着て撮影したい。など、行う理由は様々あります。
また「前撮り」では、結婚式当日の衣装合わせやヘアメイクの予行演習を兼ねて行うこともできるので、念入りに準備を行いたいカップルにもぴったりです。
撮影自体の所要時間は1時間30分前後ですが、衣装・ヘアメイクの準備や写真選定の時間を含めると、約半日は見ておくのが良いでしょう。
出典: act
1-1.前撮りの魅力とは?
では、なぜ多くの新郎新婦はこれだけ「前撮り」をするのでしょうか?
前撮りの魅力を探ってみました!
【前撮りをした理由】
1位:当日と違う衣装が着られる
2位:和装で撮りたかった
3位:当日ウェルカムボードとして使うため
4位:挙式、披露宴、ウエディングパーティ以外で撮りたいシーンがあった
5位:当日映像演出として使うため
など、さまざまな理由が挙げられました。
結婚式だからこそ、普段は着られないウエディングドレスや和装などを着て撮影したい思いや、当日のアイテムのために撮影する方が多いようですね!
結婚式用にウエディングドレスの試着をすると、「プリンセスラインも可愛いし、でもスレンダーラインもオシャレで迷う…どっちも着たい!」と悩まれる新婦をよく見ます。
でも、結婚式当日は時間も限られるため、たくさんの衣装をお色直しすることは難しいのが現実。
そこで、前撮りがあれば当日とは違った衣装を着て写真が残せるので、「どっちも着たい!」という願いを叶えられますよね*
特に和装となると着付けに40分くらい時間がかかりゲストを待たせる時間が長く、会場の内装によっては和装がミスマッチなこともあるでしょう。
その点、前撮りであればゆっくりと時間をかけて撮影できるので安心◎。
一生に一度だからこそ、妥協せずに願いを叶えられるのも、前撮りの魅力ですね*
出典: COMEL
(*本記事のデータはすべて「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」より引用しています。)
2.前撮りの平均費用(2021年)
人気を博している「前撮り」の気になる費用についても解説していきましょう!
前撮りには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。
これらのどちらのスタイルにするかを、セレクトすることから始まります。
「スタジオ撮影」は、館内にフォトスポットが完備されており、そのフォトジェニックな空間をバックに撮影するというもの。
出典: @2021.03.ts_wd
昔は写真館で1つの背景をバックに撮影することが多かったですが、今はオシャレなフォトスポットが作られていたりするので、かっこいい写真もユニークな写真も残せるようになっています♪
「ロケーション撮影」は、海や紅葉といった屋外で絶景のロケーションの中で撮影するもの。
オープンエアの空間で、さらに自然に囲まれた写真はドラマチックで壮大な写真が残せます♪
出典: @kknmryo
スタジオ撮影とロケーション撮影では、撮れる写真が全く違ってくるので、まずはどんな写真が撮りたいかを考えてみてくださいね*
▼オシャレな前撮りが参考になる!!卒花レポートはこちら
【卒花m_wd_0424さんの結婚式レポート】
【卒花2021.03.ts_wdさんのリアル結婚式リポート】
TRUNK HOTELの人気卒花に聞く♡結婚式のこだわりポイント
2-1. スタジオ撮影の平均費用は13.7万円
ゼクシイ結婚トレンド調査によると、スタジオ撮影の平均費用は「13.7万円」となっています。
さらに、細かくみてみましょう!
【スタジオ撮影平均費用】
10万円以下:35.9%
10〜20万円:40.2%
20〜30万円:14.6%
30〜40万円:5.4%
40万円以上:2.9%
10万円以下の方も35.9%もいらっしゃいますね!
比較的予算をかけずに思い出の写真を残されている方も多いことがわかります。
ただ、10万円以下の場合カット数も4〜9枚以下が50%という結果なので、費用がお手頃な分撮れるカット数も少なめなのが印象。
費用が高くなればなるほど、撮影枚数も増加傾向にあるので、「写真はバリエーション豊富に残したい!」という方は、平均価格以上の金額を目安にしておくといいかもしれませんね◎
出典: BEAM
2-2. ロケーション撮影の平均費用は16.9万円
続いては、ロケーション撮影について。
平均費用は「16.9万円」というアンケート結果。スタジオ撮影の平均費用と比較すると、少し割高の結果に。
それでは費用別に詳しく割合を見てみましょう!
