結婚式の大人気シーズンである11月。過ごしやすい気候で、結婚式においてたくさんの楽しみ方がある季節です。でも、「どんなウエディングができるのだろう?」と思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、11月のウエディングにおけるメリット&デメリットをご紹介!元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:aiiro_aiko)
11月の結婚式のメリット7つ
結婚式のベストシーズンといえば、一般的に春と秋と言われています。その中でも11月は人気のトップシーズンです。
まずは「11月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①天候が安定している
昨今の日本では10月ごろまで残暑や台風の心配がありますが、11月になれば気候も安定し、雨の降る確率も低くなるため、結婚式の計画が立てやすいのが特徴です。
挙式当日に天気が崩れるリスクが少ないため、屋外でのウェルカムパーティーやセレモニー、またはガーデンでの記念撮影なども安心して進められます。
紅葉の美しい時期でもあるので、色とりどりの自然の風景を背景にしたウエディングフォトが可能。屋外の写真映えも素晴らしく、澄んだ秋の空が新郎新婦の晴れ姿を一層引き立ててくれます。
メリット②ガーデンを使った演出を楽しめる
室内でのウエディングも素敵ですが、ガーデンやテラスでの演出があることで動きのある結婚式になり、全体的なクオリティを引き上げてくれるプランニングに。
出典:セントラルテラス東京(Central Terrace TOKYO)
ガーデン挙式はもちろんのこと、バルーンリリースやデザートブッフェなどの演出がおすすめ。秋のさわやかな風を感じながらオシャレで動きのあるウエディングが叶います。
メリット③紅葉の美しい景観
11月の結婚式では、紅葉が作り出す豊かな色彩が特別な一日を彩ります。
特に神社やガーデンなど、自然を感じられる会場では、真っ赤や黄金色の木々を背景にしたセレモニーや撮影が映えます。
紅葉の美しさは、結婚式全体に温かみとロマンチックな雰囲気を与え、ゲストにも深い印象を残します。また、会場装飾にも秋の自然の美しさを取り入れることで、季節感あるウェディングが叶います。
この季節だからこそこそ楽しめる情景も特別感がありおすすめです。
メリット④ゲストも参列しやすいシーズン
11月は、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休がなく、旅行やイベントが少ない時期です。このため、ゲストが参列しやすいメリットがあります。
結婚式を計画する際には、遠方からのゲストにとっても移動しやすい時期にもなり、出席率も高まります。
さらに、企業によってはお仕事も比較的落ち着いている時期でもあり、職場の同僚や上司もスケジュールを調整しやすく、祝福に駆けつけてもらえる可能性が高くなることも。
慌ただしい中での結婚式とは違い、心からゆっくりと楽しめるのは、この時期の結婚式ならではのメリットですね。
メリット⑤季節感のある料理が楽しめる
11月は、秋の旬の食材が揃う時期であり、料理に豊かな季節感を反映させることができます。松茸や栗、さつまいも、秋鮭などの旬の味覚を取り入れたコース料理は、ゲストにとっても贅沢なひとときとなります。
出典:代官山 鳳鳴館
料理だけでなく、デザートビュッフェの装飾やウェルカムドリンクなどにも秋のテーマを取り入れ、温かみのある演出を楽しむことができます。
メリット⑥衣装選びの幅が広がる
11月は暑すぎず寒すぎない気候であるため、ウェディングドレスや和装などさまざまなスタイルの衣装が快適に着こなせるシーズンです。
春や夏のように汗を気にせず、また冬のように防寒対策に悩むことも少ないので、新郎新婦ともに自由に好みの衣装を選べますよ。
出典:セントラルテラス東京(Central Terrace TOKYO)
また、秋冬のトレンドを取り入れたブライダルファッションも楽しむことができ、デザインや素材の選択肢も豊富です。
幅広いラインナップから運命の1着を選べるので、衣装にこだわりたいカップルは11月挙式がおすすめです。
メリット⑦ゲストの服装も調整しやすい
11月は、ゲストにとっても服装を選びやすい季節。春や夏のような極端な暑さや、真冬のような厳しい寒さに対応する必要がなく、適度にフォーマルでおしゃれな装いが可能です。
また、女性ゲストにとっても薄手のドレスにコートやストールなどでの防寒対策がしやすいので、コーディネートを選ぶ楽しみが広がります。
冬のシーズンに入ると厚手の防寒具などで荷物も増えてしまうので、快適に過ごしやすい11月はオシャレしやすい時期として皆様に喜ばれますよ。
11月の結婚式のデメリット3つ
続いては、11月の結婚式におけるデメリット3つを解説していきましょう。ぜひ、大切なポイントになるので要チェックです!
