【両家顔合わせのダンドリ】食事会の日取り&場所、費用、服装、当日の挨拶や流れまで全部解説!

両家の両親へ結婚のあいさつが済んだら、次に取り組みたいのが「両家顔合わせ」の準備。
でも「予算は?」「会場はどんな場所を選ぶべき?」など多くのギモンが浮かび、「何から始めていいかわからない」という人も多いのでは。
そこで今回は、元ウエディングプランナーが運営する結婚式場紹介サービス「トキハナ」より、最新データと共に両家顔合わせのダンドリを解説。
両家みんなで楽しい時間を過ごすための秘訣をお伝えします。 (文:まゆ)

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1.「両家顔合わせ」とは?「結納」とどう違う?

両家の両親へ結婚報告をしたら、次にダンドリしたいのが「両家顔合わせ」や「結納」です。

両家顔合わせとは、結婚する二人の家族が一同に会し、食事を楽しみながらお互いを紹介し合うイベント。集まるのは新郎新婦・両家の両親だけの場合もあれば、兄弟姉妹や祖父母なども参加する場合もあり、様々です。

結納も両家の家族が集まって食事をする点では同じですが、お祝いの品である「結納品」の交換があるのがポイント。二人が主導する顔合わせと違い、一般的には親が中心となって進めることが多いのも特徴です。

「結納ってするべき?」という二人に、ここで顔合わせと結納の実施率を最新のデータで見てみましょう。

《顔合わせと結納、どちらを行った?》

・顔合わせと結納の両方行った:5.2%
・結納のみ行った:2.7%
顔合わせのみ行った83.9%
・どちらも行わなかった:8.2%

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2021首都圏

グラフの通り、最近は結納を省略して顔合わせだけをするカップルがほとんどです。
かしこまらずカジュアルな雰囲気で人気の顔合わせですが、念のため結納をするかどうか両家の両親にも聞いてから決めるのがベストでしょう。

もし顔合わせすると決めたら、次に浮上するのが「顔合わせっていつするもの?」「ベストな場所は?」などのギモン。
その答えとして、次は顔合わせの時期や会場についての最新データを見ていきましょう。

1-1.時期は結婚式の10.3ヶ月前(平均)

顔合わせの時期について、2021年の調査では以下のような結果が出ています。

《顔合わせは結婚式の何ヶ月前に行った?》

13ヶ月以上前30.2%
1年前8.8%
・11ヶ月前 :7.8%
・10ヶ月前 :5.8%
・9ヶ月前 :6.2%
8ヶ月前8.5%
・7ヶ月前 :5.6%
・半年前 :7.2%
・5ヶ月前 :6.7%
・4ヶ月前 :2.8%
・3ヶ月前 :3.7%
・2ヶ月前 :2.1%
・1ヶ月前 :3.5%

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2021首都圏

見ての通り、顔合わせの時期は平均10.3ヶ月前という結果に。最も多いのは「1年以上前」ですが、次いで12ヶ月前・8ヶ月前の順に多くなっています。

この結果の理由は恐らく、多くのカップルが「結婚式」や「入籍」の時期を意識したからでしょう。

一般的に、カップルが結婚式場を探し始める時期は結婚式の半年〜1年前です。最近は先に入籍し、同居しながら結婚式の準備をするカップルが増えたため、早い人は結婚式の1年以上前に顔合わせをしています。

確かに、式場探しの前に顔合わせができていれば、式場を決める時も相談しやすいですよね。

最近は親世代も仕事で忙しい人も多い上に、コロナ禍では延期せざるをえない事態も起こり得ます。遠方の家族がいる場合や、日柄を気にする家族がいる場合は特に、できれば早めにスケジューリングがオススメ。