【ロケーション撮影の平均費用】
10万円以下:23.7%
10〜20万円:43.8%
20〜30万円:17.9%
30〜40万円:8.9%
40万円以上:5.8%
ロケーション撮影の費用では「10〜20万円」が約44%とほぼ半数の割合を占めていますね。
スタジオ撮影では10万円以下の割合も多かったことに対し、ロケーション撮影では23.7%にとどまっています。
お金をかけるボリュームゾーンの価格はロケーション撮影の方が高いという結果に。
撮影を依頼するカメラマンやショップによって金額設定はさまざまですが、基本的にロケーション撮影はスタジオ撮影に比べて、最低価格の設定が若干高くなっていることがほとんど。
その理由のひとつは、スタジオ撮影よりカメラマンやスタッフのコストがかかっているから。
ロケーション撮影では、カメラマンは必ず本番撮影の前にロケハン(いい撮影スポット探し)をしています。事前に撮影場所を確認し、被写体をイメージしながら撮影スポットを決めているので、“新郎新婦とパッと行ってすぐ撮る!”なんてことは出来ないものです。
出典: Jorie Bride
また、ロケーション撮影は天候も大きく関わります。
海での撮影であれば波の打ち寄せるタイミングを見計ったり、時には風が吹くのを待ってみたりと、幻想的でダイナミックな写真を撮影するためには想像以上の時間をかけています。
撮影スタッフの拘束時間もスタジオ撮影と比べても長い傾向に。その分カメラマンやヘアメイクにかかる費用がかさむのです。
さらに、撮影場所までの移動を伴うため交通費も発生するでしょう。これらの費用を含めると価格設定が若干高くなることも納得できますね。
3.コスパを意識して!前撮り費用を安く抑えるポイントとは?
結婚式では何かと費用がかかるので、前撮りは出来るだけコストをおさえたいですよね!
ここでは、前撮り費用の節約ポイントを詳しく解説。
知っているだけで賢く前撮り準備ができるので、要チェックです♪
3-1.平日や夏冬などのオフシーズンが狙い目!
前撮りは、結婚式と同じように、「いつ撮影するか」によってかかる費用が大きく変わってきます!
例えば、結婚式における人気シーズンは気候が落ち着いている春と秋。
逆にオフシーズンは夏と冬と言われています。
前撮りも同じように、天候や気候に左右されにくい春や秋が人気!
特に、ロケーション撮影であれば春は桜が綺麗なシーズンとなり、秋は紅葉が美しい季節。四季折々の情景をバックに写真を残したい!と予約が殺到するのです。
その点、夏や冬のシーズンは春や秋に比べると気候も「暑い」や「寒い」があるので、前撮り撮影の予約も落ち着きます。
だからこそ、夏冬シーズンにはお得なキャンペーンがあることが多く、通常よりもお安く撮影ができたり、多くのカット数が残せたりするのです!
また、多くの新郎新婦は土日に撮影することが一般的。
平日を希望すればプランが安くなる!といったショップもあるので、チェックしてみてくださいね。
特に、インスタなどでフリーランスのカメラマンに撮影をお願いする場合などは、時期や平日などを理由に交渉することもできたりするので、一度相談してみてもいいでしょう♪
3-2.撮影カットや衣装着数を必要最低限に!
前撮り費用は、撮影カット数や衣装を何着着るかによって変動するものです。
そのため、カット数や衣装着数を最低限にすることで費用を下げることが可能◎。
結婚式当日にもウエディングドレス姿や素敵な会場を背景にした写真は撮影できるので、前撮りでは「どんな写真が撮りたいか」を明確にして必要カットを決めることをおすすめします。
出典: office R
スタジオ撮影やロケーション撮影は、撮影スポットの数によっても金額が変わるので、SNSやウエディング雑誌などでイメージを膨らませておきましょう。
そうすればお願いするカメラマンやショップも厳選され、必要最低限かつ思い通りの写真が残せますよ*
さらに、前撮りした写真をアルバムにせずにデータのみの納品にするのも節約術です!ただ、ショップによってはデータのみの販売をしていないところもあるので、事前に確認してみてくださいね。
また、衣装も数万円〜数十万円することもあるので、何着も着て撮影すると費用もかさむことに。
節約を考えると、必要最低限の衣装着数を心がけて。
3-3.アイテムは持ち込みにするとお得に
続いての節約ポイントは、アイテムを持ち込みにすること!
