どんな新郎新婦さんも、結婚式当日は雨じゃなくて晴れて欲しい!と願うもの。
でも、願う以外に新郎新婦さんがお天気の心配から解放されるすべがあるのをご存知でしょうか?
それが、「全天候型の結婚式場」という選択です。
今回は、元ウエディングプランナーだけで運営する結婚式場紹介サイト「トキハナ」が、雨天でもハッピーな結婚式を叶える秘訣と、雨天に強い「全天候型」の結婚式場を厳選してご紹介。
今結婚式場を探しているどの新郎新婦さんにも役立つはずなので、ぜひチェックしてくださいね。
(文:まゆ)
目次
1.過去30年間の統計で見る”雨が多い月”は?
結婚式の準備は、誰でも楽しくポジティブに進めたいもの。
「結婚式当日は晴れますように!」多くの新郎新婦さんはただそう願い、雨天の可能性はあえて考えないようにして式場を決めています。
ただ、「このガーデンで写真が撮れたら素敵だろうな」「この屋外スペースならやりたいことができそう」など、”晴れの日なら叶う素敵なこと”だけを見て式場を決めてしまうと、いざ雨が降った時に「やりたかったことが全然叶わなかった…」と、ガッカリ感も大きくなりがちです。
どんな天候でも結婚式当日を前向きに迎えるために、ただ祈る以外に新郎新婦さんができることはないのでしょうか?
ここでトキハナから、どんな天気でもハッピーに結婚式当日を迎えるために新郎新婦さんができることをご提案します。
それは「雨が降るかもしれない」という事実をしっかり受け止めて、当日もし雨が降っても「残念だけど想定内」と思えるだけの準備をしておくこと。
さらに言うと、その準備を”式場選び”の段階からしておくのが大事なんです。
そのための準備とは、以下の3つ。
- 雨の心配を回避する準備
-
雨天の確率が低い時期選び
どんな気候・季節でも万全のゲストケアができる式場選び
どんな気候・季節でも自分たちの理想が叶う式場選び
では、まず準備①の一環として、月別の降水量をチェックしましょう。
月別平均降水量(東京)
出典: 気象庁ホームページ
統計期間:1991~2020年
東京の気象データを見てみると、6月・9月・10月がもっとも雨が多い月であることがわかります。
梅雨どきの6月は言うまでもなく、台風シーズンの9月・10月はゲリラ豪雨に見舞われることも増える時期。
逆に、雨が少ない月は1月・2月・11月・12月。
「できるだけ雨天の確率を下げたい」という新郎新婦さんは、参考にしてみてもいいかもしれません。
だだ、近年は急激な気候変動もあり、過去のデータに頼りきるのは禁物。どれだけ予測しても、降る時は降ります。さらに、いくら雨が少ないとはいえ、1月・2月・11月・12月を選ぶ場合は寒さにも配慮が必要です。
そこでやっておきたいのが、前述した以下の準備です。
・どんな気候・季節でも万全のゲストケアができる式場選び
・どんな気候・季節でも自分たちの理想が叶う式場選び
では、どんな式場を選べばこの2つをクリアできるのでしょうか?
2.雨に強い【全天候型】の結婚式場4つの特徴
どんな気候・季節でも、式場の中ではゲストに負担をかけずに、新郎新婦の理想を追求できる。それを叶えるのが、いわゆる「全天候型」の結婚式場です。
全天候型の結婚式場とは、厳しい気候・季節でも気持ちよく過ごせる設備を備えた式場のこと。
「天気や季節を理由に理想を諦めたくない」
「ゲストに負担をかけたくない」
「当日まで天候でヤキモキしたくない」
全天候型の式場は、そんな新郎新婦さんの心を救ってくれる強い味方なんです。
「全天候型」といっても、式場によって備える設備やこだわっているポイントは様々。
ここからは、数ある式場の中でもトキハナが「これなら雨天でも新郎新婦さんがハッピーでいられる!」と思う式場のポイントをご紹介します。
①チャペルの天井がガラス張りor開閉式
