ゲストからご祝儀をいただく代わりに一定の会費を支払ってもらう「会費制ウエディング」は、ゲストの負担を減らして、誰もが参加しやすい結婚式にしたいとお考えの新郎新婦に今人気のウエディングスタイルです。
この会費制ウエディングの場合、ゲストに支払ってもらう“会費”の金額は新郎新婦が決めることになります。しかし、まだまだ会費制ウエディングを選択されるカップルは少数派。これまで会費制の結婚式に参加したことがないふたりの場合、「会費っていくらに設定したらいいのかな?」と悩んでしまいますよね。
そこで今回は、会費別の結婚式の特徴について元プランナーが解説いたします!
また、会費制の結婚式に参加したことがない方も安心の「そもそも会費制ウエディングってどんな結婚式なの?」という部分からしっかりとご説明いたしますので、まずは会費制ウエディングについて知りたいというふたりは、ぜひチェックしてみてくださいね◎
(文:MIKI NONAKA)
目次
1.会費制ウエディングってどんな結婚式?
出典:ザキンタンウエディング(THE KINTAN WEDDING)
「会費制ウエディング」とは、ご祝儀制の結婚式とは異なり、ゲストがあらかじめ決められた会費を支払うスタイルの結婚式のことを言います。
近年では「自分たちらしい自由な結婚式にしたい」とお考えの新郎新婦が、会費制ウエディングを選択されることが多くなってきています。
“会費制”と聞くと、2次会や海外ウエディングの帰国後パーティのようなカジュアルなイメージがありますが、ホテルや専門式場で行うフォーマルな結婚式から、レストランなどを貸し切って行う1.5次会に近い雰囲気の結婚式までそのスタイルはさまざま。
新郎新婦の希望に合わせてどんなウエディングスタイルも可能なところが、会費制結婚式の大きなメリットです◎
出典:サンス・エ・サヴール
そのほかにも、ゲストの金銭的負担が少ないことや、やりくり次第で新郎新婦の自己負担額がおさえられるところも、会費制結婚式が多くのカップルに人気の理由。
さらに、引き出物の準備が不要だったり、立食パーティを選択すれば席次表や席札を作成する手間を省くことができるなど、結婚式の準備にかかる時間や労力を軽減できるところも、会費制ウエディングの特徴のひとつです。
このように会費制ウエディングにはたくさんのメリットがありますが、一般的な結婚式とは少し異なるため、デメリットも理解したうえで検討するのがおすすめ◎
両親や親族、上司などの目上のゲストの中には、会費制ウエディングに馴染みがなく、難色を示す方がいる可能性もあります。
そのような場合には、会費制の結婚式はご祝儀制の結婚式と比較しても、格式が低くなるものではないということをお伝えし、そのうえで「自分たちらしいスタイルの結婚式を実現したい」という気持ちを理解してもらえるよう、アプローチをしてみるとよいでしょう。
出典:エルダンジュナゴヤ
また、新郎新婦の自己負担額が高くなる可能性があることも会費制ウエディングのデメリットのひとつです。
一般的な会費制結婚式の場合、ゲストに支払ってもらう会費でゲスト自身の飲食代、ギフト代を賄い、そのほかの会場費や衣装代、ヘアメイク代、会場装飾代、演出代、写真・ムービー代などの費用は新郎新婦が負担するケースが多く、結婚式をどこまでこだわるかによって自己負担額が変わってきます。
新郎新婦の自己負担額をおさえるために、会費を少し高めに設定するという方法もありますが、ゲストの負担が増えるためあまりおすすめはできません。
おふたりがどんな結婚式にしたいのか、そしてどのようにゲストをおもてなししたいのかを考えて、結婚式の内容と会費のバランスをうまくとることが大切です。
2.会費別に結婚式の特徴をご紹介!
会費制ウエディングのメリット・デメリットをしっかりおさえたうえで、続いて会費別の結婚式の特徴について見ていきましょう!