デメリット①急な寒さの到来
11月前半は過ごしやすく快適ではありますが、11月後半になると、気温が一気に下がる日もあるため、屋外でのイベントや移動中にゲストが寒さを感じることがあります。
特に午後やナイトウエディングの場合は、夕方や夜の冷え込みには注意が必要です。
出典:セントラルテラス東京(Central Terrace TOKYO)
会場側も暖房など対策はしてくれますが、ブランケットなどを準備し、寒さ対策をしておくと安心です。
デメリット②冬の訪れを感じる地域もあり
東京都内や西日本エリアであればそこまで心配はありませんが、地域によっては11月中旬から冬に突入し、初雪が降ることも。
特に東北や北海道などの寒冷地では、結婚式当日の移動が雪に影響される可能性があります。地元エリアの結婚式ではなく、高原リゾートなどの地域を選ぶ際にはその点を考慮することも必要。
寒冷地では天候の崩れによって公共交通機関に影響がある場合も想定されるので、アクセスがいい場所を選んでおくのも対策の一つです。
デメリット③年末に向けたいそがしさがある人も
11月は年末年始に向けた準備が始まる時期でもあり、仕事や家事が慌ただしくなる方もいるでしょう。
特にビジネスマンにとっては、年末の仕事の締め切りや繁忙期と重なることもあるため、結婚式に参加する時間の確保が難しい場合があります。
11月の後半に結婚式を検討されている方は、早めにゲストへ日取りのお伝えをしておきましょう。
出典:蘇州園(THE GARDEN PLACE SOSHUEN)
事前に伝えておくことでゲストは余裕を持って準備をすることができるので安心です。
11月の結婚式におすすめ!元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、11月の結婚式におすすめの特別な演出アイディアをご紹介します!このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①紅葉を活かしたロケーションフォト
11月は紅葉が美しい時期なので、会場の庭や公園、自然豊かな場所を利用して、紅葉を背景にしたロケーションフォトがおすすめです。
特に、屋外での写真撮影が映える季節であり、新郎新婦だけでなく、ゲストも一緒に紅葉に囲まれた特別な写真を撮ることができます。
演出②秋らしいデコレーション
11月の結婚式では、自然素材を使った装飾が季節感を引き立たせます。
木の実や松ぼっくり、ドライフラワーなどを使用したテーブルデコレーションやブーケ、ウェルカムスペースの演出が特におすすめです。
出典:蘇州園(THE GARDEN PLACE SOSHUEN)
カラーはゴールド、ブロンズなど、温かみのあるカラーを取り入れることで、秋の深まりを感じさせるエレガントな演出が実現します。
演出③秋の味覚を用いたブッフェスタイル
秋は豊富な食材が楽しめる季節です。
もしも肩肘張らないカジュアルなパーティーを検討しているなら、秋の収穫祭をテーマにしたビュッフェスタイルの料理を提供するのもおすすめです。
カボチャ、栗、サツマイモ、キノコなどの旬の食材を使った料理を並べ、ゲストが自由に取り分けられるスタイルにすることで、カジュアルでアットホームな雰囲気を演出できます。
出典:響 風庭 赤坂(HIBIKI FUTEI AKASAKA)
また、11月の肌寒さを活かして、ゲストに“温かいおもてなし”を提供するのもおすすめです。ガーデンパーティやアフターセレモニーで、焼きマシュマロやホットチョコレート、ホットワインなどをゲストに振る舞うと喜ばれます。
秋の雰囲気を演出しつつ、ゲストにリラックスした時間を提供できる温かいサービスは、心に残るひとときになるでしょう。
演出④ロマンチックなキャンドルセレモニー
11月は早く日が落ちるため、キャンドルを使用した幻想的なセレモニーがよく映えます。
披露宴や挙式の中でキャンドルに灯をともす演出や、ゲスト全員にキャンドルを持ってもらうキャンドルリレーなど、暖かみのある光で会場全体を包み込むことで、ロマンチックな雰囲気を作り出すことができます。
出典:覚王山ル・アンジェ教会
秋らしい深みのある色合いのキャンドルホルダーを選ぶと会場装飾との統一感も出てオシャレさも演出されるでしょう。
まとめ|結婚式を挙げるなら、11月ウエディングがおすすめ!
ここまで11月の結婚式におけるメリット&デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
結婚式において「安定した気候」は演出やプランニングの幅を左右するのでとても大切です。ほかのシーズンでは叶えることのできないロケーションや、秋の味覚を存分に味わえる結婚式も11月挙式ならでは。おもてなしを重視したい方にはおすすめです。
この時期にしかできない特別な装飾や演出もたくさんあるので、これから結婚式の日程を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
出典:ホテル椿山荘東京
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