秋を感じ始める9月。ウエディングにおいて9月は人気のシーズン!でも、「どんな結婚式ができるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、9月のウエディングにおけるメリット&デメリットをご紹介。元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。9月だからこそ叶うウエディングの魅力がたくさんあるので必見です!
(文:aiiro_aiko)
目次
9月の結婚式のメリット5つ
結婚式のベストシーズンといえば、一般的に春と秋と言われています。その中でも9月は秋の始まりでもあるため人気のシーズン!9月の結婚式のメリットとデメリットを元ウエディングプランナーがプロ目線で解説します。
まずは、「9月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①連休が多く遠方のゲストも招きやすい
9月は他の月と比較しても祝日が多い月であることから、3連休や年によっては暦の関係でシルバーウィークと言われる大型連休になることも。
遠方のゲストが多いカップルは、できるだけ連休を絡めた日取りで結婚式の日程を組むと、旅行も兼ねて参列することもできるためゲストに喜ばれます。
出典:ジェームス邸
春休みや夏休みに比べると、絶対に旅行に行く!という方も少なくなるので、早めに結婚式の日取りをゲストへ相談しておくとスムーズに準備が進むのでおすすめです。
メリット②過ごしやすい気候
9月ウエディングの大きなメリットとしては、暑い夏が過ぎ去りだんだんと涼しく過ごしやすい季節になるということ。
9月上旬はまだまだ暑さも残りますが、後半になるにつれて暑さもやわらぎ、ゲストにとっても参列しやすい時期になります。
真夏は「熱中症」や「ゲリラ豪雨」などの問題で、ゲストの体調面や結婚式の演出にも影響が出てしまい、イメージしていた結婚式にすることができない!といった心配もありますが、9月にもなればその心配も少なくなります。
出典:旧桜宮公会堂
気候や天候に関しては自分ではどうすることもできない分、少しでもいい季節を選んでおくと安心です。ただし、9月は台風シーズンでもあるので、場合によっては公共交通機関に影響が出たり、雨の心配もあることは頭の片隅に置いておきましょう。
メリット③季節の演出やテーマが楽しめる
日によってはまだ「暑い」と感じることもあるでしょう。そんな9月の結婚式だからこそ、ゲストが少しでも涼しさを感じられるよう、「秋らしさ」を先取りするのもおすすめです。
秋は結婚式シーズンのため、ゲストもたくさんの結婚式に参列する可能性もありますよね。その中で秋を先取りした演出やコーディネートでオリジナリティを出すと、ゲストの印象にも残りやすくなりますよ。
出典:sasa
例えば、テーブルコーディネートは明るい色よりも少し落ち着いた色やくすみカラーを取り入れたり、装花にはお花と一緒に“すすき”を入れることで、一気に秋らしさを演出することができるのでおすすめです。
メリット④ガーデン演出が叶う
夏は屋外での演出はNGになりますが、9月の中旬や下旬にかけてくると気候もだんだん落ち着いてくるため、ガーデン演出も楽しめるように。
海外ウエディングのようなオシャレなガーデン挙式や、屋外での開放的なデザートブッフェなどを叶えたい方にぴったりです。
青い空や緑に囲まれた中でのウエディングはとてもフォトジェニックになるので、写真のバリエーションにこだわりたい方にもおすすめです。
メリット⑤ロマンティックなナイトウエディング
9月上旬は残暑もあり、日中は暑い日も多いでしょう。だからこそ、お昼間は避けて、涼しくなる時間帯のナイトウエディングがオシャレで人気が高いです。
ネオンが美しい夜景を望みながら、ガーデンにはキラキラ輝くイルミネーションに囲まれてロマンティックなパーティーを楽しむことができますよ。
テラスや屋外でのパーティーができる式場であれば、心地よい秋風が流れ、開放感のある中でリラックスしたナイトパーティーが叶います。楽器の生演奏などの演出を入れると、一気に映画のワンシーンのようなオシャレなウエディングを創り出すこともできます。
夏の余韻を楽しみながら秋の訪れを感じる、とっておきの演出で洗練されたワンランク上のウエディングが楽しめますよ。
9月の結婚式のデメリット3つ
続いては、9月の結婚式におけるデメリット3つを解説していきましょう。日程を選ぶ上でもとても大切なポイントになるので、9月挙式を検討されている方はしっかりとチェックしておいてくださいね。
デメリット①まだまだ屋外の演出は配慮が必要
9月は「秋の始まり」といったイメージもありますが、実際はまだまだ残暑日も多いですよね。油断して水分補給や暑さ対策をおろそかにしてしまい、「熱中症」になってしまうことも少なくありません。
9月挙式では、まだまだ「暑さ対策」の配慮が必要です。特にガーデンや屋外での演出を行う場合は、冷たいウェルカムドリンクのサービスや、空調管理などを徹底し、長時間の屋外演出は避けるようなプランニングがおすすめです。