前撮りのアイテムって?と思う方もいると思うので、ご紹介します。
出典: BNEXT
【前撮り必須アイテム】
・衣装
・ヘアメイク・着付けスタッフ
・アクセサリー
・ヘッドパーツ
・ブーケ
・フォトプロップス
などなど。これらのアイテムが一般的には必要になってきます。
もちろんショップやカメラマン経由で手配することができますが、これらをご自身で手配するとお得になることも。
例えば、ブーケはフラワーアレンジメントなどの手作りにしたり、衣装はインターネットで格安手配をするなど方法はさまざま!ご友人に美容師さんなどがいらっしゃればヘアメイクをお願いするのも良いかもしれません。
ただ、ショップやカメラマンによっては「持ち込み不可」のところもあるので、要注意です。
また、結婚式準備もあるので手作りや自己手配の節約術は時間に余裕がある方におすすめです!
初めてのことばかりで、いそがしい新郎新婦さんには負担になってしまうことも。
前撮りも楽しく準備をしていただきたいので、ご自身のスタイルに合わせて節約もご検討ください♪
4.ドレス?和装?卒花さんが選んだ前撮りの衣装ランキング(2020年)
前撮りをした理由で一番多かった回答は、「当日と違う衣装が着られるから」でしたね。
では、どんな衣装が卒花さんに人気だったのでしょうか。
スタジオ撮影とロケーション撮影における、それぞれの気になる前撮り衣装ランキングを一挙ご紹介!前撮り検討のプレ花嫁さんも、先輩花嫁の意見をぜひ参考にしてみてくださいね*
【スタジオ撮影の衣装ランキング】
1位:和装(色打掛)/45.2%
2位:和装(白無垢)/39.1%
3位:ウエディングドレス/37.9%
【ロケーション撮影の衣装ランキング】
1位:ウエディングドレス/51.9%
2位:和装(色打掛)/44.8%
3位:和装(白無垢)/22.0%
ほとんど僅差でしたが、室内と屋外で、着たい!と思う衣装は別れることがわかりました。
ローケーション撮影では、どのような場所や雰囲気で仕上げたいのか“テーマ”があると思うので、そのテーマに合うようインスタグラムなどで歴代の先輩花嫁さんたちがどのように前撮りをしているのか調べてくるのもいいかもしれません!
また、色打掛はデザイン性もあり、お色味のバリエーションも豊富。そのため、写真映えもすることから昔から人気が高い前撮り衣装です。
出典: Wedding Coordinate Salon M・AI・M
着付けにも少々時間がかかるため結婚式ではなく、ゆっくりと準備ができる前撮りに最適。ウエディングドレスよりも高いランキングに。
また、両撮影ともにランキングは同じ結果でしたが、内訳のパーセンテージを見てみると占める割合に差があることがわかります。
色打掛が似合うのか?もしくは白無垢の方がいいのか?など、どこで撮影するかによって衣装を選ぶといいかもしれませんね*
5.前撮りの人気スポットは?ロケーション撮影場所ランキング(2020年)
では、卒花さんはどんな場所で素敵な前撮り写真を撮っているのでしょう?
続いては、人気のロケーション撮影場所ランキングをご紹介します!
どこで撮影するかによって、写真の仕上がりにとても影響するので前撮り検討のプレ花嫁さんは必見です!
【ロケーション撮影の人気スポットランキング】
1位:庭園/36.2%
2位:観光名所/22.8%
3位:公園/19.8%
4位:海/16.4%
5位:神社/15.3%
6位:チャペル/12.7%
7位:2人の思い出の場所/8.6%
8位:ハウススタジオ/2.2%
9位:その他/14.9%
10位:無回答/4.1%
もっとも人気が高かったのは、「庭園」の36.2%!
2位の「観光名所」とも約15ポイントの差をつけて、圧倒的な人気を誇っていますね!