親への挨拶時に、顔合わせの時期を打診しておくのもスムーズに進めるポイントですよ。

1-2.会場は料亭・レストラン・ホテルの個室

次は会場選びの参考までに、最近の顔合わせではどんな会場が人気なのか見てみましょう。2021年調査では、以下の結果が出ています。

《顔合わせはどこで行った?》

・夫の家:1.2%
・妻の家:3.4%
レストラン34.9%
料亭35.2%
ホテル17.3%
・結婚式場:2.2%
・その他:4.8%

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2021首都圏

人気ランキングは1位が料亭、2位がレストラン、3位がホテルという結果になっています。

料亭が人気なのは、「どの世代も食べ慣れた和食がいいと思った」「座敷の方が落ち着ける」「慶事用のメニューがある」など、いくつかの理由が。
決めかねる場合は、親にリクエストを聞いて会場を決めるのもオススメです。

中には、結婚式をする予定の式場やホテルで顔合わせをして、その後両親と下見をする人も。
どんな会場を選ぶにしても大事なポイントは、周りを気にせず、両家だけで落ち着いて過ごせる場所かどうか。静かな個室がある会場を選びましょう。

ただ、会場を選ぶ上で基準になるのが「予算」ですよね。次は先輩カップルが顔合わせにかけた費用のデータを見ていきましょう。

1-3.費用は69,000円(平均)

先輩カップルは顔合わせにどれくらいの費用をかけているのでしょうか。

《顔合わせの費用はいくらだった?》

・0円:4.6%
5万円未満23.9%
5〜10万円48.6%
10〜15万円16.4%
・15〜20万円:4.4%
・20〜25万円:1.1%
・30万円以上:1.1%

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2021首都圏

2021年調査によると、顔合わせにかかった費用の平均は69,000円

価格帯のランキングは1位が5〜10万円、2位 5万円未満、3位 10〜15万円。
中でもダントツ1位の5〜10万円は48.6%と、約半数を占めています。

参加するのが、新郎新婦(2人)+両家両親(4人)+兄弟姉妹・祖父母などその他家族と考えると、会場や料理のランクにもよりますが、多くのカップルが1名1万円くらいの予算を見ていると考えられます。

心配な人は、「会場や料理のランク、これでいいかな?」と両家の両親に聞きながら決めるのがオススメです。

費用については二人が負担するのが一般的ですが、両家で折半するという方法も。事前に二人で決めて、予め親に伝えておくと安心して参加してもらえるでしょう。

2.顔合わせ食事会のダンドリ

ここまで見てきて、顔合わせの時期や会場、予算については大体想像ができたのではないでしょうか。

ここからは「さっそく準備を始めたいけど、何からどう始めればいいの?」という二人へ、具体的に顔合わせ食事会をセッティングするダンドリを解説。

結婚する本人や親が忙しい、遠方の家族がいる…などの場合は、セッティングに時間がかかることも多いもの。早めに流れを把握して、準備に取り組んでみてくださいね!

2-1.日取り・場所について親の希望を聞く

まず一番最初にしたいのが会場の予約。そのために、日取りと場所の希望を親やその他の家族にヒアリングすることから始めましょう。

先にも触れた通り、顔合わせ食事会の日取りは「結婚式の平均10.3ヶ月前」が目安。次いで12ヶ月前・8ヶ月前の順です。式より先に入籍をするカップルは、より早めに済ませる傾向があります。

いずれにしても、お互いの両親への挨拶が終わったらすぐにみんなの予定を聞いて、できるだけ早い時期の日程を押さえましょう。
ヒアリングの際は、日柄を気にするかどうかも聞いておくのも大事なポイントです。

家族みんなが同じエリアに住んでいれば会場選びもカンタンですが、離れている場合はまずエリアの希望を聞きましょう。会場や料理について希望があるかどうかも合わせて聞いておけば、会場選びもスムーズですよ。

2-2.候補をいくつか挙げて選んでもらう

親を中心にヒアリングが済んだら、それを元にいくつか場所の候補をピックアップしてみましょう。
会場の候補を探す際は、日程の空きも合わせて確認し、場所・日程をセットで家族へ打診しましょう。