出典:京都北山モノリス(KYOTO KITAYAMA MONOLITH)
ガーデン挙式や屋外での演出を希望される方は、正午などの日中は避けて夕方にスタートする時間帯を選ぶなどすると、屋外での演出も比較的過ごしやすくなるのでいいでしょう。
デメリット②割引は期待できないシーズン
2つ目のデメリットは、人気の9月挙式はディスカウントが期待できないということ。
費用を抑えて結婚式を挙げたいと思う方が多いですが、やはり9月は人気のシーズンにもなるので1年や1年半前から日程の予約が埋まってしまいます。そのため、結婚式場も「定価」で案内していることが通常です。
ただし、会場によっては10月や11月といった人気のトップシーズンに比べるとディスカウントされる場合もあるので、契約をする前に確認しておきましょう。
あまり値引きが期待できないからこそ、1年以上前から日程を予約し、貯金など計画的な資金調達をしておくことがおすすめです。
デメリット③人気月のため予約が埋まりやすい
基本的に結婚式は週末に行うことが多く、その中でも「土曜日の午後」は一番人気の時間帯です。次の日がお休みで、かつ朝もゆっくり準備ができることから、ゲストにとっても嬉しい日程です。
出典:メゾン・ド・フォレスト(Maison de Forest)
そのため多くの式場では「土曜日の午後」の枠から予約が埋まっていき、さらに9月は連休も多いことから予約が早く埋まります。大安や友引などの「お日柄」がいい日が重なるとすぐ予約が埋まってしまうので、「人気の時間帯や日柄」はなかなか抑えることが困難です。
この時期の結婚式を検討の方は、1年もしくは1年半以上前から会場選びをスタートするのがおすすめです。
9月の結婚式におすすめ!元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、9月の結婚式におすすめな特別な演出アイディアをご紹介します!このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①自分達のオリジナルウエディング
結婚式のプランニングにおいて、「季節」をテーマにした演出がよくあります。春であれば「桜」をモチーフにしたり、12月の結婚式であれば「クリスマス」をついつい取り入れてしまいます。
もちろん季節にちなんだ演出も素敵ですが、参列経験が多いゲストにとっては印象に残りづらく、「どこかで見たことある」という“お馴染み”の結婚式にもなりがちです。
その点、9月は夏と秋の中間なので「これ!」という決まった季節のテーマが無いため、よりオリジナリティを出すことができるシーズンです。
おふたりや参列するゲストにフォーカスしたテーマでプランニングすることで、オリジナリティが増し唯一無二の結婚式が出来上がります。誰ともかぶりたくない自分達らしい結婚式をしたいカップルには、9月挙式はおすすめです。
演出②秋の食材を使用したおもてなし
「食欲の秋」と言われるほど、美味しい食材が豊富になる秋のシーズン。秋といえば、リンゴなどのフルーツや、きのこ類が旬を迎えます。こうした旬の食材を料理に取り入れてもらい、味覚から秋を味わってもらうおもてなしも、この季節ならでは。
また、秋の味覚といえばサンマや戻りガツオ。海が近い地域であれば、地元で採れた旬の魚をお刺身やカルパッチョといった形でふるまうのも喜ばれるでしょう。
この季節はどの会場も、シェフが腕によりをかけたメニューが並ぶので、お料理やおもてなしにこだわりたいカップルにおすすめのシーズンです。
演出③秋先取りコーディネート
暑さが残る9月だからこそ、視覚的に「秋」を楽しんでもらうのも、ゲストの記憶に残る印象的なウエディングになります。
あまりにも「秋」を彷彿するような、紅葉や枯れ葉などの温かみのある黄色や赤色は「9月」のイメージには合わないので、淡い緑色や青色を差し色として用いて、秋の先取り感を演出するのがおすすめ。
出典:メゾン・ド・フォレスト(Maison de Forest)
特に「ススキ」のドライフラワーなどを使用すると、ぐっと「秋感」が出るのと、オシャレさもアップするのでおすすめです。夏の余韻も味わう、秋先取りコーディネートをぜひ楽しんでみてくださいね。
まとめ|秋を先取りした結婚式を挙げるなら、9月ウエディングがおすすめ!
ここまで9月の結婚式におけるメリット&デメリット、おすすめの演出をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
夏の余韻も感じつつ、秋の先取りを楽しむことができる9月。演出やコーディネートなど、この季節だからこそ味わえる魅力が豊富な季節です。
他の月と比べて連休が多いので、ゲストにとって参列しやすいところも嬉しいポイントですよね。これから結婚式の日程を検討される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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