出典:リストランテASO
挙式シーンで、降り注ぐ太陽の光がまるで新郎新婦さんを祝福するかのように見えたことはありませんか?それほど太陽の光には、挙式の印象を左右する力があります。
ただ、雨天・曇天の場合は、どうしても屋内は暗くなりがちに。
どんな天気でもしっかりと光を取り込むためには、そのための設計が必要です。
全天候型の結婚式場の中には、あらゆる天候を想定して、チャペルの天井がガラス張り、もしくは開閉式になっているところがあります。
どんな天候でも光が感じられ、空や緑を見ながら挙式ができるのは嬉しいですよね。
写真も暗い雰囲気になる心配がなく、明るい挙式の思い出を残すことができるはずです。
②当日の天候に合わせて挙式会場が選べる
出典:THE BEACH
「当日ギリギリまでガーデン挙式の夢を諦めたくない!」そんな新郎新婦さんにオススメしたいのが、全天候型の式場の中でも、”当日の天候しだいで挙式会場が選べる”結婚式場です。
ガーデン挙式を予定していても、当日もし雨天なら、屋内ある挙式会場での挙式に変更できる会場は多くあります。
そういった式場のほとんどが、当日のギリギリまで判断を待ち、ガーデン挙式を叶えようとしてくれるもの。
天気予報では雨天でも、ガーデン挙式の夢を当日まで持ち続けることができるのは嬉しいですよね。
③インナーガーデン・屋根付きテラスがある
とはいえ、屋外のガーデンウェディングは暑さ・寒さが厳しい時期はゲストへの負担も気になるもの。
その点、冷暖房完備のインナーガーデンや屋根付きの屋外スペースがあれば、時期を問わず開放的なパーティーが叶います。
全天候型の式場の中には、屋根つきのガーデンやテラスを備え、雨天でもオープンエアな雰囲気で挙式ができる結婚式場もあります。
「どうしても緑や太陽の光を感じられる結婚式がしたい」という新郎新婦さんは、ぜひインナーガーデンや屋根付きテラスのある式場を探してみてくださいね。
④駅チカの立地or送迎バスがある
雨天で一番心配なのが、来場するまでのゲストの移動負担。できれば1日を通して気持ちよく過ごして欲しい…。そう思うのが新郎新婦さんの気持ちですよね。
駅チカの立地だったり、送迎バスがある式場は、天気に関わらずどんなゲストにも喜ばれるもの。新郎新婦さんのゲストを思う気持ちが伝わるはずですよ。
3.東京・横浜の【全天候型】結婚式場5選
ではここからは、ここまで見てきたポイントを押さえた東京・横浜エリアの全天候型の結婚式場をご紹介。
雨天の結婚式も担当してきた元ウエディングプランナーが、ここならどんな天気でも新郎新婦さんが安心できる!と太鼓判を押せる式場ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
東京|アルカンシエル南青山
- 雨に強い理由
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チャペルが4面ガラス張り
パーティ会場に大きな窓がある
雨天の場合、特にケアしたいのが子連れのゲストや身体の不自由なゲストのこと。せめて式場に到着してからは、何も不自由なく過ごして欲しい。そう願う新郎新婦さんは多いのではないでしょうか。
そんな新郎新婦さんの気持ちをゲストに伝えられる式場としてオススメなのが、「アルカンシエル南青山」です。
出典:アルカンシエル南青山
というのも、アルカンシエル南青山は全天候型施設である上に、全館完全バリアフリー。その上、”ウェルカムベビーの結婚式場”として評判の式場なんです。
クロークや授乳室、おむつ替えスペースはもちろん、挙式会場には小さなゲストが泣いてしまっても安心のマジックミラー付きの小部屋を完備。
パーティー中には絵本や塗り絵付きのランチョンマットのサービスなど、子連れのゲストへのサポート体制はまさにパーフェクト!
