ウエディングドレスにはチュールやシルク、オーガンジー、ジョーゼット、レースのように様々な種類の素材があります。
その中でも、透けるような薄い素材でしなやかなドレープを生み出す「ジョーゼット」は、しっとりとした質感から大人っぽく女性らしいウエディングドレスにぴったりな素材として人気です。
そこで、今回は「ジョーゼット素材」を使用したウエディングドレスの特徴を解説し、トキハナが厳選しておすすめするジョーゼットドレス4選をお届けします!
(文:立澤なつき)
目次
1.“ジョーゼット素材”のウエディングドレスの特徴
ウエディングドレスでよく使用される素材・生地には、チュールやシルク、オーガンジー、レース、ジョーゼット、タフタなどたくさんの種類があります。
その中でも、ナチュラルでありながら大人っぽいスタイルにおすすめなのがジョーゼット素材を使用したウエディングドレス。
「ジョーゼット」とは薄手で透けて見える縮みのあるちりめんの一種で、しっとりとした垂れ感とシャリ感のある手触りが特徴の素材です。
ジョーゼットは、ほんのりと向こう側が透けて見えるほど薄くて軽い生地です。
光沢はなく、マットな質感とシャリっとした独特の手触りもジョーゼットならではの魅力。
さりげないシアー感にふんわりとした薄い生地でありながら、マットな質感が大人っぽく見せてくれます。
出典:N_DRESS
また、布の表面に細かい凹凸、シボがあるちりめんの一種なので、シワになりにくい特徴があります。
シワになりづらく、軽い素材はストレスなく長時間着用できるので、ウエディングドレスにぴったりです。
柔らかくしっとりとした垂れ感が生み出す「しなやかなドレープ」もジョーゼットの特徴の一つ。
適度な重みがあるので、動いたときにきれいなドレープが作り出されます。
出典:nae. ATELIER
また、身体の形によくフィットし、ラインを美しく見せてくれるので、艶っぽさを演出してくれます。
ドレープを活かしたデザインや美ラインを作るスレンダーライン、マーメイドラインにぴったりの素材です。
そんな特徴のあるオーガンジ素材を使用したウエディングドレスで、トキハナがおすすめするオーガンジードレス4選をご紹介します!
2.【ジョーゼットのドレス】Katharine Polkのサーキュラースリーブドレス
世界中の花嫁から愛されているドレスブランドHoughton(ホートン)の創設者であるデザイナーが新たにローンチしたブランドKatharine Polk(キャサリン・ポーク)のサーキュラースリーブドレス「HOLLY GOWN」。
エフォートレスな魅力を最大に打ち出した洗練さとシンプルかつコンパクトなドレスは、ジョーゼット生地を用いたドレープが美しいスリーブのデザインがポイント。
肩を出したオフショルダーなので、重厚感のあるデザインも重くなりすぎずにすっきりと着用できます。
フレアな袖の躍動感は写真にもしっかりと残せるので、フォトウエディングでも楽しめるドレスです。
バックスタイルには大胆なスリットをデザインし、エッジの効いたディテールがポイント。
お気に入りのブライダルシューズをスリットから覗かせるスタイリングもハイセンスな着こなしです。
レストランウエディングやカジュアルな結婚式では、花嫁自身が動くことも多いので袖のフレアなシルエットやスリットから足が覗く様子もゲストにも楽しんでもらえるドレスです。
HOLLY GOWN/275,000円(税込)
*ドレスショップ:Beacon Dress(ビーコンドレス)
3.【ジョーゼットのドレス】Yumi Katsuraのビーディングレース生地のロングスリーブ×マーメイドラインドレス
世界的な人気を誇る日本の老舗ハイブランドYumi Katsura(ユミカツラ)を代表するマーメイドシルエットの“ユミライン”から、ジョーゼットにビーディングレースを施したドレス「PY13725」。
全体のデザインは、肌触りの良いとろみ感が特徴のジョーゼット生地を使用したマーメイドラインドレスに透け感のある繊細なビーディングレースをあしらったスタイル。
女性らしいメリハリボディをより美しく引き立て、ゲストの視線をくぎ付けにすること間違いなし。
ユミラインの完璧なまでのシルエットと透け感のあるロングスリーブが、エレガントで大人の花嫁を演出します。
