10月は結婚式に人気のシーズン。ですが、「なんとなく人気なのもわかるけど、実際にはどんな結婚式の魅力があるのかよく知らない」というも多いのではないでしょうか。
この記事では、10月のウエディングのメリット＆デメリットをご紹介！元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
（文：aiiro_aiko）
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10月の結婚式のメリット6つ
結婚式のベストシーズンである10月ウエディング。多くのカップルが「結婚式を挙げるなら10月！」というほど、高い人気を誇るシーズンです。
まずは、「10月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①とても過ごしやすい気候
10月ウエディングの大きなメリットとしては、残暑が過ぎ去り涼しく過ごしやすい季節になるということ。時には半袖で過ごせるほど暖かい日はありますが、汗をかくほど暑い！ということはなく、心地よく過ごせる、ゲストにとっても参列しやすいシーズンになります。
出典:イワイ オモテサンドウ（IWAI OMOTESANDO）
結婚式では屋外での演出があったり、ゲストも着飾って参列されるため、暑すぎたり寒すぎるといった気候は服装選びも大変です。その点、安定した気候が期待できる10月ウエディングは、結婚式のプランニングや衣装選びにおいても人気の高い時期になります。
メリット②屋外での演出が叶う
暑さ厳しい季節の屋外での演出は避けた方が良いとされていますが、10月ウエディングの場合は、気候も落ち着き、ガーデンやテラスなど屋外での演出も楽しめるように。
海外ウエディングのようなオシャレなガーデン挙式や、屋外での開放的なアフターセレモニー、デザートブッフェなどを叶えたい方にぴったりです。
出典:セントラルテラス東京（Central Terrace TOKYO）
青い空や緑に囲まれた中でのウエディングはとてもフォトジェニックになるので、写真のバリエーションにこだわりたい方にもおすすめです。
メリット③季節の演出やテーマが豊富
秋は、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋というように、さまざまなテーマに応じて結婚式をプランニングすることができます。
例えば、会場装飾のメインカラーをオレンジにして、ポイントでブラックを使用するだけで「ハロウィン」感を演出できたり、披露宴の演出として「プチ体力測定！」などの面白い演出を織り交ぜるのもゲストへのサプライズになり喜ばれます。
出典:ホテル・ロッジ舞洲
季節に合わせてオリジナルの演出を行うことで、ゲストにとっても思い出深く印象に残るウエディングになるので、ずっと語り継がれる温かな記憶になりますよ。
メリット④衣装も選びやすい
10月は、新郎新婦衣装のバリエーションも豊富になります。
ウエディングドレスはもちろんのこと、カラードレスもどんな色味にも合うシーズンに。秋は暖色系などが合うイメージですが、パステル系のドレスが着たい場合でも、会場装飾に暖色系や秋のお花を入れておけば、ドレスが引き立ち映えるのでおすすめです。
出典:鮒鶴京都鴨川リゾート（FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT）
さらに、「和装」も似合うシーズンに。夏は着こなすことが難しい和装も、10月であれば白無垢や色打掛など和装もぴったり。和婚をされる方も多くなります。
ゲストにおいても、華やかなドレスアップをする方や、着物をお召しになる方などさまざまな装いを楽しむことができる時期。普段からオシャレ感度の高い新郎新婦さんにとっても、10月挙式はバリエーション豊富な着こなしが楽しめるのでおすすめですよ。
出典:ホテル雅叙園東京
メリット⑤フォトバリエーションが豊富
秋は、フォトバリエーションが豊富になることが大きなメリットに。会場内の撮影シーンはもちろんですが、気候的にガーデンやテラスでの撮影も叶います。
出典:高台寺 十牛庵
ガーデンや庭園などに木々や花々があると、グリーンの写真だけでなく紅葉がかった秋の艶やかな写真も残せるので、フォトアルバムのバリエーションがとても豊かになります。屋外での写真が撮影できるのも、気候のいい10月だからこそ。
写真にこだわりたいと考えているカップルには、10月はとてもぴったりのシーズンです。
メリット⑥遠方ゲストも嬉しい旅費が安いシーズン
大型連休などがない10月は、旅行や観光においてはリーズナブルになるシーズン。
そのため、遠方ゲストにとってはホテル代や、フライト代などを比較的安く抑えることができるので喜ばれます。「予約が取れない！」ということも少ないので安心です。
出典:サザンチャペル キラナリゾート沖縄（SOUTHERN CHAPEL KIRANAH RESORT OKINAWA）
さらに、結婚式の後ハネムーンに行きたいという新郎新婦さんにとっても嬉しいシーズン。海外旅行もハイシーズンに比べるとお安くハネムーンに行くことができるのでおすすめです。
10月の結婚式のデメリット3つ
続いては、10月の結婚式におけるデメリット３つを解説していきましょう。結婚式の日程を選ぶ上でもとても大切なポイントになるので、しっかりとチェックしておいてくださいね。
デメリット①希望の日程を押さえにくい
