ムービーはもちろん、ドレスや席次、お花に料理…と決めることや準備することがたくさんある結婚式。意外と時間がかかってしまって、バタバタしたという先輩カップルも多いものです。 結婚式で上映するムービーを制作会社にお願いするという新郎新婦は、あらかじめどんな段取りでムービー制作が進んでいくのか予習しておきましょう。 (文:えりか)
目次
1. 結婚式のムービーをプロに依頼。段取りその①:打ち合わせ
結婚式のムービーを依頼する会社が決まったら、まずは担当者と打ち合わせの場が設けられます。担当者によるカウンセリングを受けて、どんなムービーにするのかイメージを固めていきましょう。
この時、結婚式のテーマがあれば担当者にしっかりと伝えることが重要です。ムービーのテーマは、結婚式自体のテーマとリンクすると、ゲストへ2人の思いが伝わりやすくなります。
明確なテーマでなくても大丈夫です。「ゲストにたくさん笑ってほしい」「感謝を伝える結婚式にしたい」など、ざっくりでも良いので、どんな結婚式にしたいかを伝えるようにしましょう。
会社によっては、テーマに沿ってシナリオ構成をしたり、ストーリーを作って制作してくれることもあります。ふたりのこだわりによっては打ち合わせの回数が増えたり、時間が長くなることもあるので、スケジュールには余裕をもっておくのが良いでしょう。
2. 結婚式のムービーをプロに依頼。段取りその②:素材集め・制作
打ち合わせでムービーのイメージが固まったら、素材を集めましょう。素材は主に写真やコメント、ムービー会社によっては音楽も新郎新婦で用意する必要があります。
ムービーの素材集めは自作する場合と同じように、ムービー会社に制作を依頼する場合でも、ふたりがやらなくてはならない作業です。予想以上に時間がかかるので、早めに用意を始めましょう。
コメントは写真に合わせて考えていきますが、このときも結婚式のテーマを意識するのがポイントです。
例えば、幼いころに初めて立ち上がった写真にコメントを付けるとしましょう。
明るい雰囲気にするのであれば「突然立ち上がってみんなびっくり!」
感動的な雰囲気にするのであれば「初めて立ち上がったとき、お父さんは泣いていたね」と語りかける口調に。
このようにコメントによって見る側の受ける印象が変わるので、結婚式のテーマによってコメントを決めるのがおすすめです。
素材が集まったら、ムービー会社に提出して制作を開始してもらいます。素材を預けたあとの変更などは、追加で料金がかかることもあるので注意しましょう。また、預けた素材の返却はいつ頃になるのかも、あらかじめ確認しておくと安心です。
3. 結婚式のムービーをプロに依頼。段取りその③:試写・チェック
ムービー会社から完成の連絡が来たら、ムービーの内容をチェックします。試写の方法はムービー会社によって違いますが、メールなどで試写のムービーが送られてくるか、店舗に行って確認するかの2パターンがほとんどです。
確認するポイントとして、打ち合わせのときに話した内容と違う点はないか、写真の順番やコメントは提出した通りになっているかなどを重点的にチェックしましょう。
もしイメージと違ったり、制作したあとに新郎新婦の都合で変更点があった場合は、一度担当者に相談します。料金内で何度まで手直しができるかは各ムービー会社によって異なりますが、基本は1回と考えたほうが良いでしょう。
この点も必ず制作前に確認しておくよう注意してくださいね。また、何度も手直しをすると最初に決めたムービーのテーマがぶれることがあります。なるべく希望は最初の打ち合わせで伝えておいて、手直しは必要最小限に留めるのが、良いムービーを作るコツです。
4. まとめ|オリジナルムービーに関心のある花嫁は早めに動き出して!
結婚式のムービーを業者に依頼する場合の段取りについてご紹介しました。ムービー作成は、プロに頼む場合でも素材集め等に時間がかかるもの。早めに動き出すのがおすすめです。
とくにオリジナルで制作をする場合は、ムービー会社が用意しているフォーマットにあてはめて制作するものより時間がかかるため、ムービーにこだわりたい新郎新婦は早めに検討しておくのが良いでしょう。
でもやっぱりこだわった分、ゲストに楽しんでもらえることは間違いなし!よりこだわってムービー会社を探したい方は、トキハナのオンラインプランナーにご相談ください。