【2020-2021年の結婚式データ】コロナ禍の式場探しから費用・招待人数・演出内容をリアル解説!

「コロナ禍での結婚式準備、どう進めたらいいの?」「他のみんなは今どんな風に結婚式を叶えているの?」長引くコロナ禍で、そんな疑問を持つ新郎新婦は多いはず。
この記事では、2020年4月〜2021年3月で結婚式を挙げた首都圏657人の声を元に、コロナ禍での式場探し方法から費用・招待人数・演出内容などをまとめてご紹介。
コロナ禍で先輩花嫁はどんな風に式場を探し、どんな結婚式を叶えたのか?最新のデータを結婚式準備にぜひ役立ててくださいね。
(文:まゆ)

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1.結婚式場探し、何を使った?

本記事では「ゼクシィ結婚トレンド調査2021(首都圏)」のデータからコロナ禍の結婚式の傾向を読みとり、「このコロナ禍でどう結婚式の準備をするべきか…」と悩む新郎新婦さんに向けてお役立ち情報をまとめました。

データは、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の657人の経験をヒアリングしたもの。集計対象は、2020年4月〜2021年3月に挙式or披露宴・ウエディングパーティを実施した人です。

2020-2021年というと、2019年12月初旬を境に社会が怒涛の勢いで変化していった、コロナ禍初年度。
今までにない状況だけに、結婚式にも例年とは違った多くの変化がありました。

例えばその一例が、結婚式場を探すツールの変化。
コロナ前(2018〜2020年調査)とコロナ禍(2021年調査)では、「結婚情報サイト」が「結婚情報誌」を初めて上回る結果になりました。

結婚式場探しにSNSを活用した人は、毎年上昇する傾向に。
ネットやSNSを使った式場探しは、今後ますます主流になっていくことが予想されます。

SNSやネットならではの「先輩花嫁さんたちのリアルな声」は、多くの新郎新婦にとって貴重な情報源。
積極的に役立てたいところですが、SNSやネットだからこその落とし穴があるのも事実です。

SNSやネットのデメリットも知った上で、他のツールで足りない情報を補いながら結婚式場を探すのがオススメです。

▼参考記事
いい結婚式場を上手に探すコツって?プロが教える式場探しで見るべきポイント!

2.結婚式場、何カ所見学した?

2021年調査のデータでは、見学した結婚式場数にも明らかに変化がありました。

2021年調査の平均は2.9カ所
平均は例年とさほど変わらないものの、コロナ前(2020年調査)とコロナ禍(2021年調査)で比較すると、「1カ所」だけで結婚式場を即決した新郎新婦さんが減り、「2〜5カ所」がコロナ前を上回りました。

会場の雰囲気だけでなく、感染予防対策や延期時の対応など、コロナ禍ならではのチェックポイントもふまえて複数の結婚式場を比較検討したカップルが多かったと考えられます。

3.結婚式場のオンライン相談、利用した?

コロナ禍では、今までになかった「オンライン相談」という結婚式場探しの方法も生まれました
2021年調査では、オンライン相談を活用した人・活用しなかった人にそれぞれ理由をヒアリングしています。

オンライン相談ができる結婚式場で、実際にオンライン相談を利用した新郎新婦さんは12.7%。

オンライン相談を利用した理由でダントツの1位はやはり「感染症対策」。
コロナ元年はまだコロナの実態の把握やワクチン接種が進んでおらず、高いステイホームの意識がダイレクトに結果に表れました。

反対に、オンライン相談を利用しなかった理由の1位は「実際に会って話を聞いた方が早いから」、2位は「大切なことは実際に会って決めたかったから」という結果に。

コロナ禍とはいえ、結婚式という高額な買い物にあたっては「一番確かな方法をとりたい」「オンライン相談だけで決めるのは心配」と考えた新郎新婦さんが多かったのが窺えます。

4.結婚式の費用、いくらだった?

2021年調査では、挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額は平均323.6万円です。
2015年〜前年までの平均(376.6万円)を大きく下回りました。

ゲストの人数が減ったことが結婚式費用の平均金額ダウンの主な理由です。
2021年調査では、7割以上の新郎新婦が、コロナ禍の影響で挙式、披露宴・ウエディングパーティーを「招待・参加人数を縮小して実施した」と回答しています。

2021年調査では、特に料理やギフトにかける費用が増加傾向にありました。
年々増加傾向にある料理費用ですが、2021年調査では一人当たりの料理費用〔飲み物を除く〕の平均は1万6,100円と、昨年から500円増加。

出典:アニバーサリーアン 恵比寿

さらに顕著だったギフトについては、一人当たりのギフト費用の平均は6,800円に。昨年から900円増加しており、ここ7年間で比較すると2019年と並び最も高い水準となりました。

結婚式に参加するゲストは減ったものの、その分招待客一人ひとりへのおもてなしを大切に考えた新郎新婦が多かったことが読み取れます。

5.結婚式の招待人数、最終的には何人だった?