秋は気候もよく、春のような年度始まりの慌ただしさも少ないため、結婚式においてとても人気のシーズンとなります。特に10月は暑くも寒くもない快適なシーズンのため、この時期に式を挙げたいという人が多いです。
また、結婚式は週末に行うことが多く、その中でも「土曜日の午後」は一番人気。次の日がお休みで、かつ朝もゆっくり準備ができることから、ゲストにとっても嬉しい日程です。多くの式場ではこの「土曜日の午後」の枠から予約が埋まっていくことがほとんど。
さらに、大安や友引などの「お日柄」がいい日程はすぐ予約が埋まってしまうので、「10月のお日柄がいい土曜日の午後」はなかなか抑えることが困難です。
10月に結婚式を検討の方は、１年もしくは１年半以上前から会場選びをスタートするのがおすすめです。
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デメリット②結婚式のダブルブッキングには気をつけて
ゲストにとっても、10月は結婚式に招待されることが多くなる月です。
友人や会社関係、親族など、ご自身のコミュニティに結婚式を挙げる方がいる場合は、特に早めに日程を決めることを心がけたり、ほかの結婚式の日程も確認しておくと良いでしょう。
万が一結婚式の日程が被ってしまうと、参列してもらいたいゲストが出席できなかったり、ゲストを困らせてしまう可能性もあります。
10月挙式は人気のシーズンだからこそ、ゲストへの配慮も忘れずに結婚式準備を進めましょう。
デメリット③ディスカウントはあまり期待できない
3つ目のデメリットは、10月挙式は割引やキャンペーンなどがあまり期待ができないこと。費用面は結婚式をする上で、誰もが気になるところですよね。
極力費用を抑えて結婚式を挙げたいと思う方が多いですが、人気のシーズンは１年や１年半前から日程の予約が埋まることから、結婚式場も「ディスカウントをしなくても予約が入る」と認識しています。そのため「定価」で案内することがほとんど。
あまり値引きが期待できないからこそ、１年以上前から日程を予約し、貯金など計画的な資金調達をしておくことがおすすめです。
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10月の結婚式におすすめ！元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、10月の結婚式におすすめの演出アイデアをご紹介します！10月だからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①季節のテーマを用いたプランニング
結婚式は、季節ならではの演出や装飾を取り入れると特別感が増すのでおすすめです。
10月は「ハロウィン」をテーマに、ドレスコードにちょっとした「仮装」を取り入れてみたり、会場装飾をハロウィン仕様にするのも統一感があって素敵です。
出典:ホテル・ロッジ舞洲
ほかにも、紅葉をイメージさせるような茜色をテーマカラーなどにしてデコレーションしたり、デザートブッフェでは秋の味覚のスイーツを並べるなどして、映える要素を演出することも可能です。
出典:高台寺 十牛庵
ゲストにとっても非日常の空間で秋らしさを感じることができるので、思い出深い結婚式になりますよ。
演出②海外のようなガーデンウエディング
10月は屋外でも過ごしやすいので、ガーデンウエディングがおすすめ。心地よい風と柔らかな陽光に包まれる、海外映画のワンシーンのようなウエディングが叶います。
出典:ジェームス邸
挙式以外にも、チャペル挙式と披露宴の間にガーデンでウエルカムパーティーを開いたり、ガーデンでデザートビュッフェを楽しんだりと、屋外のガーデンやテラスを使用するのも開放感があっておすすめです。
出典:メゾン・ド・フォレスト（Maison de Forest）
爽やかな気候の10月だからこそ叶う演出を、ゲストと一緒に存分に楽めますよ。
演出③秋の食材を使用したおもてなし
「食欲の秋」と言われるほど、美味しい食材が豊富に収穫される時期です。
例えば海の幸であれば秋刀魚、山の幸であればきのこ類、さらにリンゴなどのフルーツも旬を迎えます。こうした旬の食材が豊な10月だからこそ、結婚式の料理も華やかで彩り豊かなものに。
どの結婚式場も秋の味覚をふんだんに使った魅力的なラインナップがコースに含まれているので、おもてなしを重視したいカップルにも秋はおすすめのシーズンです。
出典:サンス・エ・サヴール
ブライダルフェアなどで試食会も開催されているので、実際の料理をゲスト目線で堪能するのも良いでしょう。
まとめ｜ベストシーズンで結婚式を挙げるなら、10月ウエディングがおすすめ！
ここまで10月の結婚式におけるメリット＆デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか？
過ごしやすく心地よい気候の10月。挙式スタイルやコーディネートだけでなく、秋の味覚も楽しめるため、結婚式においては多くのことを「こだわれる」シーズンです。
プロ目線で言ってもやはり10月は結婚式においてパーフェクトなシーズンになるので、トップシーズンで挙式を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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