出典: ホテル椿山荘東京
衣装ランキングの上位に和装(色打掛)があるため、ロケーション撮影の人気スポットが「庭園」というのも納得の結果です。
庭園の種類もさまざまですが、日本庭園のような由緒正しい場所は和装スタイルにもぴったり。
日本人ならではの、心洗われるフォトジェニックな写真が残せます。
続いて2位に君臨したのが「観光名所」。
観光名所は、どこを切り取っても絵になることが多く存在感のある写真に。
そして3位に「公園」がランクイン。
近年結婚式場選びの際にも、ガーデンウェディングなどのナチュラルテイストを選ぶ方が増えています。そのため「公園」が上位にランクインするのも納得です。
その他にも4位にはチャペルが。
神社や和婚で結婚式を予定している方にとっては、ウエディングドレス姿で前撮りするのも思い出になりますよね♪
中には、「ふたりの思い出の場所」を前撮りスポットに選ばれる方も◎。
思い出の場所で、素敵な衣装を着てプロカメラマンに撮影してもらった写真は、きっと家宝になるのではないでしょうか♪
出典: Yoshihiro Hirose Photography
みなさんは、どんなロケーションで前撮りしたいですか?
ぜひランキングを参考に、イメージしながら検討してみてくださいね*
6.編集部おすすめ!季節ごとの前撮りバリエーション
前撮りの衣装や撮影場所ランキングがわかってきたので、ここからはトキハナ編集部がおすすめする季節ごとの前撮りバリエーションをご紹介します♪
日本には四季があるので、いつ前撮りするかで撮れる写真もさまざま。
では、「春」からみていきましょう*
【春の前撮り】 桜ロケーション×和装がおすすめ!
場所にもよりますが、3月下旬〜4月上旬にかけては桜の季節。
桜並木の下で撮る和装姿の写真は日本ならでは!
純白の白無垢は、淡く優しい桜色ともマッチして幻想的な写真に。
桜は“はじまり”や“門出”をイメージさせるロケーションなので、結婚報告ハガキや年賀状の写真にするのも素敵ですよ♪
【夏の前撮り】海ロケーション×ウエディングドレスがおすすめ!
出典: capryフォトウェディング
夏といえば、キラキラと輝く太陽の下で、美しいビーチを目の前にロケーションフォトするのがおすすめ♪ 夏のバケーションを利用して沖縄や宮古島などに旅行を兼ねて行くのもいいですね!絶景の写真が撮れますよ。
青い海青い空に映える衣装は、真っ白なウエディングドレス!
その中でもプリンセスやマーメイドラインのようなクラシックな衣装よりは、広がりの少ないエンパイアラインやスレンダーラインのドレスがビーチに合うのでおすすめです。
海のロケーション撮影はダイナミックで色鮮やかな写真が撮れるので、ウェルカムボードにしても目を引くアイテムに! ワンランク上のおしゃれ花嫁になれますよ♪
【秋の前撮り】紅葉ロケーション×和装がおすすめ!
紅葉ロケーションは、春の桜と同様日本ならではの情景。
観光名所や神社などの紅葉が色づくと、落ち着いた情緒溢れる空間に。和装の色打掛も似合いますし、ウエディングドレスも◎。
結婚式と同じく秋は前撮り人気のシーズン!
気候が落ち着くので紅葉に限らずロケーション撮影を希望される方が多いです。結婚式から逆算して「秋」の前撮りを検討されている方は、早めにスタジオやカメラマン手配を進めるのがおすすめです!
【冬の前撮り】雪ロケーション×ウエディングドレス
出典: act
冬のシーズンは雪とキラキラ光るイルミネーションが幻想的で心奪われますよね。
冬は空気が澄んでいるので、写真うつりも抜群に綺麗!
雪が降るエリアでの撮影であれば、ロマンチックな雪ロケーションの撮影が叶います。
夢のような美しい世界観を演出してくれますよ♪
純白のウエディングドレスに身を包んでドラマチックな前撮り写真が残せます*
7.まとめ|結婚式の前撮り無料相談は「トキハナ」へ!
ここまで結婚式の「前撮り」についての“費用”や人気衣装&撮影場所ランキングなどを紹介してきましたが、参考になりましたか?
スタジオ撮影とロケーション撮影。
どちらも平均費用に差はなくても、価格のボリュームゾーンに差があったり、撮影場所によって衣装の割合も異なる結果が出ていましたね。
前撮りをする時期や、アイテムの持ち込みによって費用も節約に。でも、自分で持ち込みOKのスタジオやカメラマンを探すのは大変ですよね。
そんな方は、ぜひトキハナへご相談ください♪
元ウエディングプランナーが結婚式の前撮りについて詳しくご案内します!
お得なサービスも受けられたりするので、気になる方はまずトキハナ無料相談へお気軽にご連絡ください*
トキハナで相談できることって?