では、ここではコロナ禍でどれくらいゲストの招待人数が減ったのか見ていきましょう。

前年度の2020年調査では、ゲストの招待人数は平均62.8人。
対してコロナ禍の2021年調査では、43.2人と大きく減少しました。

以下のグラフの通り、コロナ禍では少人数の結婚式が増え、70名を超える多人数の結婚式は減少しています。

実際に挙式、披露宴・ウエディングパーティーを「招待・参加人数を縮小して実施した」と回答した新郎新婦は7割以上に。
また、「想定していた人数よりも減った」と回答した人も多く、平均マイナス14.9人という結果がでています。

2021年はワクチンもなく、まだまだ世の中的にも新型コロナウィルスの実態がわかっていなかった時期。
それだけに、新郎新婦・ゲスト両方の高い予防意識が出席率にも影響したと思われます。

ゲストの欠席理由は様々ですが、以下のような事情が多いようです。

■ゲストが欠席になる主な事情

・自分or家族が高齢者・妊婦・子育て中である
・医療や介護、保育の現場で働いている
・自分or家族が糖尿病などの基礎疾患を持っている
・遠方で移動手段が航空機や新幹線になる
・開催地が感染者の多いエリアで不安

このように、ゲストの事情が多岐に渡ることも人数が大きく減った理由の一つと考えられます。

6.どんな雰囲気の結婚式になった?

全体的に結婚式の規模が縮小したこともあってか、2021年調査では、結婚式の内容にも変化が見られました。

”結婚式で心がけたこと”については、「アットホームな雰囲気になること」がダントツTOPに。

コロナ前の2020年調査でもTOPだったものの、2021年調査では4ポイントもアップ。
ゲストとの心理的距離を縮めることに注力した新郎新婦が有意に増えたことがわかります。

また、「親の気持ちや意見を大切にすること」も、微増の傾向に。
コロナ禍で家族・親族だけの結婚式の割合が増えたことや、コロナ禍で多世代の意見を参考に結婚式を開催したいと思う新郎新婦が多かったと考えられます。

また、演出についても「ファーストバイト」や「花嫁の手紙」など定番だった演出が減り、ゲストを巻き込む演出や親へのプレゼント関連が増加しました。

密を避けながらも心の距離を縮めるために、従来よりももっと自分たちらしい方法でゲストとコミュニケーションを図った新郎新婦が多かったことが読み取れます。

こんな時だからこそ、従来よりも自分たちらしくアットホームな結婚式にしたい!という人は、こちらも参考にしてみてくださいね。

▼参考記事
結婚式の定番演出は本当に必要?本質を知って自分たちらしい“脱定番”の結婚式を叶えよう!

7.結婚式を通して得たことは?

コロナ禍の結婚式は新郎新婦にとって不安や悩みが多いのも事実。でも、コロナ禍の結婚式は決して悪いことばかりではないことを示すデータもあります。

2021年調査では、“結婚式を通して得たこと”への回答に「結婚式を通して、自分自身やこれまでの人生が好きになったと思う」が72.9%となり、2020年調査から6.4ポイント増加。

また、新郎新婦の 9割以上が「人生の節目である結婚に際して結婚式を行って良かったと思う」「結婚式を通して、二人の絆が深まったと思う」「結婚式を通して、列席者から二人が応援されていると感じた」と回答しました。

トキハナ 調べでも「とことん悩んで結婚式を決行したけど、ゲストから前向きな回答や温かい励ましの言葉をもらえた時、ゲストへの感謝の気持ちがより強まった」という声も。
コロナ禍で素敵な結婚式を叶えた新郎新婦の実例はいくつもあります。

▼関連記事
【卒花m_wd_0424さんの結婚式レポート】今だから気づけた「一生変わらない」絆のゲスト参加型ウエディングとは

【卒花kurimisa_weddingさんのリアル結婚式リポート】古我邸で叶えたモードでおしゃれなガーデンウェディング

「今結婚式をしてもいいのかな」「ゲストはどんな風に思うだろう」。
この状況下では、そんな心配も当たり前。コロナ禍での人々の事情や価値観は、人によって本当に様々です。

ゲストが二人の決断についてどう思うのか、どんな判断をするのか。
それはゲストにしか決められません。

新郎新婦さんができることは、感染対策などのベストを尽くした後はゲストに判断を委ね、あとは結婚式を思いきり楽しむことです。

出典:IWAI OMOTESANDO

コロナ禍にかかわらず、新郎新婦とゲストがお互いを大切に思う気持ちを伝え合うことこそ、結婚式の原点。

新郎新婦とゲストの双方がお互いの事情や価値観を否定せず、尊重することがコロナ禍の結婚式でも一番大事なことです。

8.まとめ|コロナ禍だからこそ伝わる想い、叶えられる結婚式がある

今回は、コロナ禍初年度である2020年4月〜2021年3月の結婚式がどんなものになったか、その内容をお伝えしてきました。

総合的に振り返ると、2020-2021年、コロナ禍初年度の結婚式にはこんな変化がありました。

■結婚式の変化

・ネットやSNSを活用して結婚式場探しをする新郎新婦がさらに増えた
・ゲストの招待人数や結婚式の費用が減少した
・料理やギフトなど、おもてなしアイテムにかける費用は増加した
・親の意見を取り入れ、感謝の気持ちを伝える新郎新婦が多かった
・演出面では自分たち独自のやり方でゲストとコミュニケーションをとる新郎新婦が増えた

コロナ禍では結婚式の規模は縮小したものの、新郎新婦さんたちの「来てくれたゲストに最大限楽しんでもらおう」という気持ちが窺い知れる結果となりました。

*本記事の調査データは「ゼクシィ結婚トレンド調査2021(首都圏)」「リクルート ブライダル総研」より引用しています

出典:THINGS Aoyama Organic Garden. dth

2022年もコロナ禍は続きそうですが、トキハナ はそんな中でも新郎新婦さんに安心して結婚式準備を進めてもらえるよう、サポートを全力で行っています。

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