東京・元赤坂の「明治記念館」は多くのカップルに人気の結婚式場。2021年には神前挙式をおこなう「儀式殿」がリニューアルし、和装もウエディングドレスも美しく映える広々とした挙式会場に生まれ変わりました。
今回の取材では、神前挙式の会場としては珍しい最大78名まで収容可能な明治記念館の儀式殿や、和洋豊富な衣裳へのこだわりについて詳しくお話を伺って来ました。
(取材:トキハナ 神田裕子/文:三島莉永)
目次
1.唯一無二の結婚式が叶う「明治記念館」とは?
出典:明治神宮 明治記念館
1920年(大正9年)11月1日に創建された「明治神宮」。御祭神である明治天皇と昭憲皇太后がとても仲睦まじいご夫妻だったというエピソードから、結婚式を行う場所としても多くのカップルから人気です。
今回取材した「明治記念館」は1881年(明治14年)、諸国の賓客をもてなすために建てられた「赤坂仮皇居御会食所」(現 明治記念館本館)がルーツ。
1947年(昭和22年)、明治神宮外苑の一角である現在地に移築され、明治神宮の総合結婚式場として開館しました。
開館以来、明治記念館は多くのカップルに利用され、1974年(昭和49年)には挙式数が10万組に、2018年(平成30年)には挙式数が21万組に到達。
また、2020年(令和2年)に明治記念館の「本館」が東京都指定有形文化財に指定されました。
そんな長い歴史と文化的価値をもつ明治記念館は2022年(令和4年)に開館75周年を迎え、唯一無二の結婚式場としてますます注目度が高まっています。
今回この記事では、明治記念館で行う挙式にクローズアップ。明治記念館のブライダルアドバイザー・早坂 真さんに、挙式会場や衣裳について取材を行ってきました。
2.神前挙式を行う「儀式殿」が広くて明るい空間にリニューアル
出典:明治神宮 明治記念館
明治記念館の挙式会場「儀式殿」は、2021年6月にリニューアルオープン。“開かれた儀式殿”をコンセプトに掲げ、最大78名まで参列できる広々とした空間へと生まれ変わりました。
実は、78名が参列できる神前挙式会場はそうそうありません。神前挙式には親族のみが参列する時代が長かったためです。
しかし、明治記念館の新しい「儀式殿」のようにゆったりとした空間であれば、両家の親族だけでなく大切な友人にも参列してもらえます。
近年の結婚式は人前式やキリスト教式が主流で、神前挙式に参列した経験のある方は少ないと思います。
だからこそ、“日本に古来より伝わる伝統的な結婚式を多くの方に体験してもらいたい”という想いを込めて、新しい「儀式殿」は広くしました。
—— 明治記念館ブライダルアドバイザー・早坂 真さん
出典:明治神宮 明治記念館
広さだけでなく、「儀式殿」では開放感や調度品にもこだわっています。
明治記念館の「儀式殿」は、一面に大きな窓が設けられた設計で、空と緑が見えて開放感抜群!自然光が降り注ぐ御神座の前に新郎新婦が並んで座り、ご両家の参列者は互いに向かい合う配置となっているのも特徴的です。
また、グレーやゴールドを基調とした落ち着きのあるモダンな神前挙式会場なので、和装はもちろんですが、ウエディングドレスも素敵に映えるでしょう。
明治神宮の御祭神である明治天皇は、西洋の文化を積極的に取り入れつつも、日本の美しい文化を大切にされていた方だと伺っています。
そんな明治天皇の思想を受け継いでリニューアルした新しい「儀式殿」は、多様化された結婚式のニーズに応えつつも、日本ならではの美しさが感じられる挙式空間なのです。
—— 明治記念館ブライダルアドバイザー・早坂 真さん
モダンで洗練されたデザインが印象的な新しい「儀式殿」。こちらの挙式会場なら、ウエディングドレスを着て神前挙式を行う花嫁が増えるかもしれませんね。
3.ウエディングドレスは「アントニオ・リーヴァ」など有名ブランドも
出典:明治神宮 明治記念館
「和」のイメージが強い明治記念館ですが、実はウエディングドレスのラインナップも豊富で、国内外のブランドを含めて約200着から選ぶことができます。
例えば、360度どこから見ても美しい構築的なシルエットが魅力のインポートブランド「アントニオ・リーヴァ」。
シルク生地の中でもきめ細やかな光沢を持つ「ミカドシルク」を使用した上質な着心地と、まるでアートのように描き出された大胆なバックスタイルが世界中の花嫁を魅了しているブランドです。
他には、オシャレに敏感な女性に絶大な人気を誇る「JILLSTUART(ジルスチュアート)」、インスタグラムから人気が広がった「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」など、話題のブランドドレスが選べるのも嬉しいポイントです。
様々なデザインのウエディングドレスをご用意しておりますが、当館では披露宴後に正面入口にある大階段にて写真撮影を行えるため、特にロングトレーンのドレスをお選びいただく花嫁様が多いです。
深い青色のカーペットが敷いてある大階段は、ドレス姿が一層美しく映えるとSNS等でも好評ですよ。
—— 明治記念館ブライダルアドバイザー・早坂 真さん
4.和装は京都の呉服店から取り寄せた正絹の一点ものが約400着
出典:明治神宮 明治記念館
明治記念館の和装は、白無垢・色打掛・引振袖を合わせてなんと約400着!
衣裳の数だけでも驚きですが、京都の老舗呉服店より正絹(絹糸)で作られた一点ものを取り寄せているといいます。
和装をこんなにも豊富に取り扱っている結婚式場はそう多くありません。おそらく関東の結婚式場で一番多いのではないでしょうか。
様々なデザインの和装を取り揃えているため、きっと理想の一着を見つけられるでしょう。
明治記念館では“花嫁様には最高の衣裳を着てほしい”という想いから、1着のレンタル可能な回数を一般的な衣装サロンより少なく設定しています。衣裳は何回も貸し出してしまうと、どうしても状態が変化してしまいますので。
—— 明治記念館ブライダルアドバイザー・早坂 真さん
お客様よりコストを優先する衣裳サロンの場合は、衣裳の寿命ギリギリまで貸し出すことが残念ながらあります。その観点から見ても、明治記念館の衣裳に対する意識はものすごく高く、一組ひと組の結婚式に丁寧に向き合っていらっしゃるんだなと感じました。
明治記念館の衣裳サロンは、明治神宮の境内にある披露宴会場「FOREST TERRACE 明治神宮」と「明治神宮 桃林荘」でも利用できます。
5.まとめ│伝統と革新が共存。明治記念館なら理想の神前挙式が叶う
出典:明治神宮 明治記念館
日本の伝統的な挙式スタイルである神前式を受け継ぎつつ、現代のニーズに沿った結婚式を叶えたい――。
今回の取材を通して、明治記念館の結婚式に対する強い想いを知ることができました。
だからこそ明治記念館は、次のようなカップルに特におすすめしたい会場です。
- 明治記念館はこんな方におすすめ!
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格式高い神前挙式を挙げたいけど、家族から友人まですべてのゲストに参列してほしい
日本の伝統的な挙式を行いたいけど、自分たちらしい衣裳にこだわりたい
明治記念館のように伝統と革新を共存すべく会場設計や提携衣裳にこだわっている会場なら、ふたりの希望をあきらめることなく結婚式が叶えられるでしょう。
続く取材記事③では、明治記念館の料理と披露宴会場についてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
アクセス:JR中央・総武線 信濃町駅 徒歩3分/地下鉄 銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目駅(2番出口)徒歩6分/地下鉄 大江戸線 国立競技場駅(A1出口)徒歩6分
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