ゲストを想う二人の気持ちを代弁してくれる設備やサービスは、特に雨天ではありがたいものです。
そんなアルカンシエル南青山で、先輩花嫁さんから特に評判なのが4面ガラス張りのチャペル。
出典:アルカンシエル南青山
自然光がたっぷり降り注ぎ、「雨が降っていても気にならないくらい明るく、緑も多くてリゾートウェディングのようだった」「曇りでもまぶしいと思うほど明るかった」など、どんな天候でも明るさはお墨付き。
パーティー会場もまた、どれも大きな窓に囲まれた光に満ちた空間です。
出典:アルカンシエル南青山
タクシーチケットのサービスなどもあり、式場がしっかりと雨天を想定したサービスをしてくれるのは心強いもの。万全のゲストケアを願う新郎新婦さんはぜひチェックしてみてくださいね。
【アルカンシエル南青山】
アクセス:各線「表参道」駅より徒歩7分
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*トキハナで見学予約すると結婚式費用を「最低価格保証」&「持ち込みOK」
東京|リストランテASO
- 雨に強い理由
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天井が開閉式でガラス張りの独立型チャペルがある
パーティ会場に大きな窓がある
「緑あふれるガーデンウエディングに憧れるけど、雨が降ったら諦めるしかない」
そう思っている新郎新婦さんは多いはず。
でも、雨天でもそんなガーデンウエディングが叶う式場があるとしたら…?新郎新婦さんには耳よりですよね。
ガーデンウエディングにこだわりたい新郎新婦さんへトキハナがご紹介したいのが、代官山に佇む一軒家レストラン「リストランテASO」です。
出典:リストランテASO
トキハナがオススメの理由は、たっぷりの緑に囲まれた「ガーデンチャペル」。
天井は開閉式のガラス張りで、どんな天候でもたっぷりの自然光が降り注ぐ明るい挙式シーンが叶います。
出典:リストランテASO
冷暖房も完備なので、オールシーズン快適にオープンエアな雰囲気を楽しめるのも嬉しいポイント。
壁はスライドドアになっており、披露宴会場と直結しているため、独立型チャペルながら移動負担もありません。
実際に、「緑がすごくキレイで、参列している側としては雨でもあまり気にならなかった」というゲストの声も。
出典:リストランテASO
パーティー会場にも大きな窓があり、光をたっぷり取り込めるつくり。
「都内でこれほど緑に囲まれた会場は珍しい」との評判も高く、緑あふれる結婚式に憧れる新郎新婦さんには特にオススメです。
世界が認める“ひらまつレストラン”の味もまた、「雨の中来てくれてありがとう」の気持ちを伝えてくれるはずですよ。
【リストランテASO】
アクセス:代官山駅から徒歩5分/恵比寿駅からタクシー5分
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東京|Lumiamore(ルミアモーレ)
- 雨に強い理由
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チャペルに大きな天窓がある
アフターセレモニーができるガーデンスペースがある
屋外で広々とフラワーシャワーや集合写真撮影ができるはずだったのに、雨で狭いスペースに変更になってガッカリ…。そんなケースは少なくありません。
理想は、どんな天気でもイメージ通りのセレモニーができることですよね。
まさにそれを叶えるのが、お台場・豊洲エリアにある「Lumiamore(ルミアモーレ)」です。
出典:Lumiamore
東京ベイサイドを望むLumiamoreのテーマは、海と豪華客船。
18mもの天井高を誇る壮大なチャペルは、青のバージンロードやウォーターカーテンなど水にまつわるモチーフが散りばめられ、雨さえもテーマの一部になりうる嬉しいつくり。
チャペルの大きな天窓からは陽光が降り注ぎ、「天候に左右されないほど明るかった」との先輩花嫁の声も上がっています。
出典:Lumiamore
挙式後はチャペル内にあるガーデンスペースで、集合写真などのアフターセレモニーが可能。どんな天候でも同じ場所で広々と挙式後の演出が楽しめるのは安心ですよね。
ゆりかもめ竹芝駅から徒歩2分、JR浜松町駅や地下鉄大門駅からは徒歩7〜8分という駅近の立地は、雨天時にはありがたいポイント。品川・羽田からのアクセスもよく、遠方ゲストも安心して招待できるはずですよ。
【Lumiamore (ルミアモーレ)】
アクセス:JR「浜松町駅」・大江戸線 浅草線「大門駅」より徒歩7分/ゆりかもめ「竹芝駅」より徒歩2分
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横浜|アルカンシエル横浜 luxe mariage
- 雨に強い理由
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館内の移動は全て屋根付きスペース
全会場に全天候型ウエルカムスペース・インナーガーデンあり
会場の壁がガラス張り
「館内では雨のことをすっかり忘れられる」「雨天でも広々と明るい結婚式ができる」…そう先輩花嫁さんが口を揃えるのが、スタイリッシュな外観でも人気の「アルカンシエル横浜 luxe mariage」。
アルカンシエル横浜 luxe mariageは、全天候型の式場の中でも設備の充実ぶりがすごいんです。
一度館内に入れば外を通る動線はひとつもないうえに、すべての会場に全天候型のウエルカムスペースとインナーガーデンを併設。
どんな天候でも、屋外さながらの開放感たっぷりのパーティーが楽しめます。
会場の壁はガラス張り、さらに天井が吹き抜けになっているため、どんな天候でも光を感じる明るい結婚式が叶うはず。
「あいにくの雨だったけど、白基調の会場だったので写真も明るい仕上がりになった」との先輩花嫁の体験談も◎!