「会費制ウエディング」と一括りに言っても、会費の金額によってウエディングスタイルは異なるもの。
会費によってどんな結婚式になるのか、どんなカップルにおすすめかを知ったうえで、自分たちにはどのスタイルが合うのかを検討してみてくださいね◎
2-1.会費が1万円未満の結婚式の特徴
会費が1万円未満の会費制ウエディングの場合は、お料理がビュッフェスタイルの結婚式になることが多いでしょう。
一般的にビュッフェスタイルは、コーススタイルと比べて料金を低めに設定する会場が多いのが主な理由。そのため、費用を抑えたいとお考えのふたりにはもちろん、カジュアルな雰囲気のパーティにしたい新郎新婦にも、おすすめのウエディングスタイルです。
ビュッフェスタイルの結婚式は、ゲストが自由に動き回れる立食形式と、座る席は決まっていてお料理だけゲストが自分で取りに行く着席形式があります。
立食形式は、新郎新婦とゲストとの距離が近いだけでなく、ゲスト同士も交流しやすい雰囲気のため、全体的にアットホームでリラックスしたウエディングパーティが叶います。
一方、お料理はビュッフェスタイルですが一人一人決まった席についてお料理を楽しめる着席形式ならば、ラフすぎずフォーマルすぎない雰囲気の結婚式となり、親族や職場の上司などの目上のゲストにも落ち着いて楽しんでもらうことができますよ◎
2-2.会費が1万~1.5万円の結婚式の特徴
会費が1万〜1万5000円の会費制ウエディングの場合、お料理は着席形式でフルコースでのおもてなしが可能になります。
また、こちらの会費でビュッフェスタイルを選択すれば、質の高いお料理をゲストに提供することができるでしょう。
結婚式の会場は、レストランやゲストハウス、ホテル、専門式場など、親族にも友人にも喜んでもらえる場所を選びましょう。
披露宴では、ケーキ入刀やお色直しなど、ふたりが実現したい結婚式の演出を取り入れてもよいですね◎
会費1万〜1万5000円の結婚式は、費用を抑えつつフォーマルさを重視したウエディングパーティを実現したいふたりにおすすめです。
2-3.会費が1.5万~2万円の結婚式の特徴
会費が1万5000〜2万円の会費制ウエディングの場合は、ホテルや専門式場、高級レストランなどの会場が一般的で、いわゆる会費制結婚式のイメージよりは、ご祝儀制の結婚式に近い雰囲気になることが多いです。
お料理は着席スタイルのフルコースで、メニューにふたりのこだわりをプラスしたりドリンクでおもてなしを手厚くすることも可能になります。
会場内の装飾やパーティの演出に、ふたりらしいアイデアを取り入れてみてもよいでしょう◎
「親族や友人をはじめ、仕事関係のゲストにも気軽に参加してほしいから、あえて会費制にする」というふたりの結婚式には、このスタイルの会費制ウエディングがおすすめです。
3.まとめ| 会費別の特徴を知ってふたりの理想の結婚式を叶えよう!
今回は、会費別の結婚式の特徴についてご説明いたしました。
会費制ウエディングと一括りに言っても、会費の金額によってお料理のスタイルやウエディングパーティの雰囲気は異なります。
ゲストをどのようにおもてなししたいか、そしてふたりがどんな結婚式の演出を取り入れたいかなどをふまえたうえで、適切な会費を設定して、ゲストもふたりも大満足の会費制ウエディングを実現してくださいね◎
また、会費制にするかご祝儀制にするか、結婚式のスタイルに悩んでしまった場合には、結婚式場を決める前にプロに相談するのがおすすめ。
希望する自己負担額で、ゲストに満足してもらえる結婚式を叶えたいとお考えの方は、予算も含めて元プランナーにしっかり相談ができるトキハナをぜひご利用ください!
出典:メディー(MEDI)
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