場所を選ぶ時に一番大事なポイントは、全員にとって集まりやすい場所であることです。

二人の住まいがアクセス便利な場所なら、近くに会場をとって家族に集まってもらうのもいいでしょう。遠方の家族が多い場合は中間地点を選び、顔合わせの前後で観光を楽しむのも◎。家族の親睦も深まり、いい思い出にもなるはずですよ。

2-3.食事会の会場・宿泊先を予約する

両家の家族に都合の良い会場・日程が決まったら、速やかに会場を予約しましょう。
遠方から招待する家族がいる場合、必要なら宿泊先も手配を。

交通費や旅費は各自で負担することが多いようですが、「二人が家族をもてなす会」と捉え、二人で負担する人もいます。
また、両家のどちらかに交通費や旅費の負担が偏る場合は、一方からお車代を渡すケースもあります。

顔合わせにまつわる費用の負担をどうするかは、予め二人で話し合い、お互いの両親に打診したうえで決めておきましょう。

2-4.服装や手土産の情報を両家で共有する

顔合わせ食事会で気をつけたいのが、両家の服装や手土産のこと。
「顔合わせとはこういうもの」という感覚は人それぞれなので、二人がある程度ルールを決め、事前に両家の両親に伝えておくことで、気まずい思いをする心配もなくなります。

服装については二人が間に立って、両家の服装の格が合うように調整を。
以下3点に気を付けてもらうと良いでしょう。

・特別な日を意識したフォーマル感があること
・食事がしやすいこと
・お店の格に合っていること

女性は明るい色のワンピース、男性はスーツやジャケットスタイルがオススメ。
当日は記念写真を撮ることもあるため、たとえ会場がカジュアルなお店でも、フォーマルな格好を心がけるのがポイント。それが相手家族へ敬意を示すことにもつながります。

手土産については、用意しなければならないルールはありません。ただ、どちらか一方だけが手ぶらの場合は気まずい思いをすることも。予め二人が間に立って、用意するかどうかを相談しておきましょう。

手土産を用意する場合の予算は、大体3,000円〜5,000円が一般的。お菓子が一般的ですが、相手家族の好きなものをリサーチして贈るのも◎。高価すぎるものは逆に相手の負担になってしまうので注意しましょう。

2-5.当日の流れを把握しておく

顔合わせには決まったプログラムはありません。堅苦しくないのはいいけれど、「会話は弾むだろうか」と少し心配でもありますよね。

顔合わせはあくまで、二人が家族をもてなす場。二人である程度の進行内容や話題を考えておくのがオススメです。
二人で協力して場を取り仕切る姿は、両家の家族にも頼もしく感じてもらえるはずですよ。

例えば婚約指輪や記念品をお披露目したり、婚姻届の証人欄に親のサインをもらう…などイベント的要素を盛り込めば、場も盛り上がるでしょう。

中には家族を紹介するパンフレットを作成するなど、話題が生まれやすいように工夫するカップルも。

顔合わせでの楽しいひとときは、両家双方のいい印象に繋がるもの。ぜひ二人ができる工夫をしてみてくださいね。

3.まとめ|顔合わせは親の価値観を大切に、事前にしっかり情報共有を

以上、今回は「両家顔合わせ」の一般的な傾向と、理想的なダンドリ方法を紹介してきました。

最後にまとめとして、顔合わせの要点を整理してみましょう。

顔合わせの傾向と理想的なダンドリ

最近は結納をせず、顔合わせだけ行うカップルが大半

時期は「1年以上前」が最多で、入籍や結婚式場探しの前に行う人が多い

会場は料亭やレストラン、ホテルなどの個室がオススメ

予算は1人1万円前後が一般的

会場選びでは、親に日柄・会場・料理の希望をヒアリングするとスムーズ

服装や手土産については、事前に二人から情報共有

一番大事なのは、両家の家族みんなが楽しく食事を楽しみ、お互いにいい印象を持ち帰れること。それが今後も良い関係性を作っていく原点になるはずです。

そのために一番大事にしたいのは、一般論ではなく「両家の両親の考え方」です。事前にしっかりと両家にヒアリングと情報共有を行い、楽しく思い出に残る顔合わせを実現させてくださいね。


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