さらにアルカンシエル横浜 luxe mariageのチャペルにも、子連れゲストが泣き声を気にせず列席できるマジックミラー付きの小部屋を併設。
館内はエレベーター完備など、移動に負担の少ない館内のつくりも「雨で大変な中、来てくれてありがとう、ゆっくり楽しんで」の気持ちが伝わるはずです。
最寄り駅から徒歩2分の立地も魅力のひとつ。新横浜からもアクセスがよく、遠方からのゲストが多い新郎新婦さんにもオススメの式場ですよ。
【アルカンシエル横浜 luxe mariage】
アクセス:東海道新幹線・JR横浜線「新横浜」駅より徒歩5分/市営地下鉄ブルーライン「新横浜」駅より徒歩2分
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横浜|THE BEACH
- 雨に強い理由
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天候に合わせて選べる3つの挙式スペースあり
サンルーム型の全面ガラス張りパーティー会場
「雨でも素敵な結婚式ができて、満足してます!」
先輩花嫁さんのそんな声を聞くと、新郎新婦さんとしてはこの上なく安心ですよね。
さらに、それがリゾートさながらの非日常的な空間なら、新郎新婦さんは当日どんな天気でもハッピーでいられるのではないでしょうか?
横浜のベイエリアでそれを叶える式場と言えば、1日1組で1000坪もの敷地を完全貸切できる「THE BEACH」。
出典:THE BEACH
アメリカ西海岸のビーチハウスをモチーフとし、「まるで会員制のリゾートホテルにいるみたいに、優雅な時間を過ごせる」と話題の式場です。
THE BEACHもまた、どんな天候でも挙式・パーティーともに明るい結婚式が叶う点。全天候型の挙式会場である”セレモニースペース”は、どんな天候でも光がたっぷり降り注ぎます。
出典:THE BEACH
挙式会場は他にも砂浜・ガーデンの2種があるので、当日ギリギリまで屋外挙式の夢を持てるのも嬉しいポイントです。
出典:THE BEACH
披露宴会場もまた、全面ガラス張りのサンルーム型でたっぷり光を取り込めるつくり。ビーチガーデンとひと続きになっているので、天候に関わらず開放感あふれるビーチウエディングが叶います。
出典:THE BEACH
見渡す限りオシャレな館内では、きっとどんな天気でも素敵なパーティが叶うはず。「当日天気がどうなっても、ここなら大丈夫!」そんな風に思える式場としてオススメします!
【THE BEACH】
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩10分
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*トキハナで見学予約すると結婚式費用を「最低価格保証」&「持ち込みOK」
4.まとめ|「どんな天気でも楽しむ」決意を!大事なのは雨も想定した式場選び
いかがでしたか?
「天気に関係なく、素敵な結婚式ができる式場ってあるんだ!」
「確かに、雨の日も想定して式場選びをするのは大事かもしれない」
ここまで見てきて、今結婚式場を探している新郎新婦さんにそんな気づきがあったら嬉しいです。
ショックを受けてしまうのは、実は雨そのものに対してではないのかもしれません。新郎新婦さんがショックを受ける本当の理由は、「こんなの想定外だった!」と感じる点にあるように思います。
そうならないためには、最初にお伝えした通り、雨天も「ありうること」と想定して、「ここまでやったんだから、雨が降っても仕方ない」と思えるだけの準備をし、「当日が雨でも楽しむ!」と決めておくこと。
何より、ゲストに考えうる最善のケアをすることが大事です。
出典:リストランテASO
ここでもう一度、雨天の対策として新郎新婦さんができることをまとめておきましょう。
- 雨の心配を回避する準備
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雨天の確率が低い時期選び
どんな気候・季節でも万全のゲストケアができる式場選び
どんな気候・季節でも自分たちの理想が叶う式場選び
やむをえず雨が多い時期を選ぶなら「屋外での演出はどうなるのか」「交通機関に影響が出てゲストが来場できない場合はどう対応するのか」などを事前に会場に確認しておくと安心ですよ。
また、当日できるゲストケアには、以下のアイテムも役立つのでオススメです。
・タオル
・ストッキング
・防水スプレー
・タクシーチケット
・荷物にかけるビニールカバー など
「ゲストに負担をかけないように、最大限がんばろう」
「雨が降っても、来てよかったと思ってもらえる結婚式にしたい」
そんな二人の気持ちを感じれば、二人を大切に思うゲストならネガティブな感情を抱くゲストはほとんどいません。二人のゲストを想う気持ちに、むしろゲストはより二人が好きになるはずですよ。
◆全天候型の結婚式場さがしはトキハナへ!
トキハナでは元ウエディングプランナーに無料で相談できるほか、トキハナ経由で会場見学をすると「持ち込みOK(※)」の特典や「最低価格保証」のお見積りをお約束!
※「持ち込みOK」は一部対象外の会場があります
万全の準備をして、ぜひ天気の心配から解き放たれた結婚式を叶えてくださいね!