結婚式の人気シーズンとして知られる3月。「なんとなくいいのはわかるけど、実際にはどんな結婚式の魅力があるのかよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、3月ウエディングにおけるメリット&デメリットをご紹介!元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:aiiro_aiko)
3月の結婚式のメリット5つ
結婚式のベストシーズンは、一般的に春と秋と言われています。その中でも3月は人気!「3月ウエディング」にはどんなメリットやデメリットが潜んでいるのかを、元ウエディングプランナーがプロ目線で解説します。
まずは、「3月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①だんだん過ごしやすい気候に
3月ウエディングの大きなメリットとしては、寒い冬が終わりだんだんと暖かく過ごしやすい季節になるということ。
上旬はまだ肌寒さも残りますが、後半になるにつれて厚着をしなくても過ごせるようになり、ゲストにとっても参列しやすい時期になります。
冬には悪天候で公共交通機関に影響が出てしまい、ゲストが時間通りに参列することができない!といった心配もありますが、3月にもなればその心配はありません。
気候や天候に関しては自分ではどうすることもできない分、少しでもいい季節を選んでおくと安心です。
メリット②ロケーションを活かした会場選び
近年はロケーションにこだわった造りのゲストハウスや結婚式場が多くあります。
例えばガーデンや庭園がある会場や、周辺に自然豊かなスポットがある会場などは、ロケーションを活かして結婚式の魅力を高めていたりします。
その多くの会場は四季折々の自然を楽しめ、3月後半からは「満開の桜」を臨むことができるのです。会場の魅力を最大限に活かし、1年を通してもこの季節だけの特別な結婚式を叶えることができますよ。
桜の美しいロケーションが楽しめる結婚式は、日本ならではでゲストにとっても贅沢な時間。印象深いウエディングになるのでおすすめです。
メリット③お花の選択肢が豊富に
3月といえば、だんだんと暖かくなり街中のお花屋さんにも色とりどりのお花が増えてくる時期ですよね。
ウエディングにおいても同様に、会場装飾やブーケに使用するお花のラインナップが豊富になります。
桜はもちろんのこと、スイートピーや芍薬など春を代表する可憐で華やかなお花が選べるので、会場全体が春に包まれる明るい印象に。参列するゲストも春の訪れに、きっと心も軽やかになることでしょう。
装花にこだわりたい方には3月挙式はおすすめです。
メリット④テーマ性のあるウエディングが可能
3月のテーマ性のあるイベントといえば、「ひなまつり」や「ホワイトデー」ですよね。このような暦のイベントをウエディングに取り入れることも3月挙式ならではの演出となりおすすめです。
例えば、ゲストにお渡しするプチギフトを「ひなあられ」にしたり、お料理の一部にひなあられを使用したりすることも季節感のある一品になり喜ばれます。
出典:桜鶴苑
ホワイトデーにちなんで、新郎から新婦へのサプライズなどもナチュラルに演出に組み込むことができるので、進行にも華を添えることができますよ。
メリット⑤フォトバリエーションが豊富
春のシーズンといえば、フォトバリエーションが豊富になることが大きなメリットに。会場内の撮影シーンはもちろんですが、気候も暖かくなってくることもあり、ガーデンやテラスでの撮影も叶います。
そして、ガーデンや庭園などに桜の木があると、グリーンと「桜」の艶やかな写真も残せるので、フォトアルバムのバリエーションがとても豊かになります。
「結婚式の写真」というだけでも特別なものですが、特に桜の写真となると、1年間でも3月下旬のシーズンしか残すことができない写真になるので、とても特別なフォトシーンです。
写真にこだわりたいと考えているカップルには、3月はとてもおすすめです!
メリット⑥ゲスト選びや休暇がとりやすいことも
3月は一般的に年度末のシーズンとなり、4月以降は異動する人や組織が変わるということもあるかもしれません。
そのため、同じ人気のシーズンである4月の結婚式となると、新しい人間関係の中で結婚休暇を取り辛かったり、上司を呼ぶべきか悩んでしまうこともあるでしょう。
その点、3月であれば親しい仲間だけを呼ぶこともでき、気兼ねなく長期休暇を利用してハネムーンに行くこともできたりするので、結婚式準備もストレスなくスムーズに進む傾向にあります。
出典:ザ タワーホテル ナゴヤ(THE TOWER HOTEL NAGOYA)
結婚式準備はご自身のお仕事の状況にも影響することがあるので、事前にスケジュールや会社の状況を確認しておくことをおすすめします。
3月の結婚式のデメリット3つ
続いては、3月の結婚式におけるデメリット3つを解説していきましょう。大切なポイントになるので要チェックです!