バックスタイルはくびれたV字にカッティングしたトレンドのバックレスデザインですが、アンダーにベージュの生地を施しているので、花嫁に安心感を与えてくれます。
背中には繊細なビーディングが浮かび上がるような上品さと可憐さを印象付けます。
マーメイドラインシルエットは大胆な肌見せデザインが多いですが、露出はあまりしたくないという花嫁も安心の1着。
PY13725(セル)/363,000円(税込)
*ドレスショップ:Yumi Katsura(ユミカツラ)
4.【ジョーゼットのドレス】Inbar Freimanのジョーゼット生地のスパゲティキャミソールドレス
出典:Felice Vita×Bellissima(フェリーチェ ヴィータベリッシマ)
リラックスモードなスタイルが人気のイスラエル発のNYコレクションブランド、Inbar Freiman(インバル・フレイマン)のジョーゼットのキャミソール型スレンダーラインドレス「Ellie」。
トレンドのスパゲティストラップのキャミソールドレスをしなやかなジョーゼットで仕立て、程よいカジュアル感を演出するリラックスモードなデザインです。
すっきりとしたスレンダーライにウエストをリボンでキュッと絞り、ワンピース感覚で着用できるようなナチュラルなスタイルが今の気分にぴったりです。
出典:Felice Vita×Bellissima(フェリーチェ ヴィータベリッシマ)
ウエストから広がるギャザーやトレーンの広がりは、ジョーゼットが生み出す美しいドレープを最大限に活かしています。
バックスタイルにはキャミソールからトレーンに繋がるデザインで、風を受けてなびく姿や動きに合わせてランダムに揺れる姿がドラマティックにも見せてくれます。
トップスには繊細なレースがあしらわれ、リラックスムードの中にも華やかなアクセントをプラス。
シンプルな中にもトレンドやこだわりがたっぷりと詰まった1着。
Ellie/価格はトキハナにお問合せください
*ドレスショップ:Felice Vita×Bellissima(フェリーチェ ヴィータベリッシマ)
5.【ジョーゼットのドレス】シルクトリプルジョーゼット生地のフレアスリーブドレス
出典:N_DRESS
一目で質感が伝わるシルクトリプルジョーゼット生地を使用した、フレアスリーブのソフトAラインドレス。
柔らかい厚みのあるシルクトリプルジョーゼット生地は、さりげない微光沢と程よいハリが特徴。
すっきりとした細身のAラインシルエットにミドル丈トレーンの流れるような美しいシルエットが表現されています。
フロントはシンプルなボートネックとキーネックをミックスした肌の露出を控えたデザイン。
フレアスリーブにはピーコック柄のリバーレースを使用し、バックスタイルは深いVカットの端に同じリバーレースをあしらい、フロントと相反する華奢で儚げなシルエットを作ります。
出典:N_DRESS
大胆に背中を見せるバックスタイルは、ヒップにかけて連なるクルミボタンがクラシカルで上品な雰囲気を醸し、シンプルな中にも細部にこだわったディテールが詰まっています。
ガーデンウエディングやロケーションフォトにもぴったりな1着は、ノーストレスなムードにナチュラルな着こなしが洗練されたスタイルを叶えてくれます。
SILK TRIPLE GEORGETTE X ST LACE BACK V WEDDING DRESS/198,000円(税込)
*ドレスショップ:N_DRESS(エヌドレス)
6.まとめ|ウエディングドレスの人気素材“ジョーゼットドレス”を要チェック!
ウエディングドレスでよく使用される「ジョーセット素材」の特徴を解説し、トキハナがおすすめするジョーセットのウエディングドレス4選を紹介しました。
ジョーセット素材は、ほんのりと透ける薄くて軽い生地で、マットな質感にシャリっとした手触りが特徴です。
とろみのある素材感が生み出すしなやかなドレープもジョーゼットの魅力で、スレンダーラインやマーメイドライン、動きのあるデザインのウエディングドレスに欠かせない素材です。
ウエディングドレス選びで大切な素材の特性を意識してみると、イメージにぴったりなドレスを探しやすくなります。
ぜひこちらの記事を参考にジョーゼットドレスを選んでみてくださいね!
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