デメリット①希望の日程を押さえにくい
3月は、「桜の季節」や「過ごしやすい気候」ということもあり、とても人気のシーズンとなります。
基本的に結婚式は週末に行うことが多く、その中でも「土曜日の午後」は一番人気の時間帯です。
次の日がお休みで、かつ朝もゆっくり準備ができることから、ゲストにとっても嬉しい日程です。多くの式場ではこの「土曜日の午後」の枠から予約が埋まっていくことがほとんど。
他にも、大安や友引などの「お日柄」がいい日程はすぐ予約が埋まってしまうので、「人気の時間帯や日柄」はなかなか抑えることが困難です。
特に、桜のシーズンに結婚式がしたい!という方にとっては、3月下旬の週末は数えるほどしかないので、この時期の結婚式を検討の方は1年、もしくは1年半以上前から会場選びをスタートした方がいいでしょう。
デメリット②ディスカウントはあまり期待できない
2つ目のデメリットは、あまりディスカウントは期待できないということ。
費用面は結婚式をする上で、誰もが気になるところ。極力費用を押さえて結婚式を挙げたいと思う方が多いですが、3月は人気のシーズンなので1年〜1年半前には予約が埋まってしまいます。
そのため、結婚式場もディスカウントせず「定価」でご案内していることが通常。
あまり値引きが期待できないからこそ、1年以上前から予約し貯金など計画的な資金調達をしておくことがおすすめです。
デメリット③花粉症対策が必要
3月に流行する「花粉症」。これは人によって症状が全く異なりますが、花粉症の方にとっては外出することも億劫だったりしますよね。
特に新婦さんは常にブーケを持ち屋外での撮影もあるので、花粉症となると目の痒みやくしゃみで、メイクが崩れてしまったりする恐れも。ご自身の体調も考慮しながら日程を選ぶのも大切です。
3月の結婚式におすすめ!元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、3月の結婚式におすすめな特別な演出アイディアをご紹介します!
このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①「桜」を用いたプランニング
結婚式では季節のテーマに合わせて装飾をすると、オリジナル感のあるウエディングに。例えば、夏は「海」、10月なら「ハロウィン」をテーマにするのが人気です。
3月の結婚式にぴったりのテーマは「桜」。
多くの日本人にとって桜は春の訪れを意味し、「はじまり」を感じさせてくれるお花でもあるため、結婚式にピッタリのお花。だからこそ、会場装飾は「桜色」のテーマカラーにしたり、ペーパーアイテムにも桜があしらわれているのも統一感があって素敵です。
出典:呉竹荘×旧青葉邸
ガーデンがある会場であれば、ゲスト全員でピンク色のバルーンを一斉に空に放つバルーンリリースなどもおすすめです。まるで空に桜が満開に咲いているかのような演出になるので盛り上がりますよ。
演出②海外のようなガーデンウエディング
3月上旬はまだ肌寒さを感じる時期ではありますが、だんだんと暖かくなっていくので、冬のシーズンでは叶わなかった屋外でのガーデンウエディングも心地よく楽しめます。
春の訪れを感じる優しい緑の彩を放つガーデンで、海外ウエディングのようなガーデン挙式はおしゃれでワンランク上の花嫁を演出してくれます。
出典:ティアラ ザ クラシック クラブ(Tiara THE CLASSIC CLUB)
フォトジェニックなおしゃれウエディングを叶えたい方にも3月挙式はおすすめです。
演出③SNS映えするカワイイデザートブッフェ
デザートブッフェはどのシーズンでも人気のある演出ですが、特に3月のような春のシーズンのデザートブッフェはSNS映えもするラインナップが豊富なのでおすすめです!
シャンパングラスに注がれた桜色をしたロゼシャンパンは、置いてあるだけでも可愛く「春」を感じるデコレーションに。ほかにも桜の花びらをかたどったデザートやケーキなどもアイコニックで女性ゲストの注目の的。
出典:アンフェリシオン
ついつい写真を撮りたくなってしまうようなデザートブッフェが楽しめる3月は、写真映えも大事にしたい方にはピッタリのシーズンです。
まとめ|結婚式を挙げるなら、3月ウエディングがおすすめ!
ここまで3月の結婚式におけるメリット&デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ほかのシーズンでは叶えることのできないロケーションや、幅広い選択肢の中から結婚式を作っていけるのは3月挙式だからこそ。
この時期にしかできない特別な装飾や演出もたくさんあるので、これから結婚